［基本］OK.　［戦闘］OK.　［取引］OK.　［スキル］OK.　

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アンジニティの深紅の空の下を、走る。走る。走る。
先程まで傍らにいた同行者は今はいない。皆藤一人だ。
その走り方や顔つき、息遣いは必至そのもの。

それと言うのも、イバラシティを裏切ってアンジニティに寝返った、相良伊橋高校女子バスケットボール部のチームメイトである天啓崎　久遠を止める為。
そして彼女に人質として握られた、チームメイトの命を救う為だった。

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＜1時間前…＞

「あれ、誰だろ？あ、天啓崎ちゃんか。」


部員である天啓崎からのメッセージ。
現状報告だろうか？と何気なくそれを再生した皆藤の瞳に、信じがたい光景が移った。

そこにはイバラシティでも変わらない、表情の読み取り難い鉄面皮の少女。
身を包む相良伊橋高校の制服は汚れが少ない一方で、手に持っている黒光りするアサルトライフルはやや薄汚れている。
だが、皆藤が愕然としたのは彼女にではない。
その背後。ハザマの地面に横たわる2人の姿に、だった。

これが見知らぬ人物であれば、これほどのショックは受けなかっただろう。
だがこの二人はそうではなかった。むしろ皆藤にとってかなり近しい人物。

相良伊橋高校女子バスケットボール部の斧寺 逸見と樋水るぅだった。


「……っ！」

画面の中のクオンが口を開くと、皆藤は我に返る。
そして湧き上がる、後悔。

「ウチの……せい？」

「二人とも私の姿を見るなり安堵したような顔を浮かべて呼びかけてくれましたよ。
多分戦力が一人でも欲しかったんでしょう。それが自分たちを狙う刺客とも気付かずにね。
……皆藤先輩が余計な事をしなければ、もしかしたら私に見つかってこんな事にはならなかったかもしれないんですけど。……ふふっ。」

「……」

イバラシティの無口な彼女を知っていれば違和感を感じる程饒舌に喋る天啓崎を、キッと睨む皆藤。
天啓崎の言葉に、後方の二人の呻き声が混じる。

「……まあ、あまり責めるのも可哀そうですから、本題に移りましょうか。
……皆藤先輩。斧寺さんと樋水さんを助けたくはありませんか？」

「……当たり前じゃん。」

天啓崎の問いかけに応える。聞こえていないと分かっていながらも。

「……もし助けたければ、一人で今から指定するポイントに来てください。
そうすれば二人を連れてベースキャンプに行くなりしてもいいですよ。」

そう言うと画面の天啓崎は何か操作する仕草をする。同時に皆藤の端末のマップに赤い印が浮かんだ。
そのように設定されたメッセージなのだろう。
幸い、すぐ近くのようだ。

「ただし……もし誰かと一緒に来たなら、二人の命は無いと思ってください。
……言ってる意味、分かりますよね？」

「……！天啓崎…クオン！」

頭の出来が良くないという自覚のある皆藤でも天啓崎の言わんとしている事、そしてその目的を察する。
罠だ。天啓崎は斧寺と樋水を助けに一人で来た自分を殺す気なのだと。

「……こちらからは以上です。それじゃ先輩、待ってますから。」

天啓崎は言いたいことだけ伝えると、即座にメッセージを終える。
皆藤は暗転した画面を、拳を握って睨みつけていた。

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それからの行動は速かった。
同行していた魔女、メイヴィス・ラムジーに他者の能力をコピーするゴーレムを作ってもらい、自分を模写させ離脱後の戦力として預けた後、ベースキャンプに戻る彼女らを見送ってから指定された場所へと駆け出した。

