Secret Sphere
<<Week6
-WEEK7-

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Smart Diary
ワカメ
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【セスの日記】

■の月 5日
最近地震が多い。
ロッカーや本棚を固定したり、本が落ちてこなくするための小物を作ったりしている。
食堂でたくさん食器が割れた話も聞いた。
とても怖い。

■の月 10日
ヴァルさんが明日から一緒に来てくれることになった。
なんだか、ようやく全員揃ったって感じなの!
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ルスの友達である538号室の面々は賑やかだ。
純粋に人数の問題がある。
量の四人部屋というものの全員が魔術科だから使い魔を持っていて、その上その全員がおしゃべりなのだ。
遺跡探索を一緒に行く面々は、クラスの集まりとも、入ってはいないが部活の集まりとも別種の楽しさがある。
と、セスは思うのだ。

黒髪緑目の、普通の人間で、少し魔法が使えるセス。
学園にいる間はずっとそれでいられるのが嬉しかった。

なりたいと思っていた幸せの形に限りなく近いもの。
自分で作ったわけではないけれど、たどり着いたもの。

不安が減って、余裕ができると、新しい欲が湧いてくるのが困り物だった。
自分は幸せになった。
じゃあ、ルスは?

自分と同じくらいの背の、大人しい女の子。538号室のナイラと笑いながら話している兄を見て考えてしまう。
生まれてから今までずっと一緒にいて、そしてきょうだいとはいつか別の人生をゆくのだと、折に触れ母も父も言っていた。

自分に好きな人ができて、無理だとわかっていてもその人との幸せな未来を夢想してしまうようになると、兄の姿がそこにないというのは確かに自然なことに思えた。
兄だって、好きな人と幸せな未来を築いていいはずなのだ。
もちろん、ずっと家族と一緒にいる幸せだってある。
孤独癖のあるひとが、むしろ人里離れた場所で一人幸せに暮らせるのも知っている。

それでも考えてしまう。
ルスにだって幸せになってほしい。
そしてルスは別に孤独癖を患っていたりしない。

黒髪のセスはルスの幸せに迷惑をかけないだろう。
それはとても幸せなことだった。
今まで散々迷惑をかけてきたのだ。
これからも、なんて考えたくない。

未来の話、将来の話。
双子の隣にいるのがお互いでなくなった時の話。
ルスの隣や周りに、幸せがありますように。
笑顔でいられますように。
私≪セス≫に付き合って、不本意にその場所を離れなくてすみますように。
わがままを言えば、その幸せの中に私と、私の隣にいる人が入っていますように。

大きくなってしまった欲望は、どう手を伸ばせばいいのかわからなかった。
それでもきっと辿り着けるだろう。
叶えられるのかどうかもわからなかったか細い希望より、それには太い道筋がついているように感じるのだ。

だって、セスのお兄ちゃん≪ルス≫はすごく頼れて、こうやって人の輪の中にいるのだから。
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パーティメッセージ
ワカメ
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メッセージはありません。
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メッセージ
ワカメ
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PNo.60 セス・メチェ
にメッセージを送った。

PNo.545 シープ
にメッセージを送った。



PNo.60 セス・メチェ
からのメッセージ:
Iconセス
「うん!!」

 にこーって、幸せそうに頷いた。

PNo.360 メリク・シドロス
からのメッセージ:
Iconメリク
高く売れる
 いい情報を聞いた、ありがとう

Iconメリク
まぁ、私が漁業で稼げるのはこの侵攻が完全に阻止できてから、
 なんですけどね

Iconメリク
私もそろそろ覚悟、決めないとね

メリクは何かをつぶやき去っていった。
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青い鳥メッセージ
ワカメ
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メッセージはありません。
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参加コミュニティ
魚
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コミュニティNo.90 講堂
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.91 講堂裏
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.93 初等部施設
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.94 中等部施設
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.96 高等部施設
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.99 大学部施設
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.131 高等部魔術科HR
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.132 高等部武術科HR
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.269 治安のよい街角
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.521 スマートブック掲示板
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.522 スマートブック漏洩情報
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.523 学内の掲示板
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.538 五三八號䑓
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.549 マジノライン
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.657 誰かの日記
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.690 学園の敷地
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.7 Kleid(サユのお店)
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.49 中庭
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.52 常雨の花壇
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.57 睡眠研究会
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.78 発言テストコミュ
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.83 メーア寮【菖蒲の間】
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.116 アメトリン亭
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.117 Kleid 2F
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.167 同人魔導書サークル部室
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.187 庭園の四阿
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.270 校内のどこか
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.287 お悩み相談室クラノイ
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.358 第三図書室【博物学】
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.406 シュトゥルム寮229号室
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.415 どこかの屋根裏部屋
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.422 使われて無い鍛錬場の一画
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.440 郵便ギルド
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.484 バイトあっせん所
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.500 噴水のある広場
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.510 雨宿りの樹
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.545 チェヌ部
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.547 トナカイを飾る広場【クリスマスの夜】
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.576 高等部交流パーティ
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.588 交錯する夢
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.600 武術科部屋
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.641 日記出演フリー!
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.660 恋愛部♥
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.683 パーティ会場(2/18時空)
で、0人の発言がありました。
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アイテム
ワカメ
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セスはアイテムNo.5 薔薇のコンフィチュール を食べた。
セスはMHPが増加した。
セスはMHPが増加した。
セスはMSPが増加した。
セスはMSPが増加した。
セスは防御力が増加した。
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魔法学園の声
ワカメ
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Icon
ラングリース先生
「や~あ! 子猫ちゃん、今日も素敵だねぇ!」

