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[基本]OK. [戦闘]OK. [取引]OK. [スキル]OK. 




 

さて、以前玉手箱の様に思ったと語ったのだったか。

ならば仮に、玉手箱を作り出す彼らの存在を
御伽話に存在する、竜宮城で働く御使いという事にしよう。


御使いである彼らには、多くの規則が定められている。

彼らが抱えているものが重要なものであるが故、厳重に。慎重に。
管理をする彼ら自身もまた、それを自覚している事もあり。
反する事無く、“それが当然である”ものとして従い続けていた。


中でもその最たるものが、
『自分の一番大切なものを必ず“預けて”から外部へ出る』という規律。

それを一時手放す事で、必ず帰るという意志が生まれ。
それを一時手放す事で、己の存在を掴まれる事が無く。
それを一時手放す事で、外に染られずに在る事が出来。
それを一時手放す事で、外の者に支配される事無く済んでいた。


今思えばそれは、言わば“人質”という意味もあったのだろう。

裏切れば、帰って来なければ。
命と同等の“それ”は自分の手の内には戻って来ないのだから。

故に、その規律を厳守する彼らは、己が一族を裏切る事は無かった。



……最も、そんな心配をせずとも。
それが当然である彼らの内に、純度の高い一色の中に、
別の色ともなるそんな考えが生じる筈が無いのだ。




――外の色に、染められてしまう事が無い限り。














「…………」


視界には、赤く濁った空が広がっている。

それはもう、あまりにも突然に。
つい先程まで自室で寛いでいたと言うのに。
……という状況にすら、何やら既視感を感じた。


枢木
「(……慣れねぇな、これ)」


うんざりとした気分に加わり、再認識する。
以前、突然この場所に放り込まれ同じく突然現実に戻された時と同じ。
どうやら本当に、あちらとこちらとでは時間の流れが異なるらしい。

時間の流れが異なる故に、その間の現実での記憶に加え、
こちらの記憶も瞬時に書き加えられるそんな心地に、ぐらぐらする。

……最も、あの時に一番に抱いた懸念は今回は無い。

だって、“彼”とは既に合流が叶っているからだ。
こちら側での進行状況は、きちんと引き継がれているらしい。

つい先程まであちらの世界で隣に居た姿とは異なるものの、
以前、時計塔にて目の当たりにした故、彼の異能の姿は知っている。
その為、驚きに上塗りされる事無く純粋に安堵したものだ。


白南海という男からの通信は、あれ以降切れているらしい。
おかげで心置きなく警戒心を周囲に向けられる事が出来ていた。





 ザッ、 ザッ、



タクシーを降りたその地点から、時に隠れ時に走り抜けながらも二人で先へと進む。


枢木
「互いにそれなりの嗜みはあるだけ、俺達はマシなのかもしれないけど」

枢木
「それでも、なるべくあのどろどろした奴らとの遭遇は避けたいよね」


隣の相棒へ投げかける――といっても、他愛のない内容だ。

声量を控えめにしている為、聞き取れない可能性だってある。
それでも構わないと思いながらも、
向けられる受け答えを耳にしながらでも二人の足は止まらなかっただろう。


枢木
「…………あ」


――その間、時折互いのCross+Roseに着信が届く事もあった。

気にならないと言えば嘘になるけれど、
人の通話内容に耳を傾ける様な歪んだ趣味は持ち合わせていない。

返答をする間、手隙となる相方に代わり。
そちらに向いてしまいそうな意識の全てを警戒に回す事で、紛らわせる。


そうした行動を挟む道中、男もまた同様に。
時折届く彼方の世界での知り合いに返事をしながらふと、思う。


一般人、そうでない人、分け隔てなく雑多にも。
イバラシティの住人という住人が、
随分と多くこちらの世界に呼び込まれている様なのだ。

もう会う事も無いだろうと思っていた人物から、連絡が届く程に。




枢木
「――――、」




……そう。気付いたのだ。
その気になれば、誰に対してもこちらから連絡をとる事も可能で。



もしも。もしかしたら。

此処でなら。

“彼方側”では見つけられていなくても、叶うのではないだろうか。


例え■■の■■を■■■■■■■■■現状であっても。


今ならば、



“あの人”と連絡を取る事だって――






枢木
――! 佳仁さん!


