［基本］OK.　［戦闘］OK.　［取引］OK.　［スキル］OK.　

頭上には満天の星。
背中には石造りの床。
――のはずだけれど。

気付けば、手の平にはさらさらとした砂の感触があった。
辺りには暖かな暖炉も、影を照らす壁も、椅子も、がらくたの山もない。
そこは、冷たい砂漠だった。

深い藍色の空に月はなく、どこまでも零れそうな星空が広がっている。
暖炉の薪がはぜる音の代わりに、今は風が耳元を吹き抜けていく。
背中の砂から、少しずつ体温が奪われていくのが分かる。
幻覚だと思い込もうとするには、五感が返してくるのはあまりにもリアルな感覚。




紳士だけは、ずっと変わらない姿で、ぼくの側に立っていた。
黒い瞳に、黒い髭。　赤い帽子の、ブリキの頭。
ブリキの紳士が、ぼくを見て言った。



「星を掴めないパイロットは、こうして砂漠に落ちるのさ」

「――そう、なんだ。……知らなかっ…たよ」




突然の事態に慌てる気力もないまま、夜空を埋め尽くす星を見た。
こんなに奇妙な状況なのに、それでも……とても、綺麗だ。

空をぼんやりと眺めていると
やがてその傍らに紳士が膝をつき、ぼくの額をさらりと撫でた。
上等な革靴の中に、きっと砂が入ったことだろう。
そういうぼくも、きっと髪も服も、砂だらけだ。
紳士がぼくに語りかける。



「この遭難から逃れるために、君が出来ることは二つある。


　ひとつは、救助者に発見してもらうための“義体”を得ること。

　もうひとつは、さっき話した通り“世界を変える”こと。

　君には意志がある。
　自分で考え、決定する権利がある。
　君にとっては、どちらが幸いか。
　よく考えて、決めてもらいたい。
　このまま、冷たい骸になる前に。」



淡々とした中にも、どこか痛ましさを含む紳士の声に
ぼくは首を傾けそちらを見る。
ブリキの中の紳士と、目が合うように。



「…………そう。だから……、……それが、あなたの“義体”なんだね」

「……その通りだよ」


ブリキの中で、自嘲めいた苦笑をする気配。




「あのころ、私は何も知らないこどもだった。
　どうすればよいかなんて、誰も……教えてはくれなかったからね。
　せめて、周りにいる仲間と同じ姿でいれば。仲間が喜ぶ振る舞いが出来れば。
　……認めてもらえる。　そう思ったのさ。

　けれどね、やっぱり分からなかったよ。
　“誰かにとって意味のあるなにか”になる方法はね」

「そっか。
　……ね、こんなに……降ってきそうなほどの、星空なのにね。
　ここ、からじゃ……触れないんだ……」

「……ここは、砂漠の底だからね。　みかけより、ずっと遠いんだ」


紳士の靴の下で、さり、と砂が音を立てた。
ぼくは今のこの状況を、知っているような気がした。
だから、紳士が説明しようとすることに先回りしてみる。



「……ぼく、わかっちゃった。……も一つの……。
　いつもやってるやつ……」


「そうだね。　途中で止めずに、最後まで。
　……君が満たされる世界に辿り着くまで、何度でも。
　それがいつになるかは、分からないけど……」





思い出すのは夜の電波塔。夜空と混じるイバラシティの景色。
身を乗り出し、風に身を任せる感覚を知っている。



頭を砂に埋め、星空を見た。





己を壊して置き換えるか。
己から全てを捨てるか。

今、選択を迫られている。

ENo.107 メリル/ミノリ とのやりとり


ENo.278 『日向月都』 とのやりとり


ENo.548 葵 とのやりとり

ItemNo.27 オードパルファン『深山颪』 を使用しました！
　魔香のため、体調は回復しなかった。
　今回の全戦闘において 回復57 が発揮されます。
　今回の結果でのスキル熟練度が伸びやすくなった！

守護者の姿が消え去った――

　

　

六角形の柱から天に向け、赤色の光柱が立つ。

どうやら次元タクシーで行けるようになったようだ。

変化LV を 10 DOWN。（LV10⇒0、+10CP、-10FP）
料理LV を 35 DOWN。（LV67⇒32、+35CP、-35FP）

命術LV を 5 UP！（LV35⇒40、-5CP）
呪術LV を 5 UP！（LV35⇒40、-5CP）
使役LV を 10 UP！（LV0⇒10、-10CP）
百薬LV を 5 UP！（LV35⇒40、-5CP）
解析LV を 5 UP！（LV35⇒40、-5CP）
武器LV を 40 UP！（LV0⇒40、-40CP）

