リンカ 「ねぇねぇ、リンカイザー。」 |
リンカイザー 「なにかな?」 |
リンカ 「友達ってどーやってなるんすか?」 |
リンカイザー 「難しい質問だね。友達はなるというよりもなっているもの、という話は見たことがあるけれど。 まぁ、一人はミーニャちゃんだしもう友達と言ってもいいんじゃないかな。」 |
リンカ 「そーっすかね?そーだと嬉しいっす! あっちのお菓子をくれたかっこいいお兄さんとも友達にな」 |
リンカイザー 「かっこいいお兄さんッ!?」 |
リンカ 「な、なんすか!?」 |
リンカイザー 「リンカはあのお菓子の子みたいな男性が好みなのかな!? 人畜無害そうなヒーローくんよりも!?」 |
リンカ 「なッ!なんでケンゾーくんが出てくるんすかッ!! それに私はみんなと友達になりたいだけで…。」 |
リンカイザー 「リリリリリンカ、いいかい?落ち着くんですよ…。 まず男性という生き物はですね?二種類に分けられるのでございます。」 |
リンカ 「…私は落ち着いてるっすよ?リンカイザーがおかしいだけで。」 |
リンカイザー 「う、ゴホン。 ええとだね、リンカ、男性というのは二種類存在するんだ。」 |
リンカ 「二種類っすか。」 |
リンカイザー 「うん、まずは危ない男性。」 |
リンカ 「危ない男性。」 |
リンカイザー 「次に危険な男性。」 |
リンカ 「危険な男性…って一つ目となんか違うん」 |
リンカイザー 「ワタシはね、お菓子の子がこのタイプだと思うんだ。」 |
リンカ 「だからどっちも同じじゃな」 |
リンカイザー 「あの子から溢れ出る妖しい色気のようなものがすでに危険なんだ。 あの愁いを帯びた表情は異性を惑わす!」 |
リンカ 「私の話も聞」 |
リンカイザー 「リンカはまだ子供だからね、危険な男の色香に惑わされて翻弄されてしまうかもしれない。 それだけは防がないと!」 |
リンカ 「だから私の話も聞くっすよッ!!」 |
リンカイザー 「ふむ。」 |
リンカ 「はぁはぁ…リンカイザー、頭大丈夫っすか…?」 |
リンカイザー 「問題ないよ。ワタシの頭は常にリンカにとっての最高の未来を考えている。」 |
リンカ 「もう少し『今』も見てくれると嬉しいっすよ…。」 |
リンカイザー 「リンカ、未来は重要だよ。もちろん今も重要だ。 君はまだ幼い、心も身体もまだ子供だ、だからこそワタシはリンカの未来を守らなければならない。 心を鬼にして伝えなければならないんだ。」 |
リンカ 「なんすか、さっきから子供子供って!私もう16っすよ!」 |
リンカイザー 「お菓子をくれたお兄さんの顔がとてもかっこよくて好みだ、というのは分からなくもない。 だがしかし、まだ特定の男性に告白、そして交際するというのは危険だ。」 |
リンカ 「なんでそんな話になってるんすかッ!!」 |
リンカイザー 「分かってくれるかな?」 |
リンカ 「分からないっすよ!」 |
リンカイザー 「リンカにも止まらない、止められない想いがあることは分かるよ。」 |
リンカ 「もうほんとにリンカイザーが何言ってるのか分からないんすけど…。」 |
リンカイザー 「分からないッ!?これほど言ってもリンカには伝わっていないッ!? 仕方ない、もう一度だ。リンカ、男性は二種類存在するんだ。」 |
リンカ 「危ない男性と危険な男性っすよねッ!分かってるっすよ!!」 |
リンカイザー 「分かってくれたんだね、リンカ。」 |
リンカ 「いや、なんかもう疲れたんすよ…。」 |
リンカイザー 「無理はよくないよ。」 |
リンカ 「誰のせいで疲れたと思ってるんすか!」 |
リンカイザー 「慣れない恋は心を疲弊させるんだよ。 はっ!これがあの愁いを帯びた瞳の力なのかもしれない!」 |
リンカ 「リンカイザアアアアア!!」 |
リンカイザー 「ど、どうしたのかな、リンカ?」 |
リンカ 「私は恋とかよく分からないっす!だから恋もしてないっす! お菓子のお兄さんがかっこいいのは分かるっす!でも今は友達になりたいだけっすよ!!」 |
リンカイザー 「そ、そうなんだ。少し熱くなりすぎてしまったかな、ごめんね。」 |
(今ので少し…?) |
リンカイザー 「ワタシも彼のことを観察してみよう。」 |
リンカ 「そーいえばリンカイザー?」 |
リンカイザー 「なにかな?」 |
リンカ 「お菓子のお兄さんの名前って…」 |
リンカイザー 「ワタシはリンカとミーニャちゃんの名前しか知らないよ。」 |
リンカ 「私、名前訊いてみるっす!」 |
(…少しからかい過ぎたかな。 でもこのままだとリンカの想いが友情でも愛情でも傷付くのはリンカになる可能性がある。) |
リンカ 「リンカイザー?」 |
