［基本］OK.　［戦闘］OK.　［取引］OK.　［スキル］OK.　

- ？？？ -

むかしむかし、あるところに
孤独な男がおりました。

男は科学者であり、
研究者であり、
陰陽師であり、
魔術師であり、
不死であり、
魔人でありました。

男は毎日毎日研究に明け暮れ、
充実した生活を送っておりましたが、
あるときふと、気がついてしまいました。

不死になるための研究も、
師に押し付けられた占星術も、
なりそこないの神も、
万能である魔術でさえ、
不死の魔人となった自分には既に必要ないものなのだと。

ふむ、と困った男。

3日3晩、3月、3年。

悩んだ男はひとつの答えを導き出しました。



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- JOKER -

話はぐぐっと遡る。
イバラシティとアンジニティの戦争が開始されるとき。
僕らがここにやってきた時。

――

ハザマ世界。
ここが、ハザマ世界。
なんということはない、空間である。
ここは空間だ。
空間に人間とそうでないものが押し込められて蠢いている。
しかも、目的は2陣営に分かれての総力戦だという。

いっつ　べりーべりーしんぷる。


ぐるうり、と見渡せばどうやら此処はチナミによく似ている。
チナミは僕らのホームタウン。
ちょっと地形がおかしいけれど、ある程度の地理がわかるのはとっても助かる。


聞き覚えのある声。
走り寄ってくる大きな獣は、句呂城 乙歌……探し人のひとりだった。












































どうして。

どうして。

なんて愚かなんだろう。

愚かで、騙されやすくて、お人好しで。

ああ、そうじゃないよね。

君は優しいんだ。

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- JACK -

深く深く深く、忘れられない記憶がある。

幼稚園に通っていた頃、教室に雀が飛び込んできたことがある。
パニックに陥った小さな命は、人間から逃げようとして何度も何度も窓ガラスに衝突し、窓際にあった私の机の上に落ちてきた。
掬い上げるとまだ暖かかったが、羽も足もピクリとも動かなくなっていた。
死んでしまったのだろうと思った。

幼稚園児にとって、死とは身近なものではない。
正確には常に関わっているものではあるのだが、死を死であると認識する機会が限られているのだ。
死を、穢れを遠ざけようとする者。
興味をもち近付いてくる者。
指先でつついてはすぐに手を洗いにいったり、
私を信じられないという目でみる者もいた。

「ことりさん、しんじゃったの……？」

前の席に座っていたヨウが、立ち上がってこちらを見ていた。

「おそらくは、そうでしょう。」

「じゃあ、はやくびょういんにいこう！」

「しかし……」

「おそらくって、まだわからないってことでしょ？」

彼は既に異能を使いこなしていた。
すぐに私と雀を職員室に連れていくと、地図を見て、定規で距離を測って、方向を確認して。
離れた場所にある動物病院に辿り着くまで、誰も彼を止めることはできなかった。

――

だから……予測はしていた。

身体は丈夫であると驕りがあったことは否めない。
無傷で済むとは思っていなかったし、最悪死ぬだろうこともわかっていた。
ライトノベルの主人公になりたかった訳ではないが、ヒーローには少し憧れていた。
理由はなかった。

ただ、勝手に身体が動いてしまったんだ。

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- KING -

鞄を抱えた男が走っていくのが見えた。
どこかそわそわとした様子だったし、何か後ろめたいことがあったのかもしれない。
なんとなく、4人でぼんやりと見ていただけだった。
そのはずだったんだ。
かっちゃんが飛び出したりしなければ、男が一人死ぬだけで済んだ筈だった。

――






ずっと怖くて聞けなかったことだった。
でも、だって、こんな変な場所じゃいつ死ぬかわかんないし。
ふたりともいないし。
聞くなら今かなって思ったから。


――

きょろきょろと周囲を見渡してから、男は道路を渡ろうとした。
でも、速足で道路の真ん中くらいまで来た瞬間、すぐ近くにトラックが『出現』した。
咄嗟の事だったけど……俺はできたんだ。
俺には……俺には、あの男を救うことができた。
あの時、すぐに異能を使っていれば……