ガガミネ(181) の持つ ItemNo.14 マグネットピアス に ItemNo.23 精神の宝石 を付加しました！
透司(304) の持つ ItemNo.1 シルクのスカーフ に ItemNo.28 靴 を付加しました！
ItemNo.26 オレンジのピルケース に ItemNo.42 生命の宝石 を付加しました！
　⇒ 特質強化！効果3のLVが11増加！
　⇒ オレンジのピルケース／薬箱：強さ190／［効果1］防狂30 ［効果2］耐疫30 ［効果3］活力44


サイカ(997) とカードを交換しました！

星の如く （メテオ）


ペレル を習得！
スコーピオン を習得！
パワーブースター を習得！
魅惑 を習得！
氷水避け を習得！
マリス を習得！
パワーブリンガー を習得！
マインドリカバー を習得！
呪器作製 を習得！
☆レスレクシオン を習得！
☆ヴァニッシュ を習得！
☆スレーン を習得！
☆コンキスタ を習得！
☆マルバス を習得！
☆ウェルフェア を習得！
☆明鏡止水 を習得！
☆トーテンクロイツ を習得！
☆死神 を習得！
☆反魂香 を習得！
☆宝珠作製 を習得！
☆毒牙作製 を習得！
☆初習得ボーナス：各FPが24増加した！

◇通常獲得：各CP･FPが5増加した！

透司(304) は 錆びた刃 を入手！
杏里(978) は ビーフ を入手！
牡丹(433) は 壊れた銀の斧 を入手！
ガガミネ(181) は 錆びた刃 を入手！
牡丹(433) は 錆びた刃 を入手！
ガガミネ(181) は 雪兎 を入手！
杏里(978) は 雪兎 を入手！
杏里(978) は 雪兎 を入手！
透司(304) は 雪兎 を入手！

次元タクシーに乗り マシカ区 J-8：チェックポイント《黒い渦》 に転送されました！


ガガミネ(181) に移動を委ねました。

マシカ区 J-9（森林）に移動！（体調30⇒29）
マシカ区 I-9（森林）に移動！（体調29⇒28）
マシカ区 H-9（草原）に移動！（体調28⇒27）
マシカ区 G-9（草原）に移動！（体調27⇒26）
マシカ区 F-9（山岳）に移動！（体調26⇒25）

採集はできませんでした。
　　 - ガガミネ(181) の選択は チナミ区 E-5：チェックポイント《出発地》（ベースキャンプ外のため無効）

［807 / 1000］ ―― 《瓦礫の山》溢れる生命
［438 / 1000］ ―― 《廃ビル》研がれる牙
［477 / 500］ ―― 《森の学舎》より獰猛な戦型
［198 / 500］ ―― 《白い岬》より精確な戦型
［406 / 500］ ―― 《大通り》より堅固な戦型
［326 / 500］ ―― 《商店街》より安定な戦型
［265 / 500］ ―― 《鰻屋》より俊敏な戦型
［191 / 500］ ―― 《古寺》戦型不利の緩和
［116 / 500］ ―― 《堤防》顕著な変化
［145 / 400］ ―― 《駅舎》追尾撃破
［5 / 5］ ―― 《美術館》異能増幅
［149 / 1000］ ―― 《沼沢》いいものみっけ
［100 / 100］ ―― 《道の駅》新商品入荷
［307 / 400］ ―― 《果物屋》敢闘
［47 / 400］ ―― 《黒い水》影響力奪取
［210 / 400］ ―― 《源泉》鋭い眼光
［92 / 300］ ―― 《渡し舟》蝶のように舞い
［106 / 200］ ―― 《図書館》蜂のように刺し
［96 / 200］ ―― 《赤い灯火》蟻のように喰う
［46 / 200］ ―― 《本の壁》荒れ狂う領域
［81 / 100］ ―― 《珈琲店》反転攻勢
［100 / 100］ ―― 《屋台》更なる加護
［71 / 100］ ―― 《苺畑》不安定性
［11 / 100］ ―― 《荒波》強き壁
［100 / 100］ ―― 《小集落》猛襲
［24 / 100］ ―― 《落書き壁》リアクト
［54 / 100］ ―― 《変な像》揺らぎ
［10 / 100］ ―― 《白い渦》不幸
［100 / 100］ ―― 《黒い渦》不運



―― Cross+Roseに映し出される。

　

　

　









　

ヴゥ･･･ン･････

チャット画面に何かが新たに映し出される。

　




　

　

　

　　　『次のワールドスワップのロスト候補者は53名。

　　　　――必要数を達成。次の発動が決定されました。』

　

　

　




　






少女が現れる。

　






　






　






　




　




　

　

　

チャットから消えるアダムス。

　

　

　




　






白南海もチャットから消える。

　




　

　

　

チャットが閉じられる――