![]() 「ケイト! 昨日はお菓子を分けてくれてありがとう!」 ![]() 「ケイトのおかげで蝙蝠羽の女の子も喜んでくれたみたい。 おねえちゃんもお礼にいっぱいなでなでしてあげるね!」 |
母は毎朝パンを焼いてくれた。 出来立てのパンはふかふかで柔らかく、ほんのりとした甘みと温もりが口の中で広がる。 毎日の食卓に並ぶパンは種類も豊富だった。 トーストはさることながらプレッツェルにクロワッサン、くるみパンやチョコパンなど、 多くの種類のパンがバスケットに入っていて僕達はそれを好きに取って食べていた。 父はよくシチューをつくってくれた。 狩りが特に上手くいったときはその新鮮な肉が入ったシチューが夕飯に出される。 ごろごろと大きく切られた野菜も入っていて、僕も姉も父のつくったシチューが大好きだった。 たまにうさぎの形に切られたにんじんを見て嬉しかった反面食べるのが忍びなく思うこともあった。 今にして思えばあれは父なりの愛情表現だったのだろう。 あの厳格だった父が人参をうさぎの形に切っている姿を想像とすると少し面白く思ってしまった。 そういうことで、僕は食事に関してはいい思い出が多い。 しかしながら食べる側は慣れていたとしてもつくる側というのは一筋縄ではいかなかった。 * * * 僕はまな板の上でひたすらパン生地をこねていた。 バターまみれで手にべとべとくっついてしまうパン生地を根気よくこねていくと 徐々にそれらしくなっていった。 楽しくなってきた僕はそのとき考えた鼻歌を歌いながらこねていたけれど、 姉の「もうパン生地こねなくて大丈夫だよ」という声でその作業は終わる。 こねたパン生地は発酵させるために暖かくして寝かせておいた。 ![]() 「おやすみなさい」 手の中で転がして一生懸命丸くしたから、丸く膨らむことを祈って次の作業に入る。 土を被って汚れている野菜たちを軽く洗う。 すると人参やじゃがいもは元々あった色彩を取り戻し、つるつるになっていった。 ![]() 「ふっふっふっ。さーて、一皮剥いちゃうよー!」 姉の妙な動きの指を真似て、指をわきわきとまるで歩く節足動物のような動きをさせる。 すると横たわる野菜たちがなんだか怯えているように見えてきて、 ちょっと可哀想に思えてしまった。 しかしご飯をつくりたいと言ったのは僕だ。 心を鬼にして野菜たちの皮を剥くためにピーラーを手にする。 隣にいる姉は包丁を持っていた。するとそれで人参をくるくる回して器用に剥き始める。 ![]() 「わあ……!」 野菜の皮は切れることなく机の上に落ちていく。 見れば皮はまるで蛇みたいにとぐろを巻いていた。 それを見るのが楽しくて僕はついじゃがいもの皮を剥く手を止めてそれを眺めていた。 彼女が器用なのは父譲りの部分もあるだろうが、それ以前によく母の手伝いをしていたからだろう。 母は身体が弱く、僕はこんな体質だからと彼女は精一杯「姉」らしく生きていた。 だから何でもできた。何でもできると思っていた。 ![]() 「ケイト、ジャガイモの皮は剥けた?」 姉の皮むきに見惚れていた僕はハッとして手元を見る。 まだ1個目の途中だった。慌てて剥こうとすると姉に止められる。 「慌てなくていいからね」と、彼女は次に玉ねぎの頭とお尻を切ってから皮を剥き始めた。 その様子もずっと見ていたかったけれど、料理をしたいと言い出したのは 僕だから真面目に自分の仕事に向き合うことにした。 じゃがいは丸くてとても剥きにくかった。 姉のようにくるくると器用に剥きたかったけれど全然上手くいかずつるつると滑る。 唸りながら試行錯誤をしていると、彼女が僕の様子を見ていることに気づいた。 ![]() 「ジャガイモの剥き方、お姉ちゃんがお手本を見せるから真似してみて」 言われるままにじゃがいもとピーラーを手渡すと、彼女は丁寧にじゃがいもの剥き方を教えてくれた。 くるくる剥くのは難しいからと頂点からまっすぐ下ろすように剥くことを教えられる。 教えられたとおりに慎重に剥いていく。土色の皮から黄金色の中身が見えてくる。 その様子がまるで磨かれて輝く宝石のように見えた僕はまたどんどん楽しくなってきた。 すぐに2個目にとりかかる。それもすぐに剥けてしまってぴかぴかの中身が現れた。 ![]() 「……あれ?」 材料は2人分しかない。じゃがいもも人参も玉ねぎの皮も全て剥けてしまった。 ちょうど楽しくなってきたところだったからひどく残念に思ったけれど、 次は野菜を切る作業だということを思い出した。 僕は息を潜めて姉の様子を窺う。 ボウルの中にある剥き出しの野菜たち。彼女はその一つ、人参を取る。 それを横たわらせ、人参の頭とお尻を一思いにざくっと切る。 それと同時に僕の耳もぴんと張った。なぜだか僕は緊張していた。 彼女はそのまま手際よく人参を乱切りしていく。 均一に切られた野菜は母が切るものより少し大きく見えた。 ![]() 「おねえちゃん、おねえちゃん」 野菜に向き合っていた彼女は僕のほうを見ると少し固まった。 きっと僕の表情があまりにも期待に満ちていたからだろう。実際に、期待に満ちていた。 ![]() 「ぼくもおやさい切ってみたい!」 返事の代わりに姉は困った表情をした。当然だ。駄目と言われたことをしたいと言ったのだから。 それでも、手際よく野菜を剥いたり切ったりする姉に憧れてしまったのだから言いたかったのだ。 ![]() 「う~~~ん」 悩ましそうに唸り声をあげる姉をじっと見つめる。 期待はどんどん不安に変わっていく。元気に立っていた耳はどんどん垂れ下がっていく。 それはもう、本当に、かなりの落ち込み具合だっただろう。 耳が垂れ下がると同時に顔を地面に向けていると、慌てたような声が降りてきた。 ![]() 「わわっ。じゃ、じゃあね、一回だけだよ。お姉ちゃんと一緒に切ってみよう?」 まず耳がぴんと張り、次に顔を上げる。嬉しくて姉に抱きつきたくなったが、 包丁を持っている彼女に突然抱きつくと怒られると思ってなんとか踏みとどまった。 そうしてまな板と姉の間に潜り込む。 ![]() 「いい? ケイトは右利きだったよね。