［基本］OK.　［戦闘］OK.　［取引］OK.　［スキル］OK.　

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Scene 1 姉6歳

わたしが6歳を迎えるころ、わたしに妹ができると母親は告げてくれた。
それを、わたしはとても嬉しかったし、妹となにをしようか楽しみにしていた。
妹の名前はチャンディーと生まれる前から家族で決めていた。

わたしは父親について山で狩りをするのが好きだった。
女の子がするものじゃないと、みんな言ったが、わたしは気にしなかった。
なにより、父親はわたしに合っていると褒めてくれたのだから。

その父親が、ある日、行方不明になった。
一か月ほど経って、きっともう帰ってこないと、母親は諦めたようだ。

母親は身重の体で手網の服を作ったりして、家計を工面しようとした。
もちろん、わたしはそれを手伝った。
そのうち、母親は原因不明の病気を患い　急激にやつれていった。
気絶するように倒れて動かない母親。村の人に預けて、わたしは隣町の医者を頼り、旅に出た。
皆の制止の声も無視をして。

医者の元へいく道中。占い師にあった。聞いてもいないのに、不吉な占いを残す。
行方不明の父親は既に死んでいる。母親は悪霊に憑かれて狂っている。父親は狂った母親に殺された。
不吉な予言を無視して、なんとか医者を村に連れ帰ったが、村は火に焼かれていた。村人は見当たらない。

母親が狂ったように笑っている。否。彼女はもう狂っている。
占い師の言葉が響く、きっと悪霊に憑りつかれたんだ。
助けられない。助からない。

「お母さんが、お父さんを殺したの？」

わたしは落ちていたククリを拾い上げた。
幼い身体には重すぎる。深呼吸をする。湖の底に潜るような深い呼吸。

「その通りよ、よくわかったわね」

満面の笑みで答えた。母親の顔は狂気としか思えなかった。
母親は助からない。なら、妹だけでも。
獲物を狩る時の間合い。必殺の間合い。父親の教え。
母親との距離。この距離は知っている。

意識から身体が離れて、勝手に動き出すようにして、刃は閃いた。
母親の首から上が落ちた。火の粉が舞っている。
早く妹を助けなきゃ。

母親の腹を割って、出てきたのは光だった。
光の蝶の群れ。それが母親の腹から溢れて、火の粉とともに飛んで行った。
見下ろす手の中には、長い臓物と、真っ黒な肉塊だけが、体温を失って。

「ああぁ……」

妹は、あの蝶とともにいってしまったんだ。探しに行こう。迎えに行こう。
もし、彼女を見つけた時に、身体がなかったら困るから。
母親の遺体を傷を縫合して、腐らないように、冷たい洞窟の湖の底に沈めた。

once upon a time 　02020926

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Scene 2 姉12歳

12歳の時、友達が自殺した。
いや、死神に殺されたんだと思う。
それは思春期の幻想ではなく、現実のものとして、わたしの目の前に現れた。
廃墟の街の、屋上で。彼女は大きく手を広げ。

「待ってたんだよ、お姉ちゃん」

同じ年の少女とは思えない、妖しい笑みを浮かべて彼女は確かに、そう言った。
友達の顔をした、友達ではない何かが、目の前にいる。

「わたしに妹は――」

自殺しようとする友達を追ってきて、そんなこと言われたものだから
食ってかかるように反論しようとした私を、相手の目が射抜いた。

「チャンディー？」
「よかった。おかあさんがつけてくれてた名前、憶えてたんだ」

愕然とする。頭がおかしくなったのかも知れない。
6年も前に死んだはずの、そして探していた相手が、今目の前に存在しているかのように。
でもそれはトモダチの顔をしていた。

「なんで……いえ、チャンディーこっちに来て。話したいことは、いっぱいあるの」

震える声で、嫌な予感が膨らんでいくのを感じている。
足元の感覚が希薄になり、ふわふわとして落ち着かない。
彼女の声は聞こえない。ただ、唇だけが、ダメと告げた。

「あんまり時間がないんだ、ごめんね。おねえちゃん」

くるりと、その場で一回転して。スカートが風に煽られて、踊るようにステップを踏んだ。

「終わりにするために呼ばれたんだ。だからせめて苦しまないようにーー」

くるりと、回転して空に落ちていった。

屋上の縁から手を伸ばしても、届くはずもない。
落ちていく友達の顔は穏やかで、「またね」と耳元で囁かれた気がした。
ぐしゃ、落ちて赤い花が咲いた。

once upon a time 　02020926

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Scene 3 姉14歳

次に、わたしが妹と会ったのはーー14歳。
結婚を強要され、拒否した少女が強姦される事件が起こった。
……悲しいことだが、珍しくない事件だ。
その少女を療養する田舎の病院でわたしは働かさせてもらっていた。
感情をなくしたような少女の世話をしていたが、目を離したすきに少女がふらりと病院から出て行った。
慌てて追いかけると、おおきなナイフを片手に少女が月明りの元、微笑んでいた。
その表情に既視感を覚えて、眩暈に揺れた。

