実はシェイドと契約した際に交わした条件はほかのエンブリオとは違う。
そもそもシェイドは厳密にはエンブリオではない可能性がある気がする。
どう表現すれば良いかわからないけど…。

　「お主がこの力で護るものは？」

当然ながらノータイムで「国民」と答えた。

だが、今の自分のゴールラインは王の討伐ではないのだ…。
恐らく王を討伐する者には追いつけない。
ならば自分のできること、妨害者を排除しよう。
暴動を起こす者に慈悲などない。



さて、未熟な忍者が襲ってきたから返り討ちにしたらファンクラブが突撃してきた！
とんでもない強さで我々を叩き潰していったではないか！
やはり愛こそが力なのか…

…この部分をシルフが見た途端奴の顔色変わったんですが…いたずらしちゃうぞ。

さて闘技大会、次はチャンスがある相手だ。
しっかりやらなければ。

発注したライフルがカスタマイズ自由な上に程よい重量。
補正機能も付いているので僕のような初心者にはぴったりだ。
これでしばらく凌いでいく。

今日契約したエンブリオの詳細に関しては明日書くことに。
せっかくの双子なので両方と契約して、それからまとめだ。



…ところでモンスターの一部も王の配下のようで、あちらの襲撃傾向を考えてみた。

　・主に軍団のリーダーを狙う性質
　・相手も敵の数を減らす性質

この2つの性質はあちらも持っているようだ。
つまり、同盟を抜けるということは残った3人を危機に晒すことになってしまうのか。
行動スタンスを考え直す必要が出てきた。

緊急で雇ったキラーウルフは今日で解約。
彼無しでもなんとかなる状況になったのだ。
しかし、無様な姿を晒してしまったら彼に食べられてしまうだろうな。　気を付けよう。

＞ティンバー

朝食をおいしくいただいた！

＞ピィカ

＞ルーク

そう言ってひとつ息を吐いた。

それから、傭兵であるとその名乗りを聞いて、
ティンバーをまじまじと見遣り。

と一つ彼に問いを投げた。