じゃあまず右手で包丁をこう持つんだよ」 彼女はまず人差し指を立ててから柄を握る。 立てられた人差し指は包丁の背に置かれていた。 ![]() 「それから左手はネコさんの手で野菜を押さえるの」 と、丸めた手を人参の上に置いて固定した。 ![]() 「それで、こうやって切っていくんだよ。指を切っちゃいけないから慎重にね」 と、目の前でさくっと人参の頭を切った。 目の前で繰り広げられるその光景に僕は思わず感嘆の声を漏らす。 ![]() 「じゃあ、やってみよっか。まずは包丁を握ってみて。ゆっくりでいいからね」 と、おずおずと包丁を手に取ってみると彼女は僕の手の上に自分の手を添え、一緒に包丁を握った。 言われたとおり人差し指を包丁の背に置いた。 ![]() 「そうそう。それから野菜を固定しよっか。指を切っちゃいけないからネコさんの手だよ」 そこで不思議に思い、僕は首だけを回して彼女を見上げた。 ![]() 「ぼくはうさぎさんだよ?」 耳を動かして主張する。まだ子供で短くてもしっかりとうさぎの耳だ。 尻尾も動かす。猫と違ってとても短い尻尾だった。 猫みたいに爪も牙も肉球も持たないけれど、長い耳は遠くの音を拾うこともできる自慢の耳だった。 すると頭上で小さな笑い声が降りてくる。 ![]() 「そうだね。それじゃあケイトはうさぎさんの手をしよっか」 しかし。さて。困る。そうは言ったもののうさぎの手がわからない僕は固まってしまった。 うさぎたちの手を思い起こしてそれらしい手をつくる。伸ばしてみるとそれらしく思えたが、 先ほどの例では手は丸められていた。 丸めると猫のように見える。僕は混乱した。 助けを求めるようにまた姉を見上げると、 彼女は笑って「こんな風に手を曲げたらうさぎさんだよね」と言って、第二関節だけを曲げた。 すると随分とうさぎらしく見えて納得できた。 第二関節を曲げ、指先を折りたたんで野菜を押さえてみる。 しかし円柱型の人参はすぐに転がりそうだった。 ![]() 「こうやって、もっとしっかり押さえるんだよ」 彼女の左手が僕の左手の上に添えられる。 そこから彼女はうさぎの手の形をつくって野菜を固定した。 ![]() 「こうやって切っていくんだよ。絶対に目を離しちゃ駄目だからね。包丁をしっかり握って」 僕の両手は彼女の手を添えられたまま、彼女の動きに合わせて野菜に包丁を当てる。 まっすぐ下ろすだけでは切れないから刃を滑らせる。 さく、という音とともに、野菜はいとも簡単に切れた。 初めて野菜を切った感覚は、なんとも言えないものだった。 食べるときとはまた違う。瑞々しい繊維を断ち切り、落とす感覚。 切れられた野菜は少しまな板の上を転がってからうんともすんとも言わなかった。 初めから野菜は何も言葉を発しないが、そのときの僕はひどく静寂というものを感じ取っていて、 呆けたように切られた野菜をじっと見つめていた。 ![]() 「わかった? 包丁は危ないし、ケイトにはまだ早いから残りはお姉ちゃんがするね」 包丁が僕の手から離れる。 そのまま彼女に促され、まな板の脇に移動した。 その後、野菜や鶏肉は姉が全部切っていった。 その様子を、先ほどの野菜を切る感覚を反芻しながら見つめていた。 ![]() 「ケイト、パンの様子を見てもらえる?」 暖かいところに置いておくとパンは膨らむらしい。 それを思い出した僕はそれがどんなものか見てみたくてすぐさまパンの様子を見に行った。 そのとき、彼女は玉ねぎを切ろうとしていた。 ![]() 「パン、ちょっとふくらんでたよ!」 意気揚々と姉に偵察の成果を報告した僕は、野菜も鶏肉も全部切られているのを見つけた。 なら次だ。母の残したレシピによれば、次はそれらを鍋で炒める作業だった。 つまり火を熾さなければならない。それは非常に大変な作業だ。 しかし僕たちはそれを難なくできる。姉は火を灯すことができるからだ。 そのときの彼女はまだマッチ棒に灯る程度の火しか出せなかったが、それだけで十分だった。 パチパチと弾ける火は姉の瞳のようで美しかった。 ![]() 「玉ねぎはね、飴色になるまでだって書いてあったよね。それから……」 炒めて飴色になった玉ねぎ。そして野菜たちや鶏肉、それから牛乳や調味料を入れて煮る。 お玉でぐるぐるとかき混ぜていけばいい香りが立つ。食欲をそそられる香りだ。 すると、姉が何かに気づいたように声をかけてきた。 ![]() 「ねえ、ケイト。ケイトは料理を美味しく作る秘訣って知ってる?」 そう聞かれ、答えを出そうと僕は長いこと、相当長いこと唸った。 レシピどおりにつくること、いい食材を使うこと、好物をつくること、 あれこれと考えが浮かんで消えていった。 どれもしっくりとこなかったからだ。僕は散々迷った末、 当たりとは確信できないけれど答えを言ってみた。 ![]() 「いっぱい練習すること?」 すると彼女は首を横に振って「ううん」と答えた。 ![]() 「それは上手になる秘訣なんだって。これはパパの受け売りなんだけどね……」 得意げな表情で人差し指を立て、まるで指揮者のように振りながら話す。 ![]() 「『おいしくなあれ、おいしくなあれ』って、美味しいご飯を 食べさせてあげたい相手の喜ぶ顔を思い浮かべて作ると良いんだよ」 こういうふうに、と彼女は「おいしくなあれ、おいしくなあれ」と 唱えながら楽しそうにシチューをかき混ぜる。 その様子をじっと見ていたらお玉を渡された。姉に促され、挑戦してみる。 このシチューを食べさせてあげたい相手は姉だ。 目をぎゅっと閉じて喜ぶ顔を思い描く。目を細め、頬を紅潮させて八重歯を覗かせる表情を。 ![]() 「おいしくなあれ、おいしくなあれ」 すると不思議と美味しそうな香りが一層匂い立ったように思えた。 それに感銘を受けた僕は姉のほうを見ると彼女はにっこりと微笑んだ。 続けて僕は唱えながらかき混ぜる。喜ぶ顔を思い浮かべながらかき混ぜる。 家にいるときのような、美味しくて楽しい食卓になる期待が膨らむ。 ![]() 「あ、飲み水が無かったよね。ちょっとお水を汲んでくるから、ケイトはお鍋を見てて。 しっかりとかき混ぜないと焦がしちゃうからね」 ![]() 「うん! 