［基本］OK.　［戦闘］OK.　［戦闘:エイド1］OK.　［戦闘:エイド2］OK.　［戦闘:エイド3］OK.　［取引］OK.　［スキル］OK.　

***


ツクナミ区での探索を終え、タクシー乗り場へ移動する途中、
待ち合わせ場所に指定した場所に、『いた』

通信さえ繋がってしまえばその受信者がどこにいるのかわかる。
電気、ヴァーチャルなシステムは本当に相性がいい。
それが幸運なのか不運なのかは、まだ分からないけれど。


「もお、用、ない、ん、だ、けど」

「ウチがあったから来たの。　それはウチの自由でしょ？」

「あなたに言っても愛菜に伝わるとは思ってない、けど」
「ウチにあんなこといったんだからあなたにも愛菜の一部として」
「おねーちゃんのお説教タイム……いや、姉妹ケンカしてもらいます」

「弱ｲｸｾﾆ喧嘩ｦ売ﾙﾉｶ？」

「弱くても、なの」
「私は愛菜と取っ組み合っても勝てない」
「でも愛菜もそういうことはしてこなかった」
「思ったこと我慢して、心の中で積み重ねて」
「言ってくれなかった」
「どこからの記憶があるのか分からないけど、ウチが人からどう思われるかを気にしているのは
　愛菜なら知ってたのに」
「それで愛菜の友達にもにこにこしてたら、ああなちゃって」
「そこで言ってくれたら」
「こんなにこじれなかったはず」
「陣営が違ってもあなたとも話し合えたかもしれない」

「二人きりの姉妹なのに、うちは愛菜にずっと我慢させてきた」
「でも、どこかで、言ってくれたら」
「そんな思い、させたくなかった」
「ワールドスワップは止まらない」
「向こうのウチは何にも知らないまま、愛菜と別れるかもしれない」


