［基本］OK.　［戦闘］OK.　［戦闘:エイド1］OK.　［取引］OK.　［スキル］OK.　

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　　　　【Interlude（1）：或る使用人の告解】

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　私は或るお屋敷にハウスメイドとして勤める使用人でした。そのお屋敷は、さるご貴人の本邸でした。古く格式高いお屋敷だけあって、厳しい職場ではありましたが、それを差し引いて余りある大変よいところだったと思います。使用人の待遇だけを見るならば。或いは、規則を遵守している間は。
　その頃お屋敷に雇われたのは、私と、もう一人。年の頃も同じぐらいの女性でした。
　お屋敷へ上がった最初の日、まずはこれだけ守るようにと家政婦長から強く言い含められたことが二つありました。
　一つ。旦那様と奥様には決して逆らわないこと。
　二つ。坊ちゃんとは決して必要以上に関わらないこと。
　一つ目はともかく、二つ目については多少不可解に思えました。けれど、何しろ初日のことでしたから、とにかくそういうものなのだと飲み込む他ありませんでした。覚えるべきことが他に幾らでもありましたから、考えている暇がなかったとも言えます。そんな私に、指導員として付いて下さった先輩が、あるとき、仕事の合間にこっそり教えてくれたことがありました。

　——“ 坊ちゃんは悪魔のこどもなの。だから、目を合わせちゃいけないのよ ”

　それは荒唐無稽な噂話でした。それでも、慣れてしまえば退屈なルーチンワークの中で、一定数の人間からまことしやかに囁かれていることのようでした。それこそ、聞き咎められれば大目玉に違いないとは思いましたが……。
　曰く、宿直の夜、坊ちゃんの右目が紫色に光るのを見た者がいるのだとか。
　さすがに真に受けることもないような話でした。何より、幾度か見かけた坊ちゃんの瞳は、両眼とも美しい碧眼に見えました。
　しかしどうやら、それは全くの出鱈目という訳でもないようでした。虹彩異色症と呼ばれる、左右の目の色が異なる、或いは、瞳の色が一部変色する症状があるそうです。私は終ぞ見かけることはありませんでしたが、坊ちゃんはその虹彩異色症の瞳を、カラーコンタクトで碧眼に見せかけている、というのが事実であったらしいのです。たったそれだけのことからあのような尾鰭がつこうとは。それだけ平穏だったのでしょう。このときは、呆れながらもそう思っていました。
　それが覆されたのは、或る、雪の日でした。
　その頃しばらく続いていた寒波の所為でしょうか、どうやら、坊ちゃんがお身体を悪くしていたようなのです。それに最初に気が付いたのは、私と同じ頃に雇われた彼女でした。——いいえ。本当は、誰か気付いていたのかもしれません。坊ちゃんと関わってはならないという言い付けを守り、声を上げることがなかっただけで。
　私が見たのは、奥様の居室へ駆け込む彼女の姿。漏れ聞こえてくる声。彼女は坊ちゃんの不調を奥様へ報告したようでした。けれど。
　そこで実際に交わされた言葉については、私にはわかりません。慌てたような彼女の声はともかく、奥様の声が部屋の外まで漏れるようなことはありませんでした。何より、私にも自分の仕事がありましたから、長く立ち聞きなどしている場合では、なかったのです。
　それでも、のちに見かけた彼女の様子から、奥様がそれを気に留めることはなかったのだろうとは、推測することが出来ました。
　そんなことがあった、翌日の朝のこと。

　——“ 口さがない使用人は、此処には必要ありません ”

　たった一言。
　家政婦長から、そうお達しがありました。彼女のことを指しているのは明白でした。
　その日から、彼女をお屋敷で見かけることは、ありませんでした。
　後から聞いた話では、彼女は奥様の言葉を無視し、坊ちゃんへ声を掛けようとしたのだそうです。それを見咎めた他の使用人により、それが奥様の知るところとなったのだと。
　旦那様と奥様には決して逆らわないこと。
　坊ちゃんとは決して必要以上に関わらないこと。
　このお屋敷の最たる規則であるこの二つを、彼女は破ってしまったのです。
　しかし、具合を悪くした子どもへ体調を尋ねることすら、必要以上のことだったのでしょうか。出過ぎた真似だったのでしょうか。私は恐ろしくなりました。
　あのお屋敷には、本当に悪魔が住んでいるのではないかと思われました。
　そしてそれは、そんな状況に疑問を投じることもなく、ただ逃げ出すことしか出来なかった私も、また。

