［基本］OK.　［戦闘］OK.　［戦闘:エイド1］OK.　［取引］OK.　［スキル］OK.　

「えっ、もしかして深雪？」

　インテグラセンターの図書室で、いつものように本の貸し出しの作業をしている私に話し掛けて来たのは、何かどこかで見たことのある女性だった。
　
「えっ、もしかして美鈴お姉ちゃん？」

　佐藤美鈴（さとう みりん）は私の四歳年上のお姉ちゃんである。
　小学校以来会ってないけど、化粧はしていても昔の面影は何となくあるので多分お姉ちゃんだろう。
　私が妹だと分かると、美鈴お姉ちゃんはポロポロと泣き出してしまった。

「ずっと探してたんだよ、今まで何処にいってたの……もう会えないかと思ってた」
「えっ、あっ、うん。私もずっと家族のみんなと会いたかったんだけど、上手く行かなくて……ごめんなさい」

　あまりに美鈴姉ちゃんが泣くものだから、こっちまで涙腺が潤んできた。
感動の再開シーンではあるのだが、別に時間が止まってくれる訳ではない。貸し出しの本を抱えた人の列が徐々に増えていくのを私は見逃さなかった。

「あのっ、お姉ちゃん。今は仕事中だから、終わったらどこかでお話しよ？」
「分かった。それじゃヒノデ駅のカフェで待ち合わせしよう。またね、深雪！」

　泣きながら笑顔で手を振る美鈴お姉ちゃん。今生の別れじゃないので、もう少し軽めに帰ってほしかった。私は苦笑いしながら手を振って見送ったあと、並んでる本の貸し出し人達の手続きを済ませるのだった。

「お待たせ、お姉ちゃん！」
「深雪ー！　待ってたよー！」

　ヒノデ駅の海鳥カフェで待ち合わせをした私と美鈴お姉ちゃんは、早速カフェでケーキと飲み物を頼んで再会の喜びを分かち合う。

「まさか深雪が、インテグラセンターで働いてるだなんて思ってなかったよ」
「うん。働き始めたのはここ最近……でも無いな。結構経ってるかも。実は兼任で非常勤教師もやってるんだよ」
「へええー、あの勉強嫌いだった深雪が司書と先生やってるなんて、不思議だねー」

美鈴お姉ちゃんは嬉しそうに、私の顔をじーっと眺めてはニコニコしていた。

「お姉ちゃんはどこで仕事してるの？　やっぱりヒノデ区のどこかなのかな？」
「うん。ヒノデ区の駅前のビルを借りて、興信所で働いてるんだ。元々探偵になろうとしたのだって、深雪を探す為だったんだけど。本当に見つかって良かった……」

　また私の顔を見て泣き出しそうになる美鈴お姉ちゃん。うおお、こういう湿った空気は苦手なんだよぉ。私の方が申し訳なくなって泣きたいわ。
　
「今まで心配かけてごめんね。お休みがとれたら実家にも顔を出したいな。みんな心配してると思うし」
「えっ？　うん、そうだね。いつか戻れるといいよね」
「えっ、もしかして美鈴お姉ちゃんも実家に戻ってないの？」

　私が聞くと、美鈴お姉ちゃんは困った表情で頷くのだった。えっ、もしかして二人して元の世界に戻れてないやつなのこれ？

「うん。実はね、私はイバラシティに迷い込んじゃったみたいで、元の世界に帰れて無いんだ」
「まぢで！？　そしたら再会なんて喜んでる場合じゃないじゃん！　お姉ちゃんずっとイバラシティに住む気でいんの？」
「そりゃー、出られたら出たいけど。深雪はイバシティにずっと住むんじゃ無いの？」

　美鈴お姉ちゃんが首を傾げるので、私はジェイド王国に戻れる事を話すかどうか迷うのだった。
　そんな事をしてるうちに、スマフォが鳴ったので宛先を見るとユカラからだった。
　
「お姉ちゃん、ちょっとごめん。電話来たみたいだから、外に出るね」
「あっ、ちょっと深雪……もー、マナーモードにしときなよー」

　私が席を立つのを不満そうに見送る姉であった。

「何、ユカラ。今取り込み中なんだけど」
「深雪、マグノリアが調味料切れたから、醤油帰りに買ってきてだってさ」
「了解！　絶対買って帰るってマグノリアちゃんに伝えといて」
「分かった……それで、深雪の用事はすぐ終わんの？」
「うーん、ちょっと大事な人と会ってるから少しかかるかも」
「大事な人ね。ふーん、分かった。あんま遅くなんなよ」

