
TeamNo.12
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スイーツ★インベーダー
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| 七夏 「四の五の言っていられないな…仕方ない」 |
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巫弥子 「……やらなきゃ、いけないんですよね」 |
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さくたろう 「退路の確保は任せろー」 |
| アイ 「さ、名を捨てる時間だ。お前も私も、この身で全てだ。」 |
| ラシェル 「――と、言うわけですので。あしからず。」 |
| じいや 「よろしくの」 |
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チキ カチャ カチン ――音が響く。翅と体内からただ響く。 |

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チヨ子 「縺斐a繧薙↑縺輔>縺斐a繧薙↑縺輔>」 |
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透明なドレスの裾が揺れた。 |

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神父くん 「彼らの邪魔をしないでくださいよ。」 |

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小鷹 「あれ、もしかしてそっちも保護者同伴? やっぱりイバラシティ、学生さんとか多いからなぁ」 |
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小鷹 「……あいや、すんません、勝手な親近感です……。 お手柔らかにお願いします〜……。」 |
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綴られた赤い燕が同じ色の空を飛ぶ。 |

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虚実の境界など、自分の前では無力だ。 |

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──一度書き換わった事実は、変えられない。 |

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誰がいようと、誰がいなくとも。太陽は沈んでいくのだ。 |

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神父くん 「―――胸焼けするほど甘い匂いが戦場を包み込む…」 |
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離れぬように、 きつく、 きつぅく、 結びましょう。 |

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振り子は 正しい道を 星の中から 探し出す。 |

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落とし子は いつだって なにかに なる為、 前に出る。 |



| 七夏 「――見させてもらうぞ。お前の全てを」 |
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カチ カチ カチ 時計の音がリズムを刻む。秒針の音が速くなる。 |
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* 「なぁ、バッドエンドってどう思う?」 |

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神父くん 「「綺麗な紙には折り目をつけないと。」 ――――誰かの辛い過去が貴方を捕えて離さない。」 |

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──諢帙@縺ヲ繧九h |

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七夏 「こう見えてカードの扱いには長けてるんでね」 |
| 独りぼっちの神父のカード発動! |
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***** 「――鍵の音がする。小さなそれが、とす、と相対する者へ刺さる。」 |
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ター坊 「んみぅ!ん〜〜み!」 |
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神父くん 「「綺麗な紙には折り目をつけないと。」 ――――誰かの辛い過去が貴方を捕えて離さない。」 |

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チヨ子 「めがねー!!!!」 |

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七夏 「こう見えてカードの扱いには長けてるんでね」 |
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カチ カチ カチ 時計の音がリズムを刻む。秒針の音が速くなる。 |
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「覚悟はしとったんやろ?」 |
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神父くん 「「深呼吸をして。ゆっくり吸って……」 ――――空気の流れに乗って宙を舞う綿菓子が貴方の体に入り込む」 |

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チヨ子 「夜空の したで ねむらせて あげましょう」 |
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神父くん 「…………あぁ、ここまでですか。」 |
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***** 「――ちらりと見る。視線が相対する者へと戻った。」 |
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チヨ子 「チヨ子が弱いからダメなの?チヨ子が戦うのが下手だから?また奪われちゃうの?いやだよいやだよいやだよ奪わないで奪わないでよチヨ子の大事なものは近くになきゃどうしようもないのたすけてよ取らないで奪わないでみんなでしあわせになりたい私もしあわせな生活がしたかったしあわせな生活をさせてあげたいだからだからだからだから行かないでおねがい行かないでそばにいておいていかないで離れないで離さないでまもれなくてごめんなさいわたしがまもらないとそうじゃないと簡単に失ってしまうのに私はこんなにもこんなにもごめんなさいごめんなさいごめんなさい」 |
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小鷹 「っ、下がっとき!!」 |

| 七夏 「腕が鈍ってないといいが……」 |
| 七夏 「一つ。 ただ俯瞰してるだけじゃあないってこと、思い知るといい」 |
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カチ カチ カチ 時計の音がリズムを刻む。秒針の音が速くなる。 |
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ター坊 「んみぅ!ん〜〜み!」 |
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チヨ子 「おいで!ふわちゃん!!」 |
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──声に呼応し、その身体から何かが分離する。 |

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ふわちゃん 「だうだう~~!」 |
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ふわふわだ。 |
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もこもこだ。 |
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おまけにふかふかしている……。 |
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やる気満々ではあるが、頭は良くなさそうだ。 |
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小鷹 「あぁ、強い強い……。俺じゃあ敵わんかったかぁ。」 |
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■■■■ 「ごめんなぁ、皆。ゲホ、後は頼むわ……」 |
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***** 「――ちらりと見る。視線が相対する者へと戻った。」 |
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チヨ子 「 ど う し て ? 」 |
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ふわちゃん 「いやあ~……いやあ~……!」 |

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カチ カチ カチ 時計の音がリズムを刻む。秒針の音が速くなる。 |
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──あなたは決して一人ではない。 |
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ふわちゃん 「んみゃみゃい!」 |
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ふわちゃん 「みんなだいじ!」 |