気をつけてね!」 水筒を持った彼女は駆け足で水場へと向かっていった。 そうして僕は一人で鍋と戦うことになる。 姉が帰ってくるまで鍋を混ぜていればいい。単純な任務のはずだった。 ![]() 「おいしくなあれ♪ おいしくなあれ♪」 メロディに乗せながら唱えると段々楽しくなってきたが、 たくさんの具が入り、とろみがついたシチューをかき混ぜ続けるのは 力のなかった僕にとっては一苦労だった。 しかしながら僕が言い出したことだ。それに任されたことだ。 使命感を胸にシチューをかき混ぜ続ける。つまみ食いをしたくなっても我慢した。 ![]() 「……?」 ふと、火の爆ぜる音や煮え立つ音、姉の足音とは別の異音を耳が捉える。 草の根をかき分ける音だ。とても小さな、忍ぶ音。 ![]() 「あ!」 そのほうを見れば1羽の白いうさぎが寝かせている最中のパンに近寄っていた。 すんすんとそれを嗅ぎ、口を近づけ、噛む。取る。 ![]() 「だ、だめだよっ。それはまだ途中なの! つまみ食いはだめなんだよ!」 大慌てでかき混ぜる手を止め、白うさぎに近づけばそれは僕の忠告に聞く耳持たずに身を翻す。 その口はそれぞれ膨らんだ丸パンを咥えたままだ。 ![]() 「ま、待って!」 僕は慌てて追いかける。追われたうさぎは当然逃げる。 倒けつ転びつ必死に捕らえようとしても白いうさぎは俊敏で、 なんとか走り回ってようやっと手が届くと思った瞬間だった。 まるで暴れるような強烈な風に煽られ、立ち止まって帽子と顔を覆う。 それは獣のいななきのようだった。風が威嚇しているようであった。 そこに潜むは敵意のように思えた。僕は竦み、身を縮こまらせる。 怖い。怖いはずなのに、と訝しむ。 なぜならその風からどこか懐かしい匂いもしたからだ。 恐怖の中にある親しみという未知のものに、その不可思議さに、 僕は身動き一つ取ることもできなかった。 暫くしてしなる鞭のような風が止み、顔を上げるとそこにはもう白うさぎはいなかった。 結局捕まえられずに逃げられてしまった。 僕は姉にどう言おうかと悩み、自分の足元を見つめながら帰る。 すると、今度は鼻が嫌な匂いを察知した。 僕は別れ際に言われた言葉を思い出す。『しっかりとかき混ぜないと焦がしちゃうからね』 大慌てで鍋の中を見ると姉の髪色みたいに真っ白だったシチューがまっくろこげになっていた。 野菜は鍋にこびりついていて剥がせず、かき混ぜればかき混ぜるほど黒く黒くなっていく。 ![]() 「……せっかくつくったのに……。ぼくとおねえちゃんのシチューが……」 丸パンは白いうさぎに齧られ、シチューは黒焦げになってしまった。 僕の初めての料理は失敗に終わってしまった。 その事実が、鉛よりも重くのしかかる。 抱えきれず、とうとう涙が溢れてきてしまった。 ![]() 「ケイト? ケイト、どうしたの!?」 涙を拭うこともせずに呆然と立ち尽くす僕を見て、 水を汲み終えたらしい姉は慌てて駆け寄ってきた。 彼女はつくっていたはずのそれらを見て黙する。なにが起きたか察したようだった。 ![]() 「……おねえちゃん……、……」 彼女の顔を見るとまた濁流のように涙が溢れてきた。 悲しみ、無念、不甲斐なさ、申し訳なさ、 様々な感情が湧いてははらはらと涙となって零れ落ちる。 ![]() 「……ごめんなさい、ごめんなさい……」 ただ謝ることしかできなかった。 シチューをかき混ぜるだけの、こんな簡単なこともできない自分に嫌気が差した。 どうして僕はこんなにも情けないのだろう。 この体質が命を奪うばかりだったから、誰かの生きる糧となれるようなことをしたかった。 それが料理だった。生き物は食べることで生を永らえる。 そうすることで少しでもこの体質で生まれ落ちてしまったことを、 簡単に命を奪ってしまう罪をせめて贖おうとしていたように思う。 しかし実際はどうだ。 同じ命を奪うことではあっても誰かの糧になれるはずだった料理を無駄にしてしまった。 僕はまた、今までと同じように誰かの命を奪ってしまったのだ。 ちっとも前に進めない。変わりたくてもちっとも変われない。 そんなことをずっと考えて、暗くて寒い出口の見えない迷宮に入ったような心持だった。 ![]() 「ケイト」 呼びかける声は優しく、それがまた辛かった。 顔を上げることはできなかった。自分の涙を拭うので精一杯だった。 ![]() 「ケイト、見て」 もう一度呼びかけられ、ようやく顔を上げる。 すると姉は自分の皿に真っ黒になってしまったシチューをよそっていた。 その行為の意味が読み取れず、呆けた表情で彼女を見つめてしまう。 そのまま彼女は黒いシチューをスプーンで掬い、 そして食べた。 食べたのだ。また掬い、口に運び、食べる。 真っ黒になってしまったルー。 焦げてしまった人参。 煮込みすぎて小さくなったじゃがいも。 それらをどんどん口に運んでいく。 その表情は、苦々しくとも何ともない。無理をしているわけでもない。 美味しそうに、口に運んでいた。 ![]() 「うん、美味しいよ」 そんなはずはない。それぐらい僕にはわかっていた。 焦げた部分は苦いし、煮詰まりすぎて味がとても濃くなっている。 それでも彼女は美味しそうに食べ、とうとう完食した。 ![]() 「ご馳走さま」 満足そうにお腹をさする彼女を見て、僕は慌てて駆け寄る。 そのお腹に耳を当てる。変な音はしなかった。 今まで心を塗り潰していた悲しみや無念は全て驚愕で塗り替えられていた。 ![]() 「お、おねえちゃん!? 大丈夫? なんともない?」 焦げは体に悪いことは知っていた。 パンなんか、もしかしたらお腹を壊すのかもしれないと思った。 しかし彼女はけろりとした表情で答える。 ![]() 「ううん。美味しかった」 ふわりと頭に手が置かれる。そして優しく撫でられる。 ![]() 「ちょっと食感は微妙だったけどね。でも、練習すればこれからきっと上手くなれるよ」 優しく微笑みかけられ、その輪郭がまたぼやけた。 彼女はいつだって僕が言ってほしいことを言ってくれた。僕が求める言葉を言ってくれた。 挫折し、諦め、立ち止まろうとすると必ず彼女が側に来て慰めてくれる。 先を示し、光明を下ろしてくれる。 こんな体質で、今でもこうして前を向いていられるのは、 ひとえに彼女がいつだって側にいて支えてくれたからだ。 ![]() 「初めての料理、楽しかった?」 彼女に涙を拭われる前に自分で拭う。 泣き腫らした目で、真っ赤な頬で、それはきっとひどく滑稽だっただろうけれど。 ![]() 「うん!」 僕はとびきりの笑顔でそう答えた。 そう答えることができた。 <──ケートゥ著 回顧録『LastOrder#A』第6章> |
