青空の下、ぱちぱちと残り火が鳴き続けている。 燃える物も無くなった今、そこから昇るばかりの黒色の煙は既に細く切れ切れで、 焼け焦げた煤の臭いだけが、やたらとその存在を主張している。 エグランティーヌ 「…………。」 ティエドール 「…………。」 二人は静かに口を閉じたまま、燻るそれを見つめていた。 エグランティーヌは手にしたままでいた汚れた刃を、自らの纏うケープの裏で拭う。 慣れた様子で剣を鞘に収めると、その皮靴のつま先で燃えカスの山を崩した。 黒色ばかりのその中から、一際大きな塊が姿を現す。 頭蓋にも良く似た形のそれは、人のような形をした、人ならざる者の残骸だ。 それでもなお、今もまだ生きているのか、その塊はぼろぼろの歯をかさかさと鳴らし続けていた。 その囁きに応えるように、確かに肉片であったはずの炭の群れが震えている。 化け物じみたその死骸の姿に、二人はとにかく、黙ったままでいた。 焼けたひび割れがぼろりと崩れて、その内側から、煮え立った液状の中身がこぼれ落ちる。 あまりにも脆く、醜く、異臭を放つそれは、つい先ほどまで人の形をしていたものだ。 さらに詳細を挙げるのであれば、ここに立つ二人と同じ顔をしていたものだ。 到底そうとは思えない残骸に、侮蔑の視線を投げ落として、黒焦げのその塊と炭に砂をかぶせる。 囁き声はもう聞こえなくなっていた。 エグランティーヌ 「……趣味が悪い。」 まるで、ひときわ大きな虫を叩き潰した時のような。 やっと沈黙したそれと入れ替わりに、エグランティーヌはぼやいた。 隣にいた少年、ティエドールはそれに頷きこそしなかったが、 どこか話を逸らすように、がさがさと地図を広げ始める。 ティエドール 「周辺調査で確認できたものだと、おそらくこれで最後です。 このまま、明日になっても彼らを模倣したBUGが現れなければ、 これで任務完了といったところでしょうけれど……。」 エグランティーヌ 「……これで何体目?」 ティエドール 「まだ三体目です。」 何の感慨もなくティエドールが答えてみせた数字は、今までに仕留めたBUGの数だ。 BUGと言っても、見境もなく右から順に一匹ずつそうしてきたわけではない。 自身と同じ顔をした存在だけを、ただただその火で焼き潰してきたのだ。 そうしてその死に顔を確かめても、この似姿は次の日には何食わぬ顔で現れる。 本当に何でもない様子で、他の開拓者を模倣したBUG達と肩を並べてやってくるのだ。 ここに在るエグランティーヌにとって、これほど気に喰わないことはない。 それでも、二人には模倣したBUGとそうでない者の区別がつかなかった。 美食にもBUGにも欠片も興味がない二人の仕事は、“失敗作を処分すること”。 失敗作たちがBUGの巣食うこの地に逃げ込んだことは、あまりにも不幸なことで、 それはつまり、本体を探し当てるまで、その似姿を殺し続けなければならないということでもあったのだ。 BUGの模倣がここまで面倒な存在だとは思っていなかった二人は、 やっと、事の重大さを認識し始めていた。 重なるはずのない二つの足音をわざと重ねるようにして、虚像達が笑っている。 喪失した過去の歴史と情報を求め、複製した仮想世界で過去をやり直し、観測する。 全知を追い求める図書塔が秘密裏に進めてきた計画であり、 人工的なスワンプマンの生成もまた、あくまでその計画の一部にすぎない。 その実験段階でもあった“幻影街計画”は、その規模を街一つに縮小したものだ。 最低限の情報で構成された限定された区画と一週間という短い期間設定によって、 幻影の魔女が処刑されるまでの、何度も繰り返し再試行され続ける一週間が、 どれだけ“現実と一致”するか確かめることを目的としていた。 数百と繰り返された結果の内、現実と完全に一致した例は未だに一つしか挙げられていない。 『フタアシヒツジ』。 計画が実行に移されると、この名が示す意味は大きく変わった。 もとはといえば、“両脚羊”という言葉の表記ブレによって生まれたこの言葉は、 人肉および、食用人間、人間でありながら人としての扱いを受けない者たちの総称であった。 人ではない人間とは、どのような存在であるべきか? これは過去に、第十一書庫班に投げつけられた難題でもある。 「例えば。魔女や罪人、奴隷に、みなしご。それに、実験体。 これらはよく人権を持たない存在として扱われることが実に多くありますが……。 