熾庭 颯木(おきば さつき)
163㎝/17歳
ヒノデ区にある『祝都(のると)高等学校』に通う2年生。
自宅は同じヒノデ区に居を構える『熾庭剣術道場』。
熾庭家の養子であり、実の両親とは物心つく前に死別。身元などの詳細は不明。
父に至っては、イバラシティ以外(異国)の出身、という事位しか分かっていない。
12歳までを別の区の養護施設で過ごすが、ある事件をきっかけに熾庭家に引き取られた。
夕焼けの様な赤毛と目の色を持つ。
染めた訳でもカラコンでもなく生来のものだが、些か目立つそれは、本人にとっていくつか抱えるコンプレックスのひとつとなっている。
顔半分は常に長い前髪で覆われ、極力人前で晒そうとはしない。鼻の上には、淡いそばかすが散る。
物静かで、人の多い場所や目立つ様な行為を好まない。
自己主張が苦手で、人と打ち解けるのに時間が掛かる。スキンシップ等も苦手である。
が、以前世話になった警察関係者が、今回の"榊という人物による謎のアナウンス騒動"に頭を悩ませていると聞き、微力でも自分に何か出来る事は無いだろうか…と思うに至る。
その一環として、ミラン(Eno.1474)のラーメン店でアルバイトをする事に。
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【異能】
『風犬』
風を操る。空中で自身に制動を掛ける等、短時間・微弱ながら重力にも干渉出来るらしい。
能力を発現させる際、一瞬山犬の様な幻影が現れるのがその名の由来。
その事と何か関係があるのか、イヌ科の動物と相性が良い。自身も犬好きで、犬と戯れてる時は年相応の顔を覗かせる事も。
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【家族】
熾庭 左近次(おきば さこんじ)
32歳。サツキの養父で、『熾庭剣術道場』の道場主。
自身の修める『熾庭古流剣術』とは別に、普段は一般的な剣道を教え生業にしている。
警察からは指南役として呼ばれる事もあり、それが縁で懇意になった刑事からサツキの養子縁組を持ちかけられた。
熾庭 七織(おきば ななおり)
28歳。左近次の妻で、和柄モチーフを得意とするデザイナー。
熾庭 弧鉄(おきば こてつ)
5歳。サツキが引き取られた年に生まれた、左近次と七織の実子。
(`・v・´)<サツキねーは!しょーらいおれの!およめさんになんの!(フンス)
じいちゃん
64歳。七織の父で、『丹青』という雅号を持つ日本画家。無口で日本酒好き。