伝言係 「――――図書塔本部より回答がありました。 そのような任務は存在しない、とのことです。」 行き交う伝書鳩の羽音に紛れて、伝言係の彼女がそう言った。 遡ること、数刻。 預けられたハトを仮設ポストへと届ける前に、 他のハト波止場……もとい、鳩舎へと立ち寄っておこうと決めたのは今日のことだ。 このようなことで足を止めている時間はないが、あまりにも引っかかることが多すぎた。 私のこの提案にはアリスもまったく異論はなかったようで、想定していたように意見が衝突することもなかった。 いや、彼の場合はただ、ハトの餌やりで遊びたいだけかもしれないが。 まず、何の為にこのような依頼を発注したのか。 この開拓地で、わざわざ開拓者を試すようなデータ取りをする必要はないはずだ。 あるとすれば、そうやって依頼を受けた開拓者の中にBUGが紛れ込む可能性についての検証か。 それにしたって、BUGと本物を見分ける方法は開拓者たちには開示されていない。 ……開示されていないはずだ。それならば、図書塔がその情報を握っているとも思えない。 仮にこの依頼にBUGが紛れ込んだとしても、同一人物が同時に二人以上現れない限りは、確かめようがないはずなのだ。 『ザ……ザザッ……各員は……ザザザ……ザ……を……ザザッ……繰り返します…… 本日よりハト波止場にて……ザッ……ザザ……の発注を行いました……ザー……』 この地に派遣されている私たち第二書庫隊と各鳩舎に配置された第六書庫隊伝言係たちの通信記録には、 確かに本部からの連絡として、図書塔が開拓者向けの依頼を発注したことを知らせる音声が残っている。 しかし、念のため確認してみれば、本部からの答えは『NO』だ。そんな通達は存在しないはずだという。 図書塔に隠し事が多いのは知ってのことだが、流石にこれは何かがおかしい。 テレジア 「ジャクリーン。本部がそう答えたのは本当なんだね?」 伝言係 「はい。間違いありません。既に他のハト波止場からもいくつも同様の連絡を受けているそうで、 回線が繋がった瞬間に説教されました。それはもう。とても猛烈に。」 テレジア 「……どんなふうに?」 伝言係 「『緊急性のない連絡に電話を使うな!! ハト波止場だろう、伝書鳩を使え!!』と……。」 テレジア 「それは……、ごもっともだ。」 伝言係のジャクリーンはおどけたように声を作って真似てみせてはくれたが、 思っていたよりは割とまともな説教だったため、返す言葉を失った。 基本業務として、各地に設置された鳩舎同士で連携は取れているはずだが、 おそらくは私たちのように鳩舎へ駆けつけた第二書庫隊の兵が今すぐ確認してくれとゴネたのだろう……。 伝言係 「それもこれも、第二がみんな揃いもそろって通信機を切ってるせいですよお。 私たち伝言係頼りじゃなくて、第二のことは第二でちゃんと連絡取り合ってやって下さいってば。」 テレジア 「ああ、うん。それは悪かったよ。ありがとう、ジャクリーン。 第二はBUGと接触する機会が多いから、通信機は切っておくように言われてるんだよね……。」 それこそ、BUGが通信に紛れ込んだ際の危険性を考えて……という理由だったはずだが。 図書塔から発注されたとされる偽の依頼は、何処から出てきたのか。誰が何のために行ったのか。 BUG、あるいは、図書塔を騙る何か。もしくは、裏切り者。どれにしても、最悪だ。 伝言係 「……タロは、その偽の依頼で伝言係に会ったんですよね。 他の伝言係たちからチョコっと聞いたんですけど、“赤眼”だったというのは本当ですか?」 テレジア 「…………。うん。」 言って、自らの襟元にある橙のリボンをベストの中からひっぱり出して、ひらつかせる。 “赤眼”と言っても、正確には橙ぐらいの赤だ。 先日出会ったその瞳の色を例えるなら、このリボンの色以上に近いものは手元にないだろう。 ジャクリーンはその覆布の向こう側で、一気に息を吐き出すような長いため息の音を立てる。 伝言係 「塔の皆が噂してますよ。第十一書庫班たちのBUGじゃないかって。」 テレジア 「……まさか。こんなふうに表立って開拓者同士で依頼をやり繰りするようになったのは最近だ。 