［基本］OK.　［戦闘］OK.　［戦闘:エイド1］OK.　［戦闘:エイド2］OK.　［取引］OK.　［スキル］OK.　

異能を以て目的を果たすことは卑怯なのかどうか――
これは、そんなお話。

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私の一番古い記憶、いつだったのか分からないくらい、幼い頃の記憶。
お母さんの声――『四葉はお姉ちゃんだからね。』
その声を覚えている。

そんな言葉を聞いて――その時泣いているイツハを前にした私は、しっかりしなくちゃって思って。
私はお姉ちゃんだからって自分に言い聞かせるようにして……そんな気持ちだけはっきりと覚えている。
今思えば、それが今の“私”の出発点だったのだろう。

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私は努力することが好きだ。

勉強も運動も、教育課程に存在するカリキュラムには全て目的があって、それを果たせば成績という形で評価を獲得することが出来る。
仮に果たせなくたって、その努力は何かしらの能力や経験になる。
無駄になることなんて一つもない……とまでは思わないけれど、無駄にならない努力はするべきだと私は思う。
幸い私は両親のおかげで『才能』というものがあったようで、努力してもどうにもならないことはあまりなかった。
だから私は努力を惜しまない。

両親の誇れる私であるために。
友人の力になれる私であるために。
イツハをいつだって支えてあげられる、完ぺきなお姉ちゃんであるために。

努力自体はつらくても、結果が伴う事は本当に楽しいことだから。
褒めてくれる両親や教師、安心したような友達の笑顔、私をずっと見ていてくれるイツハ。

そんな尊い笑顔を生み出せる“私”が私は大好きだった。

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幼い頃、私はイツハとともに異能の簡易的な検診を受けた。
両親が共に異能持ちだったこともあり、医師から診察を勧められたらしい。
異能の種類によってはアイデンティティの確立に大きく影響をもたらすもの、制御が困難なものも存在するため、そういった問題に早期に対処することが出来るから…だそうで。

そこで私は【人に声を届けることができる異能】を持っていることが分かった。
試してみても出来るときと出来ない時があったりムラがあったけれど、家族には問題なく使えるようになったので私はこの能力を便利に使うようになった。
部屋にいるときに呼びかけたり……電話やRINEの代わりに使える便利な力だ。
……送信しかできないのだけど。

私的にとてもカッコよい使い方をできたのは……街の不良に絡まれそうだった友達を見かけて助けた時。
友達には『大丈夫だからね……！』と声を掛け、周囲の大人には事情を伝え警察を呼ぶようにお願いして、それを確認してから不良の一人に脅しのような声を掛けた.

そうして駆け引きだったりで時間を引き延ばし、警察に保護してもらうという作戦。

うん、あの時の私はとてもカッコよかったと思うし『勇気があるね』って褒められた。
……両親には、危ないことをするなとも怒られちゃったけど……。
それでも、最後は自慢の娘だって抱きしめてもらえたから、やってよかったって思ってる。

私はこの“力”も含めて私が大好きだった。

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ある日、学校に見知らぬおじさんがやってきた。
不審者かと思ったけど、校長先生と挨拶をし、連れ立って私の元にやってきた時点でそうではないことは分かった。
私個人に用があるなんて不思議に思っていたけど、差し出された名刺と校長先生の説明で、おおよその事情を私は察した。
そこで上がった名前は、幼い頃私が検診を受け、今でも定期的に通っている研究施設の名前だった。




後日、私は両親には内緒で施設を訪れた。
なんとなく、その方がいい気がしたから。
そうして呼び出された個室で、私は私の持つ異能の『知らない部分』を知ることになった。


始めは、定期検査の結果を見直しているところが気付きだったらしい。
実験に協力してくれた研究員が、会話中無意識下の行動を取っていたそうで。
声を届ける実験中の何気ない会話の中で「今日は早く帰してほしいな」なんて軽口を叩いた私を、その研究員は帰そうとしてくれた。
だけど、立場としては下になるその研究員が、一度上司に話を通してからでなくごく個人の判断で帰そうとするなんてことはおかしいらしく、事実その研究員も何でそんなことをしたのか分からない、と言っているそうで……。
似たようなことが2、3度起こったあたりで、私を呼び出すことに決めた、とのことだった。


そしてそれから、多数のケースを用意して実験が重ねられた。
そうしていく中で、そもそも声を上手く伝えられない人物がいたかと思えば、最初の気付きとなった研究員のように私の言葉通りに動いてしまった人物も何人も現れた。
その差異についての研究も進められたのだが、詳細までの確定まではすぐにはいかないだろう、とのことだった。

だけど、帰ろうとする私に、担当医の先生が一つの仮説を示してくれた。


――私の異能が効果を強く及ぼした研究員には、一人誰より大切に想っている弟がいた。
――途中私の声が強く響いたと言っていた協力してくれた子供は、私と同い年で背格好も似ていた。
――私と似たような性格だという子供もいた。
――私と似た名前の研究員がいた。
――そして一緒の定期検診に来ていたイツハに協力してもらったとき――イツハには、これまでで一番強く影響が出てしまっていた。


