NOTICE
ENTRY
RULE
RESULT
LOUNGE
CITYMAP
<< 5:00
[基本]OK. [戦闘]OK. [スキル]OK. 




妖と人の魂が同じ器に在れば、瞬く間に妖の魂に取り込まれる。
しかし互いを異物と認識するならば暫しの猶予はあるだろう。



























































泣き声が聞こえる。最初は遠くから、段々と近くに。
いつまでも居られたのでは安心して眠れもしない。
気だるそうに身を起こすと、心地よい眠りを妨げる騒音の元へと向かった。

声の主はすぐに見つかった。
見れば年の頃は4歳か5歳、迷いこんだにしては余りに山奥すぎる。
親と離れ迷い子になったか、もしくは……

「棄てられたのかもね」

突然目の前に現れた白髪の女に驚いたのか、迷い子の少女は泣き止み
ぱちくりと目を見開いている。

「行くわよ、ずっとここに居られたのでは煩くて敵わない」


ようやく里に着く。さっさと行けとばかりに背中を押しても離れない。

「なまえ……」

掴んだ袖を離さないまま、そう呟いている。
どうやら聞くまでは離すつもりがないらしい。

「珠沙よ」

どうせもう会うこともない幼子だ、一言そう告げて、
袖を掴んでいる手を振り払うように踵を返した。



***

翌日、もはや草木で埋め尽くされた境内の中、私は呆然と立ち尽くしていた。

「みさ!」

その原因、あの幼子が目の前に再び姿を表しているのだから。
近隣の集落も消滅し、今や訪れる者も守る者も居なくなったこの社は、
とても幼子一人で来れるような場所ではない。
見ればあちこち泥にまみれ、擦り傷だらけになっている。

ここまで来れたのは神の悪戯か、はたまた何か特殊な力でも持っているのか。
いずれにせよこの場所も、自分の存在も知られるのは勘弁願いたい。

嬉しそうに見上げながら抱きついてきたソレを無理やり引き離すと、昨日と同じように山道を下る。
幼子は不満気だったが、手を引くと素直についてきた。

日も暮れる頃、ようやく人里まで辿り着く。
手を離そうとしない幼子の額に手をかざす。

「あなたはあの場所も私のことも忘れる。いいわね」

幼子は虚ろな表情で歩き始めていく。

更に翌日、日が落ちても未だ人気の無い境内、
ようやくいつもの姿に戻ったことに安心を覚え、眠りについた。


















































***


いつものように生気を喰らった男に人里へ帰る幻術をかけて送り出したあと、唐突に背後から声が上がる。

「や、やっぱりここだ……あ、あの!」

振り返ればまだ幼い少女が立っている。
歳は寺子屋に通い始めた頃、今風に言うなら小学生程度だろうか。
茶黒の髪には見覚えがあった。

「わ、私ずっと昔にこの山で迷子になって、それで助けて頂いたんです。今日はその時のお礼――」

「きっと人違いね……、ここまで歩いて疲れたでしょう?お茶を飲んだら日が暮れないうちに帰りなさい」

遮るように話し始めた私の言葉に反論するように少女は大きな声で反論する。

「ひ、人違いなんかじゃないです!その耳と尻尾、私は確かに見ましたから」

「見えてるの……?なら、今すぐに忘れることね。ま、嫌だって言っても忘れてもらうけれど」

「う……っぐ……わ、私お礼を言いに来ただけで、ここの事もあなたの事も言いません、からっ……!」

じりじりと距離を詰める私に、少女はまだ声を上げる。

「あなたは分かってないわ、妖を知ることの意味を。そう、例えばこんな風に……」

少女へ飛びかかり、地面に押し倒すと首筋に手をかける。

「少なくなったとはいえ、我々を討つ事を生業にする人間も居る。どこからバレるか分からないのだもの、口封じの為に殺してもいい、何の躊躇も無いわ。分かったら、忘れることを受け入れなさい。そうしたら命だけは助けてあげる」

「よ、よく分からないけど、わ、私は……忘れたりなんかしないです。だって……」

「そ、じゃあ無理やり忘れて貰うわ」

少女の額に手をかざす

そんなことしたって、無駄なんだから!わ、私忘れない、忘れても何度も思い出すから!命の恩人の珠沙の事を!





























































