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[基本]OK. [戦闘]OK. 




■ラジオノイズ。



『【──葛乃葉。】』



恋しくば尋ね来て見よ和泉なる
信太の森のうらみ葛の葉








 走った。
 瓦礫の途を越え、ナレハテ達をすり抜け、ただ一心に走った。
 薄暗く、赤黒い空。のっぺりと照らされるコンクリート。擦り切れた道路標識。
 彼が何処にいるのかも分からないままに。けれど、分かる。
 身体を変化させ、一頭の美しい白い狐になり、流星の如く走る。
 逢いに行く。別れを告げるために。

 カスミ区。
 赤い空の光に照らされ、それでも雪と椿は降りやまず。
 椿の小径は、そこに確かにあった。

「保名さま……!」

 荒れ果てた歩道。たたき壊されたベンチ。火の消えたストーブ。
 狩衣姿の男が、椿の花に積もった雪を払い。

「──葛乃葉」

 そう、女の名を呼んだ。

「ああ……葛乃葉。そなたの元気な姿をこの目に見たかったよ」
 精悍な顔。眼光は鋭く、しかし穏やかで。
 鷹のようなお方と呼ばれたその表情は、微笑みに満ちていた。
「保名さま……わしも、あなたに」

 声が詰まる。
「おあい、っしたくて……っ。あやまらねばと……ずっとっ……!」

 滲み、あふれだす。視界をぼやけさせる。
 雪に零れ落ち、わずかに融かす。
 何を謝ったらいいのだろう。自分だけが生き残ってしまったことを? 二人の許へ逝くよりも、未来が欲しくなってしまったことを?
 恋を、してしまったことを?

「泣くな、葛乃葉。
それでよいのだ。そなたはもういい加減、わたしたち亡霊から解き放たれなければならぬ」

 保名の顔には、なお笑顔。
 さく、さく、と足を踏み出す。一歩ずつ、葛乃葉に近づいていく。

「そなたが生きていてくれて、嬉しい。
それがどんな奇跡であったとしても、今ここにいるそなたは、ヒトと共に未来を生きてよいモノだ。
わたしはそれが、かけがえなく嬉しい」

 だから。

「ぁぁ……っ、ぅ、ああっ!!」
 ぽろりぽろりと、止まらず零れる。
 葛乃葉は男の許へ駆け寄り、その胸に飛び込んだ。

「すまぬ……すまぬ、保名さまっ! わしは生きたい! 未来が見たい! あの子らと共に、あのひとと共に……!!」

 ごめんなさいと、ありがとうを繰り返す。
 男は女を抱き留め、ふわりと抱きしめた。ずっと、そうしてきたように。名残惜しむように。

 だから。

「謝るのは私だ、葛乃葉よ。
ヒトの死に囚われたそなたなど……。
あの稲荷神を宿しているのだ。豊穣の神は、命を謳わなければ」
 雪が降り続いている。椿が一首、とさりと落ちて。
 これで、このひと時限りで。
 狐は愛した男に別れを告げ、ようやく明日の光へ向き合う。

 だから。








































 男は葛乃葉の背中に回した手で、葛乃葉の腰に備えられた【信太虚狐】──小太刀の柄に手を伸ばし。



 すらりと引き抜くと、葛乃葉の背中に突き刺した。































「え──。」
「ああ、やっと。それでこそ、やっとだ」
 視界からごっそりと色が抜ける。
 焼けるような痛み。何がなんだか分からず、懐から男の顔を見上げる。
 時が、なにか重たく粘るものにからめとられたかのようで。
 眩しい。暗い。眩しい。保名の表情は、楽し気な、笑顔。


「死にたがりでは意味がない。死に囚われても意味がない。
私が愛した、生に満ち溢れたそなたを。
暖かな未来を、美しい声で謳うそなたをつれて逝かねば、意味がないのだ。」

 ずるり、刀を引き抜く。
 ぽろりぽろりと、止まず零れる、血。
 雪の上に紅いあかい染みを拡げ、枯れない椿を咲かせる。
 身に刺さった刀を抜かれた衝撃で、葛乃葉は雪の上にくずおれた。また一つ、椿の大輪が雪の上に咲く。

