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<< 1:00>> 3:00
[基本]OK. [戦闘]OK. [取引]OK. [スキル]OK. 




 壊れてしまった世界。まるで私たちの未来がそれであるかのような風景。
 私はそこでやつと出会った。

 やつは誰だ?
 視界が歪んでわからない。音が濁ってわからない。わかりたくない。
 1対の翼にオレンジの髪の小柄な女性、姫宮真紅に似たやつだということはわかる。
 いや、姫宮真紅なんてやつはいなかった。
 そんなやつは私の本当の過去にはいない人物だ。

 私の未来を奪おうとする、私の過去をすでに奪った、敵。

 友だと思っていた者に裏切られた悲しみや絶望で止まりそうな身体と現実を、怒りが全てを塗り変え私をつき動かす。
 私は強く握りすぎて血の滴る拳を振り上げて、壊すための異能を解放して、憎き敵へと走りだす。

 睨む、叫ぶ、拳を突き出す。
 壊す気で、殺す気で、私の過去から消すつもりで、本気で異能を放った。

 殺せる一撃だった。それなのにやつはまだそこにいた。
 それにイラつき、今度は拳を突き下ろす。しかしそれも躱される。
 空ぶった異能の拳が地面を抉り、風化したアスファルトは衝撃でヒビがどこまでも伝播し、その下の砂利を巻き込んで舞い上がる。
 目くらましにもならぬ空に満ちる石礫の中にまだやつがいる。
 やつを消し去りたくて消し去りたくて、私は一心不乱に裏拳を振り抜く。
 その軌跡に鉛筆で真っ黒に塗ったノートに消しゴムを一筋こすったように舞い散る瓦礫は消えていった。
 だけどその一撃は、振り抜いた先の景色にいくつかの蜂の巣を作っただけ。

 やつはまだいる。それも鼻と目の先に。
 私は近くなった歪んだ顔のその敵が憎くなり、振り被ってその顔に向かって拳を突き出す。
 しかし異能の拳は届かなかった。いや、敵はもう異能の範囲のさらに内にいる。
 巨腕が故に近すぎる相手に異能の腕は当たることはない。
 今の一撃において、躱されたのは私自身の拳だった。

 癇癪を起して叫ぶ。

 そこからはなんでもありだった。拳も蹴りも、頭突きや体当たり噛みつきまで。
 異能を忘れてがむしゃらにぶつかった。
 それなのに、全部躱され払われいなされる。

 それからどれだけの攻撃が失敗しただろう。私はもはや駄々っ子のように暴れていただけだった。
 やることなすことが通じない。だんだん仕舞いこんでいた感情が蘇ってくる。
 怒りで忘れていた悲しみと絶望。
 ああ、私の未来は閉ざされるのだろう、と。

 迷い、身体が止まりそうになった時、一つの言葉がよぎる。
 それは頭の中で蘇った言葉なのか、実際に聞こえた言葉なのかわからない。
 でもかつて聞いたことがある声。

「闘るしかないのなら闘るのがこのみ流ではなかったのですの?」

 その言葉に今まで以上に身体に力が漲るのを感じた。
 
 アンジニティに負けられねえ。

 身体が軽くなる。ジャリっと足が地面を擦る音が短くなる。フットワークが利く、一瞬で攻撃の構えが取れる。ここから先は笠間このみの技が打てる。
 右腕を左脇に仕舞う、腰を回す、重心を引き足の方に。
 溜めた力を一気に放つ。
 重心を前へ、腰を入れる、右腕を振り抜く。私自身の拳で姫宮真紅の顎を狙う。喰らえ、これが今まで卓球で何人泣かしたかわからないこのみちゃんバックハンドだ!

「ちっ!」

 しかし、その攻撃は届くことはなく、思わず舌打ちが出る。技の事前動作の時点で大きく距離を取られたからだ。
 当たったら私の右手が砕けるからだろうか、それともいなせぬ技と読んでのことだろうか。
 どちらにせよ異能の巨腕の当たる距離まで相手を離すことができた。

 このチャンスを逃すわけにはいかない。私は次の攻撃の構えに移る。
 左半身に、足は肩幅より少し広く取り、右腕を思いっきり引く。
 これは武術や格闘技から駆け引きや防御を全て抜き、私の知る限りの攻撃の要点を集めた技。ただ腕の力だけでなく、全体重も地面を蹴る力も腰の回転も頭の重さすらも右腕一本に乗せて。全力の為に何を殴っても私の腕はずたずた。
 だからこその異能の腕。
 柱でも建物でも山でも壊せるように、工業利用目的の私の未来の為の技術。
 さあ、攻撃の要点のタイミングが全て一致した時、破壊の奇跡が起きるぜ。

