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Diary | ||
追加された様々な工房の内、「アルケミック」と呼ばれる魔具の専門工房は異色の存在である、と思う。 工匠達の多くは魔法の素養を持たず、自らの装備品も物理的な武具や具足である事が多い。 そんな彼らが運営するには、空いた枠で効率よく己自身の持ち物を強化出来ないこの工房は扱い辛い──少なくとも、アル・マリクはそう感じていた。 ……同じ事を他の工匠達も考えたのだろうか、本日開業の札を掲げた工房の中で、魔具を扱うアルケミックは己の工房ただ一つであった。 そもそも、刀剣や具足を鍛える鍛冶仕事と魔法の媒体を強化する作業自体がかけ離れているように思う。 魔具の職人を新たにイメージの内から迎え入れ、杖を任せて見るまで彼自身、職人がどのような作業をするのかを想像出来なかった。 妄想の中から具現化された存在は、妄想主の想像し得ぬ域を果たしてどのようにクリアするのか。 妙な期待を込めてじっと眺めていれば、職人は杖を掲げ持った腕を高々と振り上げ、 「avra kedabra!」 一言叫んだ。 工房内には張り詰めた緊張と沈黙が降り、他の職人達も、アル・マリクも瞬きすら惜しむように彼の背をじっと凝視している。 何か、起こる筈だ。 魔法の光が噴出して杖に注ぎ込まれるとか、杖が独りでに変形して別の形態になるとか。 今か今かと息を呑む人々の前で、職人はゆっくりと杖を置いた。 「今日の作業はこれで終わりです」 「そんだけか!」 突っ込みのテンポは前のめり気味だった。 +++ 専門化された工房の強化率には目を見張るものがあるな。 先日受注した死人の杖は、五日間鍛えたにせよ、(職人の仕事は一言シャウトだけであったが。ああ、だが間違いなく鍛えられていた)一挙に76.3%とは。 武器や防具の活用修練を会得しており、尚且つカタナカジ・ヨロイカジを選択した工房では更に効率が上がると言う事なのか……いや、これは凄い力だ。 この結果を見て次回以降の工房をいかに運営して行くべきか迷うな。 カタナカジ・ヨロイカジに比べなり手の少ないアルケミックやガンスミスを中心に選択して行くべきか、否か。 発注が無ければ、経営はし辛い…アルケミックで行くのならば魔法を扱う者には我の求める色の魔石を支払うのが難しいであろうな。わかっている。 しかしこの色でないと我の懐や将来の依代獲得に障る。困った問題だ。 ……真面目に考えていたら疲れて来た所で。我は今まさに唐突に気付いた。 この世界ではコンファインをして別の肉体に宿るのが常である。 むくつけき男、と思っていても明日には美少女に依代を変更しているかもしれぬのだ。 つまり、あれだ、ある種の夢の一つがリアルに実現するのだ。 【 女 体 化 】 何と言う最終兵器だろうか。 我以外の者が総女体化してしまえば、この世界は我一人の為のハーレムではないか。 ……待て待て、汝ら、順番だ。 そのように引っ張るでない、我は汝ら皆をまとめて同時に愛してやるぞ(妄想です) ※追記※ マーヤめ、また我に脱がされに来ていたな(妄想です) |
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今回の滞在 | ||||||
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攻略の時間になりました!! | ||||||||
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