［基本］OK.　［戦闘］OK.　［戦闘:エイド1］OK.　［戦闘:エイド2］OK.　［戦闘:エイド3］OK.　［取引］OK.　［スキル］OK.　

―狭間日記―

　イバラシティにいる時は、何となく意識してても忘れてしまうハザマでの活動。
ハザマに呼ばれて時間が流れている時は、しっかりとナレハテみたいな変な生き物や重要拠点を守る守護者と戦っている私とアズちゃんとユカラの3人。
　大使館や学園でのいちゃいちゃしてた生活が、ハザマにやってくると全部嘘だったように思えてくる。
　だいたい私は何で、でっかい虎とか知らないOLのお姉さんを引き連れてるのだろうか。
何かハザマで戦ってるうちに虎もOLのお姉さんも懐いてきた様な気がするけど、冷静に考えるとシュールである。
　ハザマの空はいつもどんよりしているし、建物も何となくイバラシティのものよりも不気味に見える。
治安が悪いのかハザマにいるとたまに襲い掛かってくる人もいて、何でこんな所探索せにゃならないのかとふと我に返ったりするのだった。

　私達がハザマに来てから何時間経っているのかと、時計を確認してみると34時間は過ぎているようだ。
　イバラシティにいた記憶だと、もう何年か大使館に滞在してるし学校に行ってたアズちゃんやユカラも2年から3年生になっている。そう考えると、ハザマにいるときに流れている時間は激しく遅いのだろう。
　ここでもし行方不明になったり死んじゃったりしたら、イバラシティの方での私の生活とかどうなるのだろうかと不安になるのだった。
　そんな探索の折、タニモリ区を歩いていた私は突然の尿意に襲われてアズちゃんとユカラから離れた。何かついてくる虎とOLのお姉さんも二人に預けてようやくトイレを探し回った私は、まともそうな公衆トイレを見つけて危機を脱した。

「ハザマにもまともなトイレがあってよかった……」

　手を洗い終えてトイレを出ると、何故か目の前に美鈴（みりん）お姉ちゃんが立っていた。

「あれっ、姉ちゃん何でこんな所にいるの？」

　私が近寄ろうとすると、美鈴お姉ちゃんは不敵な笑みを浮かべる。

「ふふ、待っていた。この時を」
「えっ、トイレの順番？　私はもう終わったから入って大丈夫だよ。紙も余裕あったし」
「違うわボケ。ウルド……あんたが一人になる時を待ってたって言ってんの」

　なんか普段のお姉ちゃんぽくない口調で、目の前の美鈴だったものは少し違う姿に変化する。

「え、あんた誰。本当に知らないんだけど……お姉ちゃんでは無いよね？」
「……まぁ、私の事を知らなくて当然ではあるよね。でも私はあんたの事を知ってるの。何故なら」

　何処からか取り出したナイフをその女は私に向けた。目つきはすごく悪いし眼鏡は掛けていないけど、よーく見てみるとなんか私に見かけが似ているような気のする人だった。

「あんたがジェイド王国にやってきたせいで、入れ替わりに他の世界に飛ばされたウルドが私なんだよ」
「えっ、そうなの！？　それはなんか私が直接悪い訳では無いけど、お気の毒に。今まで大変だったね……とりあえずナイフを仕舞って欲しいんだけど」

　私が事を荒立てないようにそっと距離を取ろうとすると、ウルドと名乗る女の子は私をギリッと睨みつけた。

「そういう訳にはいかないよ。ここのハザマではあんたと私は一緒に存在できるけど、イバラシティに戻ったらどちらかが消されてしまう。だから私は美鈴っていうやつの身体を貰ったの」
「……え。ちょっと待って。それじゃ、本当の美鈴お姉ちゃんはどうなったの？」

　私が恐る恐る聞くと、ウルドは鼻で笑って私をまた睨みつけた。

「そんなの簡単なことだよ。あんたの情報を手に入れて美鈴に化けただけ。もとからイバラシティには美鈴なんか居なかったんだよ」
「あー、そういう話なんだ。良かった、元の世界のお姉ちゃんじゃないとしても身内が殺されてたら気分悪かったからホッとした。それで、申し訳ないんだけど……」

　私はナイフを突きつけるウルドに、困ったように微笑む。

「今度私、結婚するから今のウルドもやめる訳には行かないんだよね。申し訳ないけど、諦めて？」
「ふっ、ふざけんなー！」
　
　私の言葉にぶち切れて突っ込んでくるウルド。
いや、そこまで私の事を調べてるのに肝心な事を知らないのでは？
　でも、そーか。そもそも私の異能を認識できる人は居ないんだよなあ。
　手元にあった懐中時計の釦を押して、私だけが動くことのできる領域を展開する。
いわゆるタイムストップというものである。
　これで私だけ動いてウルドのナイフを落とせば勝負はついたようなもん……では無かった。
目の前のウルドは私でもある訳だから、この領域の中でも普通に動けるのであるあっちも。

「やだー！？　こんなところで死にたくねー！」

　マトリクスの様に奇跡的にウルドのナイフの一突きを避ける私。
無駄に精神力を消耗してしまう異能を解除した私は、無我夢中で逃げ出した。

「このっ、ま、待てぇ！！」

　必死に追いかけてくるウルドだが、どうやら私の方が体力があるらしくどんどん距離が離れていく。
綺麗なウェディングドレスを着るために痩せようと、アズちゃんと一緒にジョギングしてて本当に良かった。