「喰らえ! 全霊突貫、山崩し!!!!!」

 しかして私が攻撃の為に足を思いっきり踏み込んだ時だ。なんか地面がぬるっとしていた。
 当然のごとく私はバランスを崩して、そのまますっ転ぶ。

「ぎゃふん!」
「このみさん、それは人に使う技じゃないですわよね?」
「いてて……。いやさ、そもそも人なの? 魔人とかでは?」
「あら、惜しいですわね……」

 仰向けになって見上げる私を彼女は見下ろしながら呆れた顔をする。
 さっきまであれほど我を忘れていたというのに、不思議と普段の私に戻っていた。
 ああ、やっぱり彼女は私が調子に乗った時や迷った時に道を正してくれる真紅様なんだ。
 少なくとも今この私は、彼女がいた世界の私なんだと思う。ならばこの戦い、私は今の私の道の先へ行こう。もっと強くなって。

「こほん。さて、このみさん?」

 真紅様が咳払いを1つついてあらためた。

「何の話かわかりますわよね?」
「えっ、えーっと……、それはですね……」

 反射的に誤魔化す言葉が出た。もう身体に染みついているのだろう。それをくすくす笑われる。
 まぁ、これでいいのだろう。これが今の私だ。







ENo.852 姫宮 真紅 とのやりとり

ミスティ
「落ち着いたようですね。
私の話は聞いて貰えますか?」

ミスティ
「さて、わかっているでしょうが、私はアンジニティの侵略者です。
私の真名はミスティ=ブラッド。
姫宮真紅というのはイバラシティにおける仮の名前です。
このみさんを騙していたこと、まずは謝らせてください。
本当に申し訳ございません……」

ミスティ
「そのうえで聞いてください。
私はアンジニティですが、私の目的は侵略を阻止すること。
つまり、イバラシティの皆様と協力してアンジニティと戦いたい……ということです。
信用してくれなどと、おこがましい話だとは思いますが……」






ナイ
「何だかわからんが、とりあえず三人は無事だってわかったのでよし!」

こかげ先生
「えっと、えっと。皆、大丈夫……?落ち着いた…??まずは、そうね。ちょっとご飯でも食べようか。先生、おなかすいちゃった。」

こかげ先生(789) に ItemNo.1 どうでもよさげな物体 を手渡ししようとしましたが、特殊アイテムのため渡せませんでした。

ItemNo.6 こかげの紅茶クッキー を美味しくいただきました!
 体調が 1 回復!(25⇒26
 今回の全戦闘において 治癒10活力10鎮痛10 が発揮されます。
 今回の結果でのスキル熟練度が伸びやすくなった!















イバラシティ防衛隊(仮)
ENo.451
笠間このみ
ENo.701
久藤 乃
ENo.789
絹笠こかげ
ENo.852
姫宮 真紅
ハザマに生きるもの
チェリーさんA
歩行石壁A
チェリーさんB
歩行石壁B
















TeamNo.187
ENo.187
来都 香
ENo.223
滝 鶺鴒
ENo.285
越馬 秋人
ENo.1058
空視 梢
イバラシティ防衛隊(仮)
ENo.451
笠間このみ
ENo.701
久藤 乃
ENo.789
絹笠こかげ
ENo.852
姫宮 真紅








このみ(451)パンの耳 を入手!
ナイ(701)吸い殻 を入手!
こかげ先生(789)パンの耳 を入手!
真紅(852)パンの耳 を入手!
こかげ先生(789)美味しい果実 を入手!
真紅(852)不思議な石 を入手!
真紅(852)美味しい果実 を入手!
このみ(451)不思議な石 を入手!






変化LV6 DOWN。(LV10⇒4、+6CP、-6FP)

響鳴LV9 UP!(LV0⇒9、-9CP)
付加LV3 UP!(LV10⇒13、-3CP)

こかげ先生(789) の持つ ItemNo.6 不思議な食材ItemNo.7 不思議な食材 を合成し、何か柔らかい物体 に変化させました!

ナイ(701) により ItemNo.4 不思議な牙 から射程5の武器『気合』を作製してもらいました!
 ⇒ 気合/武器:強さ21/[効果1]攻撃10 [効果2]- [効果3]-【射程5】/特殊アイテム
ナイ
「こう前に……ぐいっと体重を乗せるように踏み込みべし!」

ナイ(701) により ItemNo.5 不思議な石 から防具『根性』を作製してもらいました!
 ⇒ 根性/防具:強さ20/[効果1]敏捷10 [効果2]- [効果3]-/特殊アイテム
ナイ
「石の上にも三年……ってやつか?」

こかげ先生(789) により ItemNo.7 不思議な食材 から料理『特製納豆まき』をつくってもらいました!
 ⇒ 特製納豆まき/料理:強さ33/[効果1]治癒10 [効果2]活力10 [効果3]鎮痛10
こかげ先生
「大葉を少し入れてみたんだけれど……どうだろう。」

綾里(1537) とカードを交換しました!

