おっ…おおおー…？

いえーいっ！

……ありがとう。

……たまに、そのことを考えることがある。
元々……あたしはさ、錬金術に殺された夫を、何としても生き返らせたくて……。
不死の身体もあったしさ……、意地で、錬金術を学び続けてたんだよね。

でも……その過程は長すぎた。1000年の歳月は、人の生きるための信念をへし折るには充分な時間で……。
心が折れてから、それがあと9000年も続いて、研究の成果は、いつまでも出なくて。
一生を捧げてでも夫を生き返らせたいぐらいのぐらいの気概と愛は、間違いなくあったのに。
今、それが叶っても……今更会うのは、怖いんだ。

あたしは、変わりすぎちゃったからね……。今の自分から見たら、夫も、どこにでもいる普通の人とさして変わらないんだろうなって思う。
いまさら夫婦生活に戻っても、上手くはやれないだろうし……、きっと、今のあたしは夫の嫌いなタイプだし。
今でも、何をしてでも会いたいぐらいの気持ちはあるんだ。本当に、考えるだけで、心が揺れるぐらいには。
けど……同じくらい、会いたくない気持ちもあって……もう、よく、分からないんだ……。

内部機器として存在しているからな…普段はOFFにしているが
こういう時はONだな、あとは探索時にも役に立つんだぜ？

味か…味はなぁ…人間が食べている食べ物で現すならなんだろうな…
食感は硬い林檎に似てるな、しなっている林檎。味は…蜜に近いな。

…如何し

―――！？
あれは、もしや！

友よ！

乗れ！

…あれが無害な物ならば、いくらでも私を笑ってください。
ですが、あれが予想通りの物だとしたならば…逃走するのに必要なものを上げてください。

なに、前の職業柄囲まれることは何度もありました。
人を乗せて突破することも、負傷兵を退却させるための時間稼ぎも。

…友の後ろ、荷物入れに、人が二人は入れる程度のスペースがあります。
モノリス殿も含めて…いつでも乗れるようにお願いします。

…マルチアイズ…早すぎる。

二人か…二人程度で止められるとでも思ってるのか？

さあ行こうか。

……面倒なものだ。今更この程度の力で足止めに来るとはな。

…道を開けてください。
さもなくば…。

せっかく人に会えたのに・・・・

今は余計な要因は不要です、いきますよッ！

おしめぇだな…メンテナンスに入るとするか

まあね。こんなものでしょう。

………。

…。

・・・退きますよ、ドロワ。それと・・・・・手を抜きましたね？

そ、そんなことないってばぁ・・・・・やだなぁ。
っていうかリーゼロッテもそうじゃないかぁ！！

私の場合は特殊だということは知っているでしょう・・・？
・・・まったく、カーナルド様の血を継いでいながらどうしてそんなに不誠実なの・・・・・もう。

うーん、・・・リーゼロッテの血も継いでれば良かったのかもー！！

しししっ・・・赤くなってんの！！
もう先に進んじゃおうよリーゼロッテ、今は時間も大事でしょ？

そ、そうです・・・ね・・・・・
ギルさん達とも合流しないといけませんし・・・・・行きましょう。

…赤い箱は勘弁な

なんかある。

…ム？

ほう…これは収穫だな。

こういう道を進んでると、疲れ知らずのこの身体には感謝しねぇとだな

………

…。

アイテムの価値分からないから…ほしいものがあったら…言って欲しいなとか…

うん。それでは皆、来年も良いお年を、じゃ♪

次は大丈夫！
むしろ瞬殺される自信ある！

がおー

此処は人が多いようだな…ふむ…