魔女や罪人が人ではないというのなら、なぜ彼らは人の法で裁かれなければならないのですか?」 「人でありながら、確かに人ではない存在があるとするなら。 それは私達にとっても、いつ、いかなる時であっても、そうでなければなりません。 そうでなければ、そういった存在であることを認めることはできません。」 「ところで。今日はひとつ、有名なおとぎ話を持参させて頂きました。 ここに用意させて頂いた物語の主人公は“アリス”という幼い少女ですが……。 ……本当に少女なのでしょうか?」 「いいえ、ここに在る彼女はただの文字列であり、虚構です。」 架空上の生物、『フタアシヒツジ』。 人の形でありながら、人のように振る舞いながら、それでも人ではない者。 それをフィクションにおける『登場人物』に例えたのは、ひじょうに的を外れた回答ではあったが、 第十一書庫班が導き出した答えに反論する者は不思議といなかったという。 そもそもの話、上層部がフタアシヒツジの意味を第十一書庫に投げかけたのも、 食人行為を良しとする発言を彼らの口から吐かせようと目論んでいたからだ。 もしも、あらゆる物事が“予定通り”に進んだのであれば。 第十一書庫班は事実上、正当な異端者として丁寧に一人ずつ、首を刎ねられるはずだった。 しかし、この第十一書庫班というものは異端児揃いのどうしようもない集まりではあったが、 どうにも都合の悪い時、話を逸らすことに長けた集団でもあった。 その意図を察し、冗談めかしながらもその誘導尋問をかわしてみせたことにより、 上層部の読みと計画は大きく外れる結果となる。 結局、フタアシヒツジを巡る壮大な厄介払いは大した意味もなく、第十一書庫班は今も健在である。 彼らは本当に、どうしようもない。 架空上の生物『フタアシヒツジ』が何であるかを確かめること。 第十一書庫班に与えられたこの仕事は、既に成し遂げられたものである。 二人はそれを知っている。どうしようもなく知っている。 人であって、人ではない者。 『フタアシヒツジ』は姿を変えて、再び二人の前に現れた。 実験場から逃げ出した『フタアシヒツジ』達の始末こそが、 図書塔内における全書庫班に与えられた指令だった。 フタアシヒツジ。空想の中を生きる存在。人の形をした人ならざる者。 どこかで枝分かれしてしまった、“可能性”の過去を抱くスワンプマン達。 今この瞬間も、この重複した存在は二重の現在を歩んでいる。 そして、ここに在る二人がこの地にやってきたのは、“一昨日”だ。 エグランティーヌは深くため息をついた。 BUGに紛れて増殖を続けるばかりのその顔を焼き潰すことに、ほとほと疲れ果てていた。 エグランティーヌ 「……これ以上はイタチごっこだ。本体をおびき出す必要があるね。」 ティエドール 「おびき出すって、その辺の野生動物じゃないんですから。」 エグランティーヌ 「いいや。極論を言うなら、人なんてものは動物とさして変わらない。 向こうがBUGを利用するなら、こちらもBUGを使ってやるのさ。」 ティエドール 「えっ。」 エグランティーヌ 「行くよ、タエドリ君。 奴らと成り代わる準備は出来ている?」 ティエドールが聞き返すも、それには大した説明をする気もないらしい。 何でもないように砂に隠された燃えカスを踏みつけて、すたすたと先へ進んでいく。 ティエドール 「えっ、いや、ちょっと待ってください!! まさか他の開拓者と組んで、わざとBUGに模倣させる気じゃないですよね!?」 エグランティーヌ 「そう。それ以外にある? これだけ同じ顔なんだもの、気付ける者の方が少ないだろうさ。」 BUGという存在は姿だけに留まらず、その言動さえも完全と見紛うほどの精度で模倣してみせる。 それならば、その性質を利用して、誰かに伝言を残すことも可能だろう。 そして、これが伝言だと容易に気付くことができる存在はおそらく、同じ顔の二人だけだ。 そう言って、コートの裾を掴んで引き留めようとする少年を鬱陶しげに払うと、 エグランティーヌはその苛立ちを示すようにその杖の底で地面を叩いてみせた。 それを見て、ティエドールは血の気の引いた様子でそっと手を離し、一歩下がる。 ティエドール 「…………ひとつ、言いたいことがあります。」 エグランティーヌ 「どうぞ。」 何を言うでもなく、まっすぐ、エグランティーヌの後方を指差してみせる。 