「やす……な……さま」

 ぼやける視界。じんと深さを増した寒さが、葛乃葉の唇を震わせる。
「ふふ。何故、とかどうして、とか。相変わらず訊かぬな、そなたは。
狐の情深さも、あまりに拗らせると身を亡ぼすぞ?」
 保名は冗談めかしてそう言い、柔らかな笑みを作った。
 小太刀を振って血を一旦払い、倒れた葛乃葉に近づいていく。
 そのままその身体を跨ぎ、馬乗りになった。くるりと柄を手の中で回し、逆手に持ち替えて。
「ふふ。まだ死ぬなよ?
せっかく、最期の夫婦水入らずなのだ。ゆるゆると愉しもうではないか」

「なぜ……?」

「ああそうさな、それはわたしが狂うたからだ。
汚らわしい妖の伴侶と揶揄され、非人と蔑まれ、戦の中でそなたも晴明も、自らの命も失った。
ふふ……ふふふっ!! それで、なあ」

 笑いを堪えきれず、保名は楽し気に続ける。

「目覚めた先は“あんじにてぃ”とやらだ。死して地獄のような現世から離れ、ようやっと総てが終わると思いきや、総てに否定された世界でまだまだ生きて地獄を味わえと来た!
いやはや、カミも仏もあったものではないわ。最高ではないか!! ふふっふふっふふふ!!」

 けらけらと笑う保名。神経質に震える身体の振動が、葛乃葉の腹に伝わってきて。
 小太刀の刃が、ぴたりと葛乃葉の首に添えられる。保名の顔が、ずいと寄せられた。囁くような声。

「それでなんだ、ワールドスワップ? 侵略せよ? 侵略先にはそなたが生きているだと?」

「ふふ。恨めしいなあ。怨霊とは、修羅とはこのような心持か。
うらめしい。そなたが終わったらあの男だ。それが終わったらあの子供だな。
何をそなただけ幸せになろうとしている? 許さぬ。恨めしい。
そなたを斯様に変えてしまったヒト共、ヒトでないモノ共、総て討ち取ってやろう。
千年だ。千年ごしの戦を終わらせるのだ。

妖は、カミは、居るだけでヒトを不幸にするのだろうが。疾く去ねよ、我が妻よ」





 嗚呼。
 頬をおちる涙の温度。
 背中が熱い。首筋に当たる刃の感触が冷たい。

 何もかもが、夢のようだった。否、心はこれが夢であってほしいと絶叫していた。
 これはなんだ。どうしてこんなことになってしまうのだ。
 追憶は、彼方。夫と仔の笑い声。森に差し込む朝日。

 ぼろぼろと零れ落ちる涙。もうこのまま、この方のうらみに身を任せ、消えてしまいたい。













葛乃葉
「……それでも」













 身を斬る思いで笑顔を作る。言葉に乗せる想いは。
 “護る”と手をとってくれた、恋しいひと。

葛乃葉
「わしはな、保名さま。生きたいよ……約束じゃから」






 瞬間、保名の瞳が瞋恚に歪む。
 掻き斬られようとする咽。
 しかし鈍い音が響き、小太刀は男の手から弾き飛ばされ、何処かへ飛んでいく。
 突如として生成された障壁のようなものに、刃が弾かれたがゆえの出来事であった。

「なっ!?」





「──【おろち】さま。【雪女】さま!」
「承知した」
「かしこまりました」

 ブンッ、と空気を薙ぐ音。巨大な蛇の尾が木の上から振るわれ、したたかに保名を捕える。
 葛乃葉の上に馬乗りになっていた保名は、油断ゆえか受け身を取ることもできずに吹き飛んだ。
 続いて径の雪が舞い上がり、豪風が吹き荒れる。
 ヒトも妖も通さない吹雪の壁が、葛乃葉と保名の間に横たわった。

「くずこさん。しっかり!」
「傷は……大丈夫、間に合うでしょう」

「そなたらは……」
 細く涼やかな声は耳元で。声変わり前の高い声は、背の傷を診ているようで。
 葛乃葉を支える、優し気な顔の少女。すました顔の少年。
 二人とも和装姿で、その身からは妖気を漂わせていた。

