［基本］OK.　［戦闘］OK.　［取引］OK.　［スキル］OK.　

――では、話の続……

『世界移動を感知して連れてきてみれば、一匹の大きな狼だったとは～』

　世界移動術を使い、自分の知らない場所に飛んだかと思えば……全面真っ白な世界に飛んでしまった。思わずあの世に行ってしまったのだろうかと思い、周囲を見回しても他の影もなくただ黒狼に話しかけた男性に近い声だけが聞こえてくる。

　そしてあの言動からして、世界移動の最中に黒狼をここまで誘導したのだろうか。場所から声を掛けてきた人物まで何もかもが怪しい、警戒の唸り声を上げ続ける。

『おいおい、警戒するな。君がこちらの話を聞いてくれれば悪い事はしない……というか、重大な領域に足を踏み入れてしまったから逃げ場は無いのだが』

　踏み入れさせたのは誰だ……と思いつつも唸り声を止め、大人しく話を聞くことにした。とりあえずここに誘導した理由を聞かせてくれ。

『自己紹介忘れていたな、名前は……追々伝えるが、■■■の世界の神と伝えておこう。
誘導した理由は単純明快。我々『■■■の世界』は君の能力と存在を感知し、ここに呼び寄せた。リグニス、君の存在はあまりにもイレギュラーであり、この世界移動の能力でさえも時として世界崩壊を引き起こしてしまうかもしれない』

　イレギュラー……か、という事は生まれた元の世界では……

『そう、完全に死亡扱いとしてこの世に存在しないものとして扱われている、君の中で眠るシズルという子もね』

　即ち、帰る場所は何処にも存在しない……という事か。

『そういう事、あの世界……正確に言えばあの世界線と言ったほうが分かりやすいか。何もかもが追い込まれて先が無い状況であったのでね』

　そうか……それで、我はどうすればいいのだ。話聞いている限り、このままこの空間から脱走しても、存在そのものを消されるだけだろう。

『察しがいいね、イレギュラーが逃げるように逃走した所で消される運命にある。
そこで、君に『世界の使者』として招き入れたいのさ。そうする事でイレギュラーで有りながら自身の能力を保持する事を許される。勿論、条件を飲んで頂く必要はあるが』

　世界の使者……もし引き受けた場合、この■■■の世界の一つの存在として居ることが出来るのだな？

『そういう解釈でも良い。まぁ、その条件というのは幾つかあって、その中の一つは『使命を与えられた場合、その使命を最後まで果たさなければいけないこと』、もう一つは『二つ以上の側面が有る場合、一つ以上の側面は世界の使者で有ることを意識させてはいけない』……これに関しては例外もあるから追々にね』

　他にもあるみたいだが……分かった。この力をあらゆる世界の為に使おう。

『……それがいかなる、特にリグニスまたはシズルにとって残酷な使命であっても？』

　…………勿論、その事……シズルも分かってくれるさ。

『了承した。では次に役割だね、君はどの役割に就きたい？　……といっても能力からして選択不要か』

　一応聞こう。何かヒントにもなるかもしれない。

『分かった。役割は大きく分かれて二つ。一つは『ドリフター』、もう一つは『ウォッチャー』だ。書いて字の如くだから細かく説明しないが、使命を受けた場合何かの形でその世界に転移・顕現する仕組みになっている。世界移動能力を持つリグニスであれば『ドリフター』が適任とも言えよう』

　ドリフター……漂流者か、そもそもその目的で世界移動を試みていたから丁度いい。ドリフターの役割を持とう。

『了承頂けて感謝するよ、ドリフターを持つ者が多くいるとこちらも大助かりなのでね。では本日この時間を持って合成獣リグニスは■■■の世界の使者として受け入れ完了！　今後とも、よろしく頼む』

　あぁ、こちらこそ。

『では、我々から使命が入るまで自由にやっておくれ……世界を壊さない程度にね』

　この言葉を最後に、目の前が全面真っ白に包まれた。


　そして気がつけば……荒野に近い場所に足を踏み入れていた。天気もそれほど良くはなく、雨が降る前に雨宿りとして駆け出す。今の所、我だけがあの世界のことについて知っている、シズルにいつか話す時が来るのだろうか……と思いながら『漂流』の日々が始まるのであった。

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じー……

特に何もしませんでした。

すごい石材（400 PS）を購入しました。
お肉（50 PS）を購入しました。
お魚（50 PS）を購入しました。
お野菜（50 PS）を購入しました。

変化LV を 5 DOWN。（LV10⇒5、+5CP、-5FP）

命術LV を 5 UP！（LV20⇒25、-5CP）
自然LV を 5 UP！（LV20⇒25、-5CP）
防具LV を 5 UP！（LV50⇒55、-5CP）

ItemNo.18 すごい石材 から防具『フォートレスシールド』を作製しました！
　⇒ フォートレスシールド／防具：強さ195／［効果1］防御20 ［効果2］－ ［効果3］－

深き緑(327) の持つ ItemNo.15 古雑誌 から防具『ゲーミング巫女装束』を作製しました！
みふね(794) の持つ ItemNo.17 すごい石材 から防具『水珠ワンピース』を作製しました！

れいか(38) により ItemNo.7 キーファクロー に ItemNo.16 ダンボール を付加してもらいました！
　⇒ キーファクロー／武器：強さ67／［効果1］器用10 ［効果2］防災15 ［効果3］－【