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<< 1:00>> 3:00
[基本]OK. [戦闘]OK. [取引]OK. [スキル]OK. 




「さて……どう説明したものか」


 自室の整理をしながらヴィーズィーは独りごちた。独り身であった頃と異なり、今や──義理とは言え──家族のいる身である。勿論、自分勝手に動き回ることも不可能ではないが、それを気楽に出来るほどどうでも良い存在ではない。出来れば安心させた上で動きたかった。


「……ん? 何をしているんだ、ヴィズ」


 そこにかかる声があった。振り返れば、部屋の入口から不思議そうに覗き込んできている青年がいる。銀の髪に整った顔立ち、何処か獣を思わせる鋭い赤い瞳。二十代半ば程に見えるその青年は、ヴィーズィーの世界を渡る旅の同行者の一人であるウィルヘルムだった。


「さっきから物音がするからどうしたのかと思ったが……こんな時期に大掃除か何かか?」

「おぉ、すまんな。そんなに煩くしておったかの」

「いや、そういう訳でも無いさ。ただ、何か手伝える事があるなら言ってくれれば手伝うぞ」


 善意での申し出だろうその言葉に、ヴィーズィーは淡く苦笑する。
 そして、ちょうど良いかと口を開いた。


「いやいや、構わんよ。荷造りをしとるだけじゃからな」

「荷造り……? またもしかして世界を渡る必要でも出来たのか? まださすがに早いと思うが」


 ヴィーズィーは界渡りである。基本的に、様々な世界を渡り歩くのが常だった。時折、気紛れに一つの世界に留まることはあってもその期間は決して長くはない。短くて数日、長くても数年程度が限度である。勿論それには理由があった。ヴィーズィーは一般的な生き物とはまた違う時間を生きる者──長命種だったからだ。
 人はか弱い生き物である。自分と大きく異なる存在を前にすれば、不安や怯えから排斥に走る事も少なくはない。しかし、長く共に暮らしていれば年月による変化の有無は嫌でも目につくことだろう。だからこそ、旅の中で一時の羽休めに人に紛れ込む事こそあれど永住はしなかったのである。

 そういった訳で、同行者──これもまた年月の流れとは無縁の存在だったが、それはまた別の話として──と旅を共にするようになってからもヴィーズィーは、数年毎に界を渡り辿り着いた世界に潜伏しつつ暮らしていた訳である。今、滞在しているのもそんな旅の最中に暫し留まっていた世界だった。渡ってきたのは一昨年の事だったか。約二年あまりを過ごしてきたが、周りにやっと馴染んできたといった具合で、正直再び旅に出るのは早すぎるのは確かである。ウィルヘルムの怪訝げな様子も、まさにそういった事情からのものであった。


「否、今回はいつもの渡りでは無いのじゃよ」

「……? なら尚更、荷造りをしている理由が分からないんだが」


 順調に疑問符を増やしていく青年。その背後からひょこりと、新たな人物が顔を覗かせた。


「何してるの? 二人とも」

「嗚呼、クリスか」


 クリス、と呼ばれたのはまだ年端もいかない子供である。ヴィーズィーの旅の最初の同行者であり、赤子の頃から育ててきた義理の子でもあった。クリスは、金の髪の合間から翡翠の瞳でヴィーズィーとウィルヘルムを一瞥し、側頭から覗く鮮やかな色相を見せる獣の様な耳をピクリと跳ねさせる。何かを察したのか、あぁ、と言葉を続けた。


「久々に行くの? どれくらい?」

「うむ、まあ一年程度……の予定じゃが」

「すごい長いんだね……」

「今回はウィルへルム殿がおるからな。その分、ちと時間をかける予定なのじゃよ」

「お、おいおい、クリス!? ヴィーズィーも……!! 二人は判ってるみたいだが、俺にはサッパリなんだ! 一体何が何なのか教えてくれ!!」

「あ、そっか。ウィルは初めてなんだっけ」


 ぺろりと舌を出してクリスは笑う。


「あのね、ヴィズはたまに一人でアチコチ巡りに行くんだよ。仕入れとか、行商とか、情報収集とか色々かねてるんだっけ……?」

「つまりは……一人で暫く旅に出るってことか?」

「そーみたい。……だよね?」


 話を振られてヴィーズィーは首肯してみせる。


「うむ、その通りじゃ。薬や魔術のに使う道具の材料など色々を仕入れたり、逆にわしの作ったものを売って歩いたり色々しとるのじゃよ。前は一年ごとに一月程度、という程度の頻度であったが……まあ暫くやっておらんかったからな。此度は時間を長くとるつもりなのじゃよ」

