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<< 2:00~3:00
[基本]OK. [戦闘]OK. [取引]OK. [スキル]OK. 




カエ
「貴方が和巳君ねえ?よく来たわね」

黒冴さんに連れられて来たのは少し時代遅れな感じの路地の一角にある
駄菓子屋だった。
おばあさん一人でやっているみたいで、この人が保護司もしているそうだった。
あの時の自分は酷く塞ぎ込んでいて、挨拶もろくに出来ずに頭を軽く下げるだけで
俯いているばかりだったと思う。

カエ
「和ちゃん、でいいかしら。二階が貴方のお部屋だから
荷物を置いてらっしゃい」

急だったから何もない部屋でごめんなさいね、と言われた部屋は
必要最低限の物が置かれた、それでもきちんと掃除され自分のために
用意してくれたのだと分かるものだった。
黒冴さんと何やら書類のやりとりと、俺に関する話をしているのだろう
下では二人の声がする。
俺がここに来た経緯をおばあさんに話しているんだ。
下へ戻るのが少し怖かった。
暫くしたら下で黒冴さんが呼ぶ声がして、少し緊張しながら下へ降りる。
木造の階段の軋む音がいやに大きく耳に響いた。
話は終わったのか黒冴さんは寛いだ様子で、それをおばあさんが
まだ仕事中だろ
と嗜める場面。黒冴さんは特に気にする様子もなかった。

母親のあの様子では、共に生活するのも難しく
それが自分にも影響しまたアイツが出てくる可能性も高い。

だから距離を置く。その方がいい。そういう判断だった。
でもきっともう、母親は自分の事を受け入れたりはしないだろう
そう思った。そういう人だから。
弟は、反対していたけれど……今は二人と離れたほうがいい。

俺が、離れたかった。
二人の顔を、まともに見れる気がしなかった。

「今は、これでいい。けどな」
不意に黒冴さんが俺を見て言う。
「いつかは、自分で決めな。
どうしたいか、どうするかってのはな」

それは、将来について?

「まあ、暫くここで色々考えりゃいい
あーあと、日誌は忘れず書けよ」
そう言って腰を上げればもうここを去るらしい。
やることはやったと言って。
忙しない子だねぇ、と呆れたようにおばあさんは笑う。
残されたのは俺とおばあちゃんだけの空間。
俺のことはもう聞いたはず、どうしよう。
どうしたらいいんだろう、何を、言えば……

カエ
「和ちゃんはお団子好きかい?まだお茶もだしてなかったねえ」

何もなかったちゃぶ台にコトリと置かれたもの。
急須と湯呑、そして

カエ
「こんなのしか無いけど、若い子は好きかしら……?」

みたらし団子……?
おばあさんは急須から湯呑にお茶を注ぎながらその団子を勧める。
温かいお茶とみたらし団子。
それを前にしても自分はそれを口にしていいのかすら迷う。

カエ
「やっぱり好きじゃなかったかしら?ごめんなさいねえ」

若い子はやっぱりケーキとかだったかしら、と申し訳無さそうな顔の
おばあさんに慌てて一本串を取り、頬張った。
パッとおばあさんの顔が綻ぶ、それを見てホッとした自分。
お団子はモチモチしてて、甘辛くて……

カエ
「遠慮しないて、自分のおうちだと思ってね。
私のこともカエちゃん、て呼んでいいからね」

疲れたでしょ、今日はご飯食べたらお風呂入って早く寝ちゃいなさい。
それだけの言葉で。
それだけで、何故か目の奥が熱くなって
何かが零れ落ちそうで。それを懸命に堪えて。
お団子をもう一口頬張って噛み締めて。
お腹が満たされる前に、胸が一杯になった。






「顔は生まれつきだよー……多分。疑ってもキリがないからさー」
それに、彼は間違いなく和己だろうと何となく思う。

「ありがとう!一緒に行けるならちょっと安心するよ」
何でも答えてくれるとは言ったものの、最初に会った和己が不在(?)の状態で
あまり深い事を聞く気にもなれず、素朴な疑問を投げかける。

「和己はさ、和己くんの事はどう思ってるの?あと、自由に入れ替わったりは……
難しそうだね。イバラシティでまだ会ったこと無いもんね」

ここに呼び出される前の記憶が残っている
時差のようなものを含んで、平穏な日常と歪な世界が交互にやってくる。
それが少し、気持ち悪い。
和己はどうだろうか、和己くんが此方の事を覚えて居ないのなら
その方が平穏で良いと思う。