「ゆ、ユカラー！」

　やっと合流できた私は涙目でユカラに飛びついた。

「なんだよ、俺はお手拭きのタオルじゃ無いんだけど」

　困ったようにため息を吐くユカラ。いや違くて、そうじゃなくて。
　理由を説明しようと追いかけてくるウルドの事を伝えようと思ったが、彼女は結局合流してまでは追いかけてこなかった。

特に何もしませんでした。

武術LV を 5 DOWN。（LV25⇒20、+5CP、-5FP）
装飾LV を 4 DOWN。（LV99⇒95、+4CP、-4FP）

時空LV を 10 UP！（LV40⇒50、-10CP）
付加LV を 9 UP！（LV86⇒95、-9CP）

ユカラ(839) により ItemNo.25 すごい羽+1 から防具『翡翠色の水着』を作製してもらいました！
　⇒ 翡翠色の水着／防具：強さ525／［効果1］風纏50 ［効果2］－ ［効果3］－

ユカラ(839) により ItemNo.2 皿 から射程3の神器『大人の最強恋愛漫画8月号』を作製してもらいました！
　⇒ 大人の最強恋愛漫画8月号／神器：強さ236／［効果1］列撃50 ［効果2］－ ［効果3］吸収19【射程3】

アズ(841) の持つ ItemNo.9 タンザナイト から薬箱『結婚指輪』を作製しました！
ユカラ(839) の持つ ItemNo.6 皿 から闇飾『結婚指輪』を作製しました！

AideNo.3 シン・デレラ に ItemNo.13 黄水晶 を付加しました！（幸運LV55）


アズ(841) により ItemNo.25 翡翠色の水着 に ItemNo.11 鱗鉄鉱 を付加してもらいました！
　⇒ 翡翠色の水着／防具：強さ525／［効果1］風纏50 ［効果2］活力55 ［効果3］－

アズ(841) により ItemNo.2 大人の最強恋愛漫画8月号 に ItemNo.27 すごい羽 を付加してもらいました！
　⇒ 大人の最強恋愛漫画8月号／神器：強さ236／［効果1］列撃50 ［効果2］襲風45 ［効果3］吸収19【射程3】

◇通常獲得：各CP･FPが5増加した！

ユカラ(839) は 壊れたコンテナ を入手！
深雪(840) は 壊れたコンテナ を入手！
アズ(841) は 壊れたコンテナ を入手！
深雪(840) は 錆びた刃 を入手！
ユカラ(839) は 錆の光焔 を入手！
アズ(841) は 朱の光焔 を入手！

▼エイド化候補（基本行動にてエイド化可能）
深雪(840) のもとに パフォーマー がスキップしながら近づいてきます。
深雪(840) のもとに ハンス が泣きながら近づいてきます。
深雪(840) のもとに グレーテル がものすごい勢いで駆け寄ってきます。

ユカラ(839) に移動を委ねました。

タニモリ区 K-5（道路）に移動！（体調5⇒4）
タニモリ区 K-6（道路）に移動！（体調4⇒3）
タニモリ区 K-7（道路）に移動！（体調3⇒2）
タニモリ区 K-8（道路）に移動！（体調2⇒1）
タニモリ区 K-9（道路）に移動！（体調1⇒0）

［792 / 1000］ ―― 《瓦礫の山》溢れる生命
［433 / 1000］ ―― 《廃ビル》研がれる牙
［464 / 500］ ―― 《森の学舎》より獰猛な戦型
［201 / 500］ ―― 《白い岬》より精確な戦型
［399 / 500］ ―― 《大通り》より堅固な戦型
［326 / 500］ ―― 《商店街》より安定な戦型
［267 / 500］ ―― 《鰻屋》より俊敏な戦型
［197 / 500］ ―― 《古寺》戦型不利の緩和
［117 / 500］ ―― 《堤防》顕著な変化
［147 / 400］ ―― 《駅舎》追尾撃破
［5 / 5］ ―― 《美術館》異能増幅
［152 / 1000］ ―― 《沼沢》いいものみっけ
［100 / 100］ ―― 《道の駅》新商品入荷
［310 / 400］ ―― 《果物屋》敢闘
［49 / 400］ ―― 《黒い水》影響力奪取
［225 / 400］ ―― 《源泉》鋭い眼光
［106 / 300］ ―― 《渡し舟》蝶のように舞い
［110 / 200］ ―― 《図書館》蜂のように刺し
［112 / 200］ ―― 《赤い灯火》蟻のように喰う
［56 / 200］ ―― 《本の壁》荒れ狂う領域
［88 / 100］ ―― 《珈琲店》反転攻勢
［100 / 100］ ―― 《屋台》更なる加護
［81 / 100］ ―― 《苺畑》不安定性
［16 / 100］ ―― 《荒波》強き壁
［100 / 100］ ―― 《小集落》猛襲
［45 / 100］ ―― 《落書き壁》リアクト
［92 / 100］ ―― 《変な像》揺らぎ
［100 / 100］ ―― 《白い渦》不幸
［100 / 100］ ―― 《黒い渦》不運
［21 / 100］ ―― 《線路》駆逐



―― Cross+Roseに映し出される。

　

　

　

星空が映る。

　

微かな波音と共に、弦楽器の優しい音色。

　

　

　

星空のなかに、黒い裂け目。

　

その裂け目にいくつもの小さな光の玉が吸い込まれてゆく。

　

　

　




　




　

　

　

チャットが閉じられる――