「あなたは誰…?」
『――揺り籠、そして墓場。』
*りぃん…*
輿の中を覗く大きな三つの目に見据えられて、蛇に睨まれた蛙のように動けずにいると、
小さく『よく似ている』と呟く声が聞かれて、それと同時に、一際大きな鈴の音が鳴った。
いつも聞こえてくる鈴の音は、どうやら、かみさまが鳴らしていたものらしい。
それから、輿の中に大きくて湿った鼻先が入ってきて、すぐに引っ込んだかと思うと、
大きなくしゃみをしてから『くさっ』と言って怒っていた。
それが何だか可笑しくて、輿の床を震わしていると、今度は輿の中に太い蔓のようなものが入り込んで来て、
忽ち、私は他の木々よりも高く抱えあげられた。
それは神様の後ろの方から伸びていて、2本の尻尾のうちの1本であるらしい事は分かったけれど、
それ以外はみんなぼやけてしまって、お日様のような眼も見えなくなってしまった。
為す術もないので大人しくしていると、かみさまは私を掴み上げたまま、何処かへ行くようだった。
「食べないんですか?」
思わず尋ねると、かみさまは耳聡くそれを聞き分けて、けれども振り向きもせずに、
『前に喰ったが別に美味いものでもなかった』とだけ答えて、また、小さな鈴の音が聞こえた。
*りぃん…*
『わるいかみさまの話:八』
映像記録。
煌びやかに飾られた拝殿の中で、狩衣を纏った男が祝詞を読み上げている。
その後ろには祝い着で着飾った女と、その祖母と思しき女が控えており、
祖母の手の中には老婆のような白髪を生やした、小柄な赤ん坊が抱かれていた。
初宮参りの儀式は、和やかに進んで行く。
変に緊張した様子もなく、神職の男の表情にも、時折笑顔が浮かんでいた。
そうして、昇神の儀へと移った時、拝殿の中に驚きの声が響いた。
それに合わせて、カメラも慌ただしくそれを捉える。
「形代に火が――
叶恵さん、消火器を――」
『或る赤ん坊の話:二』
命術LV を
5 UP!(LV5⇒
10、-5CP)
ItemNo.2 不思議な防具 に
ItemNo.8 不思議な石 を合成し、
駄物 に変化させました!
⇒ 駄物/素材:強さ10/[武器]攻撃10(LV50)[防具]活力10(LV50)[装飾]体力10(LV50)/
特殊アイテム
ItemNo.16 たけのこ から料理『
筍の煮付け』をつくりました!
⇒ 筍の煮付け/料理:強さ70/[効果1]貫撃10 [効果2]器用10 [効果3]-
ItemNo.17 禁断じゃない果実 から料理『
禁断じゃない果実酒』をつくりました!
⇒ 禁断じゃない果実酒/料理:強さ17/[効果1]攻撃5 [効果2]防御5 [効果3]器用5
 |
産姫 「こんなもんかな?」 |
はらぺこ蒼羽(739) とカードを交換しました!
ショップカード
(インヴァージョン)
リザレクション を研究しました!(深度0⇒
1)
リザレクション を研究しました!(深度1⇒
2)
リザレクション を研究しました!(深度2⇒
3)
アクアヒール を習得!
オートヒール を習得!
◇通常獲得:各CP・FPが5増加した!

[816 / 1000] ―― 《瓦礫の山》溢れる生命
[370 / 1000] ―― 《廃ビル》研がれる牙
[367 / 500] ―― 《森の学舎》より獰猛な戦型
[104 / 500] ―― 《白い岬》より精確な戦型
[147 / 500] ―― 《大通り》より堅固な戦型
―― Cross+Roseに映し出される。
 |
白南海 「・・・・・・・・・」 |
 |
エディアン 「・・・・・・・・」 |
白南海
黒い短髪に切れ長の目、青い瞳。
白スーツに黒Yシャツを襟を立てて着ている。
青色レンズの色付き眼鏡をしている。
エディアン
プラチナブロンドヘアに紫の瞳。
緑のタートルネックにジーンズ。眼鏡をかけている。
長い髪は適当なところで雑に結んである。
チャット画面にふたりの姿が映る。
 |
白南海 「・・・・・・・・・」 |
 |
エディアン 「・・・・・・・・」 |
 |
白南海 「・・・怖いだろうがよ。」 |
 |
エディアン 「・・・勘弁してくれませんか。」 |
 |
白南海 「ナレハテってあの!アレだろォッ!!?ドッロドロしてんじゃねーっすか!! なんすかあれキッモいのッ!!うげぇぇぇぇうげえええぇぇぇ!!!!!!」 |
 |
エディアン 「私だって嫌ですよあんなの・・・・・ ・・・え、案内役って影響力どういう扱いに・・・??私達は関係ないですよね・・・????」 |
 |
白南海 「あんたアンジニティならそーゆーの平気じゃねーんすか? 何かアンジニティってそういう、変な、キモいの多いんじゃ?」 |
 |
エディアン 「こんな麗しき乙女を前に、ド偏見を撒き散らさないでくれます? 貴方こそ、アレな業界の人間なら似たようなの見慣れてるでしょうに。」 |
 |
白南海 「あいにくウチはキレイなお仕事しかしてないもんで。えぇ、本当にキレイなもんで。」 |
ドライバーさんから伝えられた内容に動揺している様子のふたり。
 |
白南海 「・・・っつーか、あれ本当にドライバーのオヤジっすか?何か雰囲気違くねぇ・・・??」 |
 |
エディアン 「まぁ別の何か、でしょうね。 雰囲気も言ってることも別人みたいでしたし。普通に、スワップ発動者さん?・・・うーん。」 |
ザザッ――
チャットに雑音が混じる・・・
 |
エディアン 「・・・・・?なんでしょう、何か変な雑音が。」 |
ザザッ――
 |
白南海 「ただの故障じゃねーっすか。」 |
ザザッ――
 |
声 「――・・・レーション、ヒノデコーポレーション。 襲撃に・・・・・・・・いる・・・ 大量・・・・・こ・・・・・・死体・・・・・・ゾ・・・・・・」 |
 |
声 「・・・・・ゾンビだッ!!!!助け――」 |
ザザッ――
 |
白南海 「・・・・・・・・・」 |
 |
エディアン 「・・・・・・・・・」 |
 |
白南海 「ホラーはぁぁ――ッ!!!!
やぁぁめろォォ―――ッ!!!!」 |
 |
エディアン 「勘弁してください勘弁してくださいマジ勘弁してください。 ホラーはプレイしないんですコメ付き実況でしか見れないんですやめてください。」 |
チャットが閉じられる――