SE:(ジングル)
湯木:はい、えーこんばんはFUZZBUDGETの湯木朝暁です、今日も始まりましたが。今回はね、生です。あのーいつもねゲスト誰か来てもらう時は、収録なんですが
ホナミ:生です
湯木:生です。今、2月11日、██████FM某スタジオ、えー僕の目の前に
ホナミ:(笑)
湯木:テーブルを挟んで向かいに!ホナミツバサくんが!います。
ホナミ:…しつこー(笑)前振りしつこー。
湯木:ハイッ
ホナミ:あー、えっと。モトラドロリーのギターボーカルの、ホナミツバサ、で、す、…あーの、ですね、ここまで言わなくちゃたぶん、わかってもらえないんで
湯木:なーに言ってんですか
ホナミ:いやー、だって、…まあいいや
湯木:(食い気味に)今日はあれだから、曲流すより喋る方向なんで
ホナミ:…がっつがつやね(笑)
湯木:がっつがつですもう。俺の今日の使命だから、ホナミに喋らすの 全国のリスナーが鬼の目をして聞いてるから今日。ああそうメールアドレスはいつも通りfuzzy@█████████.co.jpまーで、じゃ先に一曲だけ、…えーFUZZBUDGETで「遠浅」
(FUZZBUDGET「遠浅」)
湯木:…はいというわけで、えー今日はモトラドのホナミをゲストにお迎えしてお送りしておりーますーが。
ホナミ:ほい。
湯木:実は相当これレアな…あれじゃないの
ホナミ:だから言ったじゃん、俺の喋ってるの聞いたことある人とか、ほんき…ライブ来たことある人しかいねーから
湯木:なんで出ないの?
ホナミ:えっ…?
湯木:なんで露出しないの?(笑)
ホナミ:今?今訊く?(笑)
湯木:あれ、だって…モトラド今何してるの オフ?
ホナミ:あー、んー いやレコーディングはしとる
湯木:ゲストに来てもプロモーションでもなく。
ホナミ:あーそういう。…やーあのー、俺ねえ…オーラないから…FUZZの湯木さんに来いって言われたらもう…
湯木:オーラがない!?あ、そんなオーラが無いホナミに早速、質問…
ホナミ:え、
湯木:えー『うみんちゅ』さんから。湯木さんホナミさんこんばんは、はいどうもこんばんは。
ホナミ:ばんわー。
湯木:ホナミさんがゲストと聞いてびっくりしました、だってほら
ホナミ:なんかすんませんー
湯木:せっかくなのでホナミさんから使用機材について、えーよければぜひお聞きしたいです、との、こーとーですが。機材!
ホナミ:機材って、えー…なに答えればいいの
湯木:あのー多分ねマイクの事は聞いてないんだよね
ホナミ:あ、ギター周りとかそういう
湯木:でしょ?あーホナミといえば、ジャズマスター…
ホナミ:ジャズマスター…からのストラト、あとSGと、テレキャス
湯木:テレキャス?持ってるの?俺見たこと無いかも。
ホナミ:うん、あんね、使ってない…
湯木:(笑)
ホナミ:欲しかったんさ、名前だけで。香坂くん、七月の雨の香坂くんが使ってるやつね。でもどう…使っていいかわからんくて
湯木:音が?
ホナミ:そーそー。
湯木:合わなくはないと思うけどねぇ。ていうかジャズマスターに慣れてるからその時点で、
ホナミ:(笑)あんさ、こんななんか、あのー、飲み屋で喋ってるみたいな
湯木:はっはっはっはっは!
ホナミ:いいの?こんなんでー
湯木:曲!曲いこう!
ホナミ:わーあー(笑)
(モトラドロリー「SWINDLE」)
湯木:ほい聴いてもらいましたのはモトラドロリーの「SWINDLE」です、ん、これは…
ホナミ:これ~~は、 ジャズマスター
湯木:エフェクターとかも聞きたいのかな?
ホナミ:あー、えー、メーカーは…わすれた。ほとんど庸介に、うちのドラムに、恵んでもらったやつだから
湯木:あああ。えー、ディレイとトレモロと?