第十一がBUGの模倣対象になったのは今よりずっと前。当時のBUGが現在に対応できるとは思えないよ。」 テレジア 「それに、ジャクリーン。“赤眼”の魔術兵は旧型のポンコツだ。 呪文ひとつで破壊できるものなんだから、何の心配もいらない。」 彼女が本部と連絡を取ってくれたことには礼を言いつつ、話を切り上げようとする。 ジャクリーンはすかさず私の肩を掴んで、まだ行くなと言わんばかりにそれを引き留めた。 伝言係 「……ところでタロ。あの子って、観測者の孫じゃないんです?」 テレジア 「あの子?」 なぜか声を潜めて喋る様子に問い返すと、彼女はその対象を指差して示してみせる。 久方ぶりに振り返ってみれば、アリスは無数のハトに餌をたかられていた。 頭に肩に、まんべんなくもっさりとハトを乗せている。乗られている、というべきか。 話をするあいだ待っていろと言ったのは私だが、あまりにも呑気すぎる光景だ。 テレジア 「……いや。あれはただの新人だよ。生まれがどことか、細かいことは聞いてないけど……。 第二に来るような子供は大体孤児か、親が図書塔所属者かのどっちかだし。」 伝言係 「そうですか……。でも、ホントに顔も声もそっくりですよ。 イス……イスト?とか、そういう名前の子なんですけど。テレジアは会ったことないんですか?」 テレジア 「あのねえ。観測者って、星読み班とかじゃなくて図書塔設立者のほうだよね? 孫がいるのも知らなかったけど、孫なんてフツーに跡継ぎ候補じゃん。こんな場所に出さないよ。」 伝言係 「それはそうですけどお。」 会ったことないんですか、などと聞かれても、無いものは無い。 観測者といえば、今でこそその名を変えてはいるが、図書塔を設立した大魔女そのものだ。 図書塔でトップクラスの地位に就く者でさえ顔を見たことがないと囁かれるような、怪物じみた存在。 そんなことを言い出せば、誰が彼女の孫や血縁者であってもおかしくないが……。 それ以前に、アリスは使い捨ての魔術兵だ。そのような重役の血縁であるとは考えにくい。 とはいえ、観測者は古くからずっと、並の人間の寿命をとうに超えて君臨し続けている。 自らの席を奪う者となりそうな血縁者をあらかじめ潰しておくというのも、あるかもしれない。 捨て駒アリステア。観測者の孫イスト。 ……彼が身分を隠しているとは到底思えないが、一応調べておく必要がありそうだ。 あとで詳細を教えてくれとジャクリーンに耳打ちすると、今度こそ会話を終える。 「アリス」と短く彼の名を呼べば、向こうも話が終わったことに気付いたのか手を振って応えてみせた。 そこらじゅうにハトを乗せたまま、駆け寄ってくる。 アリス 「先輩、どうでした?」 テレジア 「ハトの依頼、本部はまったく関係ないって。 他の連中は第十一のBUGじゃないかって疑ってるみたい。“赤眼”だったから。」 得られた情報を整理し、要点を話す。 とはいえ、前回の開拓時に模倣されたとされる古いBUGの情報は今のところ見つかっていない。 同様に、当時参加していた第十一書庫班のBUGが今も残っている可能性は低いだろう。 それに、BUGがどの範囲まで本物と違うことをするのか、自ら考えて行動するのか、 そういうことは既に第十一書庫班が入念に調べ上げていたし、その記録も残っている。 彼らはBUGに一度も口にしたことがない言葉で伝言をさせるといった実験も行ったようだが、 それについては、どうやら失敗したらしい。仕込んだBUGが言葉を発する前に潰されたのだったか。 この開拓地に居る間に確かめておきたいことは沢山あるが、共に行動するアリスを巻き込みたくないというところが本音だ。 BUGとアリス、どちらを優先するかといえば、圧倒的に後者だ。 もっとも、それ以前の問題として、私達には閉鎖書庫……第十一書庫の鍵を回収するという任務があるが。 アリス 「……“アカメ”っていうのは、何か特別な呼称なんですか?」 テレジア 「ああ、旧型みたいな人間を使わない魔術兵のことだよ。旧型はみんな瞳が赤いからさ。 逆に、きみみたいな新型は“青眼”って呼ばれることもある。覚えておいて。」 目の前にいる彼の瞳を指差して、「青というよりは紫だけど」と付け足して言う。 