![]() 「BUGやなんかの敵ならばともかく、キミと戦う理由は俺には無いからね。それとも、キミには何か理由が……いや、余計だった。無闇に怖がらせるつもりは無い」 |
![]() 「俺の戦い方なんて、きらびやかなエフェクトも目を引く効果もない、ただ撃って倒すだけのものだよ。それでも褒めてもらえるのは嬉しいことだけど」 |
![]() 「キミの……えーと、そちらの世界ではなんて名前なのかはわからないけど。その回復スキルも、中々悪くないものだと思うよ」 |
![]() 「それだけの力があって普通とは、また珍しい……違うな、珍しくないのか。それもまた、この銃のように別の視点から見ればそうなのかもしれないね」 |
![]() 「お料理、初めてのことだらけで大変だったけど、楽しいって思ってくれてよかった!」 ![]() 「いつかケイトが料理上手になったらいっぱいお姉ちゃんが食べちゃうね。 えへへ、楽しみだな〜。」 ![]() 「あ、そうだ! 次はお姉ちゃん特製のパンケーキを一緒に作ってみない? 包丁も使わないし、きっと美味しいケーキが作れるはずだよ!」 |
![]() 「言ったでしょ?ずっと前に死んじゃったって。だからね、ずっと前に大丈夫になってるの、心配してくれてありがとう」 ![]() 「……他のも視えるようだけど、他のにそんな風にやさしくしちゃダメよぉ?特にお喋りなのにはね」 言い含めながら手ごろな位置にあるケートゥの頭を撫でた。髪と同色のウサギ耳は感触が違い、 軟骨の芯のある柔らかさを感じる。本物だろう ![]() 「ちゃんとうさぎさんね~それじゃあお礼はタンポポがいいわね」 ![]() 「ママは……私が探してる娘とは違うわねぇ。髪の色とか耳が長いのは近いけど、 もうちょっと若い……」 ![]() 「あぁ、おねぇちゃんがいるのね。それぐらいの年だったかしらあの娘…?」 ![]() oO(弟がいるとは聞いてなかったけど、一応確認しておきましょうか) 実際に件の彼女と話した時間は短く、なおかつ膨大な時間を漂ってきたデイの記憶力は、 あまりよくない。彼女の姿同様ふわふわだった。 しかし流石に一人の少年を育てた女性と、若き少女を覚え間違えることがないという自負はある。 脳内でケートゥの母親を、探してる人物候補者リストからそっと外し、年齢が近そうな彼の姉に焦点を当てた ![]() 「おねぇちゃんのお名前、よかったら教えてくれない?」 |
![]() ![]() 「ふぅ・・おまたせしちゃったかしら わたしもお腹が減ってきちゃったわ」 ![]() 「あら・・? 【銃に手が伸びているのに気づき】」 ![]() 「おねーさんの銃に興味があるの? やっぱり男の子ね ただ、それ結構重いのよ 倒れたら怪我しちゃうわ」 ![]() 「わたしが支えてあげるから持ってみる? 特殊な銃だから撃つわけにはいかないけれど・・」 【そう言いつつ、食材の詰まった風呂敷を開いた 白菜、人参、大根、大きなキノコにイノシシの肉塊、調味料などが見える】 |
![]() (ほう!早速書き始めるとは!) ポエム帳に何か一生懸命書いている少年を温かく見守る。 そして出来上がったらしいそれを、どれどれと見やると。 ![]() 「むむ!これは……っ!」 これは!まさに!たんぽぽえむ! たんぽぽに対する可愛らしくも素直な想い! そしてそこに溢れた好きという感情!さらに家族愛! ![]() 「すばらしい…!素晴らしいぞケートゥ少年!! 君にはポエマーの才能があるのではないかな!!!」 そう言ってわしゃわしゃと少年の頭を撫でる。 メイナードはとても感動した! ![]() 「ハハハ、そうかそうか、ケートゥ少年はたんぽぽが好きか! よく伝わってくるぞ!いいポエムだ!」 ![]() 「そしてお姉さんがいるのだな!なるほど! ではこのポエムをお姉さんにも見せてあげるといいだろう!きっと喜ぶぞ!」 |
![]() 「ぼくだってがんばるもん!」 |
![]() 「なにができるかなぁ?」 |
![]() 「なにができるかなぁ?」 |
![]() 「きちんとおかたづけするの~。えっへん」 |
![]() 「ころころ~」 |
![]() 「お手伝いします!」 |
![]() 「呼ばれて飛び出て ってね まかして! 魔弾の雨ってのを見せてあげる」 |
![]() 「ご飯がつくれるようになったよ! 」 ![]() 「でもあんまりご飯つくると大変だから…… 」 ![]() 「が、がんばって回復するっ。がんばって応援するねっ 」 ![]() 「後ろにいると狙われちゃうから一歩前に出たよ。 それから待て!ってされちゃわないためのもしたの。 それからカード捨てられちゃうのは……次にどうにかするね」 |
○ | ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
VS | Pno243 ウーリPT![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
× |
× | ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
VS | Pno299 ルーPT![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
○ |
× | ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