『条件もばらばらで共通の要素は見いだせず、正確に異能の効果を断定はできないけれど。
ひどく大雑把な、科学的でない仮説を立てるのなら、君に似ている人物に効果が及ぶんじゃないかな……。』


私の担当をしてくれた医師が苦い顔をしながら語ってくれた仮説は、そんなものだった。

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私はこの発見を、誰にも話さなかった。
施設の人にも頭を下げて、必死に説得して『確実に断定できる結果が出るまでは』異能の検査結果を更新しない、と約束してもらった。


だって、そうでしょう？
もし私に“家族”を思い通りに動かせる力があるなんて知られてしまったら、私は疑われちゃうんじゃないかって不安でしょうがなくて。
私はそんなことをしていないのに、それができる力があるというだけで家族から信じてもらえなくなるかもしれないなんて、そんなことは絶対に嫌だったから。

これは、どうにか信じてもらえる根拠を見つけられるまでのただの時間稼ぎでしかないのだけれど。


この時点で、私は大好きであるはずの“私”の持つこの異能が大嫌いになった。

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そして、ある日私は気付いてしまった。

私に近い要素を持つ人間ほど効果が大きく働く異能が、
最も大きく影響を与えられる“対象”は―――私自身かもしれない、と。

ENo.107 メリル/ミノリ とのやりとり


ENo.978 杏里 とのやりとり

瑞稀(360) から 山査子 を手渡しされました。

瑞稀(360) に ItemNo.20 ダンボール を手渡ししました。

ItemNo.7 ビスケット を食べました！
　体調が 0 回復！（30⇒30）
　今回の全戦闘において 器用13 敏捷13 耐疫13 が発揮されます。
　今回の結果でのスキル熟練度が伸びやすくなった！

守護者の姿が消え去った――

　

　

六角形の柱から天に向け、赤色の光柱が立つ。

どうやら次元タクシーで行けるようになったようだ。

化け狐 と別れました。

すごい石材（400 PS）を購入しました。

響鳴LV を 5 DOWN。（LV5⇒0、+5CP、-5FP）

幻術LV を 10 UP！（LV10⇒20、-10CP）
防具LV を 10 UP！（LV55⇒65、-10CP）

瑞稀(360) により ItemNo.17 緑のリボンのポプリ に ItemNo.24 山査子 を付加してもらいました！
　⇒ 緑のリボンのポプリ／装飾：強さ97／［効果1］魔力15 ［効果2］快癒10 ［効果3］－

まる(1647) とカードを交換しました！

P487　侵蝕 （ペレル）


フリーズノート を研究しました！（深度0⇒1）
フリーズノート を研究しました！（深度1⇒2）
フリーズノート を研究しました！（深度2⇒3）

光の祝福 を習得！
サモン：ウィスプ を習得！
クラウン を習得！
カレイドスコープ を習得！
クリエイト：ミラー を習得！
ホーリーサークル を習得！
法衣作製 を習得！

◇通常獲得：各CP･FPが5増加した！

瑞稀(360) は 不思議な牙 を入手！
霞(144) は 不思議な牙 を入手！
四葉(847) は 韮 を入手！
瑞稀(360) は パンの耳 を入手！
霞(144) は 触手 を入手！
霞(144) は 触手 を入手！
瑞稀(360) は 触手 を入手！
ヤエコ(983) は 触手 を入手！

▼エイド化候補（基本行動にてエイド化可能）
四葉(847) のもとに キラークリーパー が口笛を吹きながらこちらをチラチラと見ています。
四葉(847) のもとに 韮マン が泣きながら近づいてきます。
四葉(847) のもとに バニーガール が恥ずかしそうに近づいてきます。

次元タクシーに乗り ヒノデ区 M-11：チェックポイント《大通り》 に転送されました！


霞(144) に移動を委ねました。

ヒノデ区 M-10（道路）に移動！（体調30⇒29）
ヒノデ区 N-10（森林）に移動！（体調29⇒28）
ヒノデ区 O-10（森林）に移動！（体調28⇒27）
ヒノデ区 P-10（森林）に移動！（体調27⇒26）
ヒノデ区 P-9（森林）に移動！（体調26⇒25）

採集はできませんでした。
　　 - 霞(144) の選択は ヒノデ区 M-11：チェックポイント《大通り》（ベースキャンプ外のため無効）

MISSION - 未発生：
　　 - 霞(144) の選択は ヒノデ区 M-11：チェックポイント《大通り》（ベースキャンプ外のため無効）

［822 / 1000］ ―― 《瓦礫の山》溢れる生命
［375 / 1000］ ―― 《廃ビル》研がれる牙
［396 / 500］ ―― 《森の学舎》より獰猛な戦型
［117 / 500］ ―― 《白い岬》より精確な戦型
［185 / 500］ ―― 《大通り》より堅固な戦型



―― Cross+Roseに映し出される。

　

　

　










　





チャット画面に映る、４人の姿。

　

　






　







少しの間、無音となる。

　






くんくんと匂いを嗅ぐふたり。
















　

　

　

３人の様子を遠目に眺める白南海。





　

　

　

チャットが閉じられる――