Icon
ジル先生
「……近寄るな、ケダモノめが」

Icon
ラングリース先生
「フッ、そんなクールな対応もまたキミの魅力……
 そう、漆黒の夜に浮かぶ一つの月のように、
 あるいは瞬く一番星ように……それはまさに……」
Icon
ラングリース先生
「――孤高の輝きッ!!

Icon
ラングリース先生
「……だが、いつまでも独りでいては、
 いつかその輝きは陰り、
 やがてくすんでしまうだろう……」
Icon
ラングリース先生
「しかしその隣に、もう一つ。
 輝く星を添えてみたならば――?」

Icon
ラングリース先生
「そう、私という一等星を

Icon
ラングリース先生
「…………?」

Icon
ラングリース先生
「……子猫ちゃん?
 おや? どこへ行った?」



Icon
ジル先生
「こいつを思い切りぶん殴っても良いという
 校則は出来ないものか……」
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朝練戦闘
ワカメ
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通常戦闘
ワカメ
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魔法学園の生徒遺跡の魔物たち
PNo.60 セス・メチェVS歩行コウモリ
PNo.61 ルース・メチェ歩行コウモリ
PNo.870 NilaseraCHEER
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探索
ワカメ
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探索中. . .
セスはSCを260、TPを16手に入れた。
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《要素武術》
ワカメ
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Icon
ラングリース先生
「やあ、要素武術の授業へようこそ。
 今日も会えて嬉しいよ」

Icon
ラングリース先生
「気がつけば、今日の授業で5回目だ。
 熱心に学びに来てくれるのは、やはり嬉しいね。
 私も今まで以上にしっかりやらねばな」

Icon
ラングリース先生
「では要素武術の授業を始めよう。
 今日は……そうだな、要素武術の話でもあるが、
 あまり実戦的でもない話をしようか。」
Icon
ラングリース先生
「5回目だしね、肩の力を抜く意味合いもあるよ」

Icon
ラングリース先生
「さて、己の魔法武器にスペルストーンをセットして、
 各自色んな属性を付けている者も少なくないと思う」

Icon
ラングリース先生
「それを利用して、日常の色々なシチュエーションに
 対応することも出来るんだよ
 まあ、魔術科の皆が魔法を日常生活に取り入れるのと同じ感じかな」

Icon
ラングリース先生
「もちろんそれには繊細なコントロール力が必要になる。
 焚き火の種火にしようとしたのに、
 剣から炎が上がりすぎて大炎上したら大変だろう?」

Icon
ラングリース先生
「同じように光属性はランタン代わりに、
 逆に闇属性はうまく使えば自分に範囲を広げ、
 気配を消すという芸当も出来るかもしれない」

Icon
ラングリース先生
「さらにそこに属性を加えれば、
 上位属性も日常に取り入れることが出来るだろうね。
 ただし、キチンと技術を学んでコントロールできるようにならないといけないが」

Icon
ラングリース先生
「魔法を思うまま使えるようになるには、
 威力ばかりではなく精細な動きも習得しないとね」

Icon
ラングリース先生
「まぁ……そもそも対スペリオルの魔法武器を、
 日常生活に使うのは本来の使い方では無いのだが……」

Icon
ラングリース先生
「しかし繊細な動きを習得するため、
 日常生活に魔法を取り入れるというのも、訓練になるかもしれないな」

Icon
ラングリース先生
「じゃあ今日は、
 各々いい塩梅に属性を操れるように訓練していこうか」















Icon
ラングリース先生
迷える闇を切り開き――暗き世に光を照らせ!
 いでよ、ルクスローゼ!


