ああ、ぼくもその通りだと思う。
ここにはいろんなヒトが、いろんなやり取りがある――。

……。

随分と強面の連中。でもこの前痛い目にあったラミアはいないのね。今度こそ灰にしようと思ったのに。

あ。おれがツイてないってだけじゃなくて、もともとそういう国が少ないんだ…。
いや、それもなんだか困ったものだけど。
レアの居た国ってその点はどうだったの？

存在としては近いものだという話はよく聞くよね…。
…こんなこと言ってバチが当たらないといいのだけど…。
そもそも光、とか闇、っていう定義自体があやふやだもの。
だからこそ他の属性とは別格視されるのかもしれないけれど…。

人のこと言えたものではないけど、前の世界で知り合い…とか、
そういう人たちはいなかったのかな…。
術の改良、かあ。すごいなあ…そういう発想っておれ、なかった…。
祭壇のほうと、移動地点の特定とどっちのほうで考えてるの？

どこにいっても素材は何かしら見つかるけど、
術に必要なもの、となると探すのがぐんと難しくなるね…。

無理せず今のままでも良い・・・そうですね！
今まで通り気にせず使っていくことにしましょう！
・・・なんだか負けた気分ですけど、レアちゃんにそのようなことは全部任せちゃいますから！

空間圧縮とかお部屋の収納にとっても便利そうですよね・・・。私は回復の術がほとんどで、一部攻撃術が使える程度ですが、魔法はいろんなことに使えるみたいでびっくりです。武器にも生活を豊かにするのにも使えるとなると、科学？となんだか似ていますね。

あ、そうそう。今ヴァルキリーさんがいるらしい小さな屋敷に居ますので今度逢えるかもしれません！　なんとかして契約できるといいなぁ。やっぱり美人さんなのかな！？　聖書とは違いますが北の国の神話については大分読み込みましたし、中々興味深いお話だったのです！

「家と安定した身分は捨てた」って――おま、つまりそれって家出かッ？！

――っとォ。や、いきなり大声出しちまって、その、わりィ。

けど、ンなことしたらレアのとーちゃんとかーちゃん、心配すンだろ？
そればっかりは後悔するとかしないとか、そーいう問題じゃねェだろ。

そこを楽しそーに教えるのが先生の役目ってヤツだぜ！レア先生！
あっはっはっはっはっはっ！！

ま、この世界じゃエンブリオは人に寄り添ってる存在みてーだからな。
力を貸してくれる、ただそんだけでいいって感じか？

だからレアみてェに、どういう生き物なんだー、とか調べる必要がねーんだろ。

あ、レアんときもそうだったのか？……休めてないんじゃね？ラルフのおっちゃん。
ルリアンナのほうは人使い荒らそーだからなァ……うーん、ブラックブラック。

ん・・・鞭より使えるものが出れば良いんだけど。

張り切るのはいいが、無茶はしないでおくれよ。

さっさと片付けないとね。

けだものが相手・・・。駆除して早く先へ進む。

オレ、レッサー。イウ。

オレ、レッサー。イウ。

お手伝いしちゃうぞ☆

オレ、レッサー。イウ。

――良し、終わったか。大した損害もなく何よりだ。

障害、排除完了。エル、怪我はない？

無駄な労力、無駄な命、そして無駄な勇気・・・蛮勇。

エル、行くよ。

時間の無駄、とっとと進む。

どうだい、これは。行商の足しになると思うかい？

……これ、何？

これ・・・何だろ。

さて、私が相手だ。思いきりぶつかってきなさい。

攻城戦に活かせる、良い経験ができる事を期待してる。
お互いに手加減なしでよろしく。

何か面白いものを見せてくれるの？

よろしくおねがいします∈(･ω･)∋

がんばろーねっ！