［基本］OK.　［戦闘］OK.　［戦闘:エイド1］OK.　［戦闘:エイド3］OK.　［取引］OK.　［スキル］OK.　

とても寒い、身体の奥底まで染み渡り、意識まで凍り付かせてしまいそうな寒風吹き荒ぶ街角に居た。
分厚い雪雲に覆われて月明かりさえ見えない夜空、街灯の魔導カンテラのみが視界の頼りという状況。



自分の人生の中でこんな街は見た事がない。しかし自分が此処に居る事に何の違和感も感じなかった。
何せ日本ではなさそうだ。肌を刺す様な寒気とはまた別種の、空気の違いでそれが判った。



しばらく歩くと、豪奢ではあるが悪趣味な毛皮に身を包んだ年増の女がいた。
「ー･･･、ーー、･･･、･･･ーーー、･･･ー･･･、」
女が飢えた様な目でこちらを睨めて、何かを喋った。ひどいノイズ混じりで聞き取れない。
そうだ、自分は「誰か」を探していたのだ。
誰か？嗚呼、他でもない。「あの子」だ。

だがこの「雌犬」はどうやら「あの子ではない」らしい。そもそも似ても似つかない。
故に自分は、少し「煩い」と念じた。

女の豊かな髪を結わえた頭部が一瞬で凍り付き、
自分が「去ね」と念じれば、女の頭部は何の前触れもなく、赤い氷となって砕けた。

いつの間にか呟いていた。「嗚呼、あの子は何処に居るのだ。愛しいあの子。俺の、」

『･･･此処にいらっしゃいましたか。』

視線を曲がり角、カンテラが僅かにしか当たらない場所に移すと、またしても女がいた。
先刻の卑しい売女とは格の違いそうな、貴族然とした金髪の女だった。
黒い毛皮のコートを翻し、女は僅かに光るオーケストラの指揮棒の様な細いものを此方に向け、

『夜にも冬にも、蝶は飛ばぬものだと私は教えた筈です。もう探すのはお止めなさい。』

その物言いにひどく腹が立った。故に、再び念じようと、

しかしながら女の所作の方が僅かに速かった。タクトを振れば、恐らく自分の発したものであろう「原子の変化」が靄のようにかき消され、自分に纏わり付けば瞬時に視界が蒼い氷で覆われる。

『矢張り眠らせる事は叶いませんか･･･致し方なし。
どうか、安らかにとはなりませんが、･･･少しでも、心穏やかに。ダスヴィダーニャ。』

女が呟きながら、何かを懐から取り出した。見慣れた青石のブローチ。女はそれを此方に向かって掲げ、異国のものでもなさそうな、やっと言語と認識できる様な不思議な言霊を紡ぐ。

瞬間。自分の中から何かが引きずり出されていく･･･あの青石に、何もかもが吸い込まれていく！



「やめろ、･･･俺から何もかもを奪ってくれるな！あの子を、あの子の顔を、名前を、返せ、あの子の存在を、あの子の名は、嗚呼、あの子は、どんな、あの子は、頼む、最期の大事なあの子を、嫌だ、あの子は、･･･嗚呼、どうすればいい、思い出せぬ、俺は、いったい、･･･なにを、さがして、」



女の苦悶の表情が見えた。彼方とて、「記憶を奪い、残った霊体を異界に追放する」という術式はそう簡単に操れるものではない。
一瞬の隙をついて、異界への門がぐにゃりと次元を曲げて生じた瞬間、自分は女に明確に「殺意」を向けた。女の見張った薄蒼い眼が、色味のない唇が、何をか訴えた瞬間、

女は凍り付き、粉々に砕け散った。

だが異界送りの術式は完成していた。間に合わなかったのだ。霧の様な自分の身体が、ごうと音を立てて門の向こうに吸い込まれてゆく！

全てを異界･･･「アンジニティ」へ送ったあと、門は鈍い音を立てて閉まり、霧散した。



そこで自分は目を覚ました。かわはるが心配そうに、横たわっている自分の顔を覗き込んでいる。


あの夢は、何だったのか。少し落ち着いて考えて。
ああ、「しんたろう」だ、と、変に腑に落ちた。

ItemNo.20 何か固い物体 を破棄しました。
ItemNo.23 何か固い物体 を破棄しました。
ItemNo.25 何か固い物体 を破棄しました。
ItemNo.26 何か固い物体 を破棄しました。
ItemNo.27 何か固い物体 を破棄しました。