おいおい、もうちょっと疑えっての。
そんなアッサリ受け入れてんじゃねぇよ、調子狂うな。
ついさっきまでのほほんと茶飲んでたくせによ。
コイツのせいじゃねーけど、忙しねーったらありゃしねぇ。
イライラする。

「アイツの事か?そりゃあ決まってんじゃん」

「大嫌いだね」

それは向こうも同じ事だろう。
「いい子ちゃんぶって、母親の顔色伺って 自分が我慢してりゃ何とでもなるってさ。
冗談じゃないね、我慢してどうなった?
結果がこれだ!ざまあねぇよなぁ!ハハッ」
いい迷惑だぜ、と。
「自由に入れ替われりゃ、とっくにそうしてる。 まぁどうも──」

アイツが現実を拒否しねーと、俺が出てくる隙は ねーみたいだけど。
今、この状況みたいにな。と笑った。















BmB
ENo.496
トヨ
ENo.497
カズミ
ハザマに生きるもの
大ガラス
ダンデライオン
















BmB
ENo.496
トヨ
ENo.497
カズミ
TeamNo.577
ENo.577
エリカ
ENo.741
アカネ







武術LV5 UP!(LV15⇒20、-5CP)
武器LV5 UP!(LV30⇒35、-5CP)

ItemNo.9 毛 から射程2の武器『錆びた金属片』を作製しました!
 ⇒ 錆びた金属片/武器:強さ45/[効果1]束縛10 [効果2]- [効果3]-【射程2】
カズミ
「まぁ無いよりマシか……」


歌声(1173) により ItemNo.8 美味しい草 から料理『グリーンスムージー』をつくってもらいました!
 ⇒ グリーンスムージー/料理:強さ45/[効果1]治癒10 [効果2]充填10 [効果3]増幅10
スバル
「おしゃれドリンク!これ飲んで頑張っていこうぜ!」

ツナグ(148) とカードを交換しました!

天体観測 (アサルト)


クリエイト:ヴェノム を研究しました!(深度0⇒1
クリエイト:ヴェノム を研究しました!(深度1⇒2
クリエイト:ヴェノム を研究しました!(深度2⇒3

ハードブレイク を習得!

◇通常獲得:各CP・FPが5増加した!






トヨ(496)吸い殻 を入手!
カズミ(497)吸い殻 を入手!
カズミ(497) を入手!
トヨ(496)花びら を入手!






トヨ(496) がパーティから離脱しました!

現在のパーティから離脱しました!

チナミ区 I-15(沼地)に移動!(体調16⇒15
チナミ区 I-16(道路)に移動!(体調15⇒14
チナミ区 H-16(チェックポイント)に移動!(体調14⇒13
チナミ区 D-2(ベースキャンプ)に戻りました!
体調が全回復しました!

トヨ(496) からパーティに勧誘されました!

チナミ区 E-5:チェックポイント《出発地》』へ採集に向かうことにしました!
   - トヨ(496) の選択は チナミ区 E-5:チェックポイント《出発地》
   - カズミ(497) の選択は チナミ区 E-5:チェックポイント《出発地》
   - 歌声(1173) の選択は チナミ区 E-5:チェックポイント《出発地》

MISSION!!
チナミ区 H-16:チェックポイント《瓦礫の山》 が発生!
   - トヨ(496) が経由した チナミ区 H-16:チェックポイント《瓦礫の山》
   - カズミ(497) が経由した チナミ区 H-16:チェックポイント《瓦礫の山》
   - なずな(1172) が経由した チナミ区 H-16:チェックポイント《瓦礫の山》
   - 歌声(1173) が経由した チナミ区 H-16:チェックポイント《瓦礫の山》







>> これまでのあらすじ


―― ハザマ時間が紡がれる。

 

 

 


エディアン
「・・・・・あら?」

白南海
「おっと、これはこれは。」


 

エディアン
プラチナブロンドヘアに紫の瞳。
緑のタートルネックにジーンズ。眼鏡をかけている。
長い髪は適当なところで雑に結んである。

白南海
黒い短髪に切れ長の目、青い瞳。
白スーツに黒Yシャツを襟を立てて着ている。
青色レンズの色付き眼鏡をしている。


チャット画面にふたりの姿が映る。

 


エディアン
「こんにちは白南海さん。元気そうで何より。」

白南海
「そう尖らんでも、嬢さん。折角の美人が台無しだ。」

エディアン
「・・・それもそうですね、私達同士がどうこうできる訳でもないですし。
 それで、これは一体なんなんでしょう?」

白南海
「招待されたとか、さっき出てましたけど。」


 



