おもいだす、思い出す。どんどんどこから溢れてくるの？
お水が湧くのは心です。頭が覚えていなくても、心がちゃんと覚えております。
そんな兆候は前からあったことで。心と体がアジャストしたら、今度はもひとつ心と心。
湧き出る記憶はいずこから？　汲み出す知識はいつなんどき？
忘れるはずがありません、ぴおはもともととっても健康優良児。
体の不調じゃありません、ピオはもともととっても記憶力が良い。

やじるし、うずまき、ぐるぐるまわって後少し？
最早一刻も猶予無し。ぴおとピオのお話、はじまりはじまり。

ぴおは相変わらず、暢気に語りかけます。返事はありません。

ぴおは相変わらず、元気に語りかけます。返事はありません。

　記憶を辿れば分かったのです。ぴおがやるべき本当の事が。そしてそれが終われば、ぴおはどうなるかも分からない事も。

　急がなくては。けれども、どうすれば？　じっと、しかし確実にぴおは答えに近づき混ざっていきます。

髪の毛を少しほどきほどき。
様子を見つつ、最後まで終わらせきれなさそうなので、軽く見た目を整えるのにとどめておきました。

とてもメタな話をすると、それ用のアイコンがないのでした。

思うけど、口には出さないでおいた。
出さなくて正解だったかもしれない。

彼女のルリアンナに対しての信用度は、どうも地の底であるらしかった。
ピオの決意を見れば、にっと笑って

なんて言ってたが、その後の発言を聞けば肩をがっくり落として。

自信ありげな様子だった。
が、自慢できる事かどうかは意見が分かれるところだった。

　彼女なりに気を遣ったのかもしれません。

　はてな、と。
　ぴおの年若い見た目もあってか、発せられた単語に疑問を抱いた模様です。

また瞬膜を閉じて見せる。

ハイゼンスレーの横やりに、些か気恥ずかしさを覚えてしまう。
子供の喧嘩に親が出てきてしまったようなバツの悪さ。

そういうと、彼は苦笑いを浮かべた。

見かけによらず、結構腕白な子なのだろうか？

自身のエンブリオに窘められ、親子ほど年の離れた少女にも窘められ……。
何とも情けないものだなぁ、と、内心、とほほ、とぼやくオッサンであった。

コップに注がれる液体は紫色をしている。
しかし、翠は匂いで感じ取った。
甘い…！これは甘い…！
そう感じてからの翠は口をつけるまでの時間はかからなかった。

翠はすっかり気に入ってしまったようで、最後の一滴を飲んでしまってからも、少しの間コップの中身を見ていた。
それから、コップをお返しながら一言。

覚えた言葉は師匠の受け売りであった。

System Message : M.E.E.駆動...出力...30%...40%...50%...M.E.E.戦闘出力確保......