［基本］OK.　［戦闘］OK.　［スキル］OK.　

双路姫子は迷っている。

いきなりわけのわからないどろどろとした生物と戦わされている。
異能の使い勝手も知っているものと違う。

―――変なところがいっぱいあるけど、前にもこんなことがあった気がする。デジャブ？

この赤黒いナレハテと戦うのはやはり二度目のような。
シロナミと名乗った男との会話は記憶があいまいだったが、ナレハテとの戦いは頭が二度目だと告げてくる。

何が起きているのか、自分の記憶が正しいのか、何もわからないままに戦闘を終えた。
その体は自分の思ったとおりに動き、まるでヒーローのように立ち回り、そしてナレハテをいともたやすく粉砕した。

―――やっぱり夢かもしれない。

自分の異能を完全にコントロールし、思ったとおりの動きをする。
テレビや物語や、直接は見ていない、バイト先のヒーローのようにかっこよく。
異能を使うことにも何故か不安感はなく、ただ記憶の混乱と奇妙なデジャブへの居心地の悪さ。

―――夢だったら、もっと、もっとなんだろう……？
　　　　 でもヒーローになるって、いいことかも知れない。

タクシーの運転手を待たせては悪いと、何も疑わず乗り込む。

「人のたくさんいるところまで連れて行ってください」
「もちろんさぁ。たくさん居るチェックポイントまで連れて行くのが『次元タクシー』の役目でさぁな」

ドアが閉まる。動き出す。
どこか引き返せないところへと進んでいくタクシーを、しかし姫子は疑わない。

「必要な時になったら呼びな。チェックポイントまではこんでやるさ」

運転手はそういうが、姫子にはいまいちなんのことかわからなかった。


……………。
………。
…。


チェックポイントは人であふれかえっていた。
見たこともない格好、外見、服装。
知った顔が一瞬見えてもすぐに人にまぎれてしまう。

「……どうしよう」

知り合いを見つけたくて方々歩き回ったものの、見つけられない。

「こがもちゃん、どこかな……」

心細さから一番の友達を探すが、見当たらないということを繰り返していた。
そもそもあの小さな友人を、この人ごみの中で見つけられるわけがないのだった。

さらにさがしつづけ、疲れて顔を上げる。

すると遠くに見える、見覚えのあるリボン。
ちらりとみえる横顔は、大切な友達である大路こがもだった。

―――ほんとに？なんで？

ENo.1 ギンカ とのやりとり


ENo.494 リリィ とのやりとり


ENo.931 迦楼羅 とのやりとり

ItemNo.6 手作り日の丸弁当 を美味しくいただきました！
　体調が 1 回復！（25⇒26）
　今回の全戦闘において 器用10 敏捷10 耐疫10 が発揮されます。
　今回の結果でのスキル熟練度が伸びやすくなった！

変化LV を 5 DOWN。（LV20⇒15、+5CP、-5FP）

幻術LV を 10 UP！（LV0⇒10、-10CP）
装飾LV を 5 UP！（LV20⇒25、-5CP）

フェル(1247) とカードを交換しました！

爆轟 （ファイアボルト）


ヒールポーション を研究しました！（深度0⇒1）
ヒールポーション を研究しました！（深度1⇒2）
ヒールポーション を研究しました！（深度2⇒3）

ライトニング を習得！
ビューティーフォーム を習得！
ディム を習得！
サンダーフォーム を習得！

◇通常獲得：各CP･FPが5増加した！

仙斗(123) は 白樺 を入手！
水野 杏梨(189) は 松 を入手！
姫子(618) は 白樺 を入手！
こがも(619) は 白樺 を入手！
水野 杏梨(189) は 羽 を入手！
仙斗(123) は 駄木 を入手！
仙斗(123) は 美味しい草 を入手！
こがも(619) は 美味しい果実 を入手！

チナミ区 D-10（道路）に移動！（体調26⇒25）
チナミ区 D-11（草原）に移動！（体調25⇒24）
チナミ区 D-12（草原）に移動！（体調24⇒23）
チナミ区 D-13（草原）に移動！（体調23⇒22）
チナミ区 E-13（草原）に移動！（体調22⇒21）

採集はできませんでした。
　　 - 水野 杏梨(189) の選択は チナミ区 E-5：チェックポイント《出発地》（ベースキャンプ外のため無効）
　　 - こがも(619) の選択は チナミ区 E-5：チェックポイント《出発地》（ベースキャンプ外のため無効）

―― ハザマ時間が紡がれる。

　





　




チャット空間に突如として現れたカンガルー姿の少女。

　










元気よく両手両足を伸ばし空間を飛びまわる！

　




　





　

　

･･･姿を現すことなく、女性のような声が伝わる。





　





　






　




ため息のような音が漏れる。

　





　




　

　

声はそこで終わる。

　





　





　

チャットが閉じられる――