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LOUNGE
CITYMAP
<< 2:00>> 4:00
[基本]OK. [戦闘]OK. [取引]OK. [スキル]OK. 




 

 ジャリ…と足元で砂が鳴る。
 舗装されたアスファルトに、よく知る…とまではいかずとも、知らないわけではない街並み。
 一見、空の色が違うだけのようにも見える。しかし、視線の先にあるアスファルトはひび割れ、朽ちた草らしきものが所々に顔を出し、周囲の建物も荒れ果てていた。
 あの榊と名乗る胡散臭い男の言葉によれば、ここは『ハザマ』という別の世界で、時間の進み方も違うらしく、前回飛ばされたときから10日が経っている…らしい。
 にわかには信じられないし、素直に信じるのもどうかという話だが、実際見た街の風景はなんか凄いことになってしまっているし、この世界に生息している生き物に襲われたりもしているので最早どうこう悩んでいる場合ではなかった。
 ミラン一人だけならそれでもこの状況に対してあれこれと考察してしまっていたかもしれないが、現状二人(正確には一人と一羽だが)の同行者を伴う状況である。イバラシティではそのどちらもが本来の家族から保護者役を任されていることもあり、状況への考察よりも彼女たちの身の安全を優先すべきとミランが判断したのも当然であった。

 ざっと装備を確認する。
 どうやら今回も、前回と同様の格好らしい。
 自分は私服、少女は制服、館長は…まぁいつもの生まれたままの姿だ。


(……参ったな…)


 ひとまず少女達を手招いて手近な建物の影に身を潜めつつ、ミランは思案する。
 本格的に身を潜めながら進むにしては、少しばかり装備が心許ないのだ。
 特に足元…スニーカーの自分はまだいいが、少女のローファーやペンギンの足では森や山道はきついだろう。
 家が道場ということもあって思った以上に身軽な少女ではあるが、落ち葉などで足元が滑りやすい場所での戦闘になってしまうと足を取られる危険性が増すし、館長は下手をすると滑って転がっていってしまう。それで逃げおおせられるならいいが、別の危険に遭遇しては元も子もない。


(どこかで装備を整えるか…とはいえ、火事場泥棒ってのもなぁ…)


 ハザマでの記憶はイバラシティに戻ると思い出せなくなるのは既に体験済みだ。
 余裕はあまりないし、今後どうなるか分からない以上装備を整えることは必須だろうが、なりふり構わず今すぐにというほど切羽詰まってもいない。
 多感な年頃の少女がいる以上、あまり道徳に外れたことをすべきでもないだろう。
 一応、戦利品のような形で使えそうなものは手に入るようだし、チェックポイントなる場所では買い物ができるし、通貨も問題なく使えるようだから、今後はそういったものを利用していくことも視野に入れておく。

 ハンドガンの一つもあればいいのだが、イバラシティはミランの故郷とは違って一般人がそう易々と武器が手に入れられるような国ではないから、ハザマでも扱いがあるのかは怪しいところだ。期待はしない方がいいだろう。
 こういう状況になって初めて、銃がなくとも戦う術、身を護る術、応急手当、一般人の保護と誘導の経験を得ているということを実感し、軍属の経験があってよかったと心底思う。
 故郷の徴兵制も存外役に立つものだ…政策が変わって現在は廃止されてしまったけれど。


(とりあえず、次のチェックポイントを目指すか…カミセイ区かヒノデ区になるが…)


 Cross+Roseのマップを眺めながら、ちらりと傍らの少女へ視線を流す。
 なんとか気丈に振る舞ってはいるが、顔色が悪い。
 それが現状への不安だけではないであろうことが、ミランには分かっていた。
 家族…とりわけまだ小さく幼い彼女の弟がこのハザマに招かれていたらと思うと、気が気じゃないのだろう。
 ハザマに最初に降り立った場所ではそれらしい姿を見かけなかったが、人数も多かったから確実ではない。
 きっと、彼女は確かめたいはずだ。

 ミラン自身もまた、あの幼い少年の無事を願う一人だ。
 けれどここで焦って彼女たちを危険にさらしたのでは意味がない。
 ふ、と一つ息を吐く。
 落ち着けと内心で自分に言い聞かせ、なるべくいつも通りの声を意識した。