VS | Pno78 ヒグルマPT![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
○ |
![]() ジョーカー 「さて・・ひとつやりますか」 |
![]() (ひっ……!) |
![]() 「ここは通してもらうよ!」 |
![]() 「戦闘か・・さて、やるわよ みんな!」 |
![]() 「あんこう!あんこう!」 |
![]() 「ほれほれ我の代わりに戦うのじゃ」 |
![]() 「「進捗どうですか???」 |
![]() 「我々の茶会の邪魔を排除しようか」 |
![]() 「美味しい食材の為に、開拓がんばるのです!」 |
![]() 「ひえっ」 |
![]() 「見切った」 |
![]() ジョーカー 「わたしにすら当てられないなんてね 出直し・・ふがっ!?」 |
![]() 「もとどーり!」 |
ご飯開拓班 Chain | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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BUG Chain |
![]() 「ひえっ」 |
![]() 「2つ。」 |
![]() 「怪しくないヨ」 |
![]() 「(・・・火をつける)」 |
![]() 「ほれ…踊れ踊れ」 |
![]() 「隙を見せたわね 畳み掛けるわよ!」 |
![]() ジョーカー 「ガードしたところで無駄よ その装甲ごと貫いてあげる」 |
![]() 「あら?ここが弱いの? それじゃ追加で持っていきなさい!」 |
![]() 「ざ~んねん☆」 |
![]() 「仕舞いじゃ」 |
![]() 子うさぎはおもむろに黒うさかばんから持ち物を取り出した |
![]() 「えいっ」 |
![]() 「遠くにいても撃ち抜いてみせる!」 |
![]() 「そこ!」 |
![]() 「締切から逃げるんですか?」 |
![]() 「さぁ今が好機 いくわよみんな!」 |
![]() 「あんこう!あんこう!」 |
![]() 「追撃のセカンドブリット!」 |
![]() ジョーカー 「これが魔弾 なめるんじゃないわよ?」 |
![]() 「ふふふ わたしたちの連携はどう? 降参してもいいのよ」 |
![]() 「一気に行くよ!」 |
![]() 「ほれ…踊れ踊れ」 |
![]() 「Une!」 |
![]() 「後ろにいるからって油断しちゃダメなんだよ?」 |
![]() 「パーフェクトね!」 |
ご飯開拓班 Chain | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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BUG Chain ?(1) ?(2) ?(3) ?(4) |
![]() ジョーカー 「あなたたちの力、悪くないわね でもココじゃ無意味よ!」 |
![]() ジョーカー 「ライフル持ちだから懐に潜ればいいと思った? その浅慮さ・・後悔なさい!」 |
![]() ジョーカー 「この格好・・すごく恥ずかしいのだけど・・不思議と力が沸くのよね なりふり構わず行くわよ!」 |
![]() 「いい当たり・・私の魔弾からは逃げられないのよ?」 |
![]() 「いい当たり・・私の魔弾からは逃げられないのよ?」 |
![]() 「ティーパーティを始めよう」 |
![]() 「2つ。」 |
![]() 「蜘蛛毒?いや…薬だ」 |
![]() 「(・・・火をつける)」 |
![]() 「く・・ぁっ・・いい当たりじゃない やるわね」 |
![]() ジョーカー 「わたしにすら当てられないなんてね 出直し・・ふがっ!?」 |
![]() 「気力がみなぎります」 |
![]() 「どうして余裕ないのに新たにタスクを増やすんですか???」 |
![]() 「7つ目…絢爛豪華だね」 |
![]() 「お茶でも飲んでゆっくりしようか…。」 |
![]() 「お粗末様だな。茶菓子もどうだい?」 |
![]() 「あんこう!あんこう!」 |
![]() 「(・・・火をつける)」 |
![]() ジョーカー 「わたしにすら当てられないなんてね 出直し・・ふがっ!?」 |
![]() 「さっぱり行きましょう」 |
![]() 「ふれっふれっ」 |
![]() 「この調子でいけば大丈夫かな」 |
![]() 「よし、温まってきたわ ほら、かかってきなさいな」 |
![]() 「あんこう!あんこう!」 |
![]() 「「寝ても進むのは時間だけですよ???」」 |
![]() 「まだまだこれからだヨ」 |
![]() ジョーカー 「うふふ 知らないうちに墓穴の中に入ってた気分はどう?」 |
![]() 「やらなきゃいけないこと、書き出してみて」 |
![]() 「ひえっ」 |
![]() 「見切った」 |
![]() ジョーカー 「いい花火だわ 今度、色でも付けようかしらね」 |
![]() 「偏差射撃が読まれた!? やるじゃない」 |
![]() 「あら?ここが弱いの? それじゃ追加で持っていきなさい!」 |
![]() 「あら?ここが弱いの? それじゃ追加で持っていきなさい!」 |
ご飯開拓班 Chain 列殺傷投射Lv1(1) 全治癒Lv1(2) 列刳傷投射Lv1(3) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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BUG Chain ?(1) ?(2) ?(3) |
![]() 「やらなきゃいけないこと、書き出してみて」 |
![]() 「ティーパーティを始めよう」 |
![]() 「たくさん淹れてきた」 |
![]() 「(・・・火をつける)」 |
![]() 「美味しく行きましょう」 |