「だから『ウチ』がやる」


「･･････チャットでも言ったけど、『二人』は？」

淡緑の二人連れが見当たらないことに、咎めるような響きを含めて。


「さーあ？　生きては、いるよ」
「回復、でき、な、いく、らい、に、弱っ、て、なかた、ら」


「ふぅん……そっち側の事情はしんないけどさあ、やりすぎじゃない？」


「口出、し、しないで」


リリィを興味なさそうにあしらっていたけものの目つきが険しくなる。


「はは、それは文句言うんだ」


冷めた笑いにけもののたてがみの房がゆらりゆれる。


「あはは、わかりやっす」


嘲笑。あからさまな挑発。

それが『始まり』だった。



同時、花粉が霧のように互いの間に立ち上る。
会うと決めてからラフレシアにためさせていたもの。
仲間の二人にはここに付くまでに異常防御をかけられるだけかけて。


いつもは一番後ろにいるリリィが、駆けだした。


「ぶっかまして、やっちゃって」

すり抜けるときにツナグに笑い、

「おもいっきり、よろ」

並んだ騎士にそう託し、彼の誇り――守るための盾に、地面から斜めに構えられたそれに、駆けた勢いで片足をのせ

任された騎士は、重みを確かに感じると、轟く唸り声とともに盾を跳ね上げた。


その声に、騎士が花粉を抜けて切りかかってくると読んだけものは



「あは、結局、ひ、と、頼――っ！？」



そう嗤って前方に意識を集中させていたために、上空の少女に気づくのが、わずか遅れる。

それでも対応できないわけじゃない。
振ってくるところをはたき落とせばそれだけでか弱い人間は動けなくなる。
たてがみが鎌首をもたげた、ところで



「――星海書架、『みんな友達』」



ぐらり、視界が狭く、思考が止まる。
ふらり、身体さえ傾いて、揺らぐ。
あつい、さむい、よくないものを食べたときとおなじ


リリィはけものには見えてない空で、笑う。

「グッド、ツナグくん」
「場所よし、ナイスフーちゃん」


私一人じゃ無理、わかってる。
だけどここまで付き合ってくれる、助けてくれる友達がいるなら。



「それがウチの、武器」
「弱いわたしの、強さ」



そうして、宙空で身体を捻って
人間を模した頭部に、ローファーをかかとから叩き込む。

しかし、けもの脳はそこには無い。
脳震盪は起こされない。

そんなことを知る由も無いリリィは、手まで使って着地の勢いを殺すも明らかに態勢を崩していて
けものが怒りの声をあげる前にその身体を踏み砕こうと足を上げ――




――「『本家』、超最前席」




脳が針になったかの衝撃、痛み、叫びたくても声にならない苦しみに苛まれる。
どの異常？何の変調？

内側からの異変に耐え切れず膝を折るけものに、リリィの口角が上がる、目元は窺えない。


「それが、ありったけの、おねーちゃんのおこと、かなしさと、さみしさ」



「もし、あなたの記憶が愛菜にいくことがあったら伝えといて」

「愛菜のおこ、本音、うちはいつでも待ってる、って」



「それからこれはあなたへの忠告」

慈しむような声が一転、
およそ女子には似つかわしくない仕草とともに言葉を吐き捨てる。


「舐めてんじゃないよ。足元すくわれまくれ、



　　　ばーーーーーっか！！　　　」



***



「はー、すっきりした」

見よう見まねの体術に、最大開放した異能。
心身ともに見えない疲労で今すぐに眠りたいけど、
タクシーの中までもう少し我慢。
だけど体は正直で格好つけたまではよかったはいいが、足腰の力抜けてへたりこんでしまう。
情けないなあ、とはにかみ笑いで振り返れば、二人が慌ててこっちに駆け寄ってくる。

「まったく、無茶しやがって」
「肩貸したら歩けるか？」


ずっと抱えていた緊張がほどけていくのを感じる。

「やれることはできた、と思う」
「二人のおかげ」

ついてきてくれて、しんじてくれて、

「……ありがとね」



あ、肩はかしてもらいたいです。

ENo.606 雀部 とのやりとり


ENo.607 我孫子 とのやりとり


ENo.709 隼田院 とのやりとり

ItemNo.2 何か柔らかい物体 を破棄しました。
ItemNo.19 羽 を破棄しました。
ItemNo.28 何か固い物体 を破棄しました。
ItemNo.29 何か固い物体 を破棄しました。
ItemNo.30 何か固い物体 を破棄しました。

守護者の姿が消え去った――

　

　

六角形の柱から天に向け、赤色の光柱が立つ。

どうやら次元タクシーで行けるようになったようだ。

カラスくん と別れました。

リンゴさん をエイドとして招き入れました！

ツナグ(148) から 書類 を受け取りました。

フタバ(515) から 楠 を受け取りました。

フタバ(515) から 不思議な硬貨 を受け取りました。

呪術LV を 30 DOWN。（LV40⇒10、+30CP、-30FP）
料理LV を 40 DOWN。（LV40⇒0、+40CP、-40FP）

百薬LV を 35 UP！（LV5⇒40、-35CP）
防具LV を 14 UP！（LV85⇒99、-14CP）
合成LV を 31 UP！（LV40⇒71、-31CP）

偽黒初(77) により ItemNo.43 桜の光焔 に ItemNo.2 書類 を合成してもらい、滑々な煙玉 に変化させました！
　⇒ Which,Yes or No?！［ 2 1 3 = 6 ］不発！
　⇒ 滑々な煙玉／素材：強さ55／［武器］盲目50(LV90)［防具］煙霞50(LV95)［装飾］撒盲50(LV95)

巳羽(473) の持つ ItemNo.5 滑々な煙玉 から聖衣『天日の石』を作製しました！
さき(911) の持つ ItemNo.22 不思議な硬貨 から聖衣『空色のカーディガン』を作製しました！
ItemNo.43 滑々な煙玉 から聖衣『熾盛天晴学園制服』を作製しました！
　⇒ 熾盛天晴学園制服／聖衣：強さ346／［効果1］煙霞50 ［効果2］－ ［効果3］滑々33