「サツキちゃん、ヒノデ区に行こう」


 声を掛ければ勢いよく少女がこちらに視線を寄越し、そんな彼女になるべく分かりやすく、色々入用なこと、最寄りのチェックポイントはカミセイ区かヒノデ区になることをマップを見ながら説明する。


「サツキちゃんちに行けば木刀とか防具があるかもしれないし、俺も店が心配だし。館長の美術館もそっちからのが近いからね」


 マップ上の道を指でなぞりつつ今後の方針とルートを提案し、やがて少女が頷くとミランも頷きを返した。


「大丈夫。きっと無事さ……さあ、行こう」


 誰がとはあえて言わず、踵を返す。
 少女とペンギンが応じる声と雄叫びを背に、ミランは周囲を警戒しつつも荒廃したアスファルトを踏みしめるのだった。











ENo.1475 熾庭 颯木 とのやりとり


「……あっ。…はい、あの、どこも怪我は…大丈夫です…!」

未だ、どこか掴み切れない現実感のせいだろうか。応えが返るまで、ほんの少し間が空いた。見知った顔に出会えて安心した事で、逆に心細さが溢れ出しそうになるのをぐっと堪える。

「店ちょ…ミランさんも、無事でよかった…。
──会えて、よかったです…」


「…侵略、とか…ほんとに、あったんですね…。
ここ…時間の流れ?とかも、何か変ですよね…?あと、記憶も…!
いつも通り学校に行って、BANKAに行って…そういう"いつも通り"の事は、ここでもちゃんと覚えてるのに…」

けれど"いつも"の自分は、ここでの事をまるで覚えていない。
現実感を置き去りにした"事実"だけが、赤い空の下じわじわと積もってゆく。
その言いようのない薄気味の悪さに、少女は眉を曇らせた。


以下の相手に送信しました

ENo.285
越馬 秋人





ミラン
「ひとまず、どこか安全な場所を探さないとな…
ヒノデ区を目指そう」

サツキ
「(…やっぱりここではこういう…戦ったり、だとか…ずっと続くのかな…?)」

ぺんぎん
「ぎぁ¨!ぎぁ¨!」
対面のつかぬ間、不思議な食材を見つけて騒いでいる。

ItemNo.7 BANKAの賄い飯(不思議) を美味しくいただきました!
 体調が 1 回復!(25⇒26
 今回の全戦闘において 治癒10 活力10 鎮痛10 が発揮されます。
 今回の結果でのスキル熟練度が伸びやすくなった!















店主とJKと館長
ENo.1474
ミラン・オルランディーニ
ENo.1475
熾庭 颯木
ENo.1655
アカデミーマスター
ハザマに生きるもの
歩行石壁A
歩行石壁B
大黒猫
















ドキッ☆討伐隊!ポロリはないよ
ENo.1473
詠歌リラ
ENo.1481
双葉 成弥
ENo.1497
コージマ=シュミット
店主とJKと館長
ENo.1474
ミラン・オルランディーニ
ENo.1475
熾庭 颯木
ENo.1655
アカデミーマスター








ミラン(1474)パンの耳 を入手!
サツキ(1475)ネジ を入手!
ぺんぎん(1655)吸い殻 を入手!
サツキ(1475) を入手!
ミラン(1474)不思議な石 を入手!
ミラン(1474)不思議な石 を入手!

▼エイド化候補基本行動にてエイド化可能)
ミラン(1474) のもとに 歩行石壁 が空を見上げなから近づいてきます。






道端ガムマン をエイドとして招き入れました!

命術LV1 UP!(LV5⇒6、-1CP)
使役LV2 UP!(LV8⇒10、-2CP)
料理LV3 UP!(LV23⇒26、-3CP)

サツキ(1475) により ItemNo.9 不思議な石 から射程1の武器『救急キット』を作製してもらいました!
 ⇒ 救急キット/武器:強さ36/[効果1]回復10 [効果2]- [効果3]-【射程1】
サツキ
「ええと、とりあえず…絆創膏とか、ここにまとめておけば良いんですよね」

ぺんぎん(1655) の持つ ItemNo.7 不思議な食材 から料理『館長のすり餌(不思議)』をつくりました!