「だいじょうぶ。私の“お家”が、くずこさんを護りますから!」
「あなたの声が聞こえました。【さとり】の力が、こう役立つとは。分からないものですね」

 黒い長髪の女性が、冷気を纏わせながら近づいてくる。
 ニッコリと晴れた笑顔で、言った。
「くずこさん、こんにちは。お便りがだめだというので、直接会いに来てしまいました」

「用意は済んだか。奴め、この程度で死ぬはずもなし。疾く逃げるぞ」
「そなた、【おろち】殿……そちらは【雪女】殿か?」
 葛乃葉が問えば、女性は笑顔で頷く。巨大な蛇は不機嫌そうにしゅるると音を鳴らした。
「借りを、返さねばならなかっただけだ」
 保名を残し、妖たちは狐を連れ、赤い空へと飛び去っていく……。






「──ふふ。」
 逃げ去る一行を見、保名は微笑む。語り掛けるように、独り言ちる。
「また会おうな、葛乃葉よ。いずれ機会は巡ってくる。その時には」

「今度こそ、そなたを救おうな。」







 空を泳ぐ【おろち】の背中の上で。葛子はぼんやりと、自らを救った者たちの姿を見回していた。
「皆……」
「狐よ。我等、相も変わらずイバラシティの敵ではあるが──」

 言葉を躊躇うおろちの言葉を、雪女が継いだ。
「──私たちは、くずこさんの味方です。イバラシティであれアンジニティであれ、あなたは消えてはいけないひとだと。私たちはそう思ったから」

 ぶんぶんと頷く、少女、座敷童。
「くずこさんのラジオが、言葉が、わたしたちの救いになったから……!」
「あなたのラジオが、あなたの毅然とした姿勢が、僕に何かを教えてくれたから」
 少年、さとりの透かす瞳は、真っ直ぐに葛子を見つめている。


「生きよ。傲慢に生きよ。我らは、そなたのラジオが聴きたい。」



 涙が流れる。悲しみは寄せて返す波のようで、けれど葛子はそれでも、生きていた。


 強い眠気に襲われ、葛子の瞼が落ちる。
「安心して眠ってくださいね。私の“お家”には、良くないもの一匹たりとも、中に入れませんから!」
「手当を終えたら頃合いを見て、そちらの本拠へあなたを送りましょう。なに、僕の眼があれば何とかなるでしょう」

「ありがとう……ありが……と……」


 ほの暗い狭間の地に、夜明けがやってくる。
 彼女の懐から、赤い、五芒星の描かれた御守りがぽろりと落ち、ハザマのどこかへと消えていった。
 ゆっくりと立ち止まって検める暇さえなく、時間は矢のように過ぎ去っていく。
 身をどろどろに溶かしてしまいそうな悲しみも。悔悟も。
 淀んでしまった、千年の想いも。

 だから今は、一時は意識を手放す。
 次に目覚める時には、全てが変わっているかもしれない。それでも。
 それでも、安倍葛子は生きたいと叫び続ける。




 縁はまだ、つながったばかり。







ENo.273 モモ とのやりとり

モモ
「くずこさん、こんばんは。いつも楽しく放送を聴かせていただいています。
騒動の真っ最中ですが、こんな機会でもなければきっと投稿する事も無いだろうと思い切って筆を取ることにしました。