ティエドールのその対応に違和を覚え、エグランティーヌは咄嗟に剣を引き抜き構えるが、 そうして振り返った先に向けられた刃も視界も、何者も捉えることはなかった。 誰もいない。刃が無意味に風を切っただけだ。 何も無いことを確かめて、今度はティエドールの方へとその切っ先を向ける。 エグランティーヌ 「……君、私をはめたね?」 ティエドール 「いえ、そうじゃなくて……。さっきから、後ろ髪グッチャグチャですよ。 そういうしょうもない部分でバレても知りませんからね。」 そうして、少年がもう一度指差したのは、エグランティーヌの髪だ。 どこで捕まえたのか、木の葉ごと絡まったそれはあまりにも無惨で、 ティエドールが口にした「グッチャグチャ」という表現も控えめな方だったかもしれない。 そう指摘されてやっと気付いたのか、エグランティーヌはひどく居心地が悪そうに視線を逸らした。 どう転ばせても言い逃れのできない状況に従うように、静かに剣を納める。 エグランティーヌ 「…………。 向こうのスワンプマンは毎朝自分で結っているのだっけ?」 ティエドール 「はい。そういう部分、あっちの方がマメですよ。 とやかく言いたくないですけど、もうちょっと改善してほしいっていうか……。」 エグランティーヌ 「…………。」 エグランティーヌ 「考えておく。」 i 【隠者】 i 事の行く先は、既に予言されている。 ――条件:自らを模倣したBUGとの遭遇(召集先含む) ……遭遇回数:3 (あなたが理をひっくり返してでもその言葉を求め続けたなら、 この先に起こることは容易に想像がつくだろう。) |
(魔法使いと魔女の違いについて、意見を交わし続けている。 結局、どちらも大して変わらないという結論に落ち着いた。) |
ニクス 「ハッハッハ、そりゃそうさァ!俺だって別に、あんたさんたちからさらに毟ろうだなんて思ってるわけじゃあねェよ。細けえこたあ気にしねえのさ。」 |
ニクス 「俺ァいつでも構わないぜ……タイミングを逃しちゃァ、釣れる魚も釣れないだろうて……おっと。」 |
ニクス 「難しいこと言うんだなァ。しかしそりゃあ、魚を甘く見過ぎだぜ。」 |
ニクス 「油断しきりの陸の生き物なんざ、恐るるに足らねえのよ。水に落ちたら燃えるもんも燃えねえだろ?(そうしてあなたの手を取って、握手をする。見た目の割に気の利く力加減だった。)」 |
一軒家持ち 「……あ、あの!私、バグに見えますか!?(後ろから掛けられる、上擦った声。後ろを見るならば、切羽詰まった表情で一軒家を背負う少女の姿を目にするだろう。)」 |
一軒家持ち 「ひゃ、えっと、あの、……私、ここに来るまでの記憶が何も無くて。襲われた時、初めて呼ばれた名前がバグで。(自分の出した声に驚いたような表情をしつつも、話をしていく)」 |
一軒家持ち 「でも、色々な人と話していて、私がバグなのか分からなくなって。先に襲ってくるのがバグ……とか、バグは嫌な呼び方だとか、それぐらいしか考えられなくて、でも私はバグって最初呼ばれて……」 |
一軒家持ち 「そんな時に、バグについて色々考えてるあなた達に会って……私の事、どう考えるのかなって。……どう、見えますか?(何かを抑えた声、迷いに満ちた目、固く握り締められた拳。……会った貴方達が敵だったのか、味方だったのかについては最後まで言わなかった。)」 |
シエテ 「こちらこそ、この度は貴重品をお譲り頂きありがとうございました」 |
シエテ 「このカードがあなたのお知り合いの…… 切り札というには少々、心もとないカードですので」 |
シエテ 「そうですのね……あなたのお知り合いの未来の一歩のための、 お手伝いになりますように」 |
シエテ 「この通り、何の特徴もない女ですから、 名乗りもせず覚えていてくれというのもいささか傲慢な気もしますが」 |
シエテ 「貴方に頂いたこのカードで、この星にわたくしの足取りを記録させて頂くとしましょう」 |
シエテ 「御機嫌よう、またの機会があることを心より楽しみにしております」 |
ク・オレ 「あら、こんにちは。――何度かお世話になっておりますけど、そういえばまだご挨拶にうかがってなかったわと思って。いつもありがとう、お名前は、えっと……あら、そりゃあもちろん、知らないわけではないんですよ、ただ…………」 |