『そういえば、人間が死ぬところって見たことないな……。』

すぐに助けていれば。

『車にはねられた時って血は出るのかな。』

飛び出していったかっちゃんごと、無傷で助けられたなんて。

――

言えるわけ……ないでしょ。


でもさ……かっちゃんが、わからないわけないでしょ。
俺があの場で異能を使えなかったはずないって、わかってたんでしょ。


あの時、でも、俺に『異能を』って言わなかったのはなんでなの。


ああ、またやっちゃった。
外と中がぐちゃぐちゃだ。



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- ACE -



上を向くと、秤音は俺の首周りを探って……『傷』をみつけたんだ。
言われるまま、イバラシティと同じように試してみると人間の姿になることができた。
ただ、それは俺本来の姿ではなく『句呂城 乙歌』がXYZでもらった体だった。


俺が問いかけると、秤音はふふんと得意げに笑う。







相変わらず、何考えてるかわかんないし。
何も教えてくれないけど。
まあ、結局なんか、道化戯の話は何とかなるんだよな。
まだ時間はあるし、俺は俺のできる精一杯をしよう。
たとえ離れ離れになるとしても、こいつらをあんな場所にはいかせないさ。

ENo.16 狐嵐華丸 とのやりとり


ENo.295 叶 とのやりとり


ENo.426 アストロイェライ とのやりとり


ENo.719 ケムルス とのやりとり

領域LV を 10 DOWN。（LV20⇒10、+10CP、-10FP）

響鳴LV を 10 UP！（LV0⇒10、-10CP）
解析LV を 5 UP！（LV0⇒5、-5CP）
武器LV を 5 UP！（LV20⇒25、-5CP）

ItemNo.1 不思議な武器 から射程4の大砲『コンアニマ：アロー』を作製―― できるかーい！素材じゃないゾ☆

アストロイェライ(426) により ItemNo.5 不思議な石 から法衣『星乙女のケープ』を作製してもらいました！
　⇒ 星乙女のケープ／法衣：強さ17／［効果1］防御10 ［効果2］－ ［効果3］幸運5／特殊アイテム

叶(295) により ItemNo.7 不思議な食材 から料理『サンドイッチ（ツナ）』をつくってもらいました！
　⇒ お母さんの知恵！！［ 4 1 1 = 6 ］成功！料理の付加効果のLVが増加！
　⇒ サンドイッチ（ツナ）／料理：強さ35／［効果1］器用12 ［効果2］敏捷12 ［効果3］耐疫12

クリス(169) とカードを交換しました！

フォックスコーヒー （アゲンスト）


ブレイドフォーム を研究しました！（深度0⇒1）
ブレイドフォーム を研究しました！（深度1⇒2）
ブレイドフォーム を研究しました！（深度2⇒3）

エチュード を習得！
プリディクション を習得！
ミラー＆ミラー を習得！
精神変調耐性 を習得！
瑞星 を習得！
ビブラート を習得！
エレジー を習得！

◇通常獲得：各CP･FPが5増加した！

BCカルテット(115) は 何かの殻 を入手！
ヨキ(186) は ぬめぬめ を入手！
叶(295) は ボロ布 を入手！
アストロイェライ(426) は 何かの殻 を入手！
ヨキ(186) は 甲殻 を入手！
叶(295) は ボロ布 を入手！
BCカルテット(115) は 美味しい草 を入手！
ヨキ(186) は 美味しい果実 を入手！

チナミ区 G-9（沼地）に移動！（体調25⇒24）
チナミ区 H-9（沼地）に移動！（体調24⇒23）
チナミ区 I-9（沼地）に移動！（体調23⇒22）
チナミ区 I-10（森林）に移動！（体調22⇒21）
チナミ区 J-10（森林）に移動！（体調21⇒20）

採集はできませんでした。
　　 - ヨキ(186) の選択は チナミ区 E-5：チェックポイント《出発地》（ベースキャンプ外のため無効）
　　 - 叶(295) の選択は チナミ区 E-5：チェックポイント《出発地》（ベースキャンプ外のため無効）

―― ハザマ時間が紡がれる。

　





　




チャット空間に突如として現れたカンガルー姿の少女。

　










元気よく両手両足を伸ばし空間を飛びまわる！

　




　





　

　

･･･姿を現すことなく、女性のような声が伝わる。





　





　






　




ため息のような音が漏れる。

　





　




　

　

声はそこで終わる。

　





　





　

チャットが閉じられる――