魔術兵は他の人間と区別するために母国の人間としてはあり得ない色をした義眼の装着が基本的な決まりということになっている。 多種多様な種族が集まるこの地では、瞳の色などあまりにも薄すぎる特徴だ。それはそれで、一向に構わない。 アリス 「……瞳の色だけなら、先輩も多分ほとんど一緒だと思いますけど……。 生まれつきなものかどうかって、パッと見ただけで分かったりするんですか?」 テレジア 「眼球を取り外せば分かるんじゃない?」 アリス 「そういうのは『パッと見ただけで分かる』とは言わないと思うんですけど?」 私はアリスに対して、表面上は齢十三才のカワイイ先輩少年兵ということになっている。 彼は呑気だが、だからといってあまり正直な話をしすぎるのは好ましくないことだろう。 これ以上の質問には答えないつもりで、今まで通りの忙しない旅路へと戻る。 彼の呼び止める声が、背後からしつこく聞こえた。 ……第十一書庫班のBUG。観測者の孫。 どうやら、調べ物が増えてしまったようだ。 ため息をついて、地図を開く。 目的地は、まだ遠い。 |
……まず一番に確認するべきものは何か、考える必要がある。 |
スレイン 「……そうなのですか? 貴方が気分を害していないのなら僕はそれで問題ありませんとも、心配なさらず。」 |
スレイン 「……不幸に絶対基準などない。 戦いを悦びとするならそれは不幸にあらず。 旅を至福とするなら家なきことも不幸でない……」 |
スレイン 「貴方がそのことを苦とせぬなら僕はそれ以上立ち入りませんとも…… ただそうでないのなら…… 苦しみというものに上も下もない……とも思いますけれどね。 苦しみは苦しみでしかない」 |
スレイン 「だなんて……突然難しい話をしてしまいましたね。 悪い癖です、すみません」 |
スレイン 「恋バナ……というやつです? ノリがわるいようで申し訳ないですがどうにも…… 恋というものは物語で読んだことはあれどもわからないもので…… おかしいのでしょうかね」 |
スレイン 「貴方は……だなんて難しいことを聞くのはやめておきましょう。 僕自身も聞かれておいて提示する答えがなかったですから」 |
スレイン 「変ということではないと思います……よ? えっと…… 僕が聞いたことなかっただけなので…… ニャーとかミャーとしか鳴かないわけじゃないですし……猫って」 |
スレイン 「羊とか山羊みたいな鳴き声の猫とか……人語を喋っているつもりのように鳴く猫とか…… 普通の猫とは違いますがそれこそ人語を喋る猫だっていましたからね」 |
*猫をもふる人と人にもふられる猫をじっと見ている* |
『アリステア おもってたより すとろんぐ』 ふんふんと頷いている。 |
『しんだ? しんだか? でも そういうけはい ないが……』 |
『そうだ。ぼくらは なんか そういうひとの ところに よっていって なんか…… えねるぎーてきな あれを ちゅーって』 |
『……』 (困っている!) |
『ぼく けいやく したひと どっかいったから すごい よわよわ ほんとのちから ぜんぜん だせてない…… こないだ まけた……(スンッ)』 |
『ひとがしんだとき しにたくないひとがいるとき それ ぼくたちのごはんになる けど べつに あたまから とってくうわけじゃ ないから……』 |
えらくてできる子なので言われた通りに離れた!つんつんアリステアの指先を触って遊んでいるが、触られたという感覚は乏しい。 『こうか なるほど にんげん むずかしいね』 |
フェイス 「いや、霞はさすがに食わねえよ。修行の一環で絶食することもあったけど、そういうのはもうやってねえな…… 絶食はめちゃくちゃ辛いよ」 |
フェイス 「あっ、そう言えばあんた、フライドチキンの店とか知らない? 探してんだよな。できれば白髭のおっさんが看板に描いてある奴」 |
フェイス 「舞台じゃなくて映画で……映画分かる? オレの世界にもなかったんだけどさ、映画。でもまあ、演劇っちゃ演劇か。 サミュエル・ル・ビアンってのも役者の名前で……あっ。役名、思い出せねえな。何だったっけ」 |