不意に感じた敵意に反射的にそちらに身体を向けると同時、相棒の名を呼ぶ。


咄嗟に向いたその先には、案の定。人ではない存在の姿。

残念ながら、なるべく鉢合う事の無い様にと気を配っていても、
此処の住人にはそのつもりが無い様だ。
こうなってしまえば、考え事も後回し。


声を出した男よりも一足先、既に身構えている相方の姿を映し。
流石だなぁなんて思いながらも、男もその行為に続いた。

自分を庇う様にも数歩前へ出た彼の背に、思うところはありつつも。
既に出来上がった場の状況を崩してまで主張する事でもないだろうと
……今だけは、飲み込んでやる事にして。


枢木
「…………」


ちらりとこちらを一瞥した金色に、頼もしい相棒の背に。
確と頷きを返した後。



男もまた懐から、己が得物を覗かせたのだった。
 








ENo.153 十九号 とのやりとり

「――、」

”その姿”を琥珀が捉えた。
その瞬間――ばくん。と。後脚に力を込めて獣は跳ねた。

距離にして十数メートル。
それを一瞬にして零にする。


「枢木、良かった、無事で」

そうしてあなたの目の前に降り立つや否や。
力強く抱きしめただろう。ぎゅうぎゅう。ちょっと痛いかもしれない。

「どうやら基本的な街の造りは変わってないみたいだな。
 ……そういえば、あの時何か言いかけたか?」

ややあって、あなたの無事を確認し落ち着いた頃合い。
左親指は刀の鍔に添えながら、問いかける。

あの時は、一刻も早く合流をしなければと、
そればかりに気が急いてしまっていたが、
通信を切る直前の、物言いたげなあなたの顔は確りと捉えていたから。

「それにしても、こっちでは衣替えか。
 見たことがない格好だから、一瞬誰かと思ったぞ」

まるですべての光を拒絶し、封じ込めたような、
光沢のない漆黒の衣装《意匠》。

彼の姿や匂いを間違えるはずもないのだが、
それでも少しでも、驚いたのは本当だ。

「似合ってるが――なんだかニンジャって奴みたいだな」


ENo.947 『あなたのもも』 とのやりとり

おにぃ〜……ちゃん……え、と、大丈夫?」

どう接すればよいのか、それがいまいち分からないらしく。

「……なんか変なのうろついてるし、気をつけてね」

そんな当たり障りもなさそうな言葉だけを残した。


以下の相手に送信しました

ENo.84
アゲハ
ENo.191
詩穂乃






「……さて、合流もしたことだし、一先ず確認しておきたい」

「枢木の射程は中距離から遠距離。
 正面から切り合うよりは、攪乱からの一撃必殺。
 もしくは搦手が得手で間違いないか?」
 

そう口にしながら、ちらりと相手の装備を確認する。

武器らしい武器は持っていないように見えた。
――少なくとも、目に見えるところには。
ならば必然的にタイプは限られる。

・・・・・・・
迷う必要はないと思えた。

 

「ぼくの武器は刀、役割は突撃歩兵だった。
 だから前衛には向いている」
 

 「要するに――枢木、おまえは背後を頼みたいわけだが」

枢木
「え、やだ
枢木
「…………。
 でも……まあ、そうなるよね」
枢木
「確かに俺は近くでやり合うよりも
 後方からのサポートの方が慣れてるよ。
 だから佳仁さんが自由に動ける様に援護する。

 ――けどね、佳仁さん。
 こう見えて俺、心配される程ヤワくないからさ。
 自分が前だからって、佳仁さんが前衛での役割を全部請け負って
 無茶して傷ついたり庇ったりする必要は無いからね」
枢木
「だから、もし一人で無茶したり大怪我しようものなら、
 引きずってでも後ろに放り投げてやるから。

 ……ちゃんと自分の事も、大事にしてよ















月灯
ENo.153
十九号
ENo.296
枢木
ハザマに生きるもの
チェリーさん
歩行雑草
















月灯
ENo.153
十九号
ENo.296
枢木
もんすたーず
ENo.797
ハクア
ENo.806
ミサキ







使役LV5 DOWN。(LV5⇒0、+5CP、-5FP)
百薬LV5 DOWN。(LV5⇒0、+5CP、-5FP)

命術LV5 UP!(LV10⇒15、-5CP)
領域LV5 UP!(LV0⇒5、-5CP)
解析LV5 UP!(LV0⇒5、-5CP)
防具LV5 UP!(LV20⇒25、-5CP)

りこ(236) により ItemNo.6 不思議な食材 から料理『握り飯』をつくってもらいました!
 ⇒ 美酒佳肴!5 5 5 = 15成功!料理の付加効果のLVが増加!
 ⇒ 握り飯/料理:強さ35/[効果1]器用15 [効果2]敏捷15 [効果3]耐疫15/特殊アイテム
りこ
「腹が減っては……という言葉もありますから……ね?」
ほかほかの握り飯が差し出された!

シオリ(625) とカードを交換しました!

ティソダー (ティンダー)


ストライク を研究しました!(深度1⇒2
チャージ を研究しました!(深度1⇒2
アクアブランド を研究しました!(深度0⇒1

リフレクション を習得!
プリディクション を習得!
ヘイルカード を習得!
アイスソーン を習得!
瑞星 を習得!
水の祝福 を習得!