(ハザマでの記憶はイバラシティに戻った時点で消え、もう一度ハザマを訪れたときに復元されている。 イバラシティにいる間、ワタシはリンカが怖がった生物のことを調べていなかった。 憶えているのであれば、ワタシがリンカの脅威に対して対策を立てていないはずはない。 それにリンカがあの赤い生物の話をしてこなかった。 イバラシティにいる間のリンカにもその記憶がなかったということだ。 …あの榊と名乗る男が語ったことは事実だと認めなければならない。) |
リンカ 「おーい?」 |
(この世界の理がそういうものなのか、榊と名乗った男、またはアンジニティと呼ばれる侵略者の誰かがなんらかの理由でこんな手の込んだことをしているのか。 今は分からないことだらけだけれど、ワタシたちの記憶と同様のことが、この世界に呼ばれた人間全てに起きているのだとすれば…。) |
リンカ 「大丈夫っすか?」 |
(リンカがこちら側でいくら友情や愛情を育んだとしても、ハザマから戻る時には全てを忘れてしまう。 どれだけ距離を縮めたとしてもお互いが忘れてしまう以上、それは悲しいことだと思う。 この先リンカは何度も大切な人を忘れてしまうことになる。 そのことを理解した上で彼らと接することにリンカ自身が耐えられるのだろうか。) |
リンカ 「リ・ン・カ・イ・ザー?」 |
リンカイザー 「うわっ!?ごめんね、少し考え事をしていたよ。 名前も訊けたようだね、ワタシも憶えておかなければ。」 |
リンカ 「友達になってくれると嬉しいっすね!」 |
リンカイザー 「そうだね。 リンカ、少し代わろうか。 またいつ戦闘になるか分からないし、休めるときに休んでおいた方がいい。」 |
リンカ 「え?まだ大丈夫っすよ?」 |
リンカイザー 「恐らくこの中で一番体力がないのはリンカだ。」 |
リンカ 「ふむぅ…分かったっす。リンカニック・チェーンジ!」 |
リンカイザー 「…これも必殺技なのかな?」 |
リンカ 「なんか掛け声があった方がやりやすいっすよ!」 |
リンカイザー 「なるほど、ワタシも言うようにしないとだね。」 |
リンカ 「うむうむっす!」 |
リンカイザー 「じゃあ、ゆっくり休むんだよ。」 |
リンカ 「うん!」 |
(ワタシはリンカをいつまで支えてあげられるのだろう。 ワタシが本物の友達でありさえすれば…。 ダメだ。この考えはいけない。 ワタシが望むのはリンカが本物の友達を見つけることだ。 それがワタシであってはならないし、ワタシにはなれないものだ。 ワタシはリンカのことを大切に想ってくれる誰かが現れるまでの代わりでなければならない…。) |
リンカ 「あ、そーだ、リンカイザー。」 |
リンカイザー 「うん?」 |
リンカ 「帰ったら一緒にゲームするっすよ!」 |
リンカイザー 「…ふふ、対戦するようなゲームはできないよ。」 |
リンカ 「大丈夫っす!リンカイザーと一緒に遊べそうなゲームを教えてもらったっすよ! あーるぴーじーっていうらしいんすけど、いろんな場所を旅しながら進むらしいっす!楽しみっす!!」 |
リンカイザー 「そうだね、楽しみだ。」 |
(…ダメだと分かってはいるけれど、もう少し…もう少しだけ……。) |
ミィ 「少し落ち着いたら初めましてのかっこいいお兄さんの事教えてね? あとは…このドラム缶…はなんだろうね?」 |
リンカ 「一緒にがんばるっすよ!」 |
古びたドラム缶 「*こぽぽぽぽ・・・*」 |
荊界のハザマリオン
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ハザマに生きるもの
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荊界のハザマリオン
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チームの親睦はこれから深め隊
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ミィ 「リンカちゃん! 今日はキャラメルプリン作ってみたよ、疲れた体にはデザートだよね♪」 |
榊 「・・・おや?何だか良い香りが。」 |
榊 「香りまで再現、高機能な代物ですねぇ。」 |
榊 「しかし香るのは、花の匂いだけではないような・・・」 |
榊 「ごきげんよう。それは・・・・・団子、ですか?」 |
カグハ 「団子いっちょーう。180円。カオリちゃん、具。」 |
カオリ 「はいはいカグハちゃん。はいアンコ奮発しちゃうよー!!」 |
榊 「おお・・・これはこれは美味しそうな!ありがとうございます。」 |
カオリ 「・・・・・って、チャットでやってもねー。無意味だねぇ!無意味っ!!」 |
カグハ 「ホンモノ食べたきゃおいでませ梅楽園。」 |
カオリ 「いやまだお店準備中だから!来てもやってないよー!! 材料創りはカグハちゃんなんだから自分で知ってるでしょ!!」 |
榊 「いただいた団子は・・・・・これは無味ッ!!味の再現は難しいのですかね。」 |
榊 「まだ準備中のようですが、こんな世界の中でも美味しいものをいただけるとは。 いつか立ち寄ってみるとしましょう。」 |