フェイス 「いやあ、やりやすいようにやってくれりゃいいよ。 確かにあんたも役者みたいな可愛い顔しているけどさ、戦ってる時にじろじろ見ちゃいねえから。 息苦しくて窒息しそうってな感じじゃなかったら、そのままでもさ」 |
コルネリア 「? あら、兄妹でもヒトでも無いの? 私としたことが、とんだ勘違いをしてしまったのかしら?」 |
不思議そうにこてんと首を傾ぐ。 差し出したまま放って置かれた右手が、左右にぷらぷらと小さく揺れた。 |
コルネリア 「どうやら、驚かせてしまったようね。 ごめんあそばせ。 だけど、貴方たちを襲ったりする積もりは無いから安心して下さると嬉しいわ。」 |
コルネリア 「私は見ての通り善良で、そして交じりっ気のない人間よ。 この土地に来て以来、沢山のヒトじゃないヒトに出会って正に夢心地、と言った所かしら? こんなに楽しい経験が続くなんて、生まれて初めてかも知れないわ。」 |
コルネリア 「だけど、例えいくら楽しくても、醒めない夢というのも不安になる物でしょう? もしかすると今もずぅっとベッドの中に居て、空想の中に囚われているだけかも知れない。 目覚めている証を見付けられなければ、私は眠り続けているのと同じ……」 |
コルネリア 「……そう考えていた所に、貴方たちを見付けたの! 私と同じヒトが居るなら、それは夢の外に居るのも同じだわ! だからもう嬉しくって、思わず飛び跳ねそうな心地で話し掛けてしまったのよ。」 |
コルネリア 「本当はヒトでは無いらしいけれど、でも良いわ。 見た目がほとんどヒトならば、私にとってはヒトだもの! お話しの反応もヒトそのもの! 私は気にしないわ!」 |
コルネリア 「というわけで、よろしく。アリステア、テレジア。 貴方たちに巡り合うことが出来て本当に嬉しいわ。」 |
少女は瞳をきらきらと輝かせながら、二人をまじまじと見据えるのだった。 |
コルネリア 「うふふ、お気遣いありがとう。 お察しの通り、私は一人旅の途中なの。 そういう事情なら、是非とも付いて行かせて貰おうかしら。」 |
指差す方角を見つめながら、小さく頷いた。 されど、どこまで行くのかを告げることは無く。 二人が歩き出すのを待って、すたすたと傍らに付いて行こうとするのだった。 |
コルネリア 「それにしても…… よくよく見てみると、アリステアって少しハンサムなのね。 お話しの仕方にも品があるし、とっても素敵だと思うわ。」 |
コルネリア 「私は今年で16になるのだけれど、アリステアは私より年下なの? 男の子の歳って、どうやって見分ければ良いのかしら? それともヒトでは無いから、もっと年齢も上だったりするの?」 |
アリステアの傍を歩きながら、少女は変わらぬ調子で話し続けている。 |
テレジア 「アリス、ちゃんと考えて動かないと危ないよ。 この開拓を進めるために、どこの戦場もピリピリしてる。」 アリス 「ちゃんと考えてますって。 先輩が予想してる三十倍ぐらいは考えてますよ。多分。」 |
アリス 「でもさ~~~~~死ぬときは死ぬじゃん!?」 |
テレジア 「さて。ハトぽっぽの依頼はどうする? 罠かもしれないし、行かないっていう手もあるよ。」 アリス 「……どうもこうもないっすよ。行きましょう。」 アリス 「何が起きるにしても、答え合わせは必要だと思いませんか?」 |
*今日の作戦を書き記した。* 【最終更新日時:12/5 16:50(雑貨取引にて有用なカードが手に入ったため、変更しました)】 二人の姿はない。代わりに、ハトがポッポしている。 作戦内容の詳細まで説明する暇はなかったようだ。 |
○ | Pno122 だれでもない [前 / 新 / 集] Eno122 捨て駒 |
VS | Pno150 “語られざる物語” [前 / 新 / 集] Eno150 “Silent-Terror” |
× |
○ | Pno122 だれでもない [前 / 新 / 集] Eno122 捨て駒 |
VS | Pno324 てるてるぼうずPT [前 / 新 / 集] Eno324 てるてるぼうず |
× |