　ユカラに一方的に電話を切られて、なんかムッとする私。

「なんだよぉ、感じ悪かったなー」


　それから私は美鈴お姉ちゃんと、連絡先を交換してまた会う約束をするのだった。
　でも、なんか変な感じなんだよな。あれは美鈴お姉ちゃんだとは思うんだけど、なんか違和感あるような？
　何となくモヤモヤしつつ、マグノリアちゃんに頼まれた醤油を買って大使館に私は帰るのだった。

ENo.841 アズ とのやりとり


ENo.893 ラノザ とのやりとり

特に何もしませんでした。

解析LV を 5 DOWN。（LV10⇒5、+5CP、-5FP）

百薬LV を 10 UP！（LV20⇒30、-10CP）
合成LV を 5 UP！（LV20⇒25、-5CP）

ユカラ(839) の持つ ItemNo.5 剛毛+4 に ItemNo.6 人形 を合成実験し、白い塊 に変化することが判明しました！

アズ(841) により ItemNo.21 ふきのとう から料理『山菜のかき揚げ』をつくってもらいました！
　⇒ 美酒佳肴！［ 1 4 4 = 9 ］成功！料理の付加効果のLVが増加！
　⇒ 山菜のかき揚げ／料理：強さ192／［効果1］強靭39 ［効果2］－ ［効果3］－

E(1460) とカードを交換しました！

もふもふパンチは正義だ！ （イディオータ）


ヴィクティム を研究しました！（深度1⇒2）
デスペラート を研究しました！（深度2⇒3）
インファイト を研究しました！（深度1⇒2）

コンテイジョン を習得！
風特性回復 を習得！
ポイゾナスブラッド を習得！
四百四病 を習得！
カードゥーケウス を習得！
以毒制毒 を習得！
薬箱作製 を習得！
☆ブラーゼン を習得！
☆初習得ボーナス：各FPが2増加した！

◇通常獲得：各CP･FPが5増加した！

ユカラ(839) は さつまいも を入手！
深雪(840) は 紫陽花 を入手！
アズ(841) は さつまいも を入手！
ユカラ(839) は 毛+2 を入手！
ユカラ(839) は 毛+1 を入手！
アズ(841) は 人形 を入手！

▼エイド化候補（基本行動にてエイド化可能）
深雪(840) のもとに 捨て猫 がスキップしながら近づいてきます。
深雪(840) のもとに ケットシー が恥ずかしそうに近づいてきます。

ユカラ(839) に移動を委ねました。

リュウジン区 H-18（道路）に移動！（体調25⇒24）
リュウジン区 I-18（道路）に移動！（体調24⇒23）
リュウジン区 J-18（道路）に移動！（体調23⇒22）
リュウジン区 J-17（森林）に移動！（体調22⇒21）
リュウジン区 K-17（森林）に移動！（体調21⇒20）

［860 / 1000］ ―― 《瓦礫の山》溢れる生命
［443 / 1000］ ―― 《廃ビル》研がれる牙
［500 / 500］ ―― 《森の学舎》より獰猛な戦型
［193 / 500］ ―― 《白い岬》より精確な戦型
［400 / 500］ ―― 《大通り》より堅固な戦型
［320 / 500］ ―― 《商店街》より安定な戦型
［225 / 500］ ―― 《鰻屋》より俊敏な戦型
［161 / 500］ ―― 《古寺》戦型不利の緩和
［91 / 500］ ―― 《堤防》顕著な変化
［144 / 400］ ―― 《駅舎》追尾撃破
［5 / 5］ ―― 《美術館》異能増幅
［129 / 1000］ ―― 《沼沢》いいものみっけ
［100 / 100］ ―― 《道の駅》新商品入荷
［221 / 400］ ―― 《果物屋》敢闘
［28 / 400］ ―― 《黒い水》影響力奪取
［92 / 400］ ―― 《源泉》鋭い眼光
［58 / 300］ ―― 《渡し舟》蝶のように舞い
［64 / 200］ ―― 《図書館》蜂のように刺し
［51 / 200］ ―― 《赤い灯火》蟻のように喰う
［23 / 200］ ―― 《本の壁》荒れ狂う領域
［14 / 100］ ―― 《珈琲店》反転攻勢



―― Cross+Roseに映し出される。

　

　

　





　




久しぶりにチャット画面に映るふたり。

　





引きつったような表情。

　







　





　





　

　

　

　




　

　

　

不自然にチャットが閉じられる――