あれから数時間、貴女と行動を共にしている内に時折、響いてくる音がありました。

街の住人達との、いつもの心安らぐトーク。

『侵略者』らしい誰かとの、聴いているだけでハラハラするようなやり取り。

ヒトではない彼等の、積み重なった憎悪。

ヒトではない貴女の、想像もつかない程の苦悩。


何の話か分からない事も多かったし、貴女が何者なのかも私にはわかりません。
それでも、きっと私達にとって良い存在なのだと信じています。」

「…なんだか何が言いたいのか分からない文章になってしまいましたね。(笑)
もうしばらく、この騒動の間よろしくということでお願いします。


P.S.
ここから皆で抜け出して、また一緒に珈琲でも飲みながらお話しましょうね。
約束ですよ!」


ENo.777 りりぃ とのやりとり

りりぃ
【吠え声を受けて通信が閉じられて暫く。
危険に対応を出来たであろう頃合いに映像通信が入る。】

「葛子さん……さっきは、大丈夫でしたか…?
えと…無事が知りたくて送ってますけれど…返信が難しいのなら、無理にはしないでくださいね…?」

りりぃ
【安否を気遣う言葉から、暫し逡巡する様子。そして決意したように口を開く。】

「それで……えと、さっきの話……です、けれど……。
…心当たりは、あります………。ここに…来てから、知らない…記憶があって…
知らない…歯を…人や、動物の歯を……持ってて……。
だから、葛子さんが何かを見たなら……多分、その人達の…なんだと思い、ます…」

りりぃ
「私……私、変な…知らない、記憶があるから…ここに来て、ずっとおかしくなってる…から、アンジニティなんじゃないかって…そう、思ってたん…です、けど……。
……通信が切れる前……恨みは私じゃなくて、私の内側を向いてるって……言ってましたよね…?
それを聞いて、わからなくなって……私が…もしそうじゃなかったら、どれだけ嬉しいかって、期待…しちゃって……でも、そんなわけがなくて……」

りりぃ
「ごめんなさい………お時間のある時に、また…お話を聞かせて貰えたら、嬉しいです…。
こんな、忙しい時に……ごめんなさい……」

【僅かな希望に縋るような声でそう願うと、通信が閉じられた。】


以下の相手に送信しました

ENo.352
珠沙
ENo.1364
江華
ENo.1495
みつき





モモ
「…ちょっと知り合いの様子を見てくるわね。すぐに戻るから」

ひめしゃら
「開放戦お疲れ様。順調に進めてよかったわ」















TeamNo.244
ENo.244
ツキ大付属二人組
ENo.273
モモ
ENo.351
ひめしゃら
ENo.959
安倍葛子
ハザマに生きるもの
歩行軍手A
歩行軍手B
歩行軍手C
ジャンボゼミ
















餅花冬夏
ENo.26
ポポロ
ENo.81
此乃夏
ENo.157
フユギリ
ENo.445

TeamNo.244
ENo.244
ツキ大付属二人組
ENo.273
モモ
ENo.351
ひめしゃら
ENo.959
安倍葛子
















チナミ区 P-3:瓦礫の山


TeamNo.244
ENo.244
ツキ大付属二人組
ENo.273
モモ
ENo.351
ひめしゃら
ENo.959
安倍葛子
立ちはだかるもの
マイケル
マイケル弐式
マイケル参式







チナミ区 P-3:瓦礫の山



マイケル
「な、なんだとー。ぐわー。」


チェックポイントから天に向け、赤色の光柱が立つ。

次元タクシーで行けるようになったようだ。






安倍葛子(959)ボロ布 を入手!
ひめしゃら(351) を入手!
モモ(273)ボロ布 を入手!
ツキ大付属二人組(244)ボロ布 を入手!
モモ(273)何か柔らかい物体 を入手!
ツキ大付属二人組(244)何か柔らかい物体 を入手!
ひめしゃら(351)何か柔らかい物体 を入手!






特に何もしませんでした。





特に移動せずその場に留まることにしました。
体調が全回復しました!

チナミ区 E-5:出発地』へ採集に向かうことにしました!
   - ひめしゃら(351) の選択は チナミ区 E-5:出発地













―― ハザマ時間が紡がれる。




「……時計台に呼ばれてしまいましたが、はてさて。」
エディアン
「なーんか、嫌な予感がします。」



黒髪に蒼い瞳、黒スーツ。
細く鋭い目で怪しげな笑顔を頻繁に浮かべる。
整ったオールバックだが、中央の前髪がすぐ垂れる。
エディアン
プラチナブロンドヘアに紫の瞳。
緑のタートルネックにジーンズ。眼鏡をかけている。
長い髪は適当なところで雑に結んである。