クリエイトウォーター (アクアヒール)


ヒールポーション を研究しました!(深度0⇒1
ヒールポーション を研究しました!(深度1⇒2
ヒールポーション を研究しました!(深度2⇒3

ビブラート を習得!
アリア を習得!





チナミ区 K-5(森林)に移動!(体調26⇒25
チナミ区 L-5(森林)に移動!(体調25⇒24
チナミ区 M-5(森林)に移動!(体調24⇒23
チナミ区 N-5(森林)に移動!(体調23⇒22
チナミ区 O-5(道路)に移動!(体調22⇒21













―― ハザマ時間が紡がれる。



ノウレット
「おっくれまして―――ッ!!」



ノウレット
ショートの金髪に橙色の瞳の少女。
ボクシンググローブを付け、カンガルー風の仮装をしている。やたらと動き、やたらと騒ぐ。



チャット空間に突如として現れたカンガルー姿の少女。




「おやおや・・・、・・・おやおや。これはこれは。
 ・・・いかにも面倒そうな。」



黒髪に蒼い瞳、黒スーツ。
細く鋭い目で怪しげな笑顔を頻繁に浮かべる。
整ったオールバックだが、中央の前髪がすぐ垂れる。



ノウレット
「はぁい!初めまして初めましてノウレットって言いまぁす!!
 ここCrossRoseの管・・・妖精ですよぉっ!!皆さんよろしくおねがいしまぁーっす!!」

「ほほぉー・・・CrossRoseに管理者がいたんですか。これはこれは、いつもご苦労さまです。」
ノウレット
「はぁい!ありがとーございま―――っす!!」



元気よく両手両足を伸ばし空間を飛びまわる!




「・・・・・。先ほど次元タクシーのドライバーさんにもお会いしましたが、
 貴方も彼らと同様、ハザマの機能の一部であり、中立ということですよね?」
ノウレット
「機能なんて言わないでください!妖精です!!妖精なんです!!」

「・・・・・。妖精さんは中立なんですね?」
ノウレット
「はぁいモチロンです!私がどっちかに加勢したら圧勝ですよぉ!圧勝!!」



シュシュシュ!っと、シャドーボクシング。



ノウレット
「――ぁ、そうだ。そういえば告知があって出演したんですよぉ!!」

「告知・・・・・ですか?」
ノウレット
「はぁい!ここCrossRoseを舞台に、大大大大闘技大会をするのですっ!!
 両陣営入り乱れてのハチャメチャトーナメントバトルですよぉ!!」

「闘技大会・・・・・ハザマで常に戦っているのに、ですか?」
ノウレット
「はぁい!たまには娯楽もないと疲れちゃいますのでッ!!」

「・・・・・常に戦っているのに闘技大会、ですか?」
ノウレット
「はぁい!!」

「・・・・・」
ノウレット
「・・・え、なんかダメです?」

「・・・いえいえ!個人的な意見はありますが、個人的な意見ですので。」



ノウレット
「あ!でもすぐじゃなくてですね!!まだ準備中なんです!!
 賞品とかも考えなきゃいけませんしぃ!!」
ノウレット
「それでは!おったのしみにぃ――ッ!!!!」




「・・・はぁい。」



チャットが閉じられる――














イバラシティ防衛隊(仮)
ENo.451
笠間このみ
ENo.701
久藤 乃
ENo.789
絹笠こかげ
ENo.852
姫宮 真紅
ハザマに生きるもの
歩行軍手
ヤンキー
ヤンキー
歩行軍手




355 312



2nd
ヤンキー


3rd
ヤンキー





7th
歩行軍手


8th
歩行軍手

















イバラシティ防衛隊(仮)
ENo.451
笠間このみ
ENo.701
久藤 乃
ENo.789
絹笠こかげ
ENo.852
姫宮 真紅
ブレーメン
ENo.95
ラセツ
ENo.143
ラプリナ
ENo.191
ラウシェーラ
ENo.375
ラピーニャ・プレスティ




312 335















ENo.451
笠間このみ
連絡先のプレイスになります。知人のように話しかけてもらえればそのように返しますのでよかったらどうぞ。
http://lisge.com/ib/talk.php?p=1312