ク・オレ 「そう……そうですね、まず自分から名乗るのが、いいですよね。もうご存知かも知れませんけれど、私はク・オレ。ご覧のとおりの猫ですよ。これからもたくさん、どうぞよろしく」 |
エグランティーヌ 「……あのクオリアの獣達は心を映す。 私達に心は不要だ。奴らに一切の心を、隙を見せるな。」 ティエドール 「はい。」 |
エグランティーヌ 「……ま、今以上に私語を慎めというわけではないけれどね。」 ティエドール 「別に、貴方と喋ることなんかないです。」 |
エグランティーヌ 「……奴らは例の講座に向かうと思う? 本体だけを炙り出すなら、絶好の機会だと思うのだけれど。」 ティエドール 「……向かわない、かもしれません。 オレ達とアレは姿形が似ているだけの別物ですから。 ハッキリ言って、内外ともに似せるだけならBUGの方が優秀です。」 |
ヴィヴィ 「探しているんです。探し物の在り処を。 あなたは、ぼくらの道標には、なってくれませんか。」 |
(Pn36) エグランティーヌ 「……“初めまして”。 さあ、私達の無意味の言葉に、意味を見出して頂こうか。」 |
ヴィヴィ(Pn36) 「BUGに対する、サンプルの収集を開始します。」 |
アライバル(Pn36) 「おいでなすったな」 |
霞馮と露馮 「きょうも、たのしいね!」「みんなで、あそぼうね!」 |
マリ(Pn36) 「ご注文はお決まりですか?」 |
クマダ(Lv6) 「虫けらだってなんだっていいんだ。要はボクの口に合うか合わないかさ。」 |
カギハミ(Lv6) 「さあ、Startです」 |
凍馬(Lv6) 「小汚いBUG風情が! 切り刻んでやるよ」 |
フラグメント(Lv6) 「さあ、むしさんはどちらかしら」 |
ホッホロウ(Lv6) 「ホロホッホ!よいお天気ですな!」 |
エグランティーヌ 「……仕切り直しだ。」 |
エグランティーヌ 「……ありがとう。」 |
禁書検閲隊 Chain | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
BUG Chain |
凍馬(Lv6) 「ケケケケ なんも見えないだろう? おとなしく切り刻まれやがれ!」 |
凍馬(Lv6) 「くっ いい動きするじゃねーか」 |
アライバル(Pn36) 「危ねえ危ねえ!」 |
凍馬(Lv6) 「くっ いい動きするじゃねーか」 |
露馮 「おにごっこ みたいで、たのしいね!」 |
凍馬(Lv6) 「くっ いい動きするじゃねーか」 |
マリ(Pn36) 「失礼いたします〜」 |
Mr.アピスティア(Pn36) 「フィーバーってやつだろ! これ!」 |
アライバル(Pn36) 「さあて……」 |
アライバル(Pn36) 「多少は消耗してもらおうか」 |
エグランティーヌ 「私の番かな。」 |
(Pn36) エグランティーヌ 『さあ、確かめてみようじゃあないか。 開拓者と、BUG。私達を隔てる、この境界線をね。』 エグランティーヌ 「……どうしてここで言ったと思う? そう、全ては“気付き”の為さ。それとも、もう気付いている?」 |
エグランティーヌ 「さあ、君の顔をよく見せて。」 |
エグランティーヌ 「さあ、君の顔をよく見せて。」 |
ヴィヴィ(Pn36) 「τρεις」 |
ヴィヴィ(Pn36) 「真っ白な世界で生きてみるのは、いかがでしょうか」 |
マリ(Pn36) 「お待たせいたしました〜」 |
霞馮と露馮 「いっぱいカード」「たまったかな?」「どうかな?」「どうかな?」 |
霞馮(Pn36) 「いっぱいたべて、つよくなろうね!」 |
霞馮 「まとあてゲームみたいで、たのしいね!」 |
マリ(Pn36) 「こちらセットになっております〜」 |
マリ(Pn36) 「おかわり無料でございます〜」 |
エグランティーヌ 「……ありがとう。」 |
エグランティーヌ 「……仕切り直しだ。」 |
アライバル(Pn36) 「あらっ……」 |
マリ(Pn36) 「失礼いたしました〜」 |
マリ(Pn36) 「もったいないことでございます〜」 |
マリ(Pn36) 「しょうしょうお待ちくださ〜い」 |
ホッホロウ(Lv6) 「おやおや?」 |
クマダ(Lv6) 「一流料理評論家のナイフさばき、見せてやる。」 |
カギハミ(Lv6) 「10...」 |
ホッホロウ(Lv6) 「ホホウホウ!」 |
