［基本］OK.　［戦闘］OK.　［取引］OK.　［スキル］OK.　

死ぬ運命にあったものが、ほんの少しだけ、その運命が早まっただけでやすから、

だから、あぁ、そんな顔をしねぇでくだせぇや。

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吾輩は猫である、なんて言わずもがな、猫は猫である。
人の世に生きた間、名前なんて幾らでもあるが、覚えているものは「大化猫」と「火車」の二つくらいだ。
でも、猫はそう呼ばれ始める前は大きくもなかったし、火を伴うこともなかった。
呼ばれ始めてからも、それがこの猫だということは長らく人間には知られないままだったようだ。


猫は、ひらひらと舞うものが好きだ。それが空中だろうが水中だろうが何だろうが構わない。
例えば、蝶。例えば、蠅。例えば、子供が破って散らかした紙の破片。例えば、

「こら、いけやせんぜ！……あーあー…遅かった…」

水の中を泳ぐ金魚たち。
そのころこの身を傍に置いていた人間は、よく金魚を売っていた。赤と黒の、ひらひらと鰭をなびかせて水を泳ぎ回る金魚は、それはそれは猫にはたまらん娯楽であったし、多分人間にとってもそれを掬い上げる遊びというのはよいものだったのだろう。
他にも遊ぶための道具を多々売っていたにもかかわらず、金魚売り、と呼ばれていたところしか猫は知らない。

この金魚売りは、猫が金魚を水に浮かせてしまっても、叱りはするが手は上げなかった。他に行けとか追い払うこともなかった。なのできっと猫が好きだったのだろう。そうに違いない。
その中でもきっと一等、この猫が好きだったのだろう。そうに決まっている。
だから猫は金魚売りの隣をよくついて回ったし、商品を売りに行くその踵を追いかけたし、時には見送ったし、金魚売りが金に困って足を冷やしているときなんかはその足に乗って温めてやったものだ。

結果猫も、金魚売りの傍にいる猫、として猫も人間たちによく話しかけられたり撫でられたりするようにもなっていった。
特に、金魚売りと特に仲のよさそうであった、身体の弱い女学生のお嬢さんなんかは、猫がついていくたびに嬉しそうにしていた。その服に毛が纏わるのも気にせずに胸に抱いていた。
きっとお嬢さんも猫が好きだったのだろう。柔らかな声と顔で猫を撫でながら金魚売りと話していたのを覚えている。


猫の尾が二つに分かれてもそれは変わらなかった。金魚売りは変わらず猫を撫でていたし、猫は金魚をつついては金魚売りの足に擦り寄っていた。
野山で死ぬものが増えたらしいと聞けば、時折離れてその死体を食ったりはした。金魚売りは、猫が腹を満たしていないと自分の飯を減らして猫に与えるのだ。猫だって自分の飯くらい自分で賄える。
猫の身体が大きく、牙が鋭く、尾に火が灯り始めたのもそのころだ。けれどそれは人間を驚かせるらしいので、猫は健気にもそれを隠し続けていた。案外窮屈なものだぞ。


それでも金魚売りの足に擦り寄り続けたくらいには、猫はその生活が気に入っていたのだ。


それまでも飼い主を名乗るものはいたし、それがいつかいなくなる日がくるというのはわかっていたはずなのに。
だから、猫は、お嬢さんに預けられることになった時、すこぅし、寂しいなと思ったものだ。
金魚売りはそのとき、花火の匂いがする細長い筒を持っていた。それが銃というものだというのはそれからあとで知った。
普段の服よりずっと丈夫そうな、けれど全く似合ってない服は軍服というのだったか。帽子をかぶっているところも初めて見た。
猫の身を抱えるお嬢さんの腕から前足を伸ばしたって、いつものように抱き寄せてはくれなくて。

「お嬢さんをお願いしやすぜ、×××」

差し出した前足を軽く握られて、離される。違う、そうじゃない。
猫が好きなのだろう。お嬢さんも好きなのだろう。

そこにどうしてお前がいないんだ。



お嬢さんはよく猫をかわいがったが、遠い目をしたりそわそわしたりして過ごすことが多かった。
それが前からなのか、金魚売りがいなくなったからかは猫にはわからない。
お嬢さんの部屋には金魚売りから買ったおもちゃがたくさんあって、それは大半は綺麗に飾られていた。

猫はお嬢さんにもついて回ったが、自由にしていいのだと言われたから、ほどなくして、屋敷にいるよりも外で死体を食う時間の方が長くなった。


大きな人間の街以外は、どこもかしこも、死体と煙だらけだった。


頭の砕けた金魚売りと、それを眺める花を見つけるまでにも、そんなに時間はかからなかった。確か。

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この花、金魚売りのことを覚えていたんだな。
それは少し意外に思うし、猫が人の言葉を発せないのをちょっぴり残念に思う。惜しい。

