No-49 おでん屋台ぐんぐにる

「へいらっしぇい。
卵餅巾着牛筋蒟蒻牛筋卵はんぺんウィンナーだね。

召喚士さんとこは大変だったみたいだね。
今回は上手いこといけてるといいんだが……っと、
あいよ熱燗あがったよ」

「あー、そうだな、試食だし、牛丼はタダにしとこうか。

とりあえずお前さんにゃまず、ツケを払ってもらわんといけんしな。ウチの可愛い子たちがお待ちかねだ、出来上がるまで数時間はかかるから、じっくりたっぷり丁寧に世話して待っててくんな。

逃げんなよ？＞ロッド
（ニィと笑うオデンの後方で、烏と狼と馬が嬉しそうに鳴き吼え嘶いた）」

「ふうむ、これが「オデンヤ」か（物珍しげにしげしげ眺め）
店主、我にもその「オデン」なるものを出せ。」

「……うー、カート自爆とか聞いてなーい……
（荷台の上でぐったりしてたが暫くして飛び降り）

おじさーん、今日は大根と竹輪麩と餅巾着くださーい。
食べ終わったら前の分含め皿洗いしていくねー。」

「中の人が今日おでんだったよ。
今日はこんにゃくと……はんぺんが欲しいな。」

「カレイディア、寒い、です
がんもと、薩摩揚と、じゃこ天、ください。あと熱燗

お代は、そこの狼さんの、お世話で」

「僕猫舌だから熱いの食べれないや。
え、ここは試食タダですか？それじゃあ僕も試食したいです。」