暴走トラック と別れました。

甘酒婆 をエイドとして招き入れました！

具現LV を 5 UP！（LV35⇒40、-5CP）
付加LV を 5 UP！（LV60⇒65、-5CP）

スグル(562) の持つ ItemNo.3 漏電した電圧計『付喪神参式』 に ItemNo.16 毒牙+1 を付加しました！
　⇒ 『おおぐいちゃれんじ』！［ 1 2 5 = 8 ］通常付加
　⇒ 『よーくかむ』！効果3のLVが19増加！
スグル(562) の持つ ItemNo.12 機械油塗れのスパナ『付喪神肆式』 に ItemNo.24 すごい木材 を付加しました！
　⇒ 『おおぐいちゃれんじ』！［ 3 6 2 = 11 ］通常付加
　⇒ 『よーくかむ』！効果3のLVが19増加！

らび(713) とカードを交換しました！

兎耳のカード （カードゥーケウス）


デモリッシュ を研究しました！（深度0⇒1）
デモリッシュ を研究しました！（深度1⇒2）
デモリッシュ を研究しました！（深度2⇒3）

◇通常獲得：各CP･FPが5増加した！

タマキ(9) は 鍵 を入手！
劉星蘭(86) は スパナ風のもの を入手！
ユヅキ(118) は 薬瓶 を入手！
スグル(562) は スパナ風のもの を入手！
タマキ(9) は 立派な羽 を入手！
スグル(562) は 薔薇 を入手！
タマキ(9) は 不思議な布 を入手！
劉星蘭(86) は 人形 を入手！

▼エイド化候補（基本行動にてエイド化可能）
ユヅキ(118) のもとに ガルーダ が軽快なステップで近づいてきます。
ユヅキ(118) のもとに インキュバス がゆっくりと近づいてきます。
ユヅキ(118) のもとに ピエロ が口笛を吹きながらこちらをチラチラと見ています。
ユヅキ(118) のもとに ケットシー がゆっくりと近づいてきます。

スグル(562) に移動を委ねました。

ウシ区 S-19（山岳）に移動！（体調25⇒24）
ウシ区 S-20（山岳）に移動！（体調24⇒23）
カスミ区 S-1（山岳）に移動！（体調23⇒22）
カスミ区 S-2（沼地）に移動！（体調22⇒21）
カスミ区 T-2（沼地）に移動！（体調21⇒20）

［861 / 1000］ ―― 《瓦礫の山》溢れる生命
［443 / 1000］ ―― 《廃ビル》研がれる牙
［500 / 500］ ―― 《森の学舎》より獰猛な戦型
［192 / 500］ ―― 《白い岬》より精確な戦型
［393 / 500］ ―― 《大通り》より堅固な戦型
［295 / 500］ ―― 《商店街》より安定な戦型
［214 / 500］ ―― 《鰻屋》より俊敏な戦型
［150 / 500］ ―― 《古寺》戦型不利の緩和
［72 / 500］ ―― 《堤防》顕著な変化
［131 / 400］ ―― 《駅舎》追尾撃破
［5 / 5］ ―― 《美術館》異能増幅
［121 / 1000］ ―― 《沼沢》いいものみっけ
［100 / 100］ ―― 《道の駅》新商品入荷
［151 / 400］ ―― 《果物屋》敢闘
［12 / 400］ ―― 《黒い水》影響力奪取
［46 / 400］ ―― 《源泉》鋭い眼光
［3 / 300］ ―― 《渡し舟》蝶のように舞い



―― Cross+Roseに映し出される。

　

　

　





　

　

　




　




　



　




　

　

　




　

　

　




　

　

　




　

　

　

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