メルンテーゼから援護の要請があった。
キミには向こうで『正義の味方』とか『英雄』とかそういうのになってもらう。
もし出来ないなら帰ってこなくていいよ、こっちの世界も大変なことは重々承知だろう？
記録係として一人つけておくから、二人で頑張るように
それじゃあこっちの世界のためにがんばって。
そんな知らせを受けてフィーナ・タルムードは世界を発った。


フィーナ・タルムード

異世界からやってきた少女

・世界について
その世界は魔法に溢れていたが、歴史のある一点により
ほとんどの人間の魔法が封じられ、更には感情を制御する施術までも施された。
そんな中で何らかの原因でそれが作用せず、十分な感情を持った彼女は周りとの不和に悩まされ
神経をすり減らしていったが初等教育を終えた後に向かった場所で師匠と呼ぶことになるクリス・ガーディニアと出会う
彼女に知らなかった世界のことや、剣術などを習い、幸せな年月を重ねていたのだが……

・容姿
肩を超すぐらいの金髪は特に飾られていない
青い目はまっすぐと先を見ているようであるけれど
感情を表さないようにしているのか、表情は固め
最近は緊張が解けてきたのか、おしゃべりの時には表情に表すことも多くなった

動きやすい服をチョイスしたら農民風の服。
その上から白いマントを装着している
足元はすねまである編み上げのブーツだが白いズボンの裾で隠れている。
とりあえずと選んだ服だったのだが、契約しているエンブリオやであった人々には不評で
黒地に白で文字が入ったＴシャツを着てみたのだが、更にダメになってしまった。
とりあえず目立つ戦闘時だけでもという（彼女以外の）願いから各エンブリオに服を顕現させてもらっている
右利きなので腰の左側に剣を提げている。
二刀流で戦う時は腰の後ろに縫い付けた鞘から短めのもう一本を抜く。

・装備
クリサンセマム
この世界に来てから作ってもらった一振りの剣。
白い刀身と緑色の柄。茶色い鞘に収まっている。
柄には菊の飾りがあしらわれている。
一刀流。もしくは二刀流の右手で使われることが多い。

ダンデライオン
二本目の短剣、柄に紐を通して首から提げている。
剣の形をしているがその本分はおまもりに近く、刃は潰されており、そのままでは斬ることが出来なくなっている。
エンブリオに力を借りることで形状を変化させることが可能であり、戦いの場に合わせてその役目を変化させる。
ただしイメージを明確にする必要があるらしく、毎日の訓練に加えられている。

サイプレス
三本目の長剣
紫色の刀身をしている。
手に入れた際に面白半分に人魚ちゃんの髪の毛を付加したところ魔剣として暴走し
毒液を撒き散らした、とりあえずその場を収めた後、人魚ちゃんの手によって化粧水が出るように調教された。
現在は人魚ちゃんが装備中

ミスルトウ
若草色をしたチョーカー。裏側（首に接する側）に魔術文字が刻んであるため、裏表を間違える心配がない。
魔術文字のおかげで血流が良くなるという評判。
接合部には結び目のような意匠がこらされている、接合はマジックテープで行う、バリバリ。

戦い方
師匠から習った剣術を駆使して戦う。主に二刀流
基本的には右で攻撃、左で防御の形だが若干ギクシャクする代わりに切り替えも可能
エンブリオの力は身体強化の面が強い、足場を固めたり、簡単な防壁を張ることも出来る
スキルを使用するなど、あるエンブリオを強めに使う場合は右目が対応するエンブリオの色に輝く。
また、これはそれぞれのエンブリオが用意した衣装を纏った場合も同様

・性格
自分が元にいた世界の都合のために使われていることを理解し、その上で自分の目的を達成しようとしている。
そのため現在は『正義の味方』や『英雄』を演じることにしている様子。上手くいっているかはさておき。
一物を抱えているためどこか冷めたような印象をもたれがちだが、メルンテーゼのために尽くす気持はあるようで、一生懸命。人付き合いも出来るだけうまくやりたいと考えている。
英雄っぽい喋り方と個人の喋り方にかなりのギャップがあり、前者はハキハキ後者はズルズルといったかんじ。ズルズル喋るときは長い台詞を好んで喋るがうまくまとめることが出来ないだけの模様
初対面の相手には英雄風に喋るがしばしば油断して普通に喋ってしまう。
その日の気分によって口調が変わり、人との関わり方に難があると自覚している。
最近は初対面や戦闘時は除き、普通に喋ることが多くなった