「そ!お!でぇぇ―――っす☆」


チャットに響く声。

 

ミヨチン
茶色の瞳、桜色のロング巻き髪。
ハイパーサイキックパワーJK。
着崩し制服コーデ。


画面に現れる3人目。

 


白南海
「まぁた、うるせぇのが。・・・ってぇ、こいつァ・・・・・?」

エディアン
「ロストじゃないですか、このこ。」

白南海
「それとその格好・・・やっぱイバラシティの人間じゃ?あんた。」


 


ミヨチン
「ロスト?イバラシティ?何のことっすかぁ??」

ミヨチン
「それよりそれよりぃ!ミヨチンの願いを叶えてくれるって、聞いたんすけどぉー。」


上目遣いでふたりに迫る。


白南海
「なるほど。こんな感じであっちから来るんすかねぇ、ロスト。」

エディアン
「そっすねぇー。意外っすー。」


 


ミヨチン
「聞いてるんすかぁ!?叶えてくれるんっすかぁー!!?」

エディアン
「えぇ叶えます!叶えますともっ!!」

白南海
「無茶なことじゃなけりゃー、ですがね。」

ミヨチン
「やったーっ!!ミヨチンは、団子!団子が食べたいんすよぉ!!
 美味しいやつ!!美味しい団子をたらふく食べたいッ!!」

ミヨチン
「好みを言うなら―― ザザッ・・・ 堂のあんこたっぷりの―― ザザッ・・・ 団子がいいんすよねぇ!
 ガッコー帰りによく友達と食べてたんすよぉ!!」


ノイズで一部が聞き取れない。

 


白南海
「団子だァ・・・??どんな願望かと思えばなんつぅ気の抜けた・・・」

エディアン
「しかしこのハザマでお団子、お団子ですかぁ。」

白南海
「イバラシティの団子屋なら、梅楽園のが絶品なんすけどねぇ。」

エディアン
「あぁ!あそこのお団子はモッチモチで美味しかったです!!
 夢のような日々の中でもあれはまた格別でしたねぇ!!」

ミヨチン
「マジっすか!それ!それ食べれねぇんすかぁー!?」

ドライバーさん
「食べれるぞ。」


突然現れるドライバーさん。

 


白南海
「・・・び、ビビらせねぇでくれませんか?」

ドライバーさん
「ビビったんか、そりゃすまん。」

エディアン
「こんにちはドライバーさん。・・・お団子、食べれるんですか?」

ドライバーさん
「おう。地図見りゃ分かるだろうが、ハザマのモデルはイバラシティだ。
 そんでもって一部の名所は結構再現されてる、ハザマなりに・・・な。試しに見てくるといい。」

エディアン
「ほんとですか!?ハザマも捨てたもんじゃないですねぇ!!」

白南海
「いや、捨てたもんじゃって・・・なぁ・・・・・」


 


ミヨチン
「んじゃんじゃその梅楽園の団子!よろしくお願いしゃーっす!!」

白南海
「あの辺なら誰かしら丁度向かってる頃じゃねぇすかねぇ。」

エディアン
「よろしく頼みますよぉ皆さん!私も後で行きたいなぁーっ!!」

白南海
「・・・何か気が抜ける空気っすねぇ、やっぱ。」


 

賑やかな雰囲気のまま、チャットが閉じられる――












BmB
ENo.496
トヨ
ENo.497
カズミ
ENo.1172
なずな
ENo.1173
歌声
ハザマに生きるもの
歩行軍手
歩行軍手
大黒猫
大黒猫




143 164


1st
大黒猫


2nd
大黒猫






7th
歩行軍手


8th
歩行軍手









チナミ区 H-16

チェックポイント《瓦礫の山》



チェックポイント。

仄かな光に包まれた六角形の柱が立っている。

 

・・・柱から滲み出るように、何かが生み出される。

守護者《DEER》
黒闇に包まれた巨大なシカのようなもの。


 


守護者《DEER》
「――我が脳は我が姫の意思。我が力は我が主の力。」


それは言葉を発すると共に襲いかかる!




(初発生のイベント戦:異能FP+5!生産FP+5!)