![]() 「締切を守ってくれる気があるんですね」 |
![]() 「締切を守ってくれる気があるんですね」 |
![]() 「締切を守ってくれる気があるんですね」 |
![]() 「今しているのとは別に仕上げないといけないものがあるのでは???」 |
![]() 「放心している暇はないのでは???」 |
![]() ジョーカー 「弾切れを期待しても無駄よ あなたの命が尽きるのが先ね」 |
![]() 「いい当たり・・私の魔弾からは逃げられないのよ?」 |
![]() 「あんこう!あんこう!」 |
![]() 「まだまだァ!」 |
![]() 「だ、だいじょうぶ?」 |
![]() 「一気に行くよ!」 |
![]() 「全部撃ち抜く!」 |
![]() 「えいっ」 |
![]() 「みんなげんき!」 |
![]() 「ありがとう!」 |
![]() 「生き返るわー・・なによ まだわたしは若いわよ?」 |
![]() 「あんこう!あんこう!」 |
![]() 「Deux!」 |
![]() 「さあ、避けきれるかな?」 |
![]() 「たあっ」 |
![]() 「いたいいたいのとんでって~」 |
![]() 「生き返るわー・・なによ まだわたしは若いわよ?」 |
![]() 「あんこう!あんこう!」 |
![]() 「Quatre!」 |
![]() 「そこ!」 |
![]() 「Cinq」 |
![]() 「固まっているんじゃあ、良い的だね!」 |
![]() 「次こそは!」 |
![]() 「パーフェクトね!」 |
![]() 「む…大丈夫か?紅茶を飲むか?」 |
![]() 「あんこう!あんこう!」 |
ご飯開拓班 Chain | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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BUG Chain ?(1) ?(2) ?(3) ?(4) ?(5) ?(6) ?(7) |
![]() 「ふれーっ、ふれーっ」 |
![]() 「こっちが有利な状況でも油断しないようにしないと」 |
![]() 「いいペースね この調子で行くわよ! みんな」 |
![]() 「あんこう!あんこう!」 |
![]() 「進捗厳しいですね」 |
![]() 「余が死んだら…骨はリプトンの庭に…」 |
![]() 「2つ。」 |
![]() 「茶外茶という概念があるのだ」 |
![]() 「無礼な!」 |
![]() 「(・・・火をつける)」 |
![]() 「6つ。」 |
![]() 「チャノキ以外からつくられているお茶は全て茶外茶と言われている」 |
![]() 「(・・・火をつける)」 |
![]() 「ひゃんっ」 |
![]() 「ひえっ」 |
![]() 「ひゃんっ」 |
![]() 「8つ。大丈夫?やりすぎてない?」 |
![]() 「無論、余の茶会においては別け隔てなく、飲みたい茶を飲む」 |
![]() 「(・・・火をつける)」 |
![]() 「あんこう!あんこう!」 |
![]() 「いい当たり・・私の魔弾からは逃げられないのよ?」 |
![]() 「割れる!割れる!やめろ!」 |
![]() 「お暇させてもらうヨ・・・・・・」 |
![]() 「(・・・火をつける)」 |
ご飯開拓班 Chain 列治癒活気Lv1(1) | |||||||||||||||||||||||||||||||
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BUG Chain |
![]() 「もっとちゃんと締切を目指してください」 |
![]() 「もっとちゃんと締切を目指してください」 |
![]() (たいへんそう……?) |
![]() 「……まだ、大丈夫だよね?」 |
![]() 「粘るじゃない・・でもそろそろ決着をつけさせてもらうわ」 |
![]() 「あんこう!あんこう!」 |
![]() 「「いつまで(仮)の状態を続けますか???」」 |
![]() 「だ、だいじょうぶ?」 |
![]() 「もっとちゃんと締切を目指してください」 |
![]() 「あんこう!あんこう!」 |
ご飯開拓班 Chain 列治癒活気Lv1(1) | |||||||||||||||||||||||||||||||
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BUG Chain |
![]() 「か、勝てたの……?」 |
![]() 「さぁ、ここは私たちが開拓させてもらうよ」 |
![]() 「なんだか撃ち足りないわ もっと出てこないかしら」 |
![]() 「あんこう!あんこう!」 |
![]() 「我がいたのじゃから当然じゃな」 |
![]() 「【あなたは締切を破ってしまった……】」 |
![]() 「認めよう…今は汝が…強い!」 |
![]() 「はわわっ?! こ、こんなハズでは…」 |
![]() 「が、がんばるよっ」 |
![]() 「えへへ……」 |
![]() 「たんぽぽあるかなぁ?」 |
![]() 「おかね……?」 |
![]() 「うさぎ! こっち見て~こっち向いて~~」 ![]() 「…………」 ![]() 「……うさぎは呼んだら来るものじゃないか……犬じゃないんだから」 |
![]() 「うさぎさんですー」 |
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ヒーラー 少年 うさぎ 黒兎 泣き虫 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
