［基本］OK.　［戦闘］OK.　［取引］OK.　［スキル］OK.　

否定の世界。世界の掃き溜め。捨てられ、流され、居場所のない者達の集まり。

追放などでは済まされない者達への罰。それは、完全なる否定。そこは、許される事の無い牢獄の世界。

アンジニティと呼ばれる世界の話。

荒れた世界には安息の場所はない。町のような形の場所がほんの僅かに点在するが、それも形ばかりのハリボテだ。

こんな場所に落ちる事には、心当たりが有りすぎた。世界に否定もされた事も、世界を否定したこともある。そもそも、自らの死は否定され、そして、その世界からも追い出されてからずっと、ずっと長い間、本当の死から遠ざけられていた。

「……」

声を出そうとしが、掠れた声しか出てこない。荒れ果てた土地で、ろくな飲食もしていない。いつしか口数も減った。

（俺のせいだ）

ここに落ちたのが一人ならよかったのだが、共に世界を巡っていた"あの人"もこの世界に落ちていた。
なんとか脱出を試みた。けれど、否定の世界に綻びひとつ作ることも出来ずに、じりじりと消耗が続く。

それでも、"あの人"だけでも、ここから――

（あそこで終わればよかったんだ）

人として、まだ、人であると思えるうちに終わろうと、そう決めたとき直ぐに決断すればよかった。

　を見て終わりたいだなんて、あんなこと――　

（全部俺の――）

そもそも、あの時、本の世界で"あの人"を引き留めなければ、　　に、ならなければ――

「――！！」

何度も何度も繰り返した考えを性懲りもなく繰り返していた瞬間、脳がハッキングされたかのように、一方的に、そして暴力的に情報が叩き込まれる。

イバラシティ。

ワールドスワップ。

侵略。

ハザマ。

情報の波に流されまいとしながらも、これは、と無意識に呟いていた。
抜け出せるかも、しれない。

否、抜け出さなければならない。この、牢獄から。

ぐらり、と視界が揺れる。
視界の中の荒れた世界が輪郭を失いぐにゃりと歪んで、立っているのかすらわからなくなった。
続けざまに、激しく上下左右に揺さぶられたような感覚が襲ってきた。吐き気を覚えるほどだったが、そもそも吐くほどものを食べていない。胃液が込み上げてくるだけだ。

「げっ、は……ッ！」

視界が晴れると同時に、まるで嘘みたいに不快な感覚が収まった。僅かに残る吐き気だけが、あのとても長く感じられた一瞬が本当に起きたことだと教えてくれる。

「……ここは」

辺りを見る。荒れ果てた土地、しかし、アンジニティよりもまだマシな、多くの廃墟が視界にうつる。

「……」

"あの人"の姿がない。
この場所に来る時にどうやら場所がずれたらしい。
はやく、見つけなければ。

今の"あの人"は変わってしまった。まるで、アンジニティに適応してしまったかのように。
激情に駆られることがなかった訳ではないけれど、今の姿は激情に支配されているように見える。
その真意を測ることすら出来ない自分は一体今まで何を見ていたのだろうか？

"あの人"が、激情のままに動いてしまえば、自分など眼にも入らずどこかにいってしまったら……

置いていかれてしまう。

焦燥感に胸を押さえる。
そんなはずは無いだろうという思いもあれど、不安に息が苦しくなる。

けれどこれも、ここに至るまでも全部――

「全部、俺の、せいだ」




そんな風に自分を責めても何も意味が無い事を、知っているくせに。

ENo.244 スズヒコ とのやりとり


ENo.261 暮泥 唯 とのやりとり


ENo.452 魄角 とのやりとり


ENo.719 ケムルス とのやりとり


ENo.912 愛夢 とのやりとり


ENo.1039 オーディオル とのやりとり

エナジー棒（30 PS）を購入しようとしましたが、PSが足りませんでした。
お野菜（50 PS）を購入しようとしましたが、PSが足りませんでした。
お野菜（50 PS）を購入しようとしましたが、PSが足りませんでした。
お野菜（50 PS）を購入しようとしましたが、PSが足りませんでした。
お野菜（50 PS）を購入しようとしましたが、PSが足りませんでした。

武術LV を 5 UP！（LV0⇒5、-5CP）
魔術LV を 5 UP！（LV0⇒5、-5CP）
命術LV を 5 UP！（LV0⇒5、-5CP）
解析LV を 5 UP！（LV0⇒5、-5CP）
武器LV を 20 UP！（LV0⇒20、-20CP）

ItemNo.4 不思議な牙 から射程2の武器『粗削りのナイフ』を作製しました！
　⇒ 粗削りのナイフ／武器：強さ30／［効果1］攻撃10 ［効果2］－ ［効果3］－【射程2】／特殊アイテム

迦楼羅(931) の持つ ItemNo.7 から射程2の武器『ククルカンの筆』を作製―― できるかーい！素材じゃないゾ☆
坂東(898) の持つ ItemNo.4 不思議な牙 から射程1の武器『ナックルダスター』を作製しました！

タクマ(1161) とカードを交換しました！

常備薬 （ヒール）


アジャイルフォーム を研究しました！（深度0⇒1）
アラベスク を研究しました！（深度0⇒1）
クリエイト：バトルフラッグ を研究しました！（深度0⇒1）

ストライク を習得！
ティンダー を習得！
ウォーターフォール を習得！
プリディクション を習得！
レッドショック を習得！
フロウライフ を習得！
フィジカルブースター を習得！
カームフレア を習得！
マジックミサイル を習得！
アイスソーン を習得！

◇通常獲得：各CP･FPが5増加した！

フェデルタ(165) は 不思議な食材 を入手！

次元タクシーに乗り チナミ区 E-5：チェックポイント《出発地》 に転送されました！


チナミ区 F-5（道路）に移動！（体調30⇒29）
チナミ区 G-5（道路）に移動！（体調29⇒28）
チナミ区 H-5（山岳）に移動！（体調28⇒27）
チナミ区 I-5（山岳）に移動！（体調27⇒26）
チナミ区 J-5（道路）に移動！（体調26⇒25）

スズヒコ(244) をパーティに勧誘しました！
グノウ(909) をパーティに勧誘しました！
迦楼羅(931) をパーティに勧誘しました！
採集はできませんでした。
　　 - 迦楼羅(931) の選択は チナミ区 E-5：チェックポイント《出発地》（ベースキャンプ外のため無効）

―― ハザマ時間が紡がれる。

　





チャットで時間が伝えられる。




グチャッとなったどこかのナレハテの映像をまじまじと見つめる白南海。

　

その背後から、突然タクシーが現れる！！

白南海のすぐ横を走り抜け、止まる。




タクシーの窓が開く。






帽子を少し頭から離し、ほんのちょっと頭を下げる。






窓が閉められ、タクシーが走り去っていく。





白南海からのチャットが閉じられる――