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自称王様の一週間

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Diary
その第一報が耳に入ったのは、工房の客と言葉を交わしている最中だった。

「工房の運営方法が変わる……？」

それだけではない、これまでよりも専門的に各種の強化を行う事の出来る工房やより広い工房を今回から借りられる事になるらしい。

変更点の書き記された瓦版を眺めながら、早速今回からいずれかの工房を借りるべきか否か検討して見たが、発注の締め切り前日に齎されたこの知らせを客は皆把握しているのだろうか。

先週思わぬ数の発注をさばき切れずに断らざるを得なかった事を考えると、今日この工房に顔を出す客は居ないかもしれない。
それでも、既に何かを持ち込んでおり、変更の間に合わぬ者が居た場合の事を考えれば特殊な工房を選ぶのは次回からにするべきだろう。

…まあ多少は広い工房を確保して、久々に自分の装備も鍛える場所を確保してみようか。そう結論付けて工房のレンタル申請書を作成した。

＋＋＋


「我は自分の工房に篭ってばかりで、他の工匠達の仕事振りについては良く知らぬ。」

工房の中で槌を振るう職人達をぼんやりと眺めていたアル・マリクは、ふと呟いた。
野営地には工房の名を一覧にして張り出された掲示物が出てはいるが、書き込まれた評価の内容や工匠達の名は文字としての情報以上には己の中に無い。

時には他者の仕事振りを参照しながら、今後の需要についても考えなければならないだろう、そう考えて視察へ赴く事に決めた。

「汝ら、我が居らずとも仕事に励むのだぞ」

職人達の返答に満足げに頷きながら工房の外へ出る。
焼けた鉄の熱が充満した建物の中とは違う、冷たい風に眉を寄せつつ近在の工房は何処か、と思案する。

そう言えば、神を標榜する男が居ると誰かが噂をしては居なかったか。
「不遜な輩よ」
そう考えると口端に笑みが滲んだ。
アル・マリクの辞書には「五十歩百歩」だとか「目くそ鼻くそ」だとか「棚上げ」と言う言葉はない。


『おでん屋台ぐんぐにる』

そう書かれた暖簾の奥には髭面にハンチング帽をかぶった男の姿。
客の前に皿を差し出している姿を見るにこれが店主──自称、主神たるオーディンを名乗る男──なのだろう。

狭い屋台の座席についたが、……どう見てもこれは工房ではなく、屋台ではないだろうか。
暖かな湯気の立つ鍋を覗きながら席についた所で、客と言葉を交わしていた店主が此方を向いた。