どこからか薔薇の花びらが舞い、
引き抜かれた剣から眩い光が放たれた。



Icon
ラングリース先生
「うん、今日も愛剣の調子も良さそうだ。
 役者時代にもこういうのがあればな……
 
 おっと、もう良い時間だったね」

Icon
ラングリース先生
「思い通りに操れたかな?
 最初は加減が難しいかもしれないが、
 コツを掴めば意外と簡単だよ。
 勿論それを維持するのは大変かもしれないが」

Icon
ラングリース先生
「学園生活でも意識して使用してみるといい。
 まあ、何か加減を間違えても余程じゃない限りは、
 学園は頑丈だから大丈夫さ。
 勿論その学園で保護を受けている生徒たちもね」

Icon
ラングリース先生
「それじゃ、疲れただろうしゆっくり休んでくれ」

《要素武術》の授業を1回選択!
セスはMHPが37増加した。
セスはMHPが37増加した。
セスはMSPが16増加した。
セスはMSPが17増加した。
セスは防御力が12増加した。

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ヤドカリ
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スペルNo.11 ザーソーナ【光を遮る透明】 をショップNo.2020 物質化 で調律!(TP-1)(SC-100)

スペルNo.11 ザーソーナ【光を遮る透明】 をショップNo.2024 無詠唱 で調律!(TP-1)(SC-100)

新スペル開発!
ザーソーナ【光を遮る透明】 は新スペルとして承認された!
スペル名:ザーソーナ【光を遮る透明】

スペルNo.10 ムラズィット【足止め飛沫】 をショップNo.2020 物質化 で調律!(TP-1)(SC-100)

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武器 淡水真珠の魔法杖 を 攻撃力強化!
淡水真珠の魔法杖 の 攻撃力 が 26 上がった!(TP-1)

防具 丈の長い制服 を 回避力強化!
丈の長い制服 の 回避力 が 10 上がった!(TP-1)

装飾 虹鉱石の首飾り を MMP/MSP強化!
虹鉱石の首飾り の MMP/MSP が 4 上がった!(TP-1)

魔法武器 淡水真珠の魔法杖 の 命中力 が 10 上がった!(TP-1)
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目的の決定
ワカメ
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次回予告
蟹
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魔法学園の生徒遺跡の魔物たち
PNo.61 ルース・メチェVS這い寄る骨
PNo.128 ヴァルナル・アールバリ歩行コウモリ
PNo.60 セス・メチェCHEER
PNo.870 NilaseraCHEER
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次回朝練予告
蟹
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次回風紀戦闘予告
ワカメ
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レイド予告
ワカメ
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ズ……ズズズ…………ドドドドドッ!



パリーン パリーン

Icon
ベティ
あああああ!! 商品が!!!
 お金ちゃんの素がぁあ!!!
Icon
ベティ
ちょっと何なんですかこの巨大な揺れはぁあーー!!?
 聞いてませんよー!!?
 地上ってこんな恐ろしいところだったんですか!!?」

Icon
ジル先生
「ここ最近の揺れがさらに強くなったな……」

Icon
ミラージュ先生
「ちょっと、これはシャレにならない大きさと被害ね……
 ……購買はそもそも物を置きすぎなんだと思うけれど。

 それでもさすがのわたくしも肝を冷やしたわ」

Icon
ジル先生
「……大方、スペリオルに動きがあったという事だろう
 次に地鳴りがしたら何か起きそうだな……」

Icon
ミラージュ先生
「やァだ、冗談……
 とも言えないわよねぇ……
 これだけ頻発してて、その都度大きくなってるんですもの」

Icon
ベティ
「こここ、これ以上お金……じゃなかった、
 商品が壊れるのは勘弁ですよ!!?
 あああもう、固定しなきゃ……」

Icon
ジル先生
「無駄だと思うがな。
 この学園に強大な何かが本腰入れてやってくると仮定すると、
 学園自体が戦場になりかねんぞ」

Icon
ベティ
「困りますよぉー!! 安全かつ必ず需要のあるこの購買で、
 ヌクヌクと着実に売り上げを伸ばす予定なんですよぉー!!?」

Icon
ベティ
「あ、でも……戦場は戦場で必要な物が売れますね……?」

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ミラージュ先生
「……商魂たくましいわねぇ」






Icon
学園長
「残り、1週間といったところか……全教師に伝達を――」

Icon
学園長
「打てる手は打っておいたが……最終確認も必要だな……
 フフ……」

Icon
学園長
「ああ、来るなら来ると良い。
 我々魔法学園は、グラディアスは簡単に屈することは無い」

Icon
学園長
「なぁ、そうだろう?」



――スペリオルによる侵攻に、大きな動きがあった。

どうやら【次回】レイドイベントの予告が発生するようだ。
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