
あるお話をしよう。この内容は当然、イバラシティとは殆ど異なった世界のお話である。
その世界は平穏に見えて時折人々との争いが絶えず、その手段は機械的な物から古来から存在している魔法まで様々……酷い時には毎日爆撃音が聞こえるぐらいだ。
悪状況な環境の中、生物科学研究者達は人工生物の研究を行っていた。
人工生物……『合成獣計画』とも呼び、ベースの中に膨大な魔力と様々な遺伝子情報によって構成された人工生物を生み出すことが目的とされる。研究が成功すれば多くの種類の生物の姿に変化する事が出来、尚且魔力も膨大でそれが有る限り空腹になることが無いので、負担の少ない生物兵器として期待している位だ。
ベースとなる狼から作り出し、特殊な成分が含まれている液の中で栄養を貰いながら育ち、大きくなった頃に様々な遺伝子が含まれた液を注ぎ込まれた……中には魔術的遺伝子とも言える物もあった。
狼曰く、その間様々な夢の光景を見たという。大地に駆け回るだけでなく、空高く飛んだり、海の中に潜ったり、時に異世界らしき光景を目にする等。多くの遺伝子が組み込まれても自我、身体が崩壊しなかったのは、『もとからその様に作られたから』である。
長い歳月の後、成熟した狼は黒き狼として液から開放され外の世界を全身に受け止める……所謂出産に近い状態だ。周りの研究者達も大喜びで、誕生を出迎えてくれた。その光景が今でも記憶に残っているのだと言う。
……ただ、それも長くは続かず、日に日に研究者達からの目線が冷たくなっていた。その理由として、性格に凶暴性は見られなかったが、一番の特徴である変化能力が使えないことが問題である。
誰も見抜きされないフラストレーションだけでなく、脳裏から響き渡るあらゆる種族の感情や叫び声が心臓の音とともに昼夜問わず聞こえてくるストレスで、狼の精神的疲労が溜まりに溜まっていた。
そして止めと言わんばかりに、狼の前に周りよりも偉そうな研究者が立ち、感情の籠もっていない口調でこう告げられた。
「今回の研究、失敗に終わった。お前は不要……処分する事が決まった」
その瞬間、今まで保っていた均衡が全て崩れ、理性の糸が切れた。望まれて生まれたはずなのに、何も出来ずに廃棄処分と言い渡されて内の怒りの感情が身も心も支配される。魔力を放出し、暴走状態で姿を変えて力を持って檻を壊し、魔法防壁を壊し、そして研究資料を燃やして機材を破壊した。目の前に居た研究者をはじめ、他の研究者達も殴り倒したり燃やす等で殆ど原型は残っていない。
そして力強い衝撃波によって研究所は爆発と同時に粉々に砕かれたのだ。
……ただ、これだけでは狼の怒りは収まりきらず、研究所から出た後も暴れまわろうかと思っていた時、目の前にあの研究所に居なかった男女二人の研究者らしき姿が見える。自分目当てに来たのだろうと思い、魔力を引き出して襲いかかろうと思っていたのだが。
「…………っ!?」
狼の後ろに強烈な何かが当たり、力が出ないまま二人の研究者を見て気を失ってしまった。あの研究所を滅茶苦茶にするだけで自身の魔力をほぼ全て使い切ってしまったのだ。暴走状態だったためその残量の把握が出来なかったのだろう。
この後どうするのだろうと思いながら、ただただ意識の奥底に眠るしか無かった。
……誰か呼ばれているようだ。続きはまた次の機会に。
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ホンダワケ 「おーい、リグニス! あ、ここに居たか~」 |
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リグニス 「……何の用だ」 |
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ホンダワケ 「いやいや~、ついにこの時が来たのでね。その呼出ってことさ」 |
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リグニス 「……そうか、ついにアンジニティも」 |
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ホンダワケ 「でもいいの? 相手アンジニティとはいえ、イバラシティでは仲良くしていた者と戦う事になるんだよ?」 |
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リグニス 「愚問だな。表の世界でどれだけ仲良くしてようとも、この世界で敵で有れば叩くだけだ。そうじゃなければイバラシティ陣営に着こうなんて考えないだろ」 |
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ホンダワケ 「あっはっは、そうだったね~」 |
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リグニス 「後はホンダワケ、お前からの頼みでもあるからな」 |
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ホンダワケ 「覚えてくれて感謝するよ。さて、このハザマの世界でパーッとしながら世界を守ろうか!」 |
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リグニス 「ふむ…………」 |
ハザマのある地に立つ、大きな黒狼と謎の仮面の男性。同陣営の仲間たちと共に再び旅立つ。その戦いの行方は如何に――!!

お肉(50 PS)を購入しようとしましたが、PSが足りませんでした。
武術LV を
5 UP!(LV0⇒
5、-5CP)
幻術LV を
5 UP!(LV0⇒
5、-5CP)
具現LV を
5 UP!(LV0⇒
5、-5CP)
響鳴LV を
5 UP!(LV0⇒
5、-5CP)
防具LV を
20 UP!(LV0⇒
20、-20CP)
クロハ(265) により
ItemNo.4 不思議な牙 から装飾『
動物のキーホルダー』を作製してもらいました!
⇒ 動物のキーホルダー/装飾:強さ30/[効果1]体力10 [効果2]- [効果3]-/
特殊アイテム
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クロハ 「あの…良かったらコレ、使ってください。」 |
アーシェリー(714) の持つ
ItemNo.4 不思議な牙 から防具『
試製防具』を作製しました!
“高校生”(442) の持つ
ItemNo.4 不思議な牙 から防具『
試製防具』を作製しました!
みふね(794) の持つ ItemNo.5 星のネックレス から防具『
試製防具』を作製―― できるかーい!素材じゃないゾ☆
スペイド(799) により
ItemNo.5 不思議な石 から防具『
綿の服』を作製してもらいました!
⇒ 綿の服/防具:強さ30/[効果1]防御10 [効果2]- [効果3]-/
特殊アイテム
アーシェリー(714) により
ItemNo.6 不思議な食材 から料理『
料理のような気がするなにか』をつくってもらいました!
⇒ 料理のような気がするなにか/料理:強さ30/[効果1]器用10 [効果2]敏捷10 [効果3]耐疫10/
特殊アイテム
ティアー(367) とカードを交換しました!
マジックミサイル
(ペネトレイト)
アイアンナックル を研究しました!(深度0⇒
1)
アイアンナックル を研究しました!(深度1⇒
2)
アイアンナックル を研究しました!(深度2⇒
3)
ストライク を習得!
ライトニング を習得!
クリエイト:タライ を習得!
エチュード を習得!
サンダーショット を習得!
クリエイト:シールド を習得!
マーチ を習得!
クリエイト:グレイル を習得!
アトラクト を習得!
クリエイト:パワードスピーカー を習得!
◇通常獲得:各CP・FPが5増加した!