――――――――――――――――――――――――――――――

誰もが知ってる昔話。
脱いだ笠で山はへこみ、踏んだ足跡は沼になる。
大きな大きな巨人さん。
昔々、だいだらぼっちはここにいた。

異能《だいだらぼっち伝説》
 かつて存在したと言われている巨人のような腕を奮う能力。
 大きさは異能が強化されるほど大きく、また重くなる。



笠間このみ
所属:熾盛天晴学園
学年:三年生
性別:女性
委員会:図書委員
部活:卓球部(引退済)

プロフィール
 現在は異能工業大学進学志望の受験生。志望は土木か建築。
 クラスの中には1人どころか数人は見かける普通のオタク女子。特に何か目立つということもなく、ただ友達と仲良く話して毎日を過ごし、中の中の学力でテストの点数に一喜一憂して、将来のことをふんわりと考えているだけの一般人。
 故に少し、刺激的な日常に憧れ、自分の異能で大活躍するような世界を望んでいたり、少女漫画のような恋に憧れたり、乙女ゲーのような逆ハーに耽っていたりもする。
 もちろんそんな世界も現実ではありえないだろうと。

 そんな折に舞い込んだアンジニティからの侵略。
 うっすらと望んでいた刺激的な日常にワクワクを隠せないものの、迫る受験という現実との狭間に困惑もしている。
 しかしそこはゲームも漫画もネット小説も嗜むオタク女子。始まってしまった対人戦オンラインゲームで手を抜きますか?
 デカいヤマがひとつ増えはしたが、闘るしかないのなら闘るのがこのみ流。
 正義感でも使命感でもなく、ふっかけられた喧嘩に対する単純な怒りを以て、アンジニティとの戦いへと身を投じる。

 ついにその剛腕を奮う時が来た。
21 / 30
92 PS
チナミ区
O-5
行動順3【強襲】AT↑
4300
315







Noアイテム名種類強さ効果等
1どうでもよさげな物体素材10[武器]器用10(LV2)[防具]治癒10(LV2)[装飾]回復10(LV2)
2パンの耳食材10[効果1]防御10(LV10)[効果2]治癒10(LV20)[効果3]攻撃10(LV30)
3不思議な装飾装飾10[効果1]- [効果2]- [効果3]-
4気合武器21[効果1]攻撃10 [効果2]- [効果3]-【射程5】
5根性防具20[効果1]敏捷10 [効果2]- [効果3]-
6不思議な石素材10[武器]回復10(LV5)[防具]敏捷10(LV5)[装飾]幸運10(LV5)
7特製納豆まき料理33[効果1]治癒10 [効果2]活力10 [効果3]鎮痛10
最大所持可能数[50]




異能・生産
名称LV説明
魔術10破壊/詠唱/火
変化4強化/弱化/変身
響鳴9歌唱/音楽/振動
付加13装備品への素材の付加に影響
合成10合成に影響

アクティブ
被研究スキル名/元スキルLVEPSP説明
単純物理・渾殴打
(ブレイク)
5020敵:攻撃
貫手・悪魔殺し
(ピンポイント)
5020敵:痛撃
瞬撃・連打
(クイック)
5020敵2:攻撃
乱振る舞い・暴打
(ブラスト)
5020敵全:攻撃
ごめん私あの子殴れない!!
(ヒール)
5020味傷:HP増
抜拳・裏打ち
(ティンダー)
5040敵:火撃&炎上
巨人の相
(ストレングス)
50100自:AT増
ビブラート5060敵:SP攻撃
三球目攻撃の構え
(ファイアウィング)
5060自:炎上LV・AG増
アリア5010自:次与ダメ増
決3衝壊撃・大発破
(ファイアボール)
50180敵全:火撃
決1だいだらぼっち伝説
(ストライキング)
50150自:MHP・AT・DF増+連続減
全霊突貫・山崩し
(レッドインペイル)
52200敵貫:火痛撃&炎上

パッシブ
被研究スキル名/元スキルLVEPSP説明
攻撃550【戦闘開始時】自:AT増
防御550【戦闘開始時】自:DF増
器用550【戦闘開始時】自:DX増
敏捷550【戦闘開始時】自:AG増
回復550【戦闘開始時】自:HL増
活力550【戦闘開始時】自:MHP増
体力550【戦闘開始時】自:MSP増
治癒550【自分行動前】自:HP増
鎮痛550【被攻撃命中後】自:HP増
幸運550【戦闘開始時】自:LK増
上書き付加500【常時】[スキル使用設定不要]生産行動『効果付加』時、効果2に既に付加があっても上書きするようになる。





被研究カード名/スキルEPSP説明
クリエイトウォーター
(アクアヒール)
040味傷:HP増+炎上・麻痺防御




[深度]スキル名[深度]スキル名[深度]スキル名
[ 3 ]ヒールポーション[ 3 ]イレイザー



PL / \(゜∀。)ノ