ホッホロウ(Lv6) 「若返った気分だホー」 |
凍馬(Lv6) 「波状攻撃を仕掛けるぞ! 俺に続け!」 |
フラグメント(Lv6) 「!」 |
凍馬(Lv6) 「2番手はこの酔っぱらいだぜ!」 |
凍馬(Lv6) 「怪我か 止血してやるから見せてみろ」 |
凍馬(Lv6) 「よし! いいコンビネーションだったぜ!」 |
マリ(Pn36) 「お待たせいたしました〜」 |
アライバル(Pn36) 「さあて……」 |
エグランティーヌ 「私の番かな。」 |
(Pn36) エグランティーヌ 「クオリアという言葉はご存じかな。 色覚や味覚に痛覚、心の変化、感じたこと。他者に直接伝えられないごく主観的な感覚のことだ。 誰しもが持つこの“感じ方”の差異によって……、狂気が生じることもある。」 |
ヴィヴィ(Pn36) 「τρεις」 |
ヴィヴィ&Mr.アピスティア(Pn36) 「(いつだか、火はどんどんと勢いを増した。)」 |
ヴィヴィ(Pn36) 「BUGの回避行動を確認。記録します。」 |
霞馮(Pn36) 「このぐらい、へーきでしょ?」 |
露馮(Pn36) 「いっぱいたべて、おおきくなってね!」 |
マリ(Pn36) 「はいただいま〜」 |
マリ(Pn36) 「みなさまでどうぞ〜」 |
エグランティーヌ 「……ありがとう。」 |
エグランティーヌ 「……仕切り直しだ。」 |
アライバル(Pn36) 「あらっ……」 |
マリ(Pn36) 「失礼いたしました〜」 |
マリ(Pn36) 「もったいないことでございます〜」 |
マリ(Pn36) 「しょうしょうお待ちくださ〜い」 |
クマダ(Lv6) 「ナイフがスッと通るのは気持ちがいいね。」 |
クマダ(Lv6) 「やめてくれよ。服装が乱れる。」 |
クマダ(Lv6) 「おっと、テーブルマナーが良くないぞ。」 |
クマダ(Lv6) 「おっと、テーブルマナーが良くないぞ。」 |
マリ(Pn36) 「もったいないことでございます〜」 |
禁書検閲隊 Chain | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
BUG Chain 治癒Lv1(1) |
クマダ(Lv6) 「一流料理評論家のナイフさばき、見せてやる。」 |
フラグメント(Lv6) 「!」 |
クマダ(Lv6) 「マナーは守るさ。」 |
クマダ(Lv6) 「マイナイフは常備しているんだ。いつ料理を出されてもいいようにね。」 |
クマダ(Lv6) 「ナイフがスッと通るのは気持ちがいいね。」 |
ホッホロウ(Lv6) 「クルゥ…」 |
ホッホロウ(Lv6) 「クルゥ…」 |
クマダ(Lv6) 「何事も最適な手順というものがあるんだよ。」 |
クマダ(Lv6) 「いかがだったかな?」 |
ティエドール 「始めます。」 |
アライバル(Pn36) 「さあて……」 |
アライバル(Pn36) 「続けていくぜ、こいつはどうだい?」 |
カギハミ(Lv6) 「!」 |
カギハミ(Lv6) 「っ…!」 |
アライバル(Pn36) 「おっと、いいとこに当たったな!」 |
カギハミ(Lv6) 「っ…!」 |
エグランティーヌ 「私の番かな。」 |
(Pn36) エグランティーヌ 「例えば。私達は人という社会によって人であることを証明されているわけだけれど。 開拓者もBUGも、それぞれの集団の中に在ることによって、やっと証明されているように見える。 つまり、私達は今、この場において。どちらが何であろうと、個人として何一つ証拠を持たない。」 |
ヴィヴィ(Pn36) 「τρεις」 |
ヴィヴィ&Mr.アピスティア(Pn36) 「(氷でひとが死ぬのだと、いつか聞いた。)」 |
クマダ(Lv6) 「やめてくれよ。服装が乱れる。」 |
霞馮(Pn36) 「このぐらい、へーきでしょ?」 |
(Pn36) エグランティーヌ 「(騒がしいなあ……。)」 |
(Pn36) (そうしてあなたは、この文章を確かめようとした。) (そうしてあなたが、この文章を確かめたのは、もう何度目かのことかもしれない。 今後もずっと、何かが起きない限り、この文章が変わることはない。あなたはもう、この文章を確かめなくてもいい。) |
エグランティーヌ 「……お味はいかがだったかな。」 |