エナジードレイン を研究しました!(深度0⇒1
クイックアナライズ を研究しました!(深度0⇒1
コロージョン を研究しました!(深度0⇒1

魅惑 を習得!





チナミ区 I-5(道路)に移動!(体調26⇒25
チナミ区 J-5(道路)に移動!(体調25⇒24
チナミ区 J-6(道路)に移動!(体調24⇒23
チナミ区 K-6(道路)に移動!(体調23⇒22
チナミ区 L-6(道路)に移動!(体調22⇒21













―― ハザマ時間が紡がれる。




「・・・おや?何だか良い香りが。」



黒髪に蒼い瞳、黒スーツ。
細く鋭い目で怪しげな笑顔を頻繁に浮かべる。
整ったオールバックだが、中央の前髪がすぐ垂れる。



花の香りと共に、Cross+Rose内が梅の花に囲まれた売店のある景色に変わる。




「香りまで再現、高機能な代物ですねぇ。」

「しかし香るのは、花の匂いだけではないような・・・」



何か甘い香りが漂っている売店のほうを見ると――



カオリ
黒髪のサイドテールに赤い瞳、橙色の着物の少女。
カグハと瓜二つの顔をしている。
カグハ
黒髪のサイドテールに赤い瞳、桃色の着物の少女。
カオリと瓜二つの顔をしている。



静かに何かを作っているふたり。




「ごきげんよう。それは・・・・・団子、ですか?」



榊の質問に、反応する。



カグハ
「団子いっちょーう。180円。カオリちゃん、具。」



そう言って焼いた団子を隣りに渡す。



カオリ
「はいはいカグハちゃん。はいアンコ奮発しちゃうよー!!」



団子にもっさりとアンコを乗せ、榊に手渡す。




「おお・・・これはこれは美味しそうな!ありがとうございます。」



カオリ
「・・・・・って、チャットでやってもねー。無意味だねぇ!無意味っ!!」
カグハ
「ホンモノ食べたきゃおいでませ梅楽園。」



両手でピースサインを出すカグハ。



カオリ
「いやまだお店準備中だから!来てもやってないよー!!
 材料創りはカグハちゃんなんだから自分で知ってるでしょ!!」



ピースサインを下ろそうとするカオリ。



Cross+Rose内の景色が元に戻り、ふたりの姿も消える。




「いただいた団子は・・・・・これは無味ッ!!味の再現は難しいのですかね。」

「まだ準備中のようですが、こんな世界の中でも美味しいものをいただけるとは。
 いつか立ち寄ってみるとしましょう。」



チャットが閉じられる――














店主とJKと館長
ENo.1474
ミラン・オルランディーニ
ENo.1475
熾庭 颯木
ENo.1655
アカデミーマスター
ハザマに生きるもの
歩行石壁
大黒猫
大黒猫




523 436


1st
大黒猫


2nd
大黒猫





6th
歩行石壁

















イバラギオン
ENo.37
小鳥遊小鳥
ENo.57
紫電 美輝
ENo.1152
二条 彩香
店主とJKと館長
ENo.1474
ミラン・オルランディーニ
ENo.1475
熾庭 颯木
ENo.1655
アカデミーマスター




145 614













ENo.1474
ミラン・オルランディーニ
ミラン・オルランディーニ [Milan Orlandini]
190cm/128㎏/30歳

ヒノデ区にて『麺屋 BANKA』を営むラーメン屋の店主。
黙ってるとちょっと厳つい外見をしているが、基本的には世話焼きで気のいいおっさんである。
口元の傷痕は子供の頃に実家の羊から尻に頭突きを食らって転倒した際にできたものなのでそれにまつわるドラマとかは特に無い。
曰く、
「俺は迂闊にも奴に背を向け、奴は精確に隙を突いた…それだけさ…」

なお、出身はイバラシティのある島ではなく別の島。
ティーンの頃に観光で訪れたイバラシティのラーメンに惚れ込み、その後移住して修行すること10年、自分の店を持つに至った。

ちなみに店名のBANKAとは蕃茄…トマトのことである。

サツキちゃん(Eno.1475)がバイトで来てくれることになったよ!
うちの看板娘をよろしくな!!お触りは厳禁だぜ!!