「……だってよ。そりゃぁよ、お客様は神様だからなぁ。
　へいらっしぇい、何にする？」

前半は他の客との会話、後半は己に対する問いかけ、なのだがその言葉を聞いた瞬間、アル・マリクの脳裏にある考えが稲妻のように閃いた。

この店の神は、店主ではなく、客である
↓
我もまた、この店の客である
↓
であれば、我は神だ。
↓
その上、我は王である。
↓
我は神々の中の王である←NEW！


我は異教の主神よりも偉い




と言う妄想をした。
工房の視察？　そんなものは勿論、忘れていた。
今回の滞在
戦場アナ
「今回の攻略拠点は「血塗れ闘技場-威恋の広場」ですね」
召喚士
「時間になったら集まるのよ」
  • 血塗れ闘技場-死民骸路に滞在します。
Message(Personal)
取引メイ
「……こんばんは。メッセンジャーサービスです」
取引メイ
「……メッセージの送信ですね。承ります」
取引メイ
「メッセージは届いておりません」
Message(Linkage)
Market
  • マーケット入札の申し込みをします。担当者を呼んでみました。
    		取引メイ
    「……呼ばれました。入札内容を伺います」
  • 入札します。
    		取引メイ
    「……イマジンアーマーへ総魔石35個で受付ました……良い取引を」
    		………
    		……
    		…
  • イマジンアーマーへの入札結果が出ました。
    		取引メイ
    「……残念ですがイマジンアーマーの落札はできませんでした。今回の最高額は50です」
    		•
    Ability Setting
    • 依代のアビリティ「問答無用」を装備しました。
    • No1のアビリティ「王者の気」を装備しました。
    • No2のアビリティ「妄想工房」を装備しました。
    • 効果重複や装備できないアビリティを装備解除しました。
    Item Setting
    • 主力装備は「カルド」です。
    • 補助装備は「象牙の小槌」です。
    • 身体装備は「ディスターシャ」です。
    • 装飾装備は「金鎖の紋章」です。
    Skill Setting
    • 牽制スキル「控えおろう！」を準備しました。
    • 本命スキル「苦しゅうない」を準備しました。
    • 必殺スキル「天誅！」を準備しました。
    アイテム工房
    		テンコ主任がやってきました。
    		テンコ主任
    「工房を借りたいようじゃな」
    		テンコ主任
    「……ふむ、ヒロクアサイ工房を使いたいというのじゃな。よかろう、大事に使うのじゃぞ」
    • 工房スロット1にはアイテムを設置しません。
    • 工房スロット1を受注解放しました。
    • 工房スロット2に使い込まれた曲刀(No.1)を設置しました。
    • 工房スロット2を受注解放しました。
    • 工房スロット3にはアイテムを設置しません。
    • 工房スロット3を受注解放しました。
    • 工房スロット4にディスターシャ(No.3)を設置しました。
    • 工房スロット4を受注解放しました。
    • 工房スロット5にカルド(No.5)を設置しました。
    • 工房スロット5を受注解放しました。
    		テンコ主任
    「ふむ。工房の準備が整ったようじゃな」
    		テンコ主任
    「さて……オヌシの手数料じゃが。今回は魔石0個/4回ということで募っておこう」
    		テンコ主任
    「依頼があれば回してやろう。精進しつつ待っておれ」
    		………
    		……
    		…
    		テンコ主任が戻ってきました。
    		テンコ主任
    「調子はどうじゃ。今週の発注を伝えに来てやったぞ」
    		テンコ主任
    「発注は6件じゃった。ほほう、枠を超える依頼が殺到したようじゃのう。喜んでよいぞ」
    Schedule
    • 疲労しています。自動的に休憩が選択されます。
    • 1日目は休憩です。
      • HPが回復しました。(85→1016)
      • EXPが変化しました。(208→213)
    • 2日目はアイテム工房です。
      • HPを消費しました。(1016→883)
      • EXPが変化しました。(213→243)
      • 2本組みの黒塗りナイフの性能が26→29。(強化度12.6%→21.9%)
      • 黒く塗られた鎧の性能が17→17。(強化度12.1%→17.6%)
      • 薄霧のケープの性能が15→16。(強化度15.4%→24.1%)
      • 見習い魔法使いの制服の性能が15→16。(強化度9.4%→19.6%)
      • ほしながれの性能が38→41。(強化度10.7%→20.5%)
    • 3日目はアイテム工房です。
      • HPを消費しました。(883→750)
      • EXPが変化しました。(243→273)
      • 2本組みの黒塗りナイフの性能が29→31。(強化度21.9%→29%)
      • 黒く塗られた鎧の性能が17→18。(強化度17.6%→21.7%)
      • 薄霧のケープの性能が16→17。(強化度24.1%→30.5%)
      • 見習い魔法使いの制服の性能が16→17。(強化度19.6%→27.2%)
      • ほしながれの性能が41→43。(強化度20.5%→27.9%)
    • 4日目はアイテム工房です。
      • HPを消費しました。(750→617)
      • EXPが変化しました。(273→303)
      • 2本組みの黒塗りナイフの性能が31→33。(強化度29%→34.2%)
      • 黒く塗られた鎧の性能が18→18。(強化度21.7%→24.8%)
      • 薄霧のケープの性能が17→17。(強化度30.5%→35.4%)
      • 見習い魔法使いの制服の性能が17→17。(強化度27.2%→32.9%)
      • ほしながれの性能が43→45。(強化度27.9%→33.4%)
    • 5日目はアイテム工房です。
      • HPを消費しました。(617→484)
      • EXPが変化しました。(303→333)
      • 2本組みの黒塗りナイフの性能が33→34。(強化度34.2%→38.2%)
      • 黒く塗られた鎧の性能が18→19。(強化度24.8%→27.1%)
      • 薄霧のケープの性能が17→18。(強化度35.4%→39.1%)
      • 見習い魔法使いの制服の性能が17→18。(強化度32.9%→37.2%)
      • ほしながれの性能が45→46。(強化度33.4%→37.6%)
    • 6日目はアイテム工房です。
      • HPを消費しました。(484→351)
      • EXPが変化しました。(333→363)
      • 2本組みの黒塗りナイフの性能が34→35。(強化度38.2%→41.1%)
      • 黒く塗られた鎧の性能が19→19。(強化度27.1%→28.9%)
      • 薄霧のケープの性能が18→18。(強化度39.1%→41.8%)
      • 見習い魔法使いの制服の性能が18→18。(強化度37.2%→40.4%)
      • ほしながれの性能が46→47。(強化度37.6%→40.7%)
    • アビリティ熟練度変化……
      • 問答無用が熟練されました。(21.3%→29.2%)
      • 妄想工房が熟練されました。(61.5%→66%)
    • スキル熟練度変化……
      • スキルの熟練はありません。
    Lvup

    レベルアップしました

    能力値成長前成長後変化値成長限界
    LV000900100010017
    HP066507000350935
    DEF015601630070210
    HIT015601630070220
    INT000000000000020
    RES000000000000020
    ATK022302340110343
    SPD008700870000087
    LUK014601530070210
    アイテム工房(支払)
    		テンコ主任がやってきました。
    		テンコ主任
    「調子はどうじゃ。今週の報酬を授けに来てやったぞ。受け取った手数料のうち、80％がオヌシの取り分じゃ」
    		テンコ主任
    「ほう、今回の仕事日数は5日とな。なかなか頑張ったようじゃのう」
    • 仮面の少女　レン(E-No.75)からの報酬を受け取りました。
      • 紫色の魔石を33獲得しました。(32→65)
    • フュンフ(E-No.65)からの報酬を受け取りました。
      • 紫色の魔石を16獲得しました。(65→81)
    • ユディ(E-No.3)からの報酬を受け取りました。
      • 赤色の魔石を5獲得しました。(61→66)
      • 緑色の魔石を5獲得しました。(31→36)
      • 紫色の魔石を5獲得しました。(81→86)
    • 恵梨那(E-No.331)からの報酬を受け取りました。
      • 緑色の魔石を12獲得しました。(36→48)
    • 観察者(E-No.253)からの報酬を受け取りました。
      • 赤色の魔石を8獲得しました。(66→74)
    		テンコ主任
    「さて……次回のオヌシの手数料じゃが」
    		テンコ主任
    「オヌシの腕に値を付けるのは初めてのようじゃのう。今の腕前であれば魔石44個/4回といった所になるな」
    攻略の時間になりました！！
    		召喚士
    「そろそろ時間よ。集まりなさい」
    		戦場アナ
    「攻略ですよ攻略だよ攻略だぞ攻略に行くぞっヒョォォ！！」
    		召喚士
    「……落ち着きなさい」
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