ヴィヴィ(Pn36) 「(保存。保存。忘却からの逃避。)」 |
エグランティーヌ 「……ありがとう。」 |
クマダ(Lv6) 「一流料理評論家のナイフさばき、見せてやる。」 |
フラグメント(Lv6) 「!」 |
クマダ(Lv6) 「マナーは守るさ。」 |
クマダ(Lv6) 「無暗に足音はたてないよ」 |
アライバル(Pn36) 「危ねえ危ねえ!」 |
マリ(Pn36) 「おやめください〜」 |
クマダ(Lv6) 「おい、誰か新しいナイフを持ってきてくれ。」 |
クマダ(Lv6) 「おい、誰か新しいナイフを持ってきてくれ。」 |
クマダ(Lv6) 「ナイフがスッと通るのは気持ちがいいね。」 |
凍馬(Lv6) 「くっは・・・いいのくらっちまったぜ」 |
凍馬(Lv6) 「ごふっ・・そいつはやばい」 |
クマダ(Lv6) 「いかがだったかな?」 |
ティエドール 「(舌打ち。)」 |
エグランティーヌ 「……ありがとう。」 |
マリ(Pn36) 「もったいないことでございます〜」 |
凍馬(Lv6) 「ふぃー 助かったぜ サンキュな?」 |
禁書検閲隊 Chain 傷冥闇Lv1(1) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
BUG Chain |
(Lv6)「悪夢のような忘れられない体験にご招待だ」 【急所にナイフを突き立てては、力任せに引き裂いていく】 |
アライバル(Pn36) 「さあて……」 |
霞馮と露馮 「いっぱいカード」「たまったかな?」「どうかな?」「どうかな?」 |
アライバル(Pn36) 「ふたつ」 |
アライバル(Pn36) 「お疲れさん、次も楽しくいこうや」 |
エグランティーヌ 「君は一体何を見ているのかな。」 |
アライバル(Pn36) 「さあて……」 |
ティエドール 「始めます。」 |
(Pn36) エグランティーヌ 「さて、私と君は正真正銘の初めましてだろうけれど、 君はBUGを通して、私のことを知っているのかもしれないね。 その可能性については……、いつか本当に出会った時に話し合おうか?」 |
ヴィヴィ(Pn36) 「δυο」 |
ヴィヴィ(Pn36) 「あなたは一体、だれですか。」 |
露馮 「ここまで、ばっちりだよね?」 |
霞馮と露馮(Pn36) 「みてみて!」「ぼくたちのむしだよ!」「かわいいでしょ!」「かっこいいでしょ!」 |
霞馮と露馮 「どかーんっ!」「ばきーんっ!」 |
カギハミ(Lv6) 「!」 |
霞馮と露馮(Pn36) 「ぼくたち」「ゆうりだね!」 |
ホッホロウ(Lv6) 「あややや…!!」 |
アライバル(Pn36) 「よっつ」 |
アライバル(Pn36) 「お疲れさん、次も楽しくいこうや」 |
(Lv6)フラグメント 「……」←いたくてなきそう |
禁書検閲隊 Chain 傷標的Lv1(1) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
BUG Chain 列付封殺Lv1(1) 傷冥闇Lv1(2) |
凍馬(Lv6) 「波状攻撃を仕掛けるぞ! 俺に続け!」 |
フラグメント(Lv6) 「!」 |
(Lv6)流れるように後に続く。 |
凍馬(Lv6) 「サードアタックってなぁ!」 |
(Lv6)【死角から懐に飛び込み横薙ぎに一閃】 「派手に血しぶきをあげな!」 |
凍馬(Lv6) 「よし! いいコンビネーションだったぜ!」 |
アライバル(Pn36) 「おっと、いいとこに当たったな!」 |
ホッホロウ(Lv6) 「あややや…!!」 |
(Lv6)フラグメント 「……」←いたくてなきそう |
マリ(Pn36) 「よっしゃ」 |
エグランティーヌ 「地面とキスでもしてみるかい?」 |
ホッホロウ(Lv6) 「ホロロ…これは厳しい…」 |
クマダ(Lv6) 「む、大丈夫かい?」 |
カギハミ(Lv6) 「なんてことを…!」 |
凍馬(Lv6) 「・・・よくも仲間をかわいがってくれたな ぶち殺す!」 |
禁書検閲隊 Chain 傷標的Lv1(1) 付混乱Lv1(2) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
BUG Chain 傷火炎Lv1(1) |
