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人間は、弱く、脆く、愚鈍で、儚い………
鮮血に染まっていく花嫁衣裳を見降ろして、初めて“絶望”した。
──散った花は二度と戻らない。
ただ漫然と過ぎていく日々。
同じ事の繰り返し、繰り返し…。
あの人間が来てからも、それは変わらない。
ただ話し相手ができたというのは暇をつぶすにはちょうどいい。
しかし、水がなければ花は枯れるもの。
本人は平気だと、元気そうに言うが
人間に適した食料がないこの場所ではそう長くはもたないだろう。
この人間が萎れて果ててしまう前にどうにか此処から出すことはできないか…
そんな事を考えていた矢先だった。
主人が久しくこの場所へとやってきた。
憂さ晴らしに痛めつける“ミツバチ”を選びに来たのだろう。
主人が俺に命令し連れて行こうとした時。
あろうことかソレは主人の前へ立ちふさがった。
上級悪魔に人間の子供がかなうわけがない。
そんな事、本人にもわかっているはずなのに。
やめておけと声を発する前に、主人がソレを払いのけた。
なんてこともない、ハエを追い払う様な軽い仕草だった。
よろめいた人間は体勢を崩し、石の壁に頭をぶつけその場に倒れ込む。
倒れた人間はピクリとも動かない。
払われ、ちょっと頭をぶつけただけだというのに、
切れた後頭部から流れた血液が、じわじわと白い衣装を鮮血に染めていった。
先程までどうでもいい事で笑っていたソレが、
こうもあっさりと動かなくなる事実に呆然とした。
──自分は血も死も、とうの昔に見慣れていたはずなのに………
どうしてソレが死ななければならない。
どうして自分は助けることができなかった。
どうして、
どうして、
どうして…!!
理不尽で痛くて辛い……
弱者が虐げられるこんな世界は壊れてしまえばいい…!
初めて湧き上がるマグマのような感情の渦に支配され、我を失った。
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レーカ(362) に
ItemNo.15 毛 を送付しました。
解析LV を
3 DOWN。(LV15⇒
12、+3CP、-3FP)
変化LV を
10 UP!(LV0⇒
10、-10CP)
付加LV を
7 UP!(LV50⇒
57、-7CP)
戸張(133) により
ItemNo.23 古雑誌 から防具『
レザーボトム』を作製してもらいました!
⇒ レザーボトム/防具:強さ134/[効果1]鎮痛15 [効果2]- [効果3]-
雷火(200) により
ItemNo.18 桜 から装飾『
黒曜石のピアス』を作製してもらいました!
⇒ 黒曜石のピアス/装飾:強さ167/[効果1]舞護15 [効果2]- [効果3]-
レオン(383) により
ItemNo.23 レザーボトム に
ItemNo.17 韮 を付加してもらいました!
⇒ レザーボトム/防具:強さ134/[効果1]鎮痛15 [効果2]体力10 [効果3]-
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レオン 「俺の愛がたっぷり籠ってるすよ~~♡」 |
レオン(383) により
ItemNo.18 黒曜石のピアス に
ItemNo.19 爪 を付加してもらいました!
⇒ 黒曜石のピアス/装飾:強さ167/[効果1]舞護15 [効果2]器用10 [効果3]-
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レオン 「ウェ~~~~~~~~イ!!!! 褒めてくれるっすか!?!?」 |
リーと従者(206) の持つ
ItemNo.7 止まぬ灯 に
ItemNo.1 駄物 を付加しました!
血迷い少年(447) の持つ
ItemNo.13 ネコチャンバッジ に
ItemNo.1 駄物 を付加しました!
レオン(383) の持つ
ItemNo.6 ビビッドピンクのメガホン に
ItemNo.2 羽 を付加しました!
筋肉太郎(650) とカードを交換しました!
恥ずかしがりの縫工筋
(フェイタルポイント)
ケイオティックチェイス を研究しました!(深度0⇒
1)
ケイオティックチェイス を研究しました!(深度1⇒
2)
ティンダー を研究しました!(深度0⇒
1)
コントラスト を習得!
ディベスト を習得!
ヒートイミッター を習得!
サンダーフォーム を習得!
敗柳残花 を習得!
リストア を習得!
上書き付加 を習得!
◇通常獲得:各CP・FPが5増加した!

[787 / 1000] ―― 《瓦礫の山》溢れる生命
[347 / 1000] ―― 《廃ビル》研がれる牙
[301 / 500] ―― 《森の学舎》より獰猛な戦型
[75 / 500] ―― 《白い岬》より精確な戦型
―― Cross+Roseに映し出される。
ザザッ――
画面の情報が揺らぎ消えたかと思うと突然チャットが開かれ、
時計台の前にいるドライバーさんが映し出された。
ドライバーさん
次元タクシーの運転手。
イメージされる「タクシー運転手」を合わせて整えたような容姿。初老くらいに見える。
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ドライバーさん 「・・・こんにちは皆さん。ハザマでの暮らしは充実していますか?」 |
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ドライバーさん 「私も今回の試合には大変愉しませていただいております。 こうして様子を見に来るくらいに・・・ですね。ありがとうございます。」 |
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ドライバーさん 「さて、皆さんに今後についてお伝えすることがございまして。 あとで驚かれてもと思い、参りました。」 |
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ドライバーさん 「まず、影響力の低い方々に向けて。 影響力が低い状態が続きますと、皆さんの形状に徐々に変化が現れます。」 |
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ドライバーさん 「ナレハテ――最初に皆さんが戦った相手ですね。 多くは最終的にはあのように、または別の形に変化する者もいるでしょう。」 |
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ドライバーさん 「そして試合に関しまして。 ある条件を満たすことで、決闘を避ける手段が一斉に失われます。避けている皆さんは、ご注意を。」 |
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ドライバーさん 「手短に、用件だけで申し訳ありませんが。皆さんに幸あらんことを――」 |
チャットが閉じられる――