○ | Pno122 だれでもない [前 / 新 / 集] Eno122 捨て駒 |
VS | Pno198 家津PT [前 / 新 / 集] Eno198 家津和佳菜 |
× |
――――無言。 |
――――無言。 |
テレジア 「――――大丈夫。今日もきっと、予定通りだ。 今日が終わってしまう前に、始めよう。」 |
テレジア 「――――大丈夫。今日もきっと、予定通りだ。 今日が終わってしまう前に、始めよう。」 |
ステップ。 |
ひらり。 |
だれでもない Chain | |||||||||||
|
| ||||||||||
BUG Chain |
■▣■■☒■▮■ 「。 」 |
ひらり。 |
|
意味のない言葉と囁き声。 |
■▣■■☒■▮■ 「…………。」 |
|
ひとふりのナイフを地に突き立てた。 |
足音。 |
その人影が揺らぐ。帽子をかぶり直した。 |
だれでもない Chain | |||||||||||
|
| ||||||||||
BUG Chain |
ひとふりのナイフを地に突き立てた。 |
空白に線を描いた。 |
押し殺された呼吸の音。 |
■▣■■☒■▮■ 「―――……―――……。」 |
その人影が揺らぐ。帽子をかぶり直した。 |
だれでもない Chain | |||||||||||
|
| ||||||||||
BUG Chain ?(1) ?(2) |
ひらり。 |
だれでもない Chain | |||||||||||
|
| ||||||||||
BUG Chain ?(1) ?(2) |
|
だれでもない Chain | |||||||||||
|
| ||||||||||
BUG Chain ?(1) ?(2) |
その手にある刃で受け止めた。 |
だれでもない Chain | |||||||||||
|
| ||||||||||
BUG Chain ?(1) ?(2) |
|
だれでもない Chain | |||||||||||
|
| ||||||||||
BUG Chain ?(1) ?(2) |
……BUGかどうか、それを問うのは止めておくことにした。 |
アリス 「――――……あ、……――――……。」 |
――――無言だ。 |
人影は崩れ去った。もうそこに姿はない。 |
今日出会った開拓者たちについて、記録しておいた。 |
地図に印を書き足した。 |
《夢喰花》 「たかーい‥‥のぼる‥‥? ムリかなー‥‥(塔の周囲を窺うようにぐるりと回ってみた)」 |
ネルケ 「よろしく頼む。」 |
なかゆぴ 「タワー」 |
ラヴァンダル 「おお!絶景です!」 |
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------------------------------------------------------------------ 図書塔。 あらゆる書を焚き、あらゆる言葉を狩り、あらゆる知を集約しようとする組織。 多くの書士と、ほんの少しの学者によって構成される図書塔の中でも、 この『第二書庫分隊特殊調査班』は他に代替のない“捨て駒”である。 かつてこの開拓地に訪れた第十一書庫班が隠した『閉鎖書庫の鍵』を探し出すこと。 捨て駒たちに与えられたこの任務は、必ず成し遂げなければならないものである。 二人はそれを知っている。どうしようもなく知っている。 ------------------------------------------------------------------ 『アリステア』 図書塔に所属する少年兵の一人。 14歳。図書塔勤務1年目の新人。 任務遂行に必要とされる知識や技術および仮想人格を搭載した使い捨ての魔術兵でもあり、 戦闘時に切り替わる仮想人格に自我と呼べるものをいつかすべて乗っ取られてしまうのではないかと怯えている。しかし、それは杞憂だ。 そして、彼は生き残るためならば手段を選ばない。 『テレジア』 図書塔に所属する少年兵の一人。 享年13歳。図書塔勤務■■年目。 近年引き続いた数々の魔術兵の故障に居合わせ、 その原因を特定するために魔術兵アリステアが参加する今回の任務についてきた。