［基本］OK.　［戦闘］OK.　［取引］OK.　［スキル］OK.　

　
――ああ、本当に、どうしてこんな事になってしまったのだろう。



俺は別に、自分の命なんて惜しくなかったんだ。

そこで終わりだと知れば、ああ、そうだったのかと、それで済む話だったんだ。



それなのにどうして、姉さんは俺を助けたりしたのだろう。

どうして、道に飛び出した俺を、引き戻して死んだりしたのだろう。



守るべき唯一の肉親。

その血と臓物に塗れて。



それでも俺は、きっといつかは、諦める事が出来たはずだった。

運が悪かっただけだ、仕方がなかったんだと言い聞かせて。



あの日、あの時、“こんな異能”に目覚めなければ……。



俺はその時、生まれて初めて“魂”というものを感じて、自分にはそれを眠らせたまま留め置ける事に気が付いた。



人は、不可能な事なら諦められる。

けれど、もし手の届くものだとすれば……、それに手を伸ばさない訳にはいかなかった。

それが自分の使命だと、勘違いしたまま。



それからはもう、無我夢中だった。



俺には魂を入れるための器が必要だったが、まだ何も知らない子供だった俺に、

姉さんの亡骸を確保し続けるだけの手段があるはずもなかった。



だから俺は、代わりの器を求めて駆けずり回った。



血統も霊地も持たない人間が、人形師に師事するためには、あらゆる犠牲が必要だった。

そのためならばどんな事でもした。

あらゆるものを差し出して、あらゆる者を殺した。



安息を求めて夢見る事も叶わなかった。



いや、もしかしたら、そうする事も出来たのかも知れない。

けれど、それによって齎される意識の断絶が、自分の内に眠る姉さんの魂を消し去りはしないかと、

ただそれだけの恐怖で、ひと時も眠る事が出来なかった。



そうして、ただ、走って、走って、走り続けて。



ようやくだ。

ようやく、全てに手が届く、そのはずだったのに――



完全な器を持つ少女に手を掛けた途端、全ての努力は泡と消えた。

俺の中にあった、姉さんの魂と共に。



ああ、これは罰なのだろう。



父さんのものも、母さんのものも、自分のものも。

あらゆる命を軽んじて来た、自分に対する罰。



ああ、姉さん。



おれ、頑張ってきたんだ。

頑張ったんだ、本当に、本気で。



でも、もう、何だか、ひどく疲れたよ。

指の一本だって動かせないくらいなんだ。



ああ、おれは、自分の命も。

姉さんが死んだ意味すら否定して。

そうまでしても掴めなかった。



本当に惨めで、醜い。

何の意味もない、人生だった――

ENo.76 キバ とのやりとり


ENo.548 葵 とのやりとり


ENo.723 放課後探検部 とのやりとり


ENo.978 杏里 とのやりとり

守護者の姿が消え去った――

　

　

六角形の柱から天に向け、赤色の光柱が立つ。

どうやら次元タクシーで行けるようになったようだ。

変化LV を 35 DOWN。（LV35⇒0、+35CP、-35FP）

自然LV を 10 UP！（LV41⇒51、-10CP）
解析LV を 30 UP！（LV0⇒30、-30CP）
付加LV を 5 UP！（LV87⇒92、-5CP）

狸谷まみな(544) とカードを交換しました！

メジェド様再臨 （レスレクシオン）


ユートゥルナ を研究しましたが既に最大深度でした。
ユートゥルナ を研究しましたが既に最大深度でした。
ユートゥルナ を研究しましたが既に最大深度でした。

対症下薬 を習得！
リザレクション を習得！
ブレイクスルー を習得！
猛毒耐性 を習得！
ジェネラル を習得！
アイスミラー を習得！
アシッド を習得！
心機掌握 を習得！
マーシャルアーツ を習得！
アルスマグナ を習得！
ランドグラスプ を習得！
アンチドート を習得！
特質強化 を習得！

◇通常獲得：各CP･FPが5増加した！

産姫(885) は 松茸 を入手！
産姫(885) は 朱の光焔 を入手！
産姫(885) は ぶにゅぶにゅ を入手！

タニモリ区 C-13（森林）に移動！（体調10⇒9）
タニモリ区 C-14（森林）に移動！（体調9⇒8）
タニモリ区 C-15（山岳）に移動！（体調8⇒7）
タニモリ区 C-16（森林）に移動！（体調7⇒6）
チナミ区 D-2（ベースキャンプ）に戻りました！
体調が全回復しました！

『タニモリ区 C-11：チェックポイント《屋台》』へ採集に向かうことにしました！

MISSION!!
ヒノデ区 E-4：海鳥カフェ を選択！

［803 / 1000］ ―― 《瓦礫の山》溢れる生命
［437 / 1000］ ―― 《廃ビル》研がれる牙
［472 / 500］ ―― 《森の学舎》より獰猛な戦型
［202 / 500］ ―― 《白い岬》より精確な戦型
［398 / 500］ ―― 《大通り》より堅固な戦型
［330 / 500］ ―― 《商店街》より安定な戦型
［271 / 500］ ―― 《鰻屋》より俊敏な戦型
［197 / 500］ ―― 《古寺》戦型不利の緩和
［118 / 500］ ―― 《堤防》顕著な変化
［142 / 400］ ―― 《駅舎》追尾撃破
［5 / 5］ ―― 《美術館》異能増幅
［154 / 1000］ ―― 《沼沢》いいものみっけ
［100 / 100］ ―― 《道の駅》新商品入荷
［309 / 400］ ―― 《果物屋》敢闘
［48 / 400］ ―― 《黒い水》影響力奪取
［226 / 400］ ―― 《源泉》鋭い眼光
［102 / 300］ ―― 《渡し舟》蝶のように舞い
［110 / 200］ ―― 《図書館》蜂のように刺し
［110 / 200］ ―― 《赤い灯火》蟻のように喰う
［58 / 200］ ―― 《本の壁》荒れ狂う領域
［88 / 100］ ―― 《珈琲店》反転攻勢
［100 / 100］ ―― 《屋台》更なる加護
［75 / 100］ ―― 《苺畑》不安定性
［15 / 100］ ―― 《荒波》強き壁
［100 / 100］ ―― 《小集落》猛襲
［41 / 100］ ―― 《落書き壁》リアクト
［90 / 100］ ―― 《変な像》揺らぎ
［100 / 100］ ―― 《白い渦》不幸
［100 / 100］ ―― 《黒い渦》不運
［18 / 100］ ―― 《線路》駆逐



―― Cross+Roseに映し出される。

　

　

　

どこかの森のなか。

　





　

大きな木に寄り掛かり座る３人。

　













　

　







　

明るい声で話すふたり。




ふたりの手などを一瞥し、上を向き静かに息を吐く白南海。

　

　

　










　








そう言って立ち上がり、その場を去る白南海。

　












　

　

　

チャットが閉じられる――

ヒノデ区、海鳥カフェ。

眺めの良い海辺･･･とは、ハザマではあまり言えないが、

お店自体はイバラシティでの様子とあまり変わらないように見える。

　

･････ある点を除いて。

　






　

一切の鳴き声をあげず、カフェの周囲を飛んでいる。

その目は既にこちらを捉えており、巨体が静かに近づいてくる･･･