「前からやっていたってことか。にしても、何でヴィーズィーが一人だけで?」

「わしの保つ界渡りの技術は一人用じゃからな。連れて行きたくとも物理的に不可能、という訳でのぅ」


 本当のことだ。ヴィーズィーには他人を異界に渡らせるだけの力は無い。クリスと二人で旅を始めた頃は、その都度、古い知り合いに手伝ってもらっていた程だったのだから。まあ、最近でこそ複数人で界を渡る手段を手に入れたが、それもこれもウィルヘルムという新たな同行者を得てからの話である。


「ん? なら、今回は一緒に渡ったらどうなんだ? 俺がいれば出来るじゃないか」

「そうもいかん。程度、行先は決まっておるのだが……その順番もバラバラな上に、おぬしにとっては見知らぬ土地をあれこれを渡り歩く関係上、移動の頻度が高くてのぅ。おぬしの世界間転移技術はかなりのものじゃが、準備がそれなりに必要であろう?」

「それはそうなんだが……」

「わりと危険な世界も移動せねばいかんのでな。場合によっては頻繁に世界間転移をこなさねばならぬ。瞬時に転移可能なわしだけで動いたほうが安心じゃし、何より早く用事が済むでな。申し出は有り難いが、気持ちだけ頂いておくわい」


 複雑な表情で黙り込むウィルヘルム。
 どこまでも生真面目で誠実なこの青年のことだ。彼なりに此方を案じているのだろう。


「大丈夫だよ、ウィル。一緒に留守番してようよ」

「クリス……」

「ヴィズの旅の留守番、ボクはそれなりに慣れてるし! ウィルははじめてだから不安かもだけど、ボクがついてるから大丈夫だよ!!」

「そ、……そうか?」


 自分より確実に年下にしか見えない相手に言い包められているという構図──というよりは、勢いに負けているのかも知れない──のウィルヘルムを微笑ましげに眺めつつ、ヴィーズィーも同意してみせた。


「うむうむ。土産もちゃんと確保してくるでな。楽しみに待っていてくれると助かるわい」

「……しかし」

「定期的に連絡ぐらいは入れるし安心なされ。全く、心配症じゃのう……」


 気苦労で胃を痛めるタイプなのは確かだろう。
 呆れ混じりに指摘した。


「というか、そんな迷い子の様な顔をするでないわい」

「えっ!? い、いや、これはその……そういう訳じゃなくて……っ!?」


 指摘に僅かにだが顔を赤らめるウィルヘルム。
 慌てて弁明する彼を横目に、ヴィーズィーはカラカラと笑ったのだった。







ENo.1353 神代 鋼 とのやりとり

「占い師ね。
 アンタはイバラシティの者か?
 もし良ければ、今日の運勢でも占ってくれないか。」






守屋弓弦
「お、お前は……イバモールウラドでたまに見る不審な仮面!?」
守屋弓弦
「ってくそ、囲まれちまってるみたいだぜ。」
守屋弓弦
「お互い死にたくないなら戦るぞ!!」

ヴィズ
「ま、お互い素性もわからんもの同士じゃが気楽に行こうではないか」
ヴィズ
「旅は道連れともよく言うじゃろ」















BBA&DK
ENo.102
守屋 弓弦
ENo.163
ヴィーズィー
ハザマに生きるもの
大黒猫
道端ガムマン
















BBA&DK
ENo.102
守屋 弓弦
ENo.163
ヴィーズィー
TeamNo.753
ENo.753
カオリ・F・マーロウ
ENo.1057
香城麻衣/レイジ








守屋弓弦(102)美味しくない草 を入手!
ヴィズ(163)パンの耳 を入手!
ヴィズ(163) を入手!
ヴィズ(163)ねばねば を入手!

▼エイド化候補基本行動にてエイド化可能)
ヴィズ(163) のもとに 大黒猫 が微笑を浮かべて近づいてきます。






使役LV3 UP!(LV10⇒13、-3CP)
装飾LV3 UP!(LV20⇒23、-3CP)

かこ(19) により ItemNo.2 不思議な防具ItemNo.3 不思議な装飾 を合成してもらい、どうでもよさげな物体 に変化させました!
 ⇒ どうでもよさげな物体/素材:強さ10/[武器]器用10(LV2)[防具]治癒10(LV2)[装飾]回復10(LV2)/特殊アイテム
かこ
「デリバリーファッションサービスでーす!」

守屋弓弦(102) により ItemNo.2 どうでもよさげな物体 から射程1の武器『仕込み刀『幽世』』を作製してもらいました!
 ⇒ 仕込み刀『幽世』/武器:強さ33/[効果1]器用10 [効果2]- [効果3]-【射程1】/特殊アイテム
守屋弓弦
「仕込み刀か、奇襲性が高くて良いよな。」

ランメイ(1289) の持つ ItemNo.5 不思議な石 から装飾『アクアマリンのネックレス』を作製しました!
アイアンカイザー(99) の持つ ItemNo.5 不思議な石 から装飾『アイアンエンブレム』を作製しました!
†.†(464) の持つ ItemNo.5 不思議な石 から装飾『《虚ろの孤島》』を作製しました!