凍馬(Lv6) 「クリーンヒットだなぁ? すぐに殺してやるぜ!」 |
霞馮と露馮 「どかーんっ!」「ばきーんっ!」 |
(Lv6)フラグメント 「……」←いたくてなきそう |
クマダ(Lv6) 「ナイフがスッと通るのは気持ちがいいね。」 |
霞馮と露馮 「いっぱいカード」「たまったかな?」「どうかな?」「どうかな?」 |
霞馮と露馮 「どかーんっ!」「ばきーんっ!」 |
エグランティーヌ 「私の番かな。」 |
(Pn36) (ここに在る、誰のものでもない言葉と囁き。) |
露馮 「ここまで、ばっちりだよね?」 |
霞馮(Pn36) 「おにごっこ しよう!ぼくが、オニだよ!」 |
霞馮 「これで、おっしまーい!みんな、まだいる?」 |
露馮 「こわれたの?しんじゃったの?」 |
凍馬(Lv6) 「く・・・まだ倒れるわけにはいかねえのに!」 |
クマダ(Lv6) 「む、大丈夫かい?」 |
カギハミ(Lv6) 「なんてことを…!」 |
カギハミ(Lv6) 「っ…!」 |
カギハミ(Lv6) 「…平気、です」 |
クマダ(Lv6) 「む、大丈夫かい?」 |
禁書検閲隊 Chain | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||
BUG Chain 傷火炎Lv1(1) |
エグランティーヌ 「地面とキスでもしてみるかい?」 |
クマダ(Lv6) 「やってくれるじゃないか。」 |
(Lv6)輪郭は段々と薄れて霧のように広がり溶けて消える。 |
(Pn36) エグランティーヌ 「……ここまでにしておこうか。 これ以上、語り掛けても仕方がないだろうからね。」 |
ヴィヴィ(Pn36) 「バックアップ、完了しました。クラウドに保存します。」 |
アライバル(Pn36) 「上手いこといって助かった。次もこの調子で進みたいもんだな?」 |
霞馮と露馮(Pn36) 「すごーい!やったー!!」「ぼくたち つよい!!」 |
マリ(Pn36) 「ご注文うけたまわりました〜」 |
クマダ(Lv6) 「くそっ、虫ごときに後れを取るなんて…」 |
凍馬(Lv6) 「くそが…次は必ず殺してやる」 |
ホッホロウ(Lv6) 「クックゥ…これはよろしくない。」 |
ティエドール 「何のために開拓者達との接触を避けて、BUGの模倣を回避してきたのか……。 今回のことで、俺達の存在そのものが露顕する可能性についてはどうお考えで?」 エグランティーヌ 「……いいや。そろそろ頃合いだ。 結果として、彼らを始末できればそれで構わないのだから。」 エグランティーヌ 「例えば。姿形は同じなのに、一切の言動を重ねようともしないBUGが現れたとしたら? ……ふん。出来損ないどもの答え合わせが楽しみじゃないか。」 |
エグランティーヌ 「さて、スワンプマンどもは私達の存在に気付くかな? 向こうから寄ってきてくれたら、探す手間が省けて良いのだけれど。」 |
ティエドール 「ところで、エマとマルトから報告のお手紙が届いてますよ。 彼女達は無事討伐に成功したそうで、BUGが出現する前に塔に帰還するとのことです。」 グラン 「……そう。じゃあ、今度こそ本当に、私達がドベってことかな。 他の書庫班は大体済んだそうじゃないか。」 |
エグランティーヌ 「今日は……、いつか来るかもしれない《もしも》の話をしておこうか。 もしも、私達のどちらかが、欠けてしまった時のこと。聞いてくれる?」 ティエドール 「…………はい。」 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
00 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 通常優勢劣勢異常瀕死 |
Ino | 所持Max12 / 所有数8 | 種類 | 効果 | 効力 | 精度 |
1 | 【補助】羽根ペン | 火炎魔器 | - | 5 | 5 |
2 | 【防具】分厚い本 | 防具 | - | 4 | 4 |
3 | 【装飾】鉛色の小瓶 | 装飾 | - | 4 | 4 |
4 | 【主力】ポータブルオーブン | 火炎魔器 | - | 12 | 8 |
火炎魔神の炎を用いたオーブン。携行可能。 | |||||
5 | 1歩カード | 移動 | 確歩Lv1 | - | - |