ふたりが時計台を見上げると、時計の針が反時計回りに動き始める。



エディアン
「ほら……ほらぁ……。」

「どういうことでしょうねぇ。」



針の動きは加速し、0時を指したところで停止する。



時計台から、女性のような声――




「――お疲れ様です御二方。役目を担ってくれて、感謝してます。」



エディアン
「……ワールドスワップの能力者さんですよね。
 機会を与えてくれて、感謝していますよ?」

「お姿は拝めないんですかねぇ。私は興味津々桃色片想いなのですが。」



声は淡々と、話を続ける。




「どうやらこのワールドスワップ、時計の進みが狂っているようです。
 特殊な因子を含めてしまった為と能力が訴えます。その因子が――」

「――榊さん、貴方のようですね。何か、心当たりは?」




「大いにございます!特殊な世界の住人ゆえ、私は今や特異な存在なのでしょう。
 妻に『貴方は変人』とよく言われていましたが、そういうことでしたか!納得ですッ」

「では、役目を果たすのは難しいということでよろしいですか?」




「……………………」




「……? ……どうしました?」




「……仕切り直し、世界線を変更する、と能力が言ってきます。
 貴方が案内役にならない世界線。イバラシティも、アンジニティも、新たなものになる……と。」



エディアン
「……そ、そんなことまでできてしまう能力?
 ワールドスワップという名の範疇を超えてません?」

「世界線を別のものと交換する……と考えるなら、ギリギリ……ですかね。
 というか、スワップから外れた現象は既に起こっていますが。」




「これは能力ではなく、……呪い。呪いという言葉が合う。
 今まで勝手に発動した数度、自分への利はない。制御下にない、把握できない、呪い。」

「……………………」

「ハザマへの次の転送時間に、ハザマに転送される代わりに、世界線が変更される。
 そして、案内役も、転送対象も、変わる。」

「変わるものは、多いだろう。しかし変わらぬものも、あるだろう。」



エディアン
「別の世界線、ですものね。
 ……どうせなら私がアンジニティにいない世界線がいいんですけど。」

「……なるほど、奇妙な枝の正体は世界線操作者でしたかッ!
 少なくとも私が案内役となれない世界線になるのですね、残念です。」




「……………………」

「連絡は終わり。さようなら。」



声はそこで終わる。








「さて…… とても短い間ではありましたが、
 エディアンさん、皆様、お付き合いありがとうございました!」
エディアン
「お別れですか。悪人顔っぽくて敵視しやすい相手だったんですけどねー。」

「こんな素敵な笑顔を悪人顔呼ばわりとは、失礼な娘さんです。
 なるほどアンジニティにいらっしゃるわけですねぇ。」
エディアン
「……うるっさいですね。事情は人それぞれあるんですよ、色々!」









「……それでは、」
エディアン
「……それでは、」




榊がこちらを向き、軽く右手を挙げる。



エディアンもこちらを向き、大きく左手を振る。








「お疲れ様でした。」
エディアン
「お疲れ様でしたー!」








テストプレイはこれにて終了となります。



ご協力ありがとうございました!



本プレイについては Notice を御覧ください。







ENo.959
おきつねっとRadio放送局
こんばんは。こちらは『おきつねっとRadio放送局』、メインスタッフ兼キャストの【安倍葛子】なのじゃ!
この放送局は、『今宵も朝まで寝tonight!』を初めとした人気ラジオ番組を、そこら辺の適当な電波に乗せて皆様にお届けしたりしなかったりするのじゃ!
他世界からの侵略で騒乱著しい昨今、少しでものんびりしたり、夜更かししたい気持ちになって欲しい! ……我らはそんな気持ちで番組をお届けしていくのじゃ。どうかどうか、よろしくお願い致します、なのじゃ!

■放送番組一覧
『今宵も朝まで寝tonight!』
メインパーソナリティ:安倍葛子
概要:リスナーの異能に関するお悩みを、安倍葛子がやんわり適当に、ごく稀に鋭く解決していく。
その他 、ウェザーニュース等。

