［基本］OK.　［戦闘］OK.　［取引］OK.　［スキル］OK.　

http://lisge.com/ib/k/9/r266.html


　──相も変わらずひとつの死体を見下ろしていた。
　若い男が血溜まりに倒れ伏したまま、半開きの眼で虚を見据えている。首筋についた、まだ新しい傷が瑞々しく光っていた。


　この男は詐欺師だった。善良な人をだまくらかして他者の人生を狂わせる悪人だった。彼は自身の行いを悪と知っていて、抱えた罪の重さを自覚してもいた。
　だから、これが天命と言われれば彼自身、納得していたかもしれない。
　彼にはイバラシティの住民が持つ特性──異能に心当たりがなく、他人にあるものを持たない自分に劣等感を抱き、きっと侵略者が来たところで早々にくたばるのだ、それがお似合いだと自ら卑屈にぼやいていた。
　やはりと言うべきか、皮肉にもと言うべきか。まったく予想通りの結末だ。


　だらしなく開いたままの瞼を、せめて閉じてやろうと歩み寄る。屈んだ姿勢で手を伸ばした。


　……嗚呼。
　そうだ。忘れていた。
　自分にそれをすることは、できない。

---

「──うわあああッ！！」


　叫び声が上がる。それが自分のものと気づくには幾許かの猶予を欲した。


「うさ子ちゃん……！？」


　俺の声を聞きつけた鰐淵さんと莉稲が俺を囲んでいる。
　状況を整理する。ここは陣営の拠点だ。俺は休息を取っている内に気が抜けたのか寝ていたらしい。正確な時間にして不明だが、大時計の針を見る限りは数分と経っていない。


「うさ子ちゃん、どうかした……？」


　莉稲が栗色の瞳で俺を覗き込む。


「あ、いや──」


　泳がせた視線の先で赤い空が重々しく天を覆っている。
　──夢だ。死んでいた自分の死体を見下ろす夢。
　はっきりと残る認識を辿る内に、以前にもくらついて似た光景を見たことを思い出す。あの時はすぐ忘れてしまったが、恐らく同じものを見ていた。


「──大丈夫です、ちょっとびっくりする夢見ただけでなンでもないですから。あの、私、鰐淵さんとお買い物してきますね！」
「えッ。お、おう。行ってくるジョー」


　俺は鰐淵さんを抱えて莉稲を振り切った。とりあえず出任せのまま消耗品の買い出しに向かうことにする。
　流石に夢見の悪さで莉稲に心配されたくはない。ガキじゃあるまいし。


「で？　どしたよ渉。えらいでかい声だったジョー」


　駆け出して暫し、小脇に抱えられた鰐淵さんが何事かと問い質した。


「いや、大した事じゃないって……」
「どうしたって聞いてンだジョー。ゆっくり休めてはなさそうな顔してンなァ」


　時間にして一時間も経ってないのでそりゃゆっくりはしてないのだが、それにしても、ということだろう。


「碌でもねェ夢、見てよ。気分最悪なんだ」
「ヘェ、どんな夢見たんだジョー？」
「自分が死んでる夢。縁起でもねえっていうか……マジでこんな時に洒落にならねえよ」


　まったく後味が悪い。
　イバラシティの卯島渉は健在であり、俺──ハザマの卯島渉もまた、今でこそ因幡うさ子だが健在だ。
　ハザマで一時間が経過する間にイバラシティは何日も過ぎているとはいえ、もう数ヶ月分蓄積された記憶の中にも瀕死の事態に見舞われた覚えはない。基本的に生活風景が流れ込んでくるだけだ。
　それどころか、こっちで幾ら必死に戦おうがハザマの出来事はイバラシティに知れ渡ることもないから向こうの俺は呑気に日常を継続している。羨ましいことこの上ない。
　にしても、思い出すだけで辟易する。所詮夢は夢──嫌な光景に対する落ち着け先を脳内で見繕い、無理やり隅へ追いやった。


「ウケるな」
「ウケるなよ！」
「だって夢って！　ガキじゃあるめェしよ、だジョー」


　鰐淵さんはヘッヘ、とひくついた笑い声を零した。相も変わらず小憎たらしいぬいぐるみ鮫だ。
　しかしそれもざわつく胸を抱えた今の俺には、そんないつも通りな鰐淵さんがすこしだけ、ありがたかった。