Dr.笹子(831) により ItemNo.28 不思議な硬貨 から射程3の宝珠『花笑むカサブランカ』を作製してもらいました！
　⇒ 花笑むカサブランカ／宝珠：強さ436／［効果1］回復55 ［効果2］－ ［効果3］－【射程3】

イデオローグ(474) により ItemNo.28 花笑むカサブランカ に ItemNo.19 楠 を付加してもらいました！
　⇒ 花笑むカサブランカ／宝珠：強さ436／［効果1］回復55 ［効果2］回復40 ［効果3］－【射程3】

サク(1289) とカードを交換しました！

Healing Candy （アガレス）


スレーン を習得！
ユグドラシル を習得！
フェアリーマーケット を習得！
反魂香 を習得！

◇通常獲得：各CP･FPが5増加した！

フタバ(515) は 錆びた刃 を入手！
リリィ(494) は アンテナ を入手！
ツナグ(148) は 錆びた刃 を入手！
リリィ(494) は 海藻 を入手！
フタバ(515) は 海藻+1 を入手！
フタバ(515) は 海藻 を入手！

▼エイド化候補（基本行動にてエイド化可能）
リリィ(494) のもとに マタギ がスキップしながら近づいてきます。
リリィ(494) のもとに 電波塔 が空を見上げなから近づいてきます。

特に移動せずその場に留まることにしました。
体調が全回復しました！

『オオキタ区 H-12：チェックポイント《沼沢》』へ採集に向かうことにしました！
　　 - フタバ(515) の選択は オオキタ区 H-12：チェックポイント《沼沢》

MISSION!!
マシカ区 Q-2：チェックポイント《白い渦》 を選択！
　　 - フタバ(515) の選択は マシカ区 Q-2：チェックポイント《白い渦》

［805 / 1000］ ―― 《瓦礫の山》溢れる生命
［434 / 1000］ ―― 《廃ビル》研がれる牙
［475 / 500］ ―― 《森の学舎》より獰猛な戦型
［199 / 500］ ―― 《白い岬》より精確な戦型
［404 / 500］ ―― 《大通り》より堅固な戦型
［325 / 500］ ―― 《商店街》より安定な戦型
［266 / 500］ ―― 《鰻屋》より俊敏な戦型
［193 / 500］ ―― 《古寺》戦型不利の緩和
［116 / 500］ ―― 《堤防》顕著な変化
［143 / 400］ ―― 《駅舎》追尾撃破
［5 / 5］ ―― 《美術館》異能増幅
［148 / 1000］ ―― 《沼沢》いいものみっけ
［100 / 100］ ―― 《道の駅》新商品入荷
［309 / 400］ ―― 《果物屋》敢闘
［47 / 400］ ―― 《黒い水》影響力奪取
［219 / 400］ ―― 《源泉》鋭い眼光
［98 / 300］ ―― 《渡し舟》蝶のように舞い
［105 / 200］ ―― 《図書館》蜂のように刺し
［99 / 200］ ―― 《赤い灯火》蟻のように喰う
［49 / 200］ ―― 《本の壁》荒れ狂う領域
［83 / 100］ ―― 《珈琲店》反転攻勢
［100 / 100］ ―― 《屋台》更なる加護
［71 / 100］ ―― 《苺畑》不安定性
［15 / 100］ ―― 《荒波》強き壁
［100 / 100］ ―― 《小集落》猛襲
［32 / 100］ ―― 《落書き壁》リアクト
［64 / 100］ ―― 《変な像》揺らぎ
［40 / 100］ ―― 《白い渦》不幸
［100 / 100］ ―― 《黒い渦》不運
［12 / 100］ ―― 《線路》駆逐



女性の声が聞こえる。

　

　

　





　





　






　




　

　

　

チェックポイント。

仄かな光に包まれた六角形の柱が立っている。

　

･･･柱から滲み出るように、何かが生み出される。



　




それは言葉を発すると共に襲いかかる！