『おきつねっと異能情報』
メインパーソナリティ:安倍葛子
概要:新出の異能情報を紹介。
------------------------------
■名前:安倍葛子(葛乃葉)
■身長:149cm
■体重:47kg
■能力:宇迦信太へぐい
 ・狐の耳としっぽが生える
 ・口調が古風になる
 ・その他
■既知設定:
【安倍葛子】と【葛乃葉】は同一人物ですが、既知設定に関しては差異があります。ご了承ください。
 ・安倍葛子→可(彼女がMCを務めるラジオをどこかで聴いて、声と名前を知っていることがあるかもしれません。)
 ・葛乃葉→不可
■ロールスタイル:
時間が取れる限りはレスを早めますが、置きレスが多いです。ロールの際はご容赦いただければと思います。


■公共電波やプライベート回線、無線電波、異能が発するテレパシーパルスなど、ありとあらゆる通信回線に向け、無断で『ラジオ』と称する放送を配信している少女。
人前に生身を晒すときはキャスケット帽を被る。これにより、耳と尻尾を隠匿することが可能。帽子を取ると尻尾も可視化する。
リスナーとのやり取りは手紙やハガキ、web投稿で行う。
ウラド区在住。



■ゲリラ的に各地の公式プレイスでラジオ放送しています。(長々とではなく、放送の一部が聴こえてくるような形です)
■本体も地区を問わず行きあたりばったりに徘徊しています。

スポット;コヌマ区N-2
取得物:
・スマートフォン(最新式)
・狐の置物
・『桜の森の満開の下』
・『冥途・旅順入城式』
・『夢十夜』
・一輪挿し
・ハナミズキのコサージュ




































































「健やかであれ」





異能名【宇迦信太へぐい】[うかしのだへぐい]
種別別称:複合型自律異能

効果:
異能開放と同時に、『葛乃葉』を自称する実体に変成する。(開放済)
■異能変成実体『葛乃葉』
神道神話、および関連創作をモチーフにしたと思われる、ヒト型の実体。何かに憑依しているわけではなく、生きた一個の異能。
“葛乃葉”および“神話上の狐”が持つイメージに付随する能力を複数備え、行使することが可能。実行可能な能力は以下の通り。

・微弱なテレパス能力
・高度な幻惑、幻術の行使能力
・個人を対象とした、呪詛付与能力
・個人を対象とした、不確定な運命干渉能力
・念動力
・狐の耳と尻尾(四尾)が生える
・嗅覚・聴覚が発達する
・口調が古臭くなる

■運命干渉能力【三狐陰陽道(みけつおんみょうどう)】
豊穣神とその神使である狐を同一視する民間伝承、また関連創作である神代の陰陽師伝説を取り込んだ、葛乃葉の最大異能。
【神(葛乃葉)に祈る→祈った者に利益をもたらす】というプロセスで、対象の不確定運命を好意的に変転させる。

--------------------------
□RP上に於いて、対象のダイス判定や運を必要とする行動に大幅な補正を加える。(※発生タイミングは任意。他PC様のダイス・RP判定結果を強制するものではありません。使用の際はご注意ください。※)

□“祈られる”というトリガー行為により、ほぼ無条件に発動する。ただし、“祈る”行為者が葛乃葉の正体、また本異能について既知でなければならない。
本異能の有効範囲はイバラシティの中のみ。

□葛乃葉が自身に祈ることで補正をかけることも可能。ただしこの行為によって彼女の自我と異能は段階的に破壊され、最終的には葛乃葉そのものが消滅する。
--------------------------

上記異能が悪用されることを怖れ、葛乃葉は自らの正体を辿られる恐れのある狐の身体部位、また実名を、基本的には隠して行動する。

■信仰
モチーフの特質を色濃く継いだ異能であるため、自らの存続には“信仰”と俗称される、他者からの関心、交流の事実が必要不可欠である。
葛乃葉は自らの名前を『安倍葛子』と偽り、ひっそりと違法ラジオ配信を繰り返すことによって、その視聴者との間に“信仰”を得ている。


未だ神代の霧に輝く陰陽師の母にして、かつて稲荷のカミに仕えた四尾の狐。
……という異能、ひいては型紙に、ヒトの願いを注ぎ込んだ『本物』。
ヒトを愛し、世をヒトに託す。