荊界のハザマリオン
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ハザマに生きるもの
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荊界のハザマリオン
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TeamNo.45
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No | アイテム名 | 種類 | 強さ | 効果1 | 効果2 | 効果3 | (素材・食材・消耗の場合は詳細等) |
1 | 不思議な武器 | 武器 | 10 | - | - | - | 【射程1】 |
2 | 不思議な防具 | 防具 | 10 | - | - | - | |
3 | 不思議な装飾 | 装飾 | 10 | - | - | - | |
4 | リンカイザーアーム(BB) | 武器 | 20 | 攻撃10 | - | - | 【射程5】 |
5 | ふんわり猫足パーカー | 防具 | 20 | 敏捷10 | - | - | |
6 | キャラメルプリン | 料理 | 33 | 治癒10 | 活力10 | 鎮痛10 | |
7 | 黄鉄鉱 | 素材 | 15 | [武器]防御10(LV10)[防具]器用10(LV10)[装飾]敏捷10(LV10) | |||
8 | 美味しくない草 | 素材 | 10 | [武器]麻痺10(LV30)[防具]風纏10(LV30)[装飾]闇纏10(LV30) | |||
9 | ねばねば | 素材 | 10 | [武器]攻撃10(LV10)[防具]敏捷10(LV10)[装飾]束縛10(LV25) |
名称 | LV | 説明 |
武術 | 10 | 身体/武器/物理 |
具現 | 1 | 創造/召喚 |
変化 | 5 | 強化/弱化/変身 |
響鳴 | 10 | 歌唱/音楽/振動 |
武器 | 20 | 武器作製に影響 |
付加 | 6 | 装備品への素材の付加に影響 |
被研究 | スキル名/元スキル | LV | EP | SP | 説明 |
ブレイク | 6 | 0 | 20 | 敵:攻撃 | |
ピンポイント | 5 | 0 | 20 | 敵:痛撃 | |
クイック | 5 | 0 | 20 | 敵2:攻撃 | |
ブラスト | 5 | 0 | 20 | 敵全:攻撃 | |
ヒール | 5 | 0 | 20 | 味傷:HP増 | |
決3 | エキサイト | 5 | 0 | 40 | 敵:攻撃+自:AT増(1T) |
クリエイト:タライ | 5 | 0 | 40 | 敵:攻撃&朦朧・混乱 | |
決1 | ストレングス | 5 | 0 | 100 | 自:AT増 |
ビブラート | 5 | 0 | 60 | 敵:SP攻撃 | |
クリエイト:ウェポン | 5 | 0 | 60 | 味:追撃LV・次与ダメ増 | |
ガードフォーム | 5 | 0 | 80 | 自:DF増(2T) | |
ペネトレイト | 5 | 0 | 100 | 敵貫:攻撃 | |
キーンフォーム | 5 | 0 | 80 | 自:DX・貫通LV増 | |
クリエイト:マイク | 5 | 0 | 40 | 自:混乱・魅了特性増 | |
エネルジコ | 5 | 0 | 80 | 自:MHP・MSP増 | |
決3 | イレイザー | 5 | 0 | 150 | 敵傷:攻撃 |
バトルソング | 5 | 0 | 180 | 味列:AT・LK増(3T) | |
バトルダンス | 5 | 0 | 180 | 敵:3連鎖撃&攻撃&魅了 |
被研究 | スキル名/元スキル | LV | EP | SP | 説明 |
攻撃 | 5 | 5 | 0 | 【戦闘開始時】自:AT増 | |
防御 | 5 | 5 | 0 | 【戦闘開始時】自:DF増 | |
器用 | 5 | 5 | 0 | 【戦闘開始時】自:DX増 | |
敏捷 | 5 | 5 | 0 | 【戦闘開始時】自:AG増 | |
回復 | 5 | 5 | 0 | 【戦闘開始時】自:HL増 | |
活力 | 5 | 5 | 0 | 【戦闘開始時】自:MHP増 | |
体力 | 5 | 5 | 0 | 【戦闘開始時】自:MSP増 | |
治癒 | 5 | 5 | 0 | 【自分行動前】自:HP増 | |
鎮痛 | 5 | 5 | 0 | 【被攻撃命中後】自:HP増 | |
幸運 | 5 | 5 | 0 | 【戦闘開始時】自:LK増 |
[深度]スキル名 | [深度]スキル名 | [深度]スキル名 |
[ 3 ]アキュラシィ | [ 3 ]バトルソング | [ 3 ]テリトリー |