* * * * * *

異能:『轟き響け我が蹄(スワノ・デ・ズィッコリ)』
地に属するものたちによる守りの異能。
植物や鉱物が馬の姿を取り、駆け抜けた場所に壁を築く。
能力的には防衛、防御型の異能のはずなのだが、この馬何故か気性が荒い。
21 / 30
104 PS
チナミ区
L-6
行動順6【堅固】DF・HL↑
4600
330







No.1 道端ガムマン (種族:道端ガムマン)
要求SP621
MHP2428MSP232
効果器用10 体力10




Noアイテム名種類強さ効果1効果2効果3(素材・食材・消耗の場合は詳細等)
1不思議な武器武器10【射程1】
2不思議な防具防具10
3不思議な装飾装飾10
4不思議な牙素材10[武器]攻撃10(LV5)[防具]防御10(LV5)[装飾]器用10(LV5)
5不思議な石素材10[武器]回復10(LV5)[防具]敏捷10(LV5)[装飾]幸運10(LV5)
6不思議な食材食材10[効果1]治癒10(LV5)[効果2]活力10(LV10)[効果3]鎮痛10(LV15)
7パンの耳食材10[効果1]防御10(LV10)[効果2]治癒10(LV20)[効果3]攻撃10(LV30)
8吸い殻素材10[武器]炎上10(LV25)[防具]道連10(LV20)[装飾]火纏10(LV25)
9救急キット武器36回復10【射程1】
10不思議な石素材10[武器]回復10(LV5)[防具]敏捷10(LV5)[装飾]幸運10(LV5)
11不思議な石素材10[武器]回復10(LV5)[防具]敏捷10(LV5)[装飾]幸運10(LV5)
最大所持可能数[50]




異能・生産
名称LV説明
命術6生命/復元/水
自然5植物/鉱物/地
使役10エイド/援護
百薬5化学/病毒/医術
料理26料理に影響

アクティブ
被研究スキル名/元スキルLVEPSP説明
ブレイク5020敵:攻撃
ピンポイント5020敵:痛撃
クイック5020敵2:攻撃
ブラスト5020敵全:攻撃
ヒール6020味傷:HP増
練3アクアヒール5040味傷:HP増+炎上・麻痺防御
ストーンブラスト5040敵:地撃
練1ラッシュ5060味全:連続増
ヒールポーション5060味傷:HP増
オートヒール5080味傷:治癒LV増
ライフリンク5030エ傷:HP増&自:HP減
ヒーリングスキル5050自:HL増
ワイルドナーヴ50150エ全:AT・DX・AG増
ヒールハーブ5080味傷:HP増+自:領域値[地]3以上ならヒールハーブの残り発動回数増
スコーピオン5010敵:猛毒

パッシブ
被研究スキル名/元スキルLVEPSP説明
攻撃550【戦闘開始時】自:AT増
防御550【戦闘開始時】自:DF増
器用550【戦闘開始時】自:DX増
敏捷550【戦闘開始時】自:AG増
回復550【戦闘開始時】自:HL増
活力550【戦闘開始時】自:MHP増
体力550【戦闘開始時】自:MSP増
治癒550【自分行動前】自:HP増
鎮痛550【被攻撃命中後】自:HP増
幸運550【戦闘開始時】自:LK増
魅惑550【常時】異能『使役』のLVに応じて、戦闘勝利時に敵をエイドにできる確率が上昇





被研究カード名/スキルEPSP説明
【神饌】ミモザの恋
(ヒール)
020味傷:HP増
ほほえみ
(ヒール)
020味傷:HP増




[深度]スキル名[深度]スキル名[深度]スキル名
[ 3 ]スコーピオン[ 1 ]エナジードレイン[ 1 ]コロージョン
[ 1 ]クイックアナライズ



PL / 毛玉