ダイス目関係無しに、使用直後の移動歩数を1に変更する | |||||
6 | セーブカード | 記録 | 転送 | - | - |
使用した場所を記録し、次これを使用する場合にその指定の場所へ移動できるようにする。 | |||||
7 | 金平糖 | 食物 | 自己治癒活気Lv1 | 10 | 8 |
8 | 兵器屋のカード | 設置 | 兵器屋Lv12 | 13 | 10 |
現在地マスに兵器屋を設置する |
Sno | 所持Max41 / 特有Max4 / 設定Max11 / 所有数15 | 種類 | 効果 | LP | FP |
1 | 火炙り | 固有/解離 | 傷火炎Lv1 | 0 | 12 |
2 | ライトトラップ | 固有/解離 | 傷天光Lv1 | 0 | 12 |
3 | 加筆修正 | 固有/解離 | 治癒Lv1 | 0 | 12 |
4 | “気づき”の為の問い掛け | 特有/解離 | 列傷弱付着Lv1 | 0 | 40 |
5 | くちなしの筆 | 共有/解離 | 付混乱Lv1 | 0 | 8 |
6 | ■▣■■☒■▮■ | 共有/解離 | 列付混乱Lv1 | 0 | 16 |
7 | 解を読む | 共有/解離 | 全付混乱Lv1 | 0 | 24 |
8 | チューリング・テスト | 特有/先発 | 自己治癒活気Lv1 | 12 | 12 |
9 | 無名のカード | 共有/解離 | 全付混乱Lv2 | 0 | 48 |
10 | 現象判断のパラドックス | 共有/解離 | 付混乱Lv2 | 0 | 16 |
11 | 九の罪と十一の掟 | 固有/先発 | 個別御替Lv1 | 0 | 2 |
12 | 哲学的ゾンビの虚構話 | 共有/解離 | 列付混乱Lv2 | 0 | 32 |
13 | 無名のカード | 共有/先発 | 確変Lv1 | 0 | 6 |
14 | 無名のカード | 共有/先発 | 列確変Lv1 | 0 | 12 |
15 | 無名のカード | 固有/先発 | 特別御替Lv1 | 0 | 2 |
Marking Chara List |
[Command] Eno46:ヴィヴィロファギア 【心理魔術】( 。) |
[Command] Eno60:レオナルド=ルカス・ロサ・バルガス 【護衛斬術】( 。) |
[Command] Eno250:霞馮/露馮 【化学冥術】( 。) |
[Command] Eno417:くろくま 【打術】( 。) |
[Command] Eno66:サードニクス 【天文工芸】( 。) |
[Command] Eno412:レイス 【心理冥術】( 。) |
[Command] Eno36:第十一書庫出張所 【心理】(ここで死んでくれ。) |
Ano | 名称 | 価値 | 効果 | 休日 | 期限 |
A-5 | ハト波止場 | 56 | 転送装置Lv5 | 激炎 | 7 |
伝書鳩の中継地点。【ハトのえさ:5Tip】と看板を掲げる少女が手招きをして、送りたい手紙は無いかとあなたに問う。 |
Mission List |
#貴方を添えて パンへトッピングするための食物を譲渡する。食物なら何でもいいらしい。 目的地:?-Lv9 要道具:種類食物 |
A | B | C | D | E | F | G | H | I | J | K | L | M | N | O | P | Q | R | S | T | U | V | ||
8 | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | 8 |
7 | 7 | ||||||||||||||||||||||
6 | 6 | ||||||||||||||||||||||
5 | 5 | ||||||||||||||||||||||
4 | 4 | ||||||||||||||||||||||
3 | 3 | ||||||||||||||||||||||
2 | 2 | ||||||||||||||||||||||
1 | 1 | ||||||||||||||||||||||
A | B | C | D | E | F | G | H | I | J | K | L | M | N | O | P | Q | R | S | T | U | V |