［基本］OK.　［戦闘］OK.　［取引］OK.　［スキル］OK.　

　その感覚には覚えがあった。

　沈んでいる、或いは浮かび上がっているのか。
　上か下か、真っ暗なな視界、不安定な足場。


　耳が痛くなるほど、静かで。

　自分の心音と呼吸音だけはやけに大きく聞こえた。

　何もない世界。どこでもない、どこか。

　感覚が研ぎ澄まされてゆく。

　鋭く、しなやかに。


　なにかを。

　いや、誰かを。

　見失わないよう。

　姿が見えなくても、空気が震えても分かるよう、あたたかな体温で気づけるよう、名を呼んだ時に聞こえるよう。


　はぐれても探し出せるよう。


　二度と悲しませないように。

　そう出来る、


　筈だった。



「…ザザッ…早…、せ………」

「…い………加減…ザッ…」

「ザザッ…ザ……ッ…」


「ハやく、体ヲ寄越ぜェエﾞエァアﾞァアﾞ！！」



　雑音。

　ざらつく、不快感、吐き気。


　込み上げるものを、すべてを飲み込む。
　奥へ奥へ押しやる。

　ざわざわと脇腹から背が、髪が。

　逆立つような、嫌な感覚が駆け巡った。


「……そう自己主張してくれなくても、お前のことは忘れてない」

　左腕を睨めつけるように一瞥してから、ぐっと拳を握る。感覚はちゃんとある。

　人には優先度というものがあり、
　こいつより他に優先しなければならないことが私にはあった。

「そうか。ここがハザマか、ということは」

　意図せずアンジニティからの侵略、その防衛に駆り出されることになったようだ。
　少ない時間で今ある情報をかき集め整理して出した答え。

「……チッ」


　この状況に、舌打ち一つ。


「３年前とどっちが面倒になりますかねぇ？」


　平和な街暮らしも板についてきたところだったのだが、それも許されないらしい。
　まあ、"こんなもの"が憑いてる時点で平和など程遠い。
　この廃退したような世界に嫌な予感を感じつつも、落ち着いたような気持ちにもなる。

　なにかが始まり、なにかを終わらせる。

　いい方に転がるか、最悪な方に転ぶのか。

　そんな予感、いやどちらかといえば勘。
　こういうときはよく当たる。

　だが今はまだ分からない。

　とにかく、分かっているのは――


「坊っちゃんを迎えに行かなければなりませんね」


　さすがに３年前のあの日ように、わんわん泣いていない、そう信じたい。

ENo.244 スズヒコ とのやりとり


ENo.931 迦楼羅 とのやりとり

特に何もしませんでした。

お野菜（50 PS）を購入しようとしましたが、PSが足りませんでした。
お魚（50 PS）を購入しようとしましたが、PSが足りませんでした。
お肉（50 PS）を購入しようとしましたが、PSが足りませんでした。

武術LV を 5 UP！（LV0⇒5、-5CP）
制約LV を 5 UP！（LV0⇒5、-5CP）
領域LV を 5 UP！（LV0⇒5、-5CP）
解析LV を 5 UP！（LV0⇒5、-5CP）
付加LV を 20 UP！（LV0⇒20、-20CP）

潤(39) により ItemNo.4 不思議な牙 から装飾『銀細工のバックル』を作製してもらいました！
　⇒ 銀細工のバックル／装飾：強さ30／［効果1］体力10 ［効果2］－ ［効果3］－／特殊アイテム

スズヒコ(244) により ItemNo.6 不思議な食材 から料理『ありあわせサラダサンド』をつくってもらいました！
　⇒ ありあわせサラダサンド／料理：強さ30／［効果1］器用10 ［効果2］敏捷10 ［効果3］耐疫10／特殊アイテム

ボルドール(1386) とカードを交換しました！

貫く黒脚 （ピンポイント）


アクアリカバー を研究しました！（深度0⇒1）
クリエイト：シールド を研究しました！（深度0⇒1）
サステイン を研究しました！（深度0⇒1）

ストライク を習得！
アサルト を習得！
リフレクション を習得！
プリディクション を習得！
デアデビル を習得！
コンテイン を習得！
フィジカルブースター を習得！
カプリシャスナイト を習得！
キャプチャートラップ を習得！
瑞星 を習得！

◇通常獲得：各CP･FPが5増加した！

グノウ(909) は 不思議な食材 を入手！

次元タクシーに乗り チナミ区 E-5：チェックポイント《出発地》 に転送されました！


チナミ区 F-5（道路）に移動！（体調30⇒29）
チナミ区 G-5（道路）に移動！（体調29⇒28）
チナミ区 H-5（山岳）に移動！（体調28⇒27）
チナミ区 I-5（山岳）に移動！（体調27⇒26）
チナミ区 J-5（道路）に移動！（体調26⇒25）

フェデルタ(165) からパーティに勧誘されました！

採集はできませんでした。
　　 - 迦楼羅(931) の選択は チナミ区 E-5：チェックポイント《出発地》（ベースキャンプ外のため無効）

―― ハザマ時間が紡がれる。

　





チャットで時間が伝えられる。




グチャッとなったどこかのナレハテの映像をまじまじと見つめる白南海。

　

その背後から、突然タクシーが現れる！！

白南海のすぐ横を走り抜け、止まる。




タクシーの窓が開く。






帽子を少し頭から離し、ほんのちょっと頭を下げる。






窓が閉められ、タクシーが走り去っていく。





白南海からのチャットが閉じられる――