■いただきもの
ICON20~25蒼さん(ENo.143)より。

ありがとうなのじゃ!
30 / 30
435 PS
チナミ区
D-2
行動順2【疾駆】AG↑
5200
360







Noアイテム名種類強さ効果1効果2効果3(素材・食材・消耗の場合は詳細等)
1どうでもよさげな物体素材10[武器]器用10(LV2)[防具]治癒10(LV2)[装飾]回復10(LV2)
2古雑誌素材20[武器]闇纏15(LV30)[防具]回復15(LV30)[装飾]反魅10(LV15)
3不思議な装飾装飾10
4信太虚狐武器30攻撃10【射程1】
5晴明桔梗の腕飾り装飾30幸運10
6宇迦撫虚の耳飾り装飾58貫通10幸運10
7剛毛素材10[武器]束縛15(LV30)[防具]加速15(LV30)[装飾]敏捷15(LV20)
8伽藍胴防具33敏捷10
9吸い殻素材10[武器]炎上10(LV25)[防具]道連10(LV20)[装飾]火纏10(LV25)
10素材15[武器]器用10(LV5)[防具]反撃10(LV15)[装飾]反射10(LV25)
11不思議な石素材10[武器]回復10(LV5)[防具]敏捷10(LV5)[装飾]幸運10(LV5)
12何か柔らかい物体素材10[武器]祝福10(LV20)[防具]鎮痛10(LV20)[装飾]防御10(LV20)
13不思議な石素材10[武器]回復10(LV5)[防具]敏捷10(LV5)[装飾]幸運10(LV5)
14素材10[武器]束縛10(LV25)[防具]加速10(LV25)[装飾]敏捷10(LV10)
15ボロ布素材10[武器]衰弱10(LV20)[防具]体力10(LV5)[装飾]防御10(LV15)
最大所持可能数[50]




異能・生産
名称LV説明
時空10空間/時間/風
制約10拘束/罠/リスク
変化2強化/弱化/変身
領域10範囲/法則/結界
料理32料理に影響

アクティブ
被研究スキル名/元スキルLVEPSP説明
ブレイク5020敵:攻撃
ピンポイント5020敵:痛撃
クイック5020敵2:攻撃
ブラスト5020敵全:攻撃
ヒール5020味傷:HP増
ヘイスト6040自:AG増
リストリクト5060敵:DX・AG減(2T)
ストレングス50100自:AT増
ビブラート5060敵:SP攻撃
プロテクション5060味傷:守護
レックレスチャージ5080自:HP減+敵全:風痛撃
ウィンドスピア50100敵貫:風痛撃
アレグロ5020敵:風撃&自:連続増
ブロック5060味傷:HP増+護衛
シュリーク5070敵貫:朦朧
サンクタム5060味全:守護+祝福状態なら更に守護
エネルジコ5080自:MHP・MSP増
センスデンジャー5080味列:AG増
アトラクト5040自:HATE・連続増
エアスラスト5060敵:4連風撃
キャプチャー5070自:束縛LV増
ストライキング50150自:MHP・AT・DF増+連続減
テリトリー50160味列:DX増
ストームフィールド50140自:風特性・風耐性・連続増+HP減
アクセルフォーム60140自:AG・加速LV増
トルネード50200敵列:風撃(対象の領域値[風]が高いほど威力増)

パッシブ
被研究スキル名/元スキルLVEPSP説明
攻撃550【戦闘開始時】自:AT増
防御550【戦闘開始時】自:DF増
器用550【戦闘開始時】自:DX増
敏捷650【戦闘開始時】自:AG増
回復550【戦闘開始時】自:HL増
活力650【戦闘開始時】自:MHP増
体力550【戦闘開始時】自:MSP増
治癒550【自分行動前】自:HP増
鎮痛650【被攻撃命中後】自:HP増
幸運650【戦闘開始時】自:LK増
見切り540【戦闘開始時】自:現在HP割合が低いほど攻撃回避率が上がるようになる





被研究カード名/スキルEPSP説明
なかみはなぁに?
(エネルジコ)
080自:MHP・MSP増
Mandria
(サモン:ゴーレム)
0400自:ゴーレム召喚




[深度]スキル名[深度]スキル名[深度]スキル名
[ 3 ]レックレスチャージ[ 3 ]イレイザー[ 3 ]ファイアボール



PL / Alphecca