今思えば、炎の中で笑っていた母親もあの表情をしていた――。
二年前のとき、笑顔の後真っ赤な血の花が咲いた光景を今でも覚えている。

「チャンディー！！」
「今夜は月が綺麗だね――」

ナイフを抱く様に、首筋に当てている。音もなく引けば終わってしまう。
繰り返す悪夢のような現実から、抜け出すために言葉を重ねた。

「また、なの」
「わたしは呼ばれたんだよ」
「なんで、その子が死を願ったから？」
「苦しかったんだよ。おかあさんもトモダチも、もちろんこの子も」

混乱している。言うことがまとまらない。
それでも会話が止まれば終わる気配がする。
会話をしている間は終わらない。終われない。

「あなたは、死神なの？」
「わたしはおねえちゃんを守りたかった」
「私は！　お母さんもトモダチも奪われて……」
「おかあさんはおねえちゃんを守れなかった。だからお父さんを殺したの」
「え？」

行方不明の父親。それは殺されていた？　思いもしなかった言葉に絶句してしまう。

「トモダチも、お姉ちゃんを巻き込むつもりだったんだよ。
　この子だって、こんなナイフでお姉ちゃんに……ひどいよね」
「嘘……私を守るため？　だから殺すの？」
「死にたいんだよ。もう楽になりたいの。すごく苦しくて。まだ続けさせるの？」
「だって」
「魂が救えるなら、わたしは死神でもいい」

スッと首を刃が通るのが見えた。なまめかしく肉を裂いて血が噴き出す瞬間を。
目が捉えてしまった。少女の体は微動だにしない。血が噴き出して、ゆっくりと倒れていく。
白衣が赤く染まっていく。腕の中で少女が冷たくなっていく。

「死を想えば会えるけど、今度は私を探してお姉ちゃん。身体はないけど、魂は生きてるよ」

口から泡を吹いて、舌も痙攣していたように思う。
でも、そんな声を聴いた気がする。私は狂ってしまったのかもしれない。
それからも、彼岸の彼方、死の側には妹がいた。
私は、正気のまま気が触れて、妹を殺すことを考え始めていた。

once upon a time 　02020929

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ENo.255 イリヤ とのやりとり


ENo.303 明楽 とのやりとり


ENo.985 瑠璃子 とのやりとり

ItemNo.2 霊撃輪具 を破棄しました。
ItemNo.4 淡い衣 を破棄しました。
ItemNo.5 空気砲 を破棄しました。
ItemNo.6 蓄光液 を破棄しました。

ItemNo.17 牛肉のタタキ を食べました！
　体調が 0 回復！（30⇒30）
　今回の全戦闘において 活力5 体力5 防御5 が発揮されます。
　今回の結果でのスキル熟練度が伸びやすくなった！

陽気な音楽が途絶える。

　

再び静寂に包まれる公園。

アリヒト(18) から 100 PS 受け取りました。
士円(1230) に ItemNo.25 ビーフ+1 を送付しました。
ItemNo.37 火傘 を ItemNo.2 に持ち替えました。
ItemNo.22 サリー を ItemNo.4 に持ち替えました。
ItemNo.28 速さの香 を ItemNo.5 に持ち替えました。
ItemNo.19 闇夜の護符 を ItemNo.6 に持ち替えました。

生命の宝石（800 PS）を購入しました。
すごい木材（400 PS）を購入しました。

響鳴LV を 5 DOWN。（LV7⇒2、+5CP、-5FP）
解析LV を 5 DOWN。（LV5⇒0、+5CP、-5FP）

制約LV を 15 UP！（LV0⇒15、-15CP）
付加LV を 5 UP！（LV3⇒8、-5CP）

士円(1230) により ItemNo.17 生命の宝石 から装飾『知恵の香』を作製してもらいました！
　⇒ 知恵の香／装飾：強さ327／［効果1］耐疫30 ［効果2］－ ［効果3］－

裏葉(1288) により ItemNo.15 柿 から射程2の呪器『チークーチャクラ』を作製してもらいました！
　⇒ チークーチャクラ／呪器：強さ689／［効果1］体力30 ［効果2］－ ［効果3］自滅19【射程2】

