前回から続いています。

【あらすじ】
レッドファルコンの魔力を持ったローバルと対峙したシュウスケ達。
応戦するも、素早く空を飛び、かつ遠距離からの火炎弾を放つローバルに一方的な攻撃を受けてしまう。
巨大な火球を作りだしたローバルの前に、なすすべがなく絶体絶命のシュウスケ。
その瞬間、突如フェアリードライバーから青い光が放たれる。
シュウスケの背後から一筋の閃光が放たれ、ローバルの火球を射抜き破壊した。








青いロングヘアーと服。ぶかぶかの手袋を付けた風貌の妖精が、そこにいた。

手には、弓と矢。先程の青い閃光は、彼女の放った矢のようだ。

そう言って、青髪の妖精は再び矢をつがえる。

狙われている事を悟ったローバルは、急降下するように加速し、空を舞う。


最高速度に達し、高速で飛行するローバル。しかし、突如胸部を青い閃光が貫く！

素早く、正確に。彼女が放つ矢は、的確にローバルを射抜いていく。


胸部に続き、腹部、足、そして翼…　


しかし、ローバルの動きは鈍らない。飛行しながら、ダメージの低さにローバル自身も面食らっているようである。

　―この矢は脅威ではない。―









そう考えたのか、ローバルは矢を避ける事を止め、矢にかまわず火球を放とうと魔力を集め出した。






だが、しかし。

突如ローバルの動きが鈍り、そのまま地上に墜落した。

毒。














矢が刺さった場所からジワジワと体内を蝕む痺れから、ローバルがその答えを導き出した時。既に彼の体の自由は効かなくなっていた。









※次回に続きます

──────────────────────────────

　　　☆　　　☆　　　☆

パシンっと手を合わせると、フィリーちゃんの側頭部から耳がにょきっっと…！

ここで唐突に運命のダイスロール！！
1D6 = 2 ( 2 )
1→定番の猫耳
2→アミィとおそろい狐耳
3→ぴょこぴょこウサ耳
4→なぜか失敗アフロヘアー！？
5→耳じゃなくてツノだこれー！？
6→狐耳デラックス（尻尾も生えます）

セイロンはカレーをさしだしてきた

もっと過去なら事実ではある

人間のあらゆる備品が即興で住処になるらしく、
そういう「お薦めスポット」なんてものが妖精の間であるらしい。

うーちゃんが放電現象を発生させ、落雷のような轟音（と可愛らしいシャウト）が響く。
それに驚いたかのように、わらわらといくつかの影が飛び出してきた！

フェアリードライバーのバックル部分を展開すると、電子音と共に穏やかな光を放ち始めた。

アステカから送られる魔力で宝玉を作製し、バックル部分にセットする。
シュウスケの全身に強化骨格が瞬時に転送され、戦闘準備が完了した！

どこか懐かしくなるようなメロディの歌だが如何せん歌詞が分からない……