トレバー(545) により ItemNo.8 駄木 から防具『占い師のローブ』を作製してもらいました!
 ⇒ 占い師のローブ/防具:強さ33/[効果1]防御10 [効果2]- [効果3]-
あなたの素材は突然光に包まれて消えた!
 
そして代わりに占い師のローブが降ってきた!
《孤道のテティ》(の、電波)
 
正体不明の電波が流れてきた!
「おまちどうさまでーす あ、私の声聞こえる?
 女神パワーで原子配列変換して作ったよ!
 すごいでしょ?ちょっと信仰してみない?」

マサキ(1290) により ItemNo.6 不思議な食材 から料理『フォーチュンクッキー』をつくってもらいました!
 ⇒ フォーチュンクッキー/料理:強さ33/[効果1]治癒10 [効果2]活力10 [効果3]鎮痛10/特殊アイテム
マサキ
「その格好、占い師さんかな?俺は占い師でも何でもないけど、運を込めておいたからね、きっと良いことがあると思うよ」

クラリス(1072) とカードを交換しました!

気持ちのこもったおまじない (アクアヒール)


エキサイト を研究しました!(深度0⇒1
アクアヒール を研究しました!(深度0⇒1
ヒールポーション を研究しました!(深度0⇒1





チナミ区 J-6(道路)に移動!(体調25⇒24
チナミ区 K-6(道路)に移動!(体調24⇒23
チナミ区 K-7(道路)に移動!(体調23⇒22
チナミ区 K-8(道路)に移動!(体調22⇒21
チナミ区 K-9(沼地)に移動!(体調21⇒20













―― ハザマ時間が紡がれる。



ノウレット
「おっくれまして―――ッ!!」



ノウレット
ショートの金髪に橙色の瞳の少女。
ボクシンググローブを付け、カンガルー風の仮装をしている。やたらと動き、やたらと騒ぐ。



チャット空間に突如として現れたカンガルー姿の少女。




「おやおや・・・、・・・おやおや。これはこれは。
 ・・・いかにも面倒そうな。」



黒髪に蒼い瞳、黒スーツ。
細く鋭い目で怪しげな笑顔を頻繁に浮かべる。
整ったオールバックだが、中央の前髪がすぐ垂れる。



ノウレット
「はぁい!初めまして初めましてノウレットって言いまぁす!!
 ここCrossRoseの管・・・妖精ですよぉっ!!皆さんよろしくおねがいしまぁーっす!!」

「ほほぉー・・・CrossRoseに管理者がいたんですか。これはこれは、いつもご苦労さまです。」
ノウレット
「はぁい!ありがとーございま―――っす!!」



元気よく両手両足を伸ばし空間を飛びまわる!




「・・・・・。先ほど次元タクシーのドライバーさんにもお会いしましたが、
 貴方も彼らと同様、ハザマの機能の一部であり、中立ということですよね?」
ノウレット
「機能なんて言わないでください!妖精です!!妖精なんです!!」

「・・・・・。妖精さんは中立なんですね?」
ノウレット
「はぁいモチロンです!私がどっちかに加勢したら圧勝ですよぉ!圧勝!!」



シュシュシュ!っと、シャドーボクシング。



ノウレット
「――ぁ、そうだ。そういえば告知があって出演したんですよぉ!!」

「告知・・・・・ですか?」
ノウレット
「はぁい!ここCrossRoseを舞台に、大大大大闘技大会をするのですっ!!
 両陣営入り乱れてのハチャメチャトーナメントバトルですよぉ!!」

「闘技大会・・・・・ハザマで常に戦っているのに、ですか?」
ノウレット
「はぁい!たまには娯楽もないと疲れちゃいますのでッ!!」

「・・・・・常に戦っているのに闘技大会、ですか?」
ノウレット
「はぁい!!」

「・・・・・」
ノウレット
「・・・え、なんかダメです?」

「・・・いえいえ!個人的な意見はありますが、個人的な意見ですので。」



ノウレット
「あ!でもすぐじゃなくてですね!!まだ準備中なんです!!
 賞品とかも考えなきゃいけませんしぃ!!」
ノウレット
「それでは!おったのしみにぃ――ッ!!!!」