ということになっている。 元は過去の任務で負傷し、魔術兵の材料として脳だけを掬い上げられた少女であり、 彼女の本体は今も図書塔に置かれた水槽の中に浮かんでいる。 そして、彼女は目的のためならば手段を選ばない。 『テラ』 図書塔に所属する怪物。および猫。 猫なので、何を考えているのかわからない。 そして、あなたはこの文章を見るために少しの時間を無駄にした。 ------------------------------------------------------------------ 『識を食む』(日記まとめ予定地) ※メッセ・召集等お気軽にどうぞ。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
00 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 通常優勢劣勢異常瀕死 |
Ino | 所持Max15 / 所持数10 | 種類 | 効果 | 効力 | 精度 |
1 | 【防具】真新しい制服 | 固有衣服 | - | 8 | 8 |
第二書庫隊に所属する少年兵たちの制服。最近デザインが一新されたため、一目で新人と分かる。 | |||||
2 | 6歩カード | 固有移動 | 確歩Lv6 | - | - |
ダイス1回目の出目を強制的に6に変更する | |||||
3 | 4歩カード | 移動 | 確歩Lv4 | - | - |
ダイス1回目の出目を強制的に4に変更する | |||||
4 | 第二書庫隊特殊調査班のメモ | 確認 | - | - | - |
落書きなどができる。出品、送品、廃棄などの挙動確認にどうぞ。 | |||||
5 | 3歩カード | 移動 | 確歩Lv3 | - | - |
ダイス1回目の出目を強制的に3に変更する | |||||
6 | 5歩カード | 移動 | 確歩Lv5 | - | - |
ダイス1回目の出目を強制的に5に変更する | |||||
7 | 延命のカード | 増設 | 延命Lv7 | - | - |
指定したマスに設置されたカード使用者の施設の期限をLv分延長 | |||||
8 | 腐ったチーズ | 固有謎物 | 付猛毒Lv2 | - | 16 |
9 | 腐ったチーズ | 謎物 | 付猛毒Lv2 | - | 17 |
10 | 5歩カード | 移動 | 確歩Lv5 | - | - |
ダイス1回目の出目を強制的に5に変更する |
Sno | 所持Max65 / 特有Max4 / 設定Max14 / 所持数44 | 所有 | 種類 | 効果 | LP | FP |
1 | 無名のカード | 固有 | 解離 | 傷投射Lv1 | 0 | 12 |
2 | 無名のカード | 固有 | 解離 | 傷斬払Lv1 | 0 | 12 |
3 | 自己校正 | 固有 | 解離 | 治癒Lv1 | 0 | 14 |
4 | ■▣■■☒■▮■ | 特有 | 解離 | 連感傷疾風Lv1 | 0 | 24 |
5 | CheckPoint:A | 共有 | 罠 | 罠命中減弱Lv1 | 0 | 6 |
6 | スワンプマンズ・ライブラリ | 固有 | 先発 | 個別御替Lv1 | 0 | 2 |
7 | ■▣■■☒■▮■ | 特有 | 先発 | 無斬払Lv1 | 0 | 5 |
8 | CheckPoint:AX | 共有 | 罠 | 罠列命中減弱Lv1 | 0 | 12 |
9 | 閉じた箱と不在の猫 | 共有 | 先発 | 隠密Lv1 | 0 | 10 |
10 | ■▣■■☒■▮■ | 特有 | 瀕死 | 連放出Lv1 | 0 | 24 |
11 | CheckPoint:C | 共有 | 罠 | 罠制御減弱Lv1 | 0 | 6 |
12 | CheckPoint:CX | 共有 | 罠 | 罠列制御減弱Lv1 | 0 | 12 |
13 | 無名のカード | 共有 | 先発 | 動静云為Lv1 | 0 | 2 |
14 | 無名のカード | 共有 | 先発 | 確変Lv1 | 0 | 6 |
