生存 75 日目 天候:晴れ
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【食料消費】 食料348 を消費しました。
禁魔術 を訓練しました。(CP- 60 )
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叫び声が聞こえる アフロな赤眼(95) のシャウト! アフロな赤眼「皆さんお疲れ様でしたー!」
アフロなライカー(256) のシャウト!
うさ(290) のシャウト!
しの(311) のシャウト!
アフロな奏乙(644) のシャウト!
シンシア(751) のシャウト!
ハグルマ(1277) のシャウト!
虎太郎(1306) のシャウト!
フェリィ(1413) のシャウト!
シェアン(1475) のシャウト!
アフロな小狼(1535) のシャウト!
ミル(1630) のシャウト!
ライム&レム(1886) のシャウト!
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創られた幻の島が、強い光を放ちつつ少しずつ消えていきます。 唯一残るのは島の本当の姿、小さな、ひとつの島。 そして貴方は想います、これからの自分の居場所・・・ 失われた記憶の中 「ここは…」 目の前が一瞬だけ白く光り、途端に薄暗い闇に閉ざされた。 見覚えの無い場所。 だけれど、何処か懐かしい場所。 どうして、こんな所に居るのだろうか。 自分は今まで、名もない孤島に居たはずなのに。 「……何処…?」 目を凝らすと、ほんの少しだけ何かが見える。 でも、それが何なのか。それすら分からない。 「ここは…記憶の中だ」 背後から、聞き覚えのある声がした。 振り返ると、まるでスポットライトを浴びたかのように、フェルの姿が照らし出された。 「記憶の…中?」 ゆっくりとフェルが近づいてくる。 いつの間にか、彼の身長は元に戻っていた。 「ああ、俺…いや、ディアフェルト=イレイザー本体の記憶だ」 そう言って指を差す。 薄暗い闇の中に、ぼんやりと何かが浮かび上がってきた。 それは、何かの研究室のようだった。 男女二人の研究者と思しき人物と、真ん中に寝かされた、様々な計器にコードで繋がれた、自分の姿。 「…どういう事?」 フェルがこちらを向き、説明を始めた。 「元々俺…いや、俺達は、魔法生物の実験で生まれたんだ。魔力の量が多ければ多いほど、力は強く、身体は大きくなれる存在として…」 「だから、竜の姿をしていたんだ…でも、どうして…」 「…魔法生物は、戦争の兵器として作られていた。だから、強大な力が必要だったんだ。俺達は…その過程て強制的に姿を変えられた」 「そんな…」 「そうして戦に出され、いつの間にか戦争は終わり…用済みになった魔法生物は、廃棄されるか封印されたんだ…海に沈められ、地中に埋められて」 そう言い切り、フェルは先程映し出された空間へ目を向ける。 「…俺達の記憶の一部、性格や言動は…あの二人のものだ。元々魔法生物に自我なんてものは存在しない。ただ、戦うための戦闘本能だけがあったんだ」 「…ただ作られただけの存在…だから」 「そう…そして、何故俺達が元の姿に戻ろうとしていたかも、思い出した」 「どうして…なの?」 「本能…それが、俺達を元の姿に戻そうとした原因だ」 目の前の空間が歪み、見覚えのある景色へと変わっていった。 ――――――――――――――――――――――――――――― そこは、薄暗い地下。竜としての姿で封印されていた場所。 そして、ヒトの姿に”戻された”場所。 「封印された時、自我の一部が欠損していた。その所為で、地下に踏み込んできた人間は、躊躇いつつも排除してしまっていた」 空間に映し出された、目を覆いたくなるような惨状。 「人は、黒い身体、灰色の鬣の竜の姿を見て恐怖した…だから、暗黒竜、殺戮生物、イレイザー…そんな二つ名がついたんだ」 戦慄する人間達。逃げ惑う者、戦いを挑む者… 「…近づかなければ…傷つけはしないのに」 フェリィが、自分に言い聞かせるように嘆く。 「だが、人はその事を知らず、恐れ、排除しようとしたんだ…そして、俺達は戻された」 また空間が歪み、何処の誰とも知らぬ魔術師が映し出された。 「彼は…誰かは知らないが、魔法生物を知っていたんだろう」 「…だから、害のない人の姿に戻した…」 「ああ…だが、人の姿になったものの、欠損した自我は戻らなかった。結果、戦うためだけの本能と一部の自我の所為で、元の竜の姿に戻ろうとしていたんだ」 「じゃあ…私達は今まで…何のため此処に…」 「…本能に従ってしまうのが生物だ。仕方がない事なんだ」 「だからってそんな…!」 「俺だって、そんな理由だったなんて思いもしなかった!」 空間がまた、薄暗い闇に閉ざされ、彼らの声だけが響いていた。 ――――――――――――――――――――――――――――― 「でも…」 姿が見えない闇の中、フェリィは言う。 「これでもう、終わり…なんだよね?戻る理由も、戦う理由も…もう、何も無いんだから」 「ん…そう…だな」 「ねぇ…」 「ん…?」 「私達って…結局何だったのかな…」 「………」 「………」 「そうだな…」 「…?」 「今度は…それを見つけに行こうか。戦う為でもなく、本能に従う訳でもなく…ただ、俺達の為に」 辺りの闇は薄れ、彼らは白い光に包まれた。 ――――――――――――――――――――――――――――― 何処か知れない場所。 もしかしたら、孤島の一部なのかもしれない。 「…全部、思い出した…んだよね」 「ああ…」 海が一望出来る何処か知らない場所に、見た目は殆ど変わらない二人が立っていた。 身長も体重も服装も髪型も… けれど、その中身だけは…全く別のモノになっていた。 「何処に行こうか?」 「何処でも…風の向くまま…かな?」 海を眺めながら、これからの旅を想い描いていt 「お二人さん、熱いねぇ。ヒューヒウボァー」 「テメェ…何処から出てきた馬鹿烏」 「イタイイタイ!どこからも何も、ずっと傍に居たんだよもん」 「ずっとって何時からだ!ええ?!」 「フェリィたんの「…全部」からだ!ついでに言うと最後にさり気なく手を握ろうとしてた所まで!」 「テメェ…殺す、100回殺す!」 「ギャァァァ!ヤメテ!オネガイ!イノチハヒトツー!」 「ふ、二人とも落ち着いてー」 何処までも続く空に、賑やかな声が響いていた。 to be continued...
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最後に、島内トーナメントおよびキャラクターランキングを実施します。 それらの詳細は 島内トーナメントは こちら キャラクターランキングは こちら を参照してください。
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