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　何時間前かからずっときこえていた筈のピアノの音が、しなかった。
　一瞬、今度は耳が聞こえなくなったのかと疑った。けれどどうやら、そうではない。大分感覚が麻痺しているけれど、変わらず余計なぐらいによく聞こえている。
　では、どうして。
　胸中に広がる安堵と共に首を傾げていると、再び、どこからか声がした。
　うたうように、うつくしいこえ。


　あの天上の調べは、この声の主によるものであったらしい。
　何やら納得したような風のそんな言葉に続いて、響くのは複雑に絡み合う音の連なり。
　ヒトの領域を踏み外した至上の音色。脳髄を揺らすバイオリンの音。
　その旋律に聞き覚えはない筈で、それでも、何かを想起させられる。



　——ああ、これは。
　——『悪魔のトリル』にどこか似ている。

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ENo.233 阿闍砂 陽炎 とのやりとり


ENo.492 つづり とのやりとり

クロウラ(631) に ItemNo.7 皮 を手渡ししました。

料理LV を 25 DOWN。（LV60⇒35、+25CP、-25FP）

武術LV を 5 UP！（LV0⇒5、-5CP）
付加LV を 30 UP！（LV0⇒30、-30CP）

うさ子(266) の持つ ItemNo.17 たけのこ から料理『里のチョコレート菓子』をつくりました！
　⇒ 美酒佳肴！［ 3 3 5 = 11 ］成功！料理の付加効果のLVが増加！

ItemNo.13 天上の旋律 に ItemNo.12 毛 を付加しました！
　⇒ 天上の旋律／装飾：強さ130／［効果1］耐狂10 ［効果2］回復10 ［効果3］－

クロウラ(631) の持つ ItemNo.10 紫の魔力LV4（呪い） に ItemNo.16 毛皮 を付加しました！

玲子(813) とカードを交換しました！

歌う棺桶 （プリディクション）


フィアスファング を研究しました！（深度0⇒1）
アンダークーリング を研究しました！（深度0⇒1）
アンダークーリング を研究しました！（深度1⇒2）

ストライク を習得！
フロウライフ を習得！
肉体変調耐性 を習得！
コンテイン を習得！

◇通常獲得：各CP･FPが5増加した！

阿闍砂 陽炎(233) は ボロ毛布 を入手！
雛(490) は タイヤ片 を入手！
イザヤ(585) は ボロ毛布 を入手！
クロウラ(631) は タイヤ片 を入手！
イザヤ(585) は 不思議な食材 を入手！
阿闍砂 陽炎(233) は 赤い薔薇 を入手！
イザヤ(585) は 毛 を入手！
阿闍砂 陽炎(233) は 毛 を入手！

クロウラ(631) がパーティから離脱しました！

カミセイ区 D-12（道路）に移動！（体調5⇒4）
カミセイ区 E-12（森林）に移動！（体調4⇒3）
カミセイ区 F-12（森林）に移動！（体調3⇒2）
カミセイ区 F-11（チェックポイント）に移動！（体調2⇒1）
チナミ区 D-2（ベースキャンプ）に戻りました！
体調が全回復しました！

『チナミ区 H-16：チェックポイント《瓦礫の山》』へ採集に向かうことにしました！
　　 - イザヤ(585) の選択は チナミ区 H-16：チェックポイント《瓦礫の山》

MISSION!!
カミセイ区 F-11：チェックポイント《商店街》 が発生！
　　 - 阿闍砂 陽炎(233) が経由した カミセイ区 F-11：チェックポイント《商店街》
　　 - 雛(490) が経由した カミセイ区 F-11：チェックポイント《商店街》
　　 - イザヤ(585) が経由した カミセイ区 F-11：チェックポイント《商店街》

［822 / 1000］ ―― 《瓦礫の山》溢れる生命
［375 / 1000］ ―― 《廃ビル》研がれる牙
［396 / 500］ ―― 《森の学舎》より獰猛な戦型
［117 / 500］ ―― 《白い岬》より精確な戦型
［185 / 500］ ―― 《大通り》より堅固な戦型



―― Cross+Roseに映し出される。

　

　

　










　





チャット画面に映る、４人の姿。

　

　






　







少しの間、無音となる。

　






くんくんと匂いを嗅ぐふたり。
















　

　

　

３人の様子を遠目に眺める白南海。





　

　

　

チャットが閉じられる――

チェックポイント。

仄かな光に包まれた六角形の柱が立っている。

　

･･･柱から滲み出るように、何かが生み出される。



　




それは言葉を発すると共に襲いかかる！




（初発生のイベント戦：異能FP+5！生産FP+5！）