15 | 無名のカード | 共有 | 先発 | 列確変Lv1 | 0 | 12 |
16 | バタートースト・コイントス | 共有 | 先発 | 全確変Lv1 | 0 | 18 |
17 | スポイル | 共有 | 解離 | 鎖奪Lv1 | 0 | 18 |
18 | 無名のカード | 共有 | 解離 | 傷投射Lv1 | 0 | 12 |
19 | 無名のカード | 共有 | 解離 | 全傷投射Lv1 | 0 | 32 |
20 | キリトリセン | 共有 | 解離 | 散傷投射Lv1 | 0 | 32 |
21 | 無名のカード | 共有 | 罠 | 罠傷投射Lv1 | 0 | 12 |
22 | 無名のカード | 共有 | 罠 | 罠列傷投射Lv1 | 0 | 24 |
23 | 無名のカード | 共有 | 罠 | 罠全傷投射Lv1 | 0 | 32 |
24 | 無名のカード | 共有 | 罠 | 罠散傷投射Lv1 | 0 | 32 |
25 | シュレッド・レター | 共有 | 解離 | 多傷投射Lv1 | 0 | 36 |
26 | 無名のカード | 共有 | 先発 | 対投射Lv1 | 0 | 40 |
27 | 無名のカード | 共有 | 解離 | 低下Lv1 | 0 | 4 |
28 | 一捨二入 | 共有 | 解離 | 列低下Lv1 | 0 | 8 |
29 | 以下切捨 | 共有 | 解離 | 全低下Lv1 | 0 | 12 |
30 | 無名のカード | 共有 | 先発 | 列動静云為Lv1 | 0 | 4 |
31 | 無名のカード | 共有 | 先発 | 全動静云為Lv1 | 0 | 6 |
32 | 無名のカード | 共有 | 先発 | 確変Lv2 | 0 | 12 |
33 | 無名のカード | 共有 | 先発 | 列確変Lv2 | 0 | 24 |
34 | 無名のカード | 共有 | 先発 | 全確変Lv2 | 0 | 36 |
35 | 無名のカード | 共有 | 罠 | 罠命中減弱Lv2 | 0 | 12 |
36 | 無名のカード | 共有 | 罠 | 罠制御減弱Lv2 | 0 | 12 |
37 | 無名のカード | 共有 | 先発 | 隠密Lv2 | 0 | 20 |
38 | シャープネス | 共有 | 解離 | 散傷投射Lv1 | 0 | 32 |
39 | 無名のカード | 共有 | 罠 | 罠命中減弱Lv2 | 0 | 12 |
40 | 鎖奪のカード | 共有 | 解離 | 鎖奪Lv1 | 0 | 18 |
41 | 無名のカード | 共有 | 解離 | 列傷投射Lv1 | 0 | 24 |
42 | 無名のカード | 共有 | 解離 | 遠傷投射Lv1 | 0 | 24 |
43 | 無名のカード | 共有 | 罠 | 罠遠傷投射Lv1 | 0 | 24 |
44 | 無名のカード | 共有 | 罠 | 罠列命中減弱Lv2 | 0 | 24 |
Marking Chara List |
[Command] Eno2:スレイン・F・アッヘンバッハ ■▣■■☒■▮■ □□□□□□ |
[Command] Eno14:闇 ■ |
[Command] Eno30:死線 ■■■■■■■ |
[Command] Eno70:アウロラ ■ |
[Command] Eno72:鳩岡 野之子 ■■ |
[Command] Eno76:ガモリ ■▣■■☒■▮■ |
[Command] Eno105:白鬼祀里 ■▣■■☒■▮■ □ |
[Command] Eno95:名前を捨てた者 |
[Command] Eno117:デイ |
[Command] Eno119:ツァラ・ツァラン ■ |
[Command] Eno123:羽水 ■■■■■■ |
[Command] Eno130:蜜桃 |
[Command] Eno136:李紫涵 ■■■■■ □ |
[Command] Eno149:ユハル ■■■ |
[Command] Eno187:ミハク |
