［基本］OK.　［戦闘］OK.　［取引］OK.　［スキル］OK.　

　なんとかなるだろう。
　‥という思考がばっちり感染っていたなあと思う。

　はあ、と息を吐く。

　問題はその感染り元が見当たらないということなんだが。
　『前回』と同じようなものかと楽観視していたのだが、思っていたよりもずっと状況が違う。
　前は、まるで予め用意されていたかのように、ひとつ処に幾人もが集まっていた。

　そう、『イバラ』でも。
　『ハザマ』でもだ。

　労せず集まることができたといってもいいくらいだ。
　‥それこそあの『ナレハテ』というらしいモノを相手にした記憶はある。
　ただ、そこから。
　こうやって翼を駆っても手近なところに知己は見当たらない。
　アンジニティで一緒に行動していたはずの、楽観視の感染源。
　カガチですらまったく見当らないのだ。
　流石にちょっと気が急いて来る。

　アンジニティの全ての者がこの争いに放られる訳ではないんだろうか。
　作為的か、無作為かも全くわからないが、それであれば『見当らない』の説明はつく。
　――それはそれで、『前回』のように。
　まるで、こいつらと組め、と言わんばかりに、顔を突き合わせることになる連中との縁はあってよさそうな気はするんだが。
　‥‥。

　しかし、それはそれで。
　アイツはどうしているんだろうか。
　ヒトでないものに囲まれながら、まったく物怖じもしないどころか、住むべき街よりも、ヒトにあらざる側に着くことを選んだあの少年は、どうしているだろうか。

　ほかのヤツは正直逸れてもどうにでもなるだろう。
　どちらかといえば殺しても死なないようなヤツばかりだ。

　しかし、アイツは？
　ケイは？
　――揺るがないような芯をしているとは思う。
　余程の事がない限りは恐慌状態に落ちたりもしないだろう。
　ただ、それは独り身で苦境を撥ねる強さとはまた少しちがう。

「‥‥人好しも感染ったかな。それとも、『名前』のせいかね‥」

　まだまだ飛べる。
　見つからない、と結論を出すのはもう少し後送りにしていいだろう。



　――まあ、結果から云えば。
　それからそう捜すまでもなく、縁はやっぱり身近に転がされていたわけだが。

ENo.184 グラウティア とのやりとり


ENo.415 【匿名】 とのやりとり

ItemNo.6 手製葉巻き を美味しくいただきました！
　体調が 1 回復！（25⇒26）
　今回の全戦闘において 器用10 敏捷10 耐疫10 が発揮されます。
　今回の結果でのスキル熟練度が伸びやすくなった！

百薬LV を 5 UP！（LV10⇒15、-5CP）
料理LV を 5 UP！（LV20⇒25、-5CP）

ケイ(157) の持つ ItemNo.3 不思議な食材 から料理『手製乾果』をつくりました！
グラウティア(184) の持つ ItemNo.6 不思議な食材 から料理『したたるなまにく』をつくりました！
ItemNo.1 不思議な食材 から料理『手製葉巻き』をつくりました！
　⇒ 手製葉巻き／料理：強さ35／［効果1］器用10 ［効果2］敏捷10 ［効果3］耐疫10


ナトゥーラ(1314) とカードを交換しました！

蜜血 （ポイズン）


ディベスト を研究しました！（深度0⇒1）
ディベスト を研究しました！（深度1⇒2）
ディベスト を研究しました！（深度2⇒3）

薬師 を習得！

◇通常獲得：各CP･FPが5増加した！

ケイ(157) は 白樺 を入手！
グラウティア(184) は 白樺 を入手！
しらきり(1182) は 白樺 を入手！
いぬ(1197) は 美味しい果実 を入手！
いぬ(1197) は 毛 を入手！
いぬ(1197) は 毛 を入手！
いぬ(1197) は 花びら を入手！
ケイ(157) は ねばねば を入手！

ケイ(157) に移動を委ねました。

チナミ区 D-10（道路）に移動！（体調26⇒25）
チナミ区 D-11（草原）に移動！（体調25⇒24）
チナミ区 D-12（草原）に移動！（体調24⇒23）
チナミ区 D-13（草原）に移動！（体調23⇒22）
チナミ区 E-13（草原）に移動！（体調22⇒21）

採集はできませんでした。
　　 - グラウティア(184) の選択は チナミ区 E-5：チェックポイント《出発地》（ベースキャンプ外のため無効）
　　 - いぬ(1197) の選択は チナミ区 E-5：チェックポイント《出発地》（ベースキャンプ外のため無効）

―― ハザマ時間が紡がれる。

　





　




チャット空間に突如として現れたカンガルー姿の少女。

　










そう言ってフロントダブルバイセップス。

　




　





　

　

･･･姿を現すことなく、女性のような声が伝わる。





　





　






　




ため息のような音が漏れる。

　





　




　

　

声はそこで終わる。

　





　





　

チャットが閉じられる――