*同じ辺境の惑星内に血を分けた姉がいます。 *お手紙いつでも大歓迎ゆえにお手紙テロします。ゆるゆる楽しく遊びたい気持ち。 ──膝を擦りむいて涙を流したとき、 少年は自身の身に宿る特性を知った ──草は枯れ、虫は死に、 初めて自身が母親に触れられない意味を悟った 黒くて小さなうさぎの耳を持つ少年。 元世界では人里離れた小さな小屋で家族と一緒に暮らしていた。 弱虫泣き虫意気地なし。臆病で怖がりで優しいおねえちゃんっこ。 ママのパンとパパのシチュー、それからたんぽぽが好き。 でも何よりおねえちゃんが一番好き! 家族との約束を果たすためにこの地へと降り立つ。 それと同時に彼自身も変わりたいと願っていた。この地で。旅を経て。 白兎と呼ばれる希少種がいた その肉はとろけるように甘く その血はあらゆるワインを凌ぐ極上の味 血肉を喰らえば老いた体はみるみるうちに若さを取り戻す それはいかなる怪我も万病も癒やす霊薬であり、 望めば万物がひれ伏す力すら手に入れられるだろう それを求めて何度も戦が起こされた 求められた白兎の多くは若くして命を落としていった 創傷を癒し、飢餓を満たし、夢叶える霊薬は いつしか災禍を呼ぶ「禍つ血脈」と呼ばれるようになった 少年はその血を継いでこの世に生まれ落ちた 継ぐ、はずだった 父に似た翠の瞳 母に似たうさぎの耳 しかし彼の髪はどちらにも似なかった その体質も、また | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
00![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 10 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 20 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 30 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 40 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 通常 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
Ino | 所持Max15 / 所持数10 | 種類 | 効果 | 効力 | 精度 |
1 | 【装飾】金環蝕のお守り | 固有護符 | - | 8 | 8 |
その名を冠する父が拵えた護符。純白に這い寄る穢れを退ける術式が施されている。 | |||||
2 | 6歩カード | 固有移動 | 確歩Lv6 | - | - |
ダイス1回目の出目を強制的に6に変更する | |||||
3 | 3歩カード | 移動 | 確歩Lv3 | - | - |
ダイス1回目の出目を強制的に3に変更する | |||||
4 | 5歩カード | 移動 | 確歩Lv5 | - | - |
ダイス1回目の出目を強制的に5に変更する | |||||
5 | うさうさご飯屋さんのカード | 特有設置 | 休息施設Lv10 | 10 | 5 |
ごはんつくるよ!(区分:休息) | |||||
6 | 神社のカード | 設置 | 神社Lv7 | 7 | 10 |
現在地マスに神社を設置する(区分:信仰) | |||||
7 | 6歩カード | 移動 | 確歩Lv6 | - | - |
ダイス1回目の出目を強制的に6に変更する | |||||
8 | グラハムビスケット | 固有食物 | 体調回復Lv3 | - | 3 |
9 | メイナードのメモ | 確認 | - | - | - |
落書きなどができる。出品、送品、廃棄などの挙動確認にどうぞ。 | |||||
10 | 腐ったチーズ | 謎物 | 付猛毒Lv2 | - | 17 |
Sno | 所持Max47 / 特有Max4 / 設定Max11 / 所持数47 | 所有 | 種類 | 効果 | LP | FP |
1 | -奇跡- プレイア | 固有 | 解離 | 治癒Lv1 | 0 | 14 |
2 | -亜流- エピゴーネン | 固有 | 先発 | 個別御替Lv1 | 0 | 2 |
3 | -奇跡- プレイア | 共有 | 解離 | 治癒Lv1 | 0 | 14 |
4 | -豊盃- フェルティリティ | 共有 | 解離 | 列治癒Lv1 | 0 | 28 |
5 | -接雫- デュー | 共有 | 解離 | 全治癒Lv1 | 0 | 42 |
6 | -神以- ピュシス | 共有 | 解離 | 散治癒Lv1 | 0 | 42 |
7 | まるまる丸パン | 共有 | 解離 | 活気Lv1 | 14 | 0 |
8 | くるくるだし巻き | 共有 | 解離 | 列活気Lv1 | 28 | 0 |
9 | しゃきしゃきレタスサラダ | 共有 | 解離 | 全活気Lv1 | 42 | 0 |
10 | ひたひたたんぽぽのおひたし | 共有 | 解離 | 散活気Lv1 | 42 | 0 |
11 | ほかほかぴりっとカレーライス | 共有 | 解離 | 治癒活気Lv1 | 14 | 14 |
12 | さくさくぱりっとチョコクッキー | 共有 | 解離 | 列治癒活気Lv1 | 28 | 28 |
13 | ふかふかお絵かきパンケーキ | 共有 | 解離 | 全治癒活気Lv1 | 42 | 42 |
14 | ごろごろ野菜のクリームシチュー | 共有 | 解離 | 散治癒活気Lv1 | 42 | 42 |
15 | -死想- テロス | 共有 | 瀕死 | 治癒補境Lv1 | 0 | 14 |
16 | -奉仕- ディーンスト | 共有 | 瀕死 | 全治癒補境Lv1 | 0 | 42 |
17 | -思惟- アドラシオン | 共有 | 瀕死 | 散治癒補境Lv1 | 0 | 42 |
18 | ふわふわたまごのオムライス | 共有 | 瀕死 | 活気補境Lv1 | 14 | 0 |
19 | ほくほくおいものジャガバター | 共有 | 瀕死 | 全活気補境Lv1 | 42 | 0 |
20 | ぱりっとかりっとタコさんウインナー | 共有 | 瀕死 | 散活気補境Lv1 | 42 | 0 |