◇通常獲得:各CP・FPが5増加した!






十九号(153)花びら を入手!
枢木(296)美味しい草 を入手!
十九号(153)美味しい草 を入手!
十九号(153)美味しい果実 を入手!






十九号(153) に移動を委ねました。

チナミ区 D-10(道路)に移動!(体調25⇒24
チナミ区 D-11(草原)に移動!(体調24⇒23
チナミ区 D-12(草原)に移動!(体調23⇒22
チナミ区 D-13(草原)に移動!(体調22⇒21
チナミ区 E-13(草原)に移動!(体調21⇒20

採集はできませんでした。
   - 十九号(153) の選択は チナミ区 E-5:チェックポイント《出発地》(ベースキャンプ外のため無効)
   - 枢木(296) の選択は チナミ区 E-5:チェックポイント《出発地》(ベースキャンプ外のため無効)







>> これまでのあらすじ


―― ハザマ時間が紡がれる。

 



「おっくれまして―――ッ!!」

ノウレット
ショートの金髪に橙色の瞳の少女。
ボクシンググローブを付け、カンガルー風の仮装をしている。やたらと動き、やたらと騒ぐ。


 


ノウレット
「はぁい!はじめましてーッ!!私はここCross+Roseの管・・・妖精!
 ノウレットでーっす!!皆さんよろしくおねがいしまぁーっす!!」


チャット空間に突如として現れたカンガルー姿の少女。

 


白南海
「・・・・・。管理用アバター・・・ですかね。」

ノウレット
「元気ないですねーッ!!死んでるんですかーッ!!!!」

白南海
「貴方よりは生物的かと思いますよ。
 ドライバーさんと同じく、ハザマの機能ってやつですか。」

ノウレット
「機能なんて言わないでください!妖精です!!妖精なんですッ!!」

ノウレット
「Cross+Roseのことで分からないことは何でも聞いてくださいねーっ!!」

白南海
「あぁ、どっちかというとアレですか。"お前を消す方法"・・・みたいな。」

ノウレット
「よくご存知でーっ!!そうです!多分それでーっす!!!!」


元気よく両手両足を伸ばし空間を飛びまわる!

 


ノウレット
「えーっとそれでですねーッ!!」


 


ノウレット
「・・・・・あれっ 創造主さまからメッセージが!」

白南海
「おや、なんでしょうね。」


 

 

・・・姿を現すことなく、女性のような声が伝わる。



「――お疲れ様です御二方。役目を担ってくれて、感謝しています。」

白南海
「担うも何も、強制ですけどね。報酬でも頂きたいくらいで。」


 



「そしてハザマに招かれた方々、申し訳ありません。」


「・・・・・・・・・」


 



「このワールドスワップという能力は、招かれた方々全員が――ザザッ・・・」


「――失われ、そう――ザザッ・・・――周期的に発動する、能力というより・・・」


「制御不能な・・・呪いのよう。今までに発動した数度、自分への利は・・・ない。」


 



「・・・・・・・・・」


ため息のような音が漏れる。

 



「どうか、自らが自らであ―― ザザッ・・・」

白南海
「・・・・・?」


 



「――ザザッ・・・・・・・・己の世界のために、争え。」


 

 

声はそこで終わる。

 


白南海
「何だか変なふうに終わりましたねぇ。」

ノウレット
「そうですかーっ!!?そうでもないですよーっ!!!?」


 


白南海
「どーも、嫌な予感が・・・ ・・・いや、十分嫌な状況ではありますがね。」

白南海
「・・・・・ま、とりあえずやれることやるだけっすね。」


 

チャットが閉じられる――












月灯
ENo.153
十九号
ENo.296
枢木
ハザマに生きるもの
ちわわ
稲刈り機




313 531


1st
稲刈り機




4th
ちわわ

















毒蛇
ENo.743
白蛇
ENo.744
ポイズンスライム
月灯
ENo.153
十九号
ENo.296
枢木




662 162











ENo.296
枢木
 
枢木 [ Kururugi ]


 年齢:25歳  性別:男  身長:176cm

 基本的ににこにこと人当たりのいい青年。
 一方で飄々としており掴みどころが無い。気分屋。
 異能を用い、タニモリ区雑居ビルの片隅で
 『預かり屋』を営んでいる。(タニモリ区:H-8)


【預かり屋『夏梅』】

“文字通り、なんでも預かります”と、うたい文句を掲げる
こじんまりとした枢木が営む事務所の様な場所。
無くしたくないもの、手放したいもの、一時預かってほしいもの等を文字通り、一目に触れる事無く大切に保管してくれる。有料。
どこに封じ保管をしているかは彼のみぞ知る。