ENo.153 十九号 とのやりとり


ENo.490 雛 とのやりとり


ENo.631 クロウラ とのやりとり


ENo.880 オバチャン とのやりとり

御手洗　風弥(211) に 150 PS 送付しました。

すごい木材（400 PS）を購入しました。
すごい石材（400 PS）を購入しました。
エナジー棒（30 PS）を購入しました。
エナジー棒（30 PS）を購入しました。
エナジー棒（30 PS）を購入しました。

幻術LV を 15 DOWN。（LV30⇒15、+15CP、-15FP）

時空LV を 15 UP！（LV0⇒15、-15CP）
変化LV を 5 UP！（LV0⇒5、-5CP）
防具LV を 4 UP！（LV95⇒99、-4CP）
付加LV を 1 UP！（LV0⇒1、-1CP）

御手洗　風弥(211) により ItemNo.40 すごい木材 から射程1の呪器『すごい蒲ノ穂』を作製してもらいました！
　⇒ すごい蒲ノ穂／呪器：強さ594／［効果1］攻撃20 ［効果2］－ ［効果3］自滅19【射程1】

ケムルス(719) により ItemNo.40 すごい蒲ノ穂 に ItemNo.1 駄物 を付加してもらいました！
　⇒ すごい蒲ノ穂／呪器：強さ594／［効果1］攻撃20 ［効果2］攻撃10 ［効果3］自滅19【射程1】

千尋(1348) とカードを交換しました！

四辺転爛 （テンポラルスウォール）


チャクラグラント を研究しました！（深度0⇒1）
チャクラグラント を研究しました！（深度1⇒2）
チャクラグラント を研究しました！（深度2⇒3）

ウィンドカッター を習得！
エアブラスト を習得！
コントラスト を習得！
キュアブリーズ を習得！
デイドリーム を習得！
アジャイルフォーム を習得！
ウィンドポーション を習得！
ウィークネス を習得！
アゲンスト を習得！
キャノンボール を習得！
コールドイミッター を習得！
タイムツイスト を習得！
風の祝福 を習得！
滅亡の風 を習得！
戴天 を習得！
神風 を習得！

◇通常獲得：各CP･FPが5増加した！

ケムルス(719) は 牙 を入手！
ケムルス(719) は 鉄板 を入手！
うさ子(266) は 毛 を入手！
ケムルス(719) は どろどろ+1 を入手！

次元タクシーで ウシ区 E-19：チェックポイント《黒い水》 に行こうとしましたが、チェックポイントが開放されていません。

チナミ区 D-3（隔壁）には移動できません。
チナミ区 D-3（隔壁）には移動できません。
チナミ区 D-3（隔壁）には移動できません。
チナミ区 D-3（隔壁）には移動できません。
チナミ区 D-3（隔壁）には移動できません。
体調が全回復しました！

採集はできませんでした。
　　 - うさ子(266) の選択は ウシ区 E-19：チェックポイント《黒い水》（未開放のため無効）

［871 / 1000］ ―― 《瓦礫の山》溢れる生命
［441 / 1000］ ―― 《廃ビル》研がれる牙
［500 / 500］ ―― 《森の学舎》より獰猛な戦型
［177 / 500］ ―― 《白い岬》より精確な戦型
［377 / 500］ ―― 《大通り》より堅固な戦型
［286 / 500］ ―― 《商店街》より安定な戦型
［199 / 500］ ―― 《鰻屋》より俊敏な戦型
［137 / 500］ ―― 《古寺》戦型不利の緩和
［56 / 500］ ―― 《堤防》顕著な変化
［122 / 400］ ―― 《駅舎》追尾撃破
［5 / 5］ ―― 《美術館》異能増幅
［92 / 1000］ ―― 《沼沢》いいものみっけ
［90 / 100］ ―― 《道の駅》新商品入荷
［83 / 400］ ―― 《果物屋》敢闘
［0 / 400］ ―― 《黒い水》影響力奪取
［8 / 400］ ―― 《源泉》鋭い眼光



―― Cross+Roseに映し出される。

　

　

　

　　　ザザッ――

　

　

　






チャットにノウレットが現れる。

･･･が、どうも雰囲気が異なっている。

　





　




　





　





　

　

　

チャットが閉じられる――