［基本］OK.　［戦闘］OK.　［取引］OK.　［スキル］OK.　

ハザマでの時間、4回目。
たった60分のサイクルで、十数日に1度やってくるこの時間。

十数日分の記憶と、”以前の60分”がどっと頭になだれ込み、軽い頭痛を覚えながら目を開く。

……そうだ、前回、初めて"アンジニティ"と交戦したんだった。


こんな異常事態が起こっている最中、そんな薄っぺらい望みは一瞬で吹き飛ばされていってしまった。
…結果は惜敗、命まで取られることはなかった。

しかし、最終的に”勝たなければワールドスワップが起こる”という事実が現実味を増す結果となってしまったのだが…。
……幸いにも、得たのはネガティブな情報だけではなかった。
《VR CHAT CROSS ROSE》で接触した、アンジニティと思しき男の言葉だ。
『我は貴公らに味方する。』確かにそう言っていた。

もし、身内にアンジニティがいたとしても、戦わなくて済むかもしれない。
そうなれば、戦いを渋っていた最大の理由が1つ解消することになる……。


右の掌を握っては開く。
いつもなら、イバラシティでなら1枚しか張れない小さなバリア。
ﾌﾞｩﾝ…と電子音のような音を小さく響かせながら、自身の周囲に何枚ものそれが展開される。
無数の半透明の緑色の光の板が、辺りに仄かな光を落とす。

”護るための力”


明確な意思を持って、その光の板に意識を集中する。
シャラシャラと金属が擦れるような音を立てて、それが鋭利な刃の形に変形していく。

最初は自分の力がバリアで良かったと思っていた。
敵であっても誰かを傷つける覚悟なんてなかったからだ。
しかし、交戦してわかったことは、そんな舐めた事を言っていられる状況ではない。

”相手は本気だ”ということ。


ガシガシと髪をかき混ぜる。

――鋭い刃と化したバリアを1本手に取り、宙へ投げた。

空中で制止したそれが、弓を引き絞るように切っ先をターゲットに向ける
それを合図として、周囲に浮かんだままの刃が呼応するかのように向きを変えた。
その先にあるのは、崩れた廃ビルの壁。

右手を標的へ向けて突き出す。
鋭く風を斬る音。狙いはブレることなく、刃は標的に深く突き立った。


ゆるゆると突き出した右手を下ろし、大きなため息を吐く。

ENo.508 バツ とのやりとり


ENo.945 強欲 とのやりとり

ItemNo.7 茹でたうずらをチョコで覆った何か を美味しくいただきました！
　体調が 1 回復！（15⇒16）
　今回の結果でのスキル熟練度が伸びやすくなった！

雀部稲生(180) は ド根性雑草 を入手！
我孫子(1022) は ネジ を入手！
雀部稲生(180) は 不思議な石 を入手！
我孫子(1022) は 不思議な石 を入手！

魔術LV を 2 DOWN。（LV5⇒3、+2CP、-2FP）

武術LV を 5 UP！（LV0⇒5、-5CP）
合成LV を 3 UP！（LV0⇒3、-3CP）

ItemNo.12 毛 から防具『黒いハーフブーツ』を作製しました！
　⇒ 黒いハーフブーツ／防具：強さ36／［効果1］加速10 ［効果2］－ ［効果3］－


クロエ(1391) とカードを交換しました！

雷装符 （サンダーフォーム）


ハイポーション を研究しました！（深度0⇒1）
ヒールポーション を研究しました！（深度0⇒1）
ハイポーション を研究しました！（深度1⇒2）

エキサイト を習得！
クリエイト：ウェポン を習得！
スパイン を習得！

チナミ区 J-12（道路）に移動！（体調16⇒15）
チナミ区 K-12（道路）に移動！（体調15⇒14）
チナミ区 K-13（道路）に移動！（体調14⇒13）
チナミ区 K-14（道路）に移動！（体調13⇒12）
チナミ区 K-15（道路）に移動！（体調12⇒11）

―― ハザマ時間が紡がれる。









時計台の正面に立ち、怪訝な顔をしている。






一定のリズムで指を鳴らし、口笛を吹く――