ホナミ:そー。あとオーバードライブ、たまにディストーション。種類結構、持ってんだけどそんな使ってない。アンプは、見れば分かるけど、オレンジー
湯木:フワッとさせて終わらせますか。これは。
ホナミ:はーい、あとはなんか、そのー、自分に合うやつ使うのが一番だとおもうんで。自力でさがしてね
湯木:フワッと突き放して。
ホナミ:(笑)俺のはなしは、いいよ
湯木:おいゲスト!(笑)
ホナミ:しゃべることある?1時間も…
湯木:喋らすから。冒頭で言ったけどそう、ホナミはMCでもね、全然喋んないでしょ。ファン心理的にはその感じ貫いてほしいとこと、喋ってたら嬉しいとこと両方あると思うのよ
ホナミ:あー…
湯木:今完全に「貫く方向で」って考えた顔した。
ホナミ:違う違う、違うよ(笑)いやほんと、無いんだって、話すことが。そもそも。
湯木:そんなもん、楽屋のケータリングの話とかさ
ホナミ:いらねえ~~(笑)
湯木:███の█████████とかさ、いつも鍋あんじゃんあそこ。味噌がほら、有名だから
ホナミ:あーあるねぇ
湯木:モトラドと対バンした…2年?前か。ヒュージインパクトのやつ。あれん時、なんかホナミ、楽屋で一人でこじんまりと(笑)鍋よそったやつ食ってて、「え?何してんの?」って
ホナミ:(笑)
湯木:ローディーさんが隣の部屋いて、マネさんも走り回ってて庸介さんとひぐっさんもなんかいなくてさ。ホナミが一人、あの楽屋のソファの隅っこ座ってズズーて。いやズズーじゃないけどっていう
ホナミ:生姜がね、そう、生姜がめっちゃ効いてんだあそこの鍋 食っただけで健康になった気になる。
湯木:そこじゃないよ。フロントマンがぽつーんと鍋食ってんのおかしいでしょ。みんな忙しそうにしてて
ホナミ:リハまで全然あったんだって、時間が。なんか知らんけど俺だけ暇でさ
湯木:そういう話をね?笑いを交えつつするわけ、MCで。
ホナミ:嫌でしょ、俺がある時から突然、「みんなに置いてかれて一人で鍋食ってた」って話し出すの(笑)
湯木:歌詞で死ねとかね、攻撃的なリリック書いてる男がそういう、しょうもない話を
ホナミ:もう鍋の話いいよ、█████████のケータリングは美味いっていう。そう、みんなバンド始めて食いに行ってくださーい、で。
湯木:じゃメール行こう。えー『こぐまくん』さんから。湯木さんホナミさんこんばんは、はいこんばんはね。ホナ…ふふっ(笑)ホナミさんといえば湯木さんのMCでたまにイジられてますが、
ホナミ:ちょっと待って、タイム(笑) え?(笑)
湯木:なになに、何かな?
ホナミ:何それ?俺が行ってない時の話?地方?
湯木:待って続きあるから。えー、LIBRE GARAGE星野さん宅で十四代、日本酒のね、十四代の空き瓶を抱きしめて「冷たい…」って寝言言いながら(笑)寝てたそうですね。ところで、作曲する時は曲と詩どちらを先に作っていますか?だって
ホナミ:ところで、から話飛びすぎでしょ いや違う、なんでそんな話をしたのかっていう
湯木:これいつだっけな、今年入ってすぐ…████かな?そうだよね、こぐまくん████の人だもんね
ホナミ:なんで湯木くん、ていうかFUZZの人達ってあんな曲書くのにMCでそういう話するん?俺知ってるよ、武道館のBDのあのー、ドキュメンタリーみたいなやつで、テロップ芸みたいなのまでしてさ(笑)
湯木:あれはねぇ…憧れてたんだよね俺、旅番組に。まいいよそれは、今度一人の時に話すから。今はホナミの話を、あーそう、星野さんちでっていうのはあれね、忘年会的な。
ホナミ:そう。
湯木:曲作りの手順だって、ほら
ホナミ:ライブで俺の話をするなって言ってんの、わざわざ(笑)
湯木:みんなねぇ半信半疑だよ、言って。俺信用無いから。あのホナミツバサが?みたいな
ホナミ:あ~~~しまった、そうか。嘘嘘、嘘ですさっきのも。瓶のくだり
湯木:星野兄さんの耳に4つめのピアス勝手に開けたのもね。
ホナミ:ふっ…(笑)そうです、してない 傷害事件だから
湯木:話を戻そう。
ホナミ:えー、曲作り。か。…今ちょうどやってんだけど、基本的には同時だな、俺は
湯木:そうだよね。
ホナミ:ふわっと浮かぶのは微妙にメロディが先だけど、ちゃんと作ろうって時はね
湯木:いつも何についての曲にしようーとか、テーマみたいな?決めてる?
ホナミ:よっぽどネタが無い時は、決めてる
湯木:「エルクハウンド」は冬ーとか。「ハーレイ」は旅ーとか。
ホナミ:そーそー 2、3曲考えたら、あとは芋づる式で…アルバムはそうなる
湯木:俺ずっと聞きたかったんだよね、「DRAWN」ってあれどういう精神状態の時に書いたの?あとね、「BIRTH」「GARDEN」あたりかな、ファンのみんなも気になってると思うけど
ホナミ:(笑)え?べつに…
湯木:べつにじゃないんだよ。ちょっと待って、聴いてもらおう一旦。えーじゃあ、モトラドロリーの「DRAWN」。どうぞ。
(モトラドロリー「DRAWN」)
ホナミ:もう俺、一生イジられるよね、これ。
湯木:いや実際さ、衝撃的だったよ。俺ら初めて会ったの、えー17か18歳くらい?でもうこれだからね
ホナミ:まあー、技術的には二人にめちゃくちゃ引っ張って貰ってたわけだけど。
湯木:でも作ったのはホナミ一人なわけで。いやー…この完成度ね…感服ですよ
ホナミ:なに?今日持ち上げるやん、ラジオだから?(笑)
湯木:思ってるよいつも!ライブでも新曲出る時でも。そう、話戻すけど精神状態の話ね
ホナミ:ちょっとささくれだってた、し、今もさぁ、言うて大人やけどあるじゃん、そういう時。
湯木:ささくれっていうか、どっちかっていうと諦めっていうか。諦めてるからこそ怒りとか、苛立ちとか、嫌悪感とか、そういうのをぶつける場所として誰の為でもない音楽に閉じ込めてるみたいな。
ホナミ:俺より俺のこときちんと見るのやめて(笑)
湯木:いやね、気になるじゃんやっぱ。1アルバムに2曲くらい、入ってるじゃんそういう感じのが。
―――― 2020年2月11日「MIDNIGHT JOURNEY」ファンによる文字起こし