21 | -適応- コンピテンス | 共有 | 解離 | 治癒標的Lv1 | 0 | 12 |
22 | -犀利- クリアセンシズ | 共有 | 自動 | 列復帰補強Lv1 | 0 | 14 |
23 | -瀟洒- グラース | 共有 | 自動 | 列制御補強Lv1 | 0 | 14 |
24 | -金雨- ライズレイン | 共有 | 異常 | 列復帰補狂Lv1 | 0 | 12 |
25 | -向性- トロピズム | 共有 | 先発 | 全動静云為Lv1 | 0 | 6 |
26 | -連辞- サンタグム | 共有 | 先発 | 列動静云為Lv1 | 0 | 4 |
27 | -開花- エネルゲイア | 共有 | 先発 | 強精神Lv1 | 14 | 0 |
28 | -種子- デュナミス | 共有 | 解離 | 起死回生Lv1 | 0 | 20 |
29 | -空孔- コールサック | 共有 | 先発 | 吸冥闇Lv1 | 0 | 10 |
30 | -星団- プレシオス | 共有 | 先発 | 反冥闇Lv1 | 0 | 10 |
31 | 無名のカード | 共有 | 先発 | 対冥闇Lv1 | 0 | 40 |
32 | -美味- せろり | 特有 | 罠 | 罠列刳傷殴打Lv1 | 0 | 24 |
33 | -美味- りんご | 特有 | 罠 | 罠連傷天光Lv1 | 0 | 24 |
34 | 無名のカード | 共有 | 自動 | 復帰補強Lv1 | 0 | 7 |
35 | 無名のカード | 共有 | 自動 | 制御補強Lv1 | 0 | 7 |
36 | 無名のカード | 共有 | 先発 | 動静云為Lv1 | 0 | 2 |
37 | 無名のカード | 共有 | 異常 | 制御補狂Lv1 | 0 | 6 |
38 | 無名のカード | 共有 | 異常 | 復帰補狂Lv1 | 0 | 6 |
39 | 無名のカード | 共有 | 異常 | 列制御補狂Lv1 | 0 | 12 |
40 | -美味- ぶろっこりー | 特有 | 解離 | 列傷殴打麻痺Lv1 | 0 | 30 |
41 | 無名のカード | 共有 | 解離 | 付魅了Lv1 | 0 | 8 |
42 | 無名のカード | 共有 | 解離 | 全付魅了Lv1 | 0 | 24 |
43 | 無名のカード | 共有 | 解離 | 散付魅了Lv1 | 0 | 24 |
44 | 無名のカード | 共有 | 瀕死 | 放魅了Lv1 | 0 | 8 |
45 | 無名のカード | 共有 | 瀕死 | 全放魅了Lv1 | 0 | 24 |
46 | 無名のカード | 共有 | 瀕死 | 散放魅了Lv1 | 0 | 24 |
47 | 無名のカード | 共有 | 解離 | 除魅了Lv1 | 0 | 7 |
Marking Chara List |
![]() おねえちゃん! |
![]() |
![]() |
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Ano | 名称 | 休日 | 区分 | 詳細区分 | 価値 | 期限 |
M-1 | うさぎのしっぽ | 農耕 | 護符 | 護符屋Lv3 | 20 | 4 |
うさぎさんがお出迎え。あなたにぴったりのお守りをつくるよ | ||||||
V-3 | うさうさ魔法の道具屋さん | 星期 | 魔器 | 魔器屋Lv5 | 48 | 2 |
うさぎ印の魔法の道具屋さん。たくさんあるよ! | ||||||
R-4 | うさうさ工房 | 月輝 | 魔器 | 魔器屋Lv7 | 80 | 7 |
うさぎ印の魔器屋さん。心がぴょんぴょんする。 | ||||||
U-5 | うさうさ鑑賞 | 激火 | 鑑賞 | 鑑賞施設Lv14 | 140 | 8 |
うさぎがいっぱい。子うさぎもいるよ。 | ||||||
P-6 | うさぎのご飯屋さん | 流水 | 休息 | 定食屋Lv10 | 96 | 7 |
ごろごろ野菜のシチューとできたての丸パンがあるよ! |
区分 | 設立数 | 運営日数 | 利用計 | 本日の収入計 | 区分 | 設立数 | 運営日数 | 利用計 | 本日の収入計 |
魔器 | 2 | 7 | 0 | 0 | 護符 | 1 | 7 | 0 | 0 |
回復 | 1 | 5 | 1 | 5 | 休息 | 1 | 1 | 0 | 0 |
鑑賞 | 1 | 2 | 2 | 28 |
Mission List |
#追加注文基礎講座受講 ☆ Clear ☆ |
#オツカイクエスト:種蒔編 回復・休息・遊戯・鑑賞・散策・産業・信仰施設いづれかを利用した後、指定の場所へ種袋を運搬する。 ※ミッションを受給した地点"以外"の該当施設(受給地点:U-Lv5) 目的地:C-Lv8 |
#遥かなる地へ かつての開拓よりも、さらなる先を見てみないか? 目的地:?-Lv30 |
Mission#A List |
AdditionalOrder List |
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9 | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | 9 |
8 | × | 8 | |||||||||||||||||||||
7 | 7 | ||||||||||||||||||||||
6 | ★ | ☆ | 6 | ||||||||||||||||||||
5 | ☆ | 5 | |||||||||||||||||||||
4 | ☆ | 4 | |||||||||||||||||||||
3 | ☆ | 3 | |||||||||||||||||||||
2 | 2 | ||||||||||||||||||||||
1 | ☆ | 1 | |||||||||||||||||||||
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