「・・・はぁい。」



チャットが閉じられる――














謎の仮面と少年
ENo.102
守屋 弓弦
ENo.163
ヴィーズィー
ハザマに生きるもの
大黒猫
オオホタル




164 651


1st
大黒猫




4th
オオホタル

















謎の仮面と少年
ENo.102
守屋 弓弦
ENo.163
ヴィーズィー
ヤンキーくんとメガネくん
ENo.687
加唐揚羽/肉盛薔薇/気津根仕郎
ENo.1492
伊藤 晴




454 521





4th








ENo.163
ヴィーズィー
「おぉ、そこな御仁。暇ならばちと占っていかんかぇ?」


仮面の占い師。

何時頃からか、イバモールに程近い路地裏にひっそりと店を構えている。
不思議なローブと仮面を身に着けているが、
当人曰く「コレは営業モード」であるとの事。
そのくせしてこの姿以外を見かけた者が居ないと言う噂もあるらしい。

占いの的中率はそこそこ。
「当たるも八卦当たらぬも八卦」とは当人談だが……それで良いのか?


※ ※ ※

テストプレイ用キャラクターです。
既知設定などはご自由に。

PL:九十九(@tukumo_fast)
20 / 30
26 PS
チナミ区
K-9
行動順5【順応】AT・DF・DX・HL↑
4300
315







Noアイテム名種類強さ効果等
1不思議な武器武器10[効果1]- [効果2]- [効果3]-【射程1】
2仕込み刀『幽世』武器33[効果1]器用10 [効果2]- [効果3]-【射程1】
3
4蝶の錫杖武器30[効果1]攻撃10 [効果2]- [効果3]-【射程3】
5紫紺の勾玉装飾30[効果1]幸運10 [効果2]- [効果3]-
6フォーチュンクッキー料理33[効果1]治癒10 [効果2]活力10 [効果3]鎮痛10
7不思議な食材食材10[効果1]治癒10(LV5)[効果2]活力10(LV10)[効果3]鎮痛10(LV15)
8占い師のローブ防具33[効果1]防御10 [効果2]- [効果3]-
9パンの耳食材10[効果1]防御10(LV10)[効果2]治癒10(LV20)[効果3]攻撃10(LV30)
10素材10[武器]束縛10(LV25)[防具]加速10(LV25)[装飾]敏捷10(LV10)
11ねばねば素材10[武器]攻撃10(LV10)[防具]敏捷10(LV10)[装飾]束縛10(LV25)
最大所持可能数[50]




異能・生産
名称LV説明
魔術5破壊/詠唱/火
命術5生命/復元/水
使役13エイド/援護
装飾23装飾作製に影響

アクティブ
被研究スキル名/元スキルLVEPSP説明
ブレイク5020敵:攻撃
ピンポイント5020敵:痛撃
クイック5020敵2:攻撃
ブラスト5020敵全:攻撃
ヒール5020味傷:HP増
ティンダー5040敵:火撃&炎上
アクアヒール5040味傷:HP増+炎上・麻痺防御
ラッシュ5060味全:連続増
ボロウライフ5060敵:攻撃&味傷:HP増
レッドゾーン5080敵:火撃&火耐性減
ライフリンク5030エ傷:HP増&自:HP減

パッシブ
被研究スキル名/元スキルLVEPSP説明
攻撃550【戦闘開始時】自:AT増
防御550【戦闘開始時】自:DF増
器用550【戦闘開始時】自:DX増
敏捷550【戦闘開始時】自:AG増
回復550【戦闘開始時】自:HL増
活力550【戦闘開始時】自:MHP増
体力550【戦闘開始時】自:MSP増
治癒550【自分行動前】自:HP増
鎮痛550【被攻撃命中後】自:HP増
幸運550【戦闘開始時】自:LK増
魅惑550【常時】異能『使役』のLVに応じて、戦闘勝利時に敵をエイドにできる確率が上昇





被研究カード名/スキルEPSP説明
アタック
(ブレイク)
020敵:攻撃
気持ちのこもったおまじない
(アクアヒール)
040味傷:HP増+炎上・麻痺防御




[深度]スキル名[深度]スキル名[深度]スキル名
[ 1 ]エキサイト[ 1 ]アクアヒール[ 1 ]ヒールポーション
[ 1 ]ボロウライフ[ 1 ]ドレイン[ 1 ]アレグロ



PL / 九十九