アキラ(1444) の持つ ItemNo.34 車前草 から重鎧『不撓不屈の鎧』を作製しました！
士円(1230) の持つ ItemNo.32 生命の宝石 から防具『衛生兵の使命』を作製しました！
アリヒト(18) の持つ ItemNo.28 生命の宝石 から防具『硬質な甲殻』を作製しました！

ウチモ(315) により ItemNo.13 謎の肉 から魔香『龍涎香』をつくってもらいました！
　⇒ 美酒佳肴！［ 5 4 1 = 10 ］成功！料理の付加効果のLVが増加！
　⇒ 龍涎香／魔香：強さ90／［効果1］－ ［効果2］－ ［効果3］強撃13

明楽(303) により ItemNo.15 チークーチャクラ に ItemNo.19 すごい木材 を付加してもらいました！
　⇒ ６の面が不自然に重い６面ダイス！［ 4 1 1 = 6 ］通常付加
　⇒ チークーチャクラ／呪器：強さ689／［効果1］体力30 ［効果2］攻撃20 ［効果3］自滅19【射程2】

カードを作成しましたが誰とも交換されず自分のものとなりました！

『根本から当たると即死』 （ミゼラブルメモリー）


ミッドナイトカーテン を研究しました！（深度0⇒1）
ミッドナイトカーテン を研究しました！（深度1⇒2）
フラッシュ を研究しました！（深度1⇒2）

ペナルティ を習得！
スピアトラップ を習得！
グリッチトラップ を習得！
殺界 を習得！
ピットトラップ を習得！
阿修羅 を習得！
ラブトラップ を習得！
イービルトラップ を習得！

◇通常獲得：各CP･FPが5増加した！

チャンディー(1321) は どろどろ を入手！
明楽(303) は ぬめぬめ+1 を入手！
明楽(303) は ビーフ を入手！
ウチモ(315) は どろどろ を入手！
明楽(303) は ビーフ を入手！
士円(1230) は どろどろ を入手！
チャンディー(1321) は ビーフ を入手！
士円(1230) は 霞石+1 を入手！
チャンディー(1321) は 装甲 を入手！
明楽(303) は 蓮根 を入手！

明楽(303) に移動を委ねました。

特に移動せずその場に留まることにしました。
体調が全回復しました！

『チナミ区 H-16：チェックポイント《瓦礫の山》』へ採集に向かうことにしました！
　　 - 明楽(303) の選択は チナミ区 H-16：チェックポイント《瓦礫の山》

MISSION!!
カミセイ区 B-19：ゆ～ぱらだいす を選択！
　　 - 明楽(303) の選択は カミセイ区 B-19：ゆ～ぱらだいす

［870 / 1000］ ―― 《瓦礫の山》溢れる生命
［443 / 1000］ ―― 《廃ビル》研がれる牙
［500 / 500］ ―― 《森の学舎》より獰猛な戦型
［190 / 500］ ―― 《白い岬》より精確な戦型
［380 / 500］ ―― 《大通り》より堅固な戦型
［296 / 500］ ―― 《商店街》より安定な戦型
［204 / 500］ ―― 《鰻屋》より俊敏な戦型
［143 / 500］ ―― 《古寺》戦型不利の緩和
［61 / 500］ ―― 《堤防》顕著な変化
［123 / 400］ ―― 《駅舎》追尾撃破
［5 / 5］ ―― 《美術館》異能増幅
［108 / 1000］ ―― 《沼沢》いいものみっけ
［100 / 100］ ―― 《道の駅》新商品入荷
［129 / 400］ ―― 《果物屋》敢闘
［12 / 400］ ―― 《黒い水》影響力奪取
［37 / 400］ ―― 《源泉》鋭い眼光



―― Cross+Roseに映し出される。

　

　

　





　




チャット画面に映るふたりの姿。

　





　





　

　

　

　

　

　





　

　

　

　

　

　





　





　





　





清々しい笑顔を見せるふたり。

　

　

　






　








　

　

　

ふたりの愚痴が延々と続き、チャットが閉じられる――

ゆ～ぱらだいす内。

様々な種類の温泉が用意されていた施設。

　

ほとんどの温泉が涸れているなか、施設の左端は無事のようだ。

　

　

　

お土産コーナー、カラオケルーム･････

温泉は女湯の区域が原形を保っている。

　

　

　

奥へと進むと、湯煙･････温泉が普通に湧いている。

　

　

　




　



大きな猿たちが温泉でくつろいでいる。

　




邪魔をするなと言わんばかりに、こちらへと飛び掛かってくるッ！！