・それぞれのエンブリオに出してもらうフィーナの衣装
シェイミー（ウィスプ）：（剣が六本そろったら）

サーリャ（サラマンダー）：クリーム色のノースリーブにところどころ赤のラインが入ったもの
その上から羽織るマントには炎のような文様が浮かんでいる。
茶色い膝丈のスカート白のソックスは膝上まで
茶色いブーツは足裏が強化されている。
右手に白の手袋、左手に黒の手袋
二本の剣はそのままだが、ダンデライオンの鞘は無くなり、むき出しで首にかけている形に。

数字には表れないが力が強くなる。

人魚ちゃん（マーメイド）：不明

フィニー（エンジェル）：不明



グレイ・テンフィールド

異世界からフィーナについてやってきた記録係の中年

・記録係
異世界の支配者側からフィーナを監視し、命令の通りに動くかを記録させられている
三日に一度ぐらいの頻度で報告が魔法にて送られている
元々は支配者側に牙をむく革命家だったようだが……

・容姿
短く刈りそろえた髪はその殆どが白髪になっている、黒い瞳に光はなく、達観したような表情をしている。
きっちりとした服装を求められているが適当に着崩している
くたびれたおっさんのようではあるが、体は引き締まっている

・来歴
フィーナにつけられた記録係兼監視役だったが、彼女の野望を聞かされ面白そうなのでそれに協力することにした、とはいえ彼自身の問題により協力というよりも傍観をするといったほうが正しい。
元の世界では犯罪者であり革命家。『正義』や『英雄』を演じるフィーナのことを不憫だと思いながらも、からかい半分に支えている。
両の目からは光が感じられないが視覚に問題があるわけではない。
革命家をしていた頃の知識を生かして、演説などの指導もする。喋り方はのんびりしているが頭は切れる様子。

契約エンブリオ
・シェイミー（ウィスプ）

物腰丁寧なウィスプの娘。
少しだけ心配性であり、パーティ内外で問題が起きないよう気を配っている。
パーティ内の体と心を癒したりしているのかもしれない
フィーナの抱き枕

・サーリャ（サラマンダー）

元気のあるサラマンダー。
散策が趣味であり集団行動に向かない、と思いきや大事な場面をしっかり抑えてくる
料理が出来るのでシェイミーと交代しながら食事係もこなす
冷静沈着なのか一本気の猪突猛進なのか、最近良くわからない

人魚ちゃん（マーメイド）

どうしてこうなった、マーメイド。
自分の妄想を冊子にして水辺の仲間達に売ったりしている
そのためＰＳをひっそりと蓄えているが、高価な買い物を強いられたりしてあまり身に付かない
仲間になる前から活動はしていたので、裏の人脈は広い様子。
愛があれば性別不問をモットーに（勝手に）組み合わせる

フィニー（エンジェル）

物理攻撃を得意とする魔法契約のエンジェル。
シェイミーの友人であるがその執着度は友人の関係なのか疑わしいところ
何故か体術を磨いており、モブ兵士なら一撃で昏倒させるぐらいの強さ
フィーナにも容赦なくローキックを放つが、怪我をさせにくいことを考えると良心なのかもしれない
なお怪我をしてもヒールで直す模様
現在朝の修練はグレイと共に行っている

ミィニィ（ポーン）

地下牢にいたところをフィーナ達と出会い捕獲されたポーンさん
随分長いこと契約を結べなかった反動か強引ともいえる契約だったので少し臆病になっている。
人魚ちゃんの妹で趣味は姉に似ているが、もう少し常識的幼馴染のキョンシーがラズロに仕えているため、地下牢にて潜伏していた

アイコン
２番のウィスプはけそ様のものを
3〜10番のサラマンダー・エンジェルはru-様のものを
１１番のキズナ（六命での使用キャラ）はrain様に描いた頂いたものを
それぞれ使わせていただいております、感謝


その他
練習試合や取引などで関わった場合
突撃メッセをしにいく傾向があります

突撃はいつでも募集中、最初は偉そうかもしれませんが

レンタルなども必要であればどうぞご自由にお使いください。