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七夏 「こう見えてカードの扱いには長けてるんでね」 |
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***** 「――鍵の音がする。小さなそれが、とす、と相対する者へ刺さる。」 |
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カチ カチ カチ 時計の音がリズムを刻む。秒針の音が速くなる。 |
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ふわちゃん 「いたいの、や!」 |
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チヨ子 「夜空の したで ねむらせて あげましょう」 |
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ふわちゃん 「いじめないれ!」 |
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ふわちゃん 「むい!」どや顔だ! |
| じいや 「……わ、わざと外したんじゃ……!」 |

| 七夏 「腕が鈍ってないといいが……」 |
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ふわちゃん 「むい!」どや顔だ! |
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***** 「――鍵の音がする。小さなそれが、とす、と相対する者へ刺さる。」 |
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***** 「――こてん、と首を傾げた。」 |
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ふわちゃん 「あたりゃない!」 |
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チヨ子 「ぼっこぼこにしちゃうぞー!!」 |
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──ひとつの隕石が、落ちてくる! |
| じいや 「腰が!!!」 |
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チヨ子 「どくで 苦しまず ねむらせて あげるのにね?」 |
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ふわちゃん 「そりゃ!」 |
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ふわちゃん 「いたいの、や!」 |
| じいや 「……わ、わざと外したんじゃ……!」 |
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ふわちゃん 「みゃあああ!!」 |
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***** 「――ちらりと見る。視線が相対する者へと戻った。」 |
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チヨ子 「チヨ子が弱いからダメなの?チヨ子が戦うのが下手だから?また奪われちゃうの?いやだよいやだよいやだよ奪わないで奪わないでよチヨ子の大事なものは近くになきゃどうしようもないのたすけてよ取らないで奪わないでみんなでしあわせになりたい私もしあわせな生活がしたかったしあわせな生活をさせてあげたいだからだからだからだから行かないでおねがい行かないでそばにいておいていかないで離れないで離さないでまもれなくてごめんなさいわたしがまもらないとそうじゃないと簡単に失ってしまうのに私はこんなにもこんなにもごめんなさいごめんなさいごめんなさい」 |


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チヨ子 「ワルツを 踊る ように くるくる」 |
| 理外のチヨ子のカード発動! |
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爆弾ちゃん 「時は来た!」 |

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チヨ子 「どくで 苦しまず ねむらせて あげるのにね?」 |
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七夏 「こう見えてカードの扱いには長けてるんでね」 |
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カチ カチ カチ 時計の音がリズムを刻む。秒針の音が速くなる。 |
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チヨ子 「じぃっと していてね 痛く しないよ」 |
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チヨ子 「この 毒に いたみは ないから」 |
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スピカの光が、きっと背中を押してくれるから。 |
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笑顔のままで向き直った。 |

| 七夏 「腕が鈍ってないといいが……」 |
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***** 「――鍵の音がする。小さなそれが、とす、と相対する者へ刺さる。」 |
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チヨ子 「夜空の したで ねむらせて あげましょう」 |
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チヨ子 「いたくないよ こわがらないでよ」 |
| *****のカード発動! |
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チヨ子 「ははは、 まだ、 だぐざん゛、 うめるね゛ぇ゛」 |
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チヨ子 「あはは ふふ、 ドレスが よごれちゃ いやだよ」 |
| じいや 「……わ、わざと外したんじゃ……!」 |
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チヨ子 「あははははッ、はははは はッあは、 は あは ははは!!!!」 |
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ぱちゅん、とばけものは飛び散って、箱がそちらを見つめている。 |
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***** 「――ちらりと見る。視線が相対する者へと戻った。」 |

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***** 「――鍵の音がする。小さなそれが、とす、と相対する者へ刺さる。」 |
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***** 「――くる くる くるり。翅が翻る。」 |

| 七夏 「腕が鈍ってないといいが……」 |
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***** 「――鍵の音がする。小さなそれが、とす、と相対する者へ刺さる。」 |
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カチ カチ カチ 時計の音がリズムを刻む。秒針の音が速くなる。 |
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***** 「――くる くる くるり。翅が翻る。」 |
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***** 「――くる くる くるり。翅が翻る。」 |
| じいや 「……わ、わざと外したんじゃ……!」 |
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カラ カラリ パシャ ――鍵と時計の落ちる音。水の弾ける音。 |
| 0 0 0 0 0 0 |
9 0 0 0 0 0 |
3 0 0 0 0 0 |
火 水 風 地 光 闇 |
5 0 0 0 0 0 |
0 0 0 0 0 0 |
0 0 0 0 0 0 |
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| 七夏 「悪いけど、こんなところで終わるわけにはいかないんだ」 |
| アイ 「フン……足りんな。まだ足りない。」 |
| ラシェル 「まだ果ては遠うございますよ、アイ様。」 |
| じいや 「全身バキバキじゃ……」 |