BmB
ENo.496
トヨ
ENo.497
カズミ
ENo.1172
なずな
ENo.1173
歌声
立ちはだかるもの
守護者《DEER》
守護者《DEER》
守護者《DEER》
守護者《DEER》




245 312





4th
守護者《DEER》


5th
守護者《DEER》


6th
守護者《DEER》


7th
守護者《DEER》








ENo.497
隠田 和己
■隠田(かくしだ)和己(かずみ)/16歳/168cmくらい

右目に別人格を宿す
右目の白目部分は黒く、瞳部分は金
これは和巳本人の抑圧されていた深層心理
無意識の部分で育ったものが表面化して現れた
(これを人格形成したもの)
本人の異能部分にも依存する
【異能】
イバラでは生物ならば触れた部分を少しだけ痺れさせる
機械系統をショートさせるなど、本人の意思により発動
右の人格(ハザマ)では強化され攻撃・破壊的
放電に近い

和巳は左目、別人格は右目が目覚めている状態
どちらかが起きている場合片方の目は閉じられている
(普段右目は眼帯で隠している)
※覚醒している人格が肉体を使役する
ハザマでは深層の人格が有利となる
 
別人格は和己本人の危機的な状況(交通事故に遭う)で
生命の危機、死にたくないという思い
防衛本能などが極限にまで達したことにより現実に体現。
(このおかげで無傷であったが、保護観察対象となる)
担当は黒冴玲次(テストプレイキャラ)

期待に応えるべく母親の理想の息子であろうとしたが
この件で関係に溝ができてしまう
そんなわけで保護司(のようなもの)のカエの家に
母親と距離を置くという意味もあり、預かりの身になる

駄菓子屋かえちゃん
http://lisge.com/ib/talk.php?s=229
30 / 30
132 PS
チナミ区
D-2
行動順4【特攻】AT・DX↑
5500
375







#交流歓迎
3
毎更新必ず何かしらやらかす
12





Noアイテム名種類強さ効果1効果2効果3(素材・食材の場合は詳細等)
1不思議な武器武器10【射程1】
2不思議な防具防具10
3不思議な装飾装飾10
4鉄パイプ武器30攻撃10【射程2】
5マウンテンパーカー防具30防御10
6白石素材15[武器]祝福10(LV10)[防具]反祝10(LV10)[装飾]舞祝10(LV10)
7スマホ装飾40防御10
8グリーンスムージー料理45治癒10充填10増幅10
9錆びた金属片武器45束縛10【射程2】
10吸い殻素材10[武器]炎上10(LV25)[防具]火纏10(LV25)[装飾]耐火10(LV20)
11素材10[武器]風撃10(LV25)[防具]風柳10(LV20)[装飾]風纏10(LV20)
[出現付加の効果一覧] 最大所持可能数[50]




異能・生産
名称LV説明
武術20身体/武器/物理
幻術15夢幻/精神/光
武器35武器作製に影響

アクティブ
被研究スキル名/元スキルLVEPSP説明
ブレイク5050敵:攻撃
ピンポイント5050敵:痛撃
クイック5050敵:3連撃
ブラスト5050敵全:攻撃
ヒール5050味傷:HP増
ドレイン5050敵:攻撃&味傷:HP増
ペネトレイト5050敵貫:痛撃
スイープ5050敵列:攻撃
ストライク5050敵:攻撃+自:連続減
ライトニング5050敵:精確光撃
サンダーショット5080敵貫:光撃&麻痺
チャージ50100敵:4連鎖撃
ディム5050敵:SP光撃
ムーンサルトプレス50120敵:光撃&MSP減
イレイザー60100敵傷:攻撃
ディバインランス50150敵傷:光痛撃&朦朧&自:朦朧
ハードブレイク51120敵:攻撃

パッシブ
被研究スキル名/元スキルLVEPSP説明
猛攻550【戦闘開始時】自:AT・DX増
堅守550【戦闘開始時】自:DF・AG増
攻勢550【戦闘開始時】自:AT増+DF減
守勢550【戦闘開始時】自:DF増+AT減
献身550【戦闘開始時】自:HL増+LK減
太陽550【戦闘開始時】自:MHP・HATE増
隠者550【戦闘開始時】自:MSP増+HATE減
光の祝福550【戦闘開始時】自:幻術LVが高いほど光特性・耐性増
最大EP[20]




被研究カード名/スキルEPSP説明
ナイチンゲール
(ヒール)
050味傷:HP増
スティールフォーム
(ブレイドフォーム)
0160自:AT増
-薪は此処に。子山羊は其処に-
(ボムトラップ)
0110敵:罠《爆弾》LV増
天体観測
(アサルト)
050敵:痛撃+自:連続減





[深度]スキル名[深度]スキル名[深度]スキル名
[ 3 ]クリエイト:ヴェノム[ 3 ]フラッシュ[ 2 ]ダークフレア
[ 2 ]ペレル[ 2 ]スコーピオン



PL / tyta