[Command] Eno227:渡辺あゆと |
[Command] Eno228:鴬谷モナカ ■■■ |
[Command] Eno233:榊原 要 ■ |
[Command] Eno238:常夜燈は舞う |
[Command] Eno277:ボウフラ |
[Command] Eno285:コルネリア・S・プラターネ □ |
[Command] Eno287:ダリダ = マッツォーラ ■■ □ |
[Command] Eno297:フリエントドンナ □ |
[Command] Eno300:リーヴィア |
[Command] Eno321:眠り姫ドルミーレ ■ □□ |
[Command] Eno383:チーロ・チェルベット □ |
[Command] Eno122:捨て駒 ■▣■■☒■▮■ |
Ano | 名称 | 休日 | 区分 | 詳細区分 | 価値 | 期限 |
E-7 | 塔 | 農耕 | 散策 | 塔Lv10 | 78 | 4 |
T-2 | 衣服屋のカード | 安息 | 衣服 | 衣服屋Lv3 | 20 | 3 |
Q-3 | 天満宮のカード | 星期 | 信仰 | 天満宮Lv7 | 82 | 4 |
L-5 | 武器屋 | 激火 | 武器 | 武器屋Lv6 | 54 | 2 |
G-6 | 診療所 | 流水 | 回復 | 診療所Lv9 | 99 | 6 |
D-8 | ハト波止場 | 豊穣 | 転送 | 転送装置Lv12 | 96 | 5 |
伝書鳩の中継地点。ここから手紙を送ることもできるようだ。 |
区分 | 設立数 | 運営日数 | 利用計 | 本日の収入計 | 区分 | 設立数 | 運営日数 | 利用計 | 本日の収入計 |
武器 | 1 | 4 | 2 | 12 | 衣服 | 1 | 7 | 0 | 0 |
転送 | 3 | 12 | 2 | 10 | 回復 | 1 | 3 | 2 | 18 |
散策 | 1 | 2 | 4 | 40 | 信仰 | 1 | 6 | 0 | 0 |
Mission List |
#追加注文基礎講座受講 ☆ Clear ☆ |
#オツカイクエスト:種蒔編 回復・休息・遊戯・鑑賞・散策・産業・信仰施設いづれかを利用した後、指定の場所へ種袋を運搬する。 ※ミッションを受給した地点"以外"の該当施設(受給地点:L-Lv5) 目的地:B-Lv8 |
#遥かなる地へ かつての開拓よりも、さらなる先を見てみないか? 目的地:?-Lv30 |
#保持するモノ ハチミツを入れる壺は回復・休息・遊戯・鑑賞・散策・産業・信仰施設いづれかを利用して借りる。 ※ミッションを受給した地点"以外"の該当施設(受給地点:B-Lv9) 目的地:?-Lv12 |
Mission#A List |
AdditionalOrder List |
A | B | C | D | E | F | G | H | I | J | K | L | M | N | O | P | Q | R | S | T | U | V | ||
11 | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | 11 |
10 | × | × | × | × | 10 | ||||||||||||||||||
9 | ★ | 9 | |||||||||||||||||||||
8 | ☆ | 8 | |||||||||||||||||||||
7 | ☆ | 7 | |||||||||||||||||||||
6 | ☆ | 6 | |||||||||||||||||||||
5 | ☆ | 5 | |||||||||||||||||||||
4 | 4 | ||||||||||||||||||||||
3 | ☆ | 3 | |||||||||||||||||||||
2 | ☆ | 2 | |||||||||||||||||||||
1 | 1 | ||||||||||||||||||||||
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