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Diary | ||
基本的に、オープニングとエンディングはちゃんと構築してるけど、 冒険している世界の話はあまり考えてない人です。 気が向いたときに、奏がこの世界に来る前のお話をぽつらぽつらと書いていく。。かもしれません。 フルでかけば数更新で終わる内容ですけどはたしてどうやら。 文章が変なのは中の人の能力不足なので気にしないでください。 特に、一人称と三人称(でしたっけ?)がごっちゃまでになっていますけど、いいんですよ、えぇ。 それではすたーとっ ここはとある高等学校の一室。 学生達が自分の目の前にある紙を睨み続けている。 声は無く、鉛筆の音だけがこの静けさを振り払おうと鳴り続ける。 そしてその音を鐘の音が奪い去っていく。 試験官「鉛筆を置いて、答案用紙を後ろから順番に回収して下さい」 順番に生徒から答案用紙が回収されてゆく。 試験官は枚数を確認しおえると、それらを封筒に入れて教室を後にした。 約1時間、口の中に隠れていた声々は開放され、教室は声で満ち溢れる。 女生徒A「ねーねー、今のどうだった?」 女生徒B「どうしよー、あたしダメそう……」 男生徒「数学なんてこの鉛筆でちょちょいのちょいだぜ!」 側面に1から6までの数字がそれぞれ書かれた鉛筆を掲げて自慢げに語る生徒。彼に未来を、概容、結果だけでも知る力があれば真面目に勉強したに違いないであろう。 一部の生徒が騒ぐ中、次の時間のテストに備え教科書を開く者。 『合格祈願』の御守りを手に持ち祈る者。 彼らなりの精神統一。 もしくはリラックスするための行動を各々が実行していた。 しかし、この教室には一人だけ異質な生徒が混じっていたのである。 休憩時間に入るなり、かばんから羊のぬいぐるみを取り出して小さい声を出し、ぬいぐるみを机の上を歩かせるかのように動かしたり、首を動かして喋っているかのような仕草をさせたり。 他の生徒らは、その異質な生徒を見ないようにした。 そしてまた鐘の音。 次のテストが始まる…… 試験官「では、これで本校の入試筆記試験は全て終了とします。午後からは面接試験を実施します。開始時刻は〜……」 一通り話し終えるとそそくさと試験官が去っていった。 昼休みである。 各々が同じ学校の生徒同士で集まり、弁当を広げる。 しかし、その異質な生徒だけは元の位置のままカバンから弁当……とぬいぐるみを取り出した。 異質生徒「ひつじさん、おいしい?」 異質生徒「おいしいめぇぇ」 ぬいぐるみに弁当を食べさせる振りをして、ぬいぐるみに声を当てている。 その様子はお人形さんごっこと以外捉えようが無い謎めいた空間を醸し出している。 そこにいる誰もがこの生徒の不合格を予知し、そして、そう願った。 そして夕方。 全員が面接を終えてそれぞれ帰路につく。 空いた電車の中、自分の隣にひつじのぬいぐるみを座らせただ揺られる異質生徒。 異質生徒「やっぱりダメだったよ、ひつじさん……」 ぬいぐるみを持ち自分と対面する位置に移動させる。 異質生徒「奏はやるだけやったんだめぇ、頑張ってだめだったら仕方ないめぇ」 奏「でもね、あそこに合格できないと、きっと浪人ダヨ?」 奏「ひつじが応援するめぇ、ご主人はご主人なりに頑張ればきっといいことがあるめぇ」 その様子をものめずらしそうに眺める運転手。 ここでやっとその視線に気づいた奏は、顔を真っ赤にして、それを隠すようにぬいぐるみを顔に押し当てた。 その様子に運転手はそそくさと場を後にした。 奏は人の気配がなくなったのを確かめてからひつじを椅子に座らせた。 奏「またやっちゃったね」 奏「でも、面接中に顔赤くなったからってひつじを出して隠すのはどうかと思うめぇ」 奏「無意識のうちにやっちゃったんだもん……」 次は――。次は――。お降りの方は…… 奏「あ、降りなくちゃ。。」 ひつじをカバンにしまい立ち上がる。 電車のドアが開き、駅のホームへと降りる。 無人駅の為か、降車する人もまばら。 乗車する人はいなく、電車はすぐに走り去っていった。 奏はその電車を見送り、振り返ると、足元に紅い染みがついていた。 「もう奏ちゃんったらどんかーん。このあたしがあいてしてやってるのにんさー」 奏の振り返ったさきに少女が3人対峙するように立ち並んでいる。 その姿を見て、奏は後頭部の痛みにきがついた。 奏「……血」 「まさか、血が出てるのに気づかなかったのー?ホントに鈍感でダメな子よねー」 奏は再び自分の足元に視線を戻す。角が紅い石がいくつかあることに気づく。 「あたしたちに普段遊んでもらっているおかげで痛くないんでしょ?感謝してもらわなくちゃ」 奏は逃げるように走り出すが・・砂利の上で大きく転倒した。 膝からもすりむいたのか出血が見られる。 その様子を女生徒3人組はただただ、笑うばかりであった。 奏「……ただいま」 奏「おかえりめぇぇ」 自分で自分に挨拶をし、自分の部屋に入る。 ベットの下から救急箱を取り出して応急手当をする。 奏「ご主人。。いたそうだめぇ」 包帯を巻きながらそうつぶやく。 奏「なれっこだから・・大丈夫だよ・・」 巻き終えて、ウェットティッシュで手についた血をふき取り、ベットの上にいるカバンの中にいるのとは別の種類のひつじのぬいぐるみを持ち上げ、自問自答する。 奏「う・・だいじょー・・ぶ・・」 奏は、そう自分に言い聞かせながら、ひつじと一緒にベットにもぐりこむ。 そしてすすり泣き、それが寝息へと変わり、奏の高校入試試験の日が終わった。 |
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今回の滞在 | ||||||
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