それから15分は経過しただろうか。
送られていた他の友人や知り合いからのメッセージに、努めて平静を装いつつ返信を送りながら、目的地へと近づきつつあった皆藤。

だが……

ダァン！！ダダダダァン！！

そんな彼女に銃声が届く。
それは皆藤が向かっている方向、まさにそこから聞こえていた。

「……なっ！？」

背筋に走る悪寒。
皆藤は全力で銃声が聞こえたその場所へと駆ける。

そして……










「……ははっ、先輩。遅かったじゃないですか。」

「……あ、ああ……！！」

そこにいたのは天啓崎。白煙を上げる突撃銃。転がる薬莢、そして……

「ああああああああああっ！」

血の海に沈み息絶えた、斧寺と樋水だった。

ENo.388 ユイノ とのやりとり


ENo.415 【匿名】 とのやりとり


ENo.587 いちま とのやりとり


ENo.868 雫 とのやりとり


ENo.1603 メイヴィス とのやりとり

メイヴィス(1603) に ItemNo.27 空木 を手渡ししました。

守護者の姿が消え去った――

　

　

六角形の柱から天に向け、赤色の光柱が立つ。

どうやら次元タクシーで行けるようになったようだ。

メイヴィス(1603) から 400 PS 受け取りました。
ものすごい石材（1500 PS）を購入しました。

武術LV を 5 UP！（LV20⇒25、-5CP）

貴登子(260) の持つ ItemNo.12 すごい木材 から防具『タフなチョッキ』を作製しました！

甲斐中(221) とカードを交換しました！

どっかーん！！ （バーニングカード）


ブルーテンペスト を研究しました！（深度0⇒1）
ブルーテンペスト を研究しました！（深度1⇒2）
ブルーテンペスト を研究しました！（深度2⇒3）

バトルダンス を習得！

◇通常獲得：各CP･FPが5増加した！

貴登子(260) は 羽+2 を入手！
あおい(1659) は とげとげ を入手！
貴登子(260) は とげとげ を入手！
あおい(1659) は とげとげ を入手！
メイヴィス(1603) は すごいお肉 を入手！
メイヴィス(1603) は すごいお肉 を入手！
メイヴィス(1603) は すごいお肉 を入手！
貴登子(260) は すごいお肉 を入手！

特に移動せずその場に留まることにしました。
体調が全回復しました！

『リュウジン区 C-17：チェックポイント《道の駅》』へ採集に向かうことにしました！
　　 - チホロボ(612) の選択は リュウジン区 C-17：チェックポイント《道の駅》

MISSION!!
ウシ区 N-18：ウシシャトー を選択！
　　 - チホロボ(612) の選択は ウシ区 N-18：ウシシャトー

［861 / 1000］ ―― 《瓦礫の山》溢れる生命
［444 / 1000］ ―― 《廃ビル》研がれる牙
［500 / 500］ ―― 《森の学舎》より獰猛な戦型
［193 / 500］ ―― 《白い岬》より精確な戦型
［397 / 500］ ―― 《大通り》より堅固な戦型
［305 / 500］ ―― 《商店街》より安定な戦型
［216 / 500］ ―― 《鰻屋》より俊敏な戦型
［156 / 500］ ―― 《古寺》戦型不利の緩和
［79 / 500］ ―― 《堤防》顕著な変化
［134 / 400］ ―― 《駅舎》追尾撃破
［5 / 5］ ―― 《美術館》異能増幅
［128 / 1000］ ―― 《沼沢》いいものみっけ
［100 / 100］ ―― 《道の駅》新商品入荷
［182 / 400］ ―― 《果物屋》敢闘
［28 / 400］ ―― 《黒い水》影響力奪取
［48 / 400］ ―― 《源泉》鋭い眼光
［22 / 300］ ―― 《渡し舟》蝶のように舞い
［49 / 200］ ―― 《図書館》蜂のように刺し
［0 / 200］ ―― 《赤い灯火》蟻のように喰う



―― Cross+Roseに映し出される。

　

　

　





　




　

　

　

　

　

　




　






　

　

　

　

　

　







　

　

　

チャットが閉じられる――

廃墟と化しているウシシャトー。

そこをふらふらと歩く、長身の男。

　



こちらを見て、薄ら笑いを浮かべる。

両手にワイン瓶を持ち、交互にラッパ飲みしながら近づいてくる。

　




ワイン瓶を振り上げ、襲いかかってくる！！