ENo.988 麻生田 とのやりとり

街喰らい(750) に ItemNo.23 毒牙 を手渡ししました。

ItemNo.16 エナジー棒 を食べました！
　体調が 0 回復！（30⇒30）
　今回の全戦闘において 活力10 防御10 が発揮されます。
　今回の結果でのスキル熟練度が伸びやすくなった！

梅の木たちを退けながら進んでいく。

すると梅の香りとは別の、何か甘い香りが漂ってくる･･･

　

香りを追ってゆくと、梅の花に囲まれた売店がある。

そこに、店員？と思われるふたり。




　

こちらに気づく。








どうやら団子を作っているようだ。

　






　

空中に突然現れるミヨチン。





　









　

お団子を受け取り、早速ひとくち。






両手でピースサインをするふたり。

　

　

　

　

　

団子を食べて嬉しそうなミヨチン。





笑みを浮かべる。

　




ピョンっとジャンプすると、空中で姿を消した。

　

　

　

･････身体の奥から、少し力が湧き出る感覚。


各CP･FPが2増加した！

エナジー棒（30 PS）を購入しました。
お野菜（50 PS）を購入しました。

制約LV を 5 UP！（LV15⇒20、-5CP）
装飾LV を 5 UP！（LV70⇒75、-5CP）

早乙女ちえり(936) により ItemNo.1 不思議な武器 に ItemNo.8 白石 を合成してもらい、駄物 に変化させました！
　⇒ 駄物／素材：強さ10／［武器］攻撃10(LV50)［防具］活力10(LV50)［装飾］体力10(LV50)／特殊アイテム

くもよび(751) の持つ ItemNo.6 すごい石材 から装飾『グラジオラスの指輪』を作製しました！
くもよび(751) の持つ ItemNo.8 毒牙 から装飾『百日紅のアップリケ』を作製しました！
街喰らい(750) の持つ ItemNo.13 毒牙 から装飾『ラベンダーのリース』を作製しました！

くもよび(751) により ItemNo.11 不思議な食材 から料理『ダンシング食用フラワー味噌味』をつくってもらいました！
　⇒ ダンシング食用フラワー味噌味／料理：強さ50／［効果1］器用10 ［効果2］敏捷10 ［効果3］耐疫10

『地図』(580) とカードを交換しました！

AF属S属：17.希望 （ラッシュ）


ジャイアントキル を研究しました！（深度0⇒1）
ジャイアントキル を研究しました！（深度1⇒2）
ファイアグレネード を研究しました！（深度0⇒1）

高速配置 を習得！
デスペラート を習得！
不屈 を習得！

◇通常獲得：各CP･FPが5増加した！

椿鬼(203) は 蒼小石 を入手！
街喰らい(750) は 蒼小石 を入手！
街喰らい(750) は 蒼小石 を入手！
街喰らい(750) は 蒼小石 を入手！
街喰らい(750) は 禁断じゃない果実 を入手！
早乙女ちえり(936) は 禁断じゃない果実 を入手！
椿鬼(203) は 禁断じゃない果実 を入手！
くもよび(751) は 禁断じゃない果実 を入手！

特に移動せずその場に留まることにしました。
体調が全回復しました！

『カミセイ区 H-4：チェックポイント《森の学舎》』へ採集に向かうことにしました！
　　 - 椿鬼(203) の選択は カミセイ区 H-4：チェックポイント《森の学舎》
　　 - くもよび(751) の選択は カミセイ区 H-4：チェックポイント《森の学舎》

MISSION!!
ヒノデ区 M-11：チェックポイント《大通り》 を選択！
　　 - 椿鬼(203) の選択は ヒノデ区 M-11：チェックポイント《大通り》
　　 - くもよび(751) の選択は ヒノデ区 M-11：チェックポイント《大通り》

［843 / 1000］ ―― 《瓦礫の山》溢れる生命
［396 / 1000］ ―― 《廃ビル》研がれる牙
［440 / 500］ ―― 《森の学舎》より獰猛な戦型
［138 / 500］ ―― 《白い岬》より精確な戦型
［272 / 500］ ―― 《大通り》より堅固な戦型
［125 / 500］ ―― 《商店街》より安定な戦型
［125 / 500］ ―― 《鰻屋》より俊敏な戦型
［24 / 500］ ―― 《古寺》戦型不利の緩和



―― Cross+Roseに映し出される。

　

　

　






　





　





ロストのふたりがチャットに入り込んできた。

　

　

　





　





　







軽蔑の眼差しを向けるエディアン。

　








ミヨチンを制止する。





　







フレディオの胸倉をつかみ強く睨みつける！

　

　

　




　

　

　　　――ザザッ

　

　

　

　

チャットが閉じられる――

チェックポイント。

仄かな光に包まれた六角形の柱が立っている。

　

･･･柱から滲み出るように、何かが生み出される。



　




それは言葉を発すると共に襲いかかる！