          ・・・・・
 ――預けるものは、何でも良いのだ。
    貴方が所持し、貴方がそう“望む”のであれば――



【異能:『袋小路』…封じる力】

実体の有無問わず生物まであらゆるものを“閉じ込めてしまう、所謂“封術”とよばれる力。
封じる為には、当人或いはその持ち主の『了承』が絶対必要。
扱い方によっては派生した能力を使う事も可能らしいが、
その他能力の詳細に関しては明かしていない部分が多い。

寄り添っている猫の守護霊は相棒の“壱緒”。
昔の飼い猫で、彼が初めて力を使う事に成功した存在。



◇既知関係やお店利用した事あります発言等はご自由に。
◆長文置きレスメイン。のんびりお付き合い下さいませ。
◇キャラの性質上、又今後の予定上、現状OTISは
 使用出来ない様に設定してあります。予めご了承ください。
◆プロフ絵5種(内3種は宮沢原始人様からの頂き物です。
        有難うございます!)






















>>以下、テストプレイ時開示情報(日記含)

・彼は恩人である同居人を捜している。
・彼は上記とは別に何かしらの目的を持ってこの街に居る。
・彼は家出をしている。(本人談)
・彼の家は枢木家という歴史の長い■■の家系。
・彼の異能は一族の血縁からのもので憑依型。
    →ハザマの世界において具現する事もある。

・最近、大切な存在ができた様だ。
20 / 30
43 PS
チナミ区
E-13
行動順6【堅固】DF・HL↑
4500
325







Noアイテム名種類強さ効果1効果2効果3(素材・食材の場合は詳細等)
1不思議な武器武器10【射程1】
2不思議な防具防具10
3不思議な装飾装飾10
4潮騒の御守防具30活力10
5濡烏の棒手裏剣武器30回復10【射程2】
6握り飯料理35器用15敏捷15耐疫15
7不思議な食材食材10[効果1]器用10(LV5)[効果2]敏捷10(LV10)[効果3]耐疫10(LV15)
8美味しい草食材10[効果1]治癒10(LV10)[効果2]充填10(LV20)[効果3]増幅10(LV30)
[出現付加の効果一覧] 最大所持可能数[50]




異能・生産
名称LV説明
命術15生命/復元/水
領域5範囲/法則/結界
解析5精確/対策/装置
防具25防具作製に影響

アクティブ
被研究スキル名/元スキルLVEPSP説明
澪撃・迅
(ブレイク)
5050敵:攻撃
澪撃・穿
(ピンポイント)
5050敵:痛撃
澪撃・巴
(クイック)
5050敵:3連撃
澪撃・放
(ブラスト)
5050敵全:攻撃
玉響ノ渡
(ヒール)
5050味傷:HP増
澪撃・潤
(ドレイン)
5050敵:攻撃&味傷:HP増
澪撃・貫
(ペネトレイト)
5050敵貫:痛撃
澪撃・閃
(スイープ)
5050敵列:攻撃
澪撃・漣
(ウォーターフォール)
5050敵:水撃
澪撃・障
(サステイン)
5050敵:攻撃&味傷:守護
決3睡蓮ノ渡
(ヒールポーション)
5050味傷:HP増+猛毒減
リフレクション5050自:反射
プリディクション50120味列:AG増(3T)
ライフリンク5050自従傷:HP増+HP譲渡
澪標ノ渡
(アクアリカバー)
5080味肉:HP増+肉体変調を守護化
ヘイルカード50100敵5:粗雑水領撃
アイスソーン5070敵貫:水痛撃
澪撃・蝕
(スコーピオン)
5050敵:痛撃&衰弱+痛撃&朦朧
沈煉ノ渡
(アクアヒール)
5070味傷:HP増+炎上を守護化

パッシブ
被研究スキル名/元スキルLVEPSP説明
玻璃ノ印
(猛攻)
550【戦闘開始時】自:AT・DX増
瑠璃ノ印
(堅守)
550【戦闘開始時】自:DF・AG増
攻勢550【戦闘開始時】自:AT増+DF減
守勢550【戦闘開始時】自:DF増+AT減
海神ノ印
(献身)
550【戦闘開始時】自:HL増+LK減
太陽550【戦闘開始時】自:MHP・HATE増
月冴ノ印
(隠者)
550【戦闘開始時】自:MSP増+HATE減
瑞星530【クリティカル後】自:反射
水の祝福550【戦闘開始時】自:命術LVが高いほど水特性・耐性増
最大EP[20]




被研究カード名/スキルEPSP説明
砕波
(ブレイク)
050敵:攻撃
ティソダー
(ティンダー)
050敵:火撃&炎上





[深度]スキル名[深度]スキル名[深度]スキル名
[ 2 ]ストライク[ 1 ]ティンダー[ 2 ]チャージ
[ 1 ]アクアブランド



PL / 詩杏