「呆れた、やめにするわ」

押さえつけていた手を離すとくるりと立ち上がる。

「……?」

「やめてくれるの……」

「好きにして」

「あの、私……お礼にお弁当作ってきて」

「要らないわ、間に合ってる」

「あ、で、でもちょっと転がってぐちゃぐちゃになってるかも……」

瞳を潤ませて転がっている手荷物を拾っている。声は掠れ嗚咽も混ざり始める。

はぁ、とため息。

「悪かったわ、ちゃんと食べてあげるから出して」























































「お、美味しくない……」

「ええっ!?」

「まぁ子供だから期待はしてなかったけれどね。はぁ……料理、教えてあげるから次はもっと美味しいの作ってきなさい」

「えっと……それって……」
























































***


手首からするりと何かが千切れて落ちる。
拾い上げたソレの裏に描かれた文字を、見る。

「皮肉ね」

「あの街の記憶が、あなたの魂をかろうじて留めている。だから私は可能性に賭ける」

イバラシティを侵略して、元の世界に帰り、元の力を取り戻す。
そうすればきっと……。

「その為なら何だってする。例え、あなたの思い出を奪う事になってもね、灯」







ENo.777 りりぃ とのやりとり

りりぃ
「……ご忠告、ありがとうございます…。
でも……ふふふ、もう想い出には殺されかけちゃいました。
…そういう意味じゃ、ないのかもですけれど…」

【珠沙からの忠告には笑顔でそう答え、彼女が知る由もない失恋の痛みを胸に思い返す。】

りりぃ
「私……死にませんよ。
ここに来た時は…みんなを守れたなら死んじゃってもいいって、思ってましたけど……。
今は死んでやるもんかって気持ちでいっぱいになってますから……」

りりぃ
「私のことを誘ってくれたり…忠告をしてくれたり…ありがとうございました。
それは優しさによるものじゃないのかもしれませんけど……どうか見守っていて下さい」

【それじゃあ…と、頭を下げると少女は通話を終えた。】


ENo.959 安倍葛子 とのやりとり

安倍葛子
「……狐よ。どのような謂れあってそうなったのか、わしには分からぬ。
ゆえ、そなたのことをこそ、わしは知りたい。

いつか縁あれば。あいまみえた時に、このおばちゃんとお話しておくれな」






ItemNo.7 巨大なおにぎり を美味しくいただきました!
 体調が 1 回復!(30⇒30
 今回の全戦闘において 治癒10 活力10 鎮痛10 が発揮されます。
 今回の結果でのスキル熟練度が伸びやすくなった!















のんびり下山ハイキングチーム
ENo.352
珠沙
ENo.846
みみか
ENo.1515
ホウカ
ENo.1520
くだり
ハザマに生きるもの
ベビードラゴン
バニーガールA
バニーガールB
バニーガールC
















Moondust
ENo.31
レーカ
ENo.173
レオン
ENo.447
御手洗 忍
ENo.678
ヤト
のんびり下山ハイキングチーム
ENo.352
珠沙
ENo.846
みみか
ENo.1515
ホウカ
ENo.1520
くだり
















チナミ区 P-3:瓦礫の山


のんびり下山ハイキングチーム
ENo.352
珠沙
ENo.846
みみか
ENo.1515
ホウカ
ENo.1520
くだり
立ちはだかるもの
マイケル
マイケル弐式
マイケル参式







チナミ区 P-3:瓦礫の山



マイケル
「な、なんだとー。ぐわー。」


チェックポイントから天に向け、赤色の光柱が立つ。

次元タクシーで行けるようになったようだ。






くだり(1520)パンの耳 を入手!
みみか(846)パンの耳 を入手!
珠沙(352)不思議な牙 を入手!
珠沙(352)パンの耳 を入手!
珠沙(352)何か柔らかい物体 を入手!
くだり(1520)何か柔らかい物体 を入手!
珠沙(352)何か柔らかい物体 を入手!






焼きそばパン(50 PS)を購入しました。
駄木(50 PS)を購入しました。
駄石(50 PS)を購入しました。
焼きそばパン(50 PS)を購入しました。
焼きそばパン(50 PS)を購入しました。

解析LV3 UP!(LV12⇒15、-3CP)
付加LV3 UP!(LV14⇒17、-3CP)

ミズネ(673) とカードを交換しました!

MOUSE (エアスラスト)


ストライキング を研究しました!(深度0⇒1
ストライキング を研究しました!(深度1⇒2
ストライキング を研究しました!(深度2⇒3





ホウカ(1515) に移動を委ねました。

特に移動せずその場に留まることにしました。
体調が全回復しました!













―― ハザマ時間が紡がれる。




「……時計台に呼ばれてしまいましたが、はてさて。」
エディアン
「なーんか、嫌な予感がします。」



黒髪に蒼い瞳、黒スーツ。
細く鋭い目で怪しげな笑顔を頻繁に浮かべる。
整ったオールバックだが、中央の前髪がすぐ垂れる。
エディアン
プラチナブロンドヘアに紫の瞳。
緑のタートルネックにジーンズ。眼鏡をかけている。
長い髪は適当なところで雑に結んである。



ふたりが時計台を見上げると、時計の針が反時計回りに動き始める。



エディアン
「ほら……ほらぁ……。」

「どういうことでしょうねぇ。」



針の動きは加速し、0時を指したところで停止する。



時計台から、女性のような声――




「――お疲れ様です御二方。役目を担ってくれて、感謝してます。」



エディアン
「……ワールドスワップの能力者さんですよね。
 機会を与えてくれて、感謝していますよ?」

「お姿は拝めないんですかねぇ。私は興味津々桃色片想いなのですが。」



声は淡々と、話を続ける。




「どうやらこのワールドスワップ、時計の進みが狂っているようです。
 特殊な因子を含めてしまった為と能力が訴えます。その因子が――」

「――榊さん、貴方のようですね。何か、心当たりは?」




「大いにございます!特殊な世界の住人ゆえ、私は今や特異な存在なのでしょう。
 妻に『貴方は変人』とよく言われていましたが、そういうことでしたか!納得ですッ」

「では、役目を果たすのは難しいということでよろしいですか?」




「……………………」




「……? ……どうしました?」




「……仕切り直し、世界線を変更する、と能力が言ってきます。
 貴方が案内役にならない世界線。イバラシティも、アンジニティも、新たなものになる……と。」



エディアン
「……そ、そんなことまでできてしまう能力?
 ワールドスワップという名の範疇を超えてません?」

「世界線を別のものと交換する……と考えるなら、ギリギリ……ですかね。
 というか、スワップから外れた現象は既に起こっていますが。」




「これは能力ではなく、……呪い。呪いという言葉が合う。
 今まで勝手に発動した数度、自分への利はない。制御下にない、把握できない、呪い。」

「……………………」

「ハザマへの次の転送時間に、ハザマに転送される代わりに、世界線が変更される。
 そして、案内役も、転送対象も、変わる。」

「変わるものは、多いだろう。しかし変わらぬものも、あるだろう。」



エディアン
「別の世界線、ですものね。
 ……どうせなら私がアンジニティにいない世界線がいいんですけど。」

「……なるほど、奇妙な枝の正体は世界線操作者でしたかッ!
 少なくとも私が案内役となれない世界線になるのですね、残念です。」




「……………………」

「連絡は終わり。さようなら。」



声はそこで終わる。








「さて…… とても短い間ではありましたが、
 エディアンさん、皆様、お付き合いありがとうございました!」
エディアン
「お別れですか。悪人顔っぽくて敵視しやすい相手だったんですけどねー。」

「こんな素敵な笑顔を悪人顔呼ばわりとは、失礼な娘さんです。
 なるほどアンジニティにいらっしゃるわけですねぇ。」
エディアン
「……うるっさいですね。事情は人それぞれあるんですよ、色々!」









「……それでは、」
エディアン
「……それでは、」




榊がこちらを向き、軽く右手を挙げる。



エディアンもこちらを向き、大きく左手を振る。








「お疲れ様でした。」
エディアン
「お疲れ様でしたー!」








テストプレイはこれにて終了となります。



ご協力ありがとうございました!



本プレイについては Notice を御覧ください。







ENo.352
篝 珠沙
名前:篝 珠沙(カガリ ミサ)
年齢:16
身長:165cm

極普通の高校生。よく名前が読めないと教師から質問される。
内気で小心者。すぐに不安になり、狼狽えてしまう。
休日はアンチョビカフェでバイトしている。

趣味は料理でかなりの腕前。


よく出没するプレイス
【桜並木のベンチ】
http://lisge.com/ib/talk.php?p=1110

異能:???
どこにでも稲の花を咲かせることが出来る。

ある日たまたま俵に押し潰され九死に一生を得て以来、稲を咲かせる事が出来る異能に目覚めた。
しかもすぐに自家受粉して食べれる稲になる。
味はきらら397くらいのおいしさらしい。
無限に咲かせる事が出来るわけではなく、本人の体力と引き換えに咲かせている。
その為、異能を使った後はお腹が空く。
ビビると自分の頭に稲が咲く。

----------------------------------------------------
戦闘時カットインはEno.61 犬飼様に描いて頂きました。
それ以外は自作です。
----------------------------------------------------










---

上記は「イバラシティに適応したもの」として与えられた仮の記憶になる。

---

【篝の少女の経歴】

妖狐を討伐する為の容れ物として篝の名を付けられた少女。
その身に妖狐を封印したのち、アンジニティへと廃棄された。
その際少女自体は絶命している。
本来であれば魂ごと消滅しているが、後述の珠沙の手によって魂だけの存在として共存している。
イバラシティではこの篝の少女としての魂が表層に出ている。

妖狐討伐以前の記憶をほとんど失っており、本来の名前は不明。

---
【妖狐について】

名前:珠沙
年齢:不明
身長:165cm(肉体は篝の少女を依り代としている為同じ)

響奏の世界を追われ、アンジニティに住む銀髪の妖狐。
快楽主義者で元来放蕩な生活を続けていた。
元の世界への帰還の為、イバラシティの侵略へ手を貸す。
趣味は料理。

能力:あらゆる植物を芽吹かせることが出来る

後日追記予定
30 / 30
201 PS
チナミ区
B-4
行動順2【疾駆】AG↑
5500
375







Noアイテム名種類強さ効果1効果2効果3(素材・食材・消耗の場合は詳細等)
1不思議な武器武器10【射程1】
2不思議な防具防具10
3不思議な装飾装飾10
4和傘武器30攻撃10【射程2】
5赤の羽織防具33敏捷10
6小さめのおにぎり料理28治癒10活力10鎮痛10
7不思議な牙素材10[武器]攻撃10(LV5)[防具]防御10(LV5)[装飾]器用10(LV5)
8美味しくない草素材10[武器]麻痺10(LV30)[防具]風纏10(LV30)[装飾]闇纏10(LV30)
9和傘武器36束縛10【射程2】
10ねばねば素材10[武器]攻撃10(LV10)[防具]敏捷10(LV10)[装飾]束縛10(LV25)
11朱の羽織防具57追撃10
12不思議な石素材10[武器]回復10(LV5)[防具]敏捷10(LV5)[装飾]幸運10(LV5)
13孔雀石素材20[武器]猛毒10(LV15)[防具]反毒10(LV15)[装飾]耐災10(LV15)
14素材15[武器]貫撃15(LV20)[防具]貫通15(LV30)[装飾]器用15(LV20)
15藍鉄鉱素材20[武器]器用15(LV25)[防具]防御15(LV25)[装飾]活力10(LV10)
16パンの耳食材10[効果1]防御10(LV10)[効果2]治癒10(LV20)[効果3]攻撃10(LV30)
17何か柔らかい物体素材10[武器]祝福10(LV20)[防具]鎮痛10(LV20)[装飾]防御10(LV20)
18何か柔らかい物体素材10[武器]祝福10(LV20)[防具]鎮痛10(LV20)[装飾]防御10(LV20)
19焼きそばパン料理10攻撃10
20駄木素材10[武器]体力10(LV20)[防具]防御10(LV20)[装飾]攻撃10(LV20)
21駄石素材10[武器]活力10(LV20)[防具]敏捷10(LV20)[装飾]器用10(LV20)
22焼きそばパン料理10攻撃10
23焼きそばパン料理10攻撃10
最大所持可能数[50]




異能・生産
名称LV説明
変化20強化/弱化/変身
解析15精確/対策/装置
付加17装備品への素材の付加に影響
料理18料理に影響

アクティブ
被研究スキル名/元スキルLVEPSP説明
ブレイク7020敵:攻撃
ピンポイント6020敵:痛撃
クイック6020敵2:攻撃
ブラスト6020敵全:攻撃
ヒール5020味傷:HP増
ストレングス60100自:AT増
プリディクション6060味列:AG増(3T)
アドバンテージ5080敵:攻撃&AT奪取
ストライキング70150自:MHP・AT・DF増+連続減
クイックアナライズ50200敵全:AG減
ローエレメント50150敵:攻撃&全属性特性減

パッシブ
被研究スキル名/元スキルLVEPSP説明
攻撃550【戦闘開始時】自:AT増
防御550【戦闘開始時】自:DF増
器用550【戦闘開始時】自:DX増
敏捷550【戦闘開始時】自:AG増
回復550【戦闘開始時】自:HL増
活力650【戦闘開始時】自:MHP増
体力650【戦闘開始時】自:MSP増
治癒650【自分行動前】自:HP増
鎮痛650【被攻撃命中後】自:HP増
幸運550【戦闘開始時】自:LK増
上書き付加500【常時】[スキル使用設定不要]生産行動『効果付加』時、効果2に既に付加があっても上書きするようになる。





被研究カード名/スキルEPSP説明
無地のカード
(ヒール)
020味傷:HP増
アドレナリン
(アドレナリン)
080自:AT増(4T)+麻痺か衰弱状態なら、連続増+麻痺・衰弱減
追風
(ヘイスト)
040自:AG増
廃カード
(ヒール)
020味傷:HP増
心優しいスノウマン
(オートヒール)
080味傷:治癒LV増
MOUSE
(エアスラスト)
060敵:4連風撃




[深度]スキル名[深度]スキル名[深度]スキル名
[ 3 ]アキュラシィ[ 2 ]ファイアボール[ 3 ]ストライキング
[ 3 ]クイックアナライズ[ 1 ]パワフルヒール[ 1 ]グランドクラッシャー
[ 1 ]レッドインペイル[ 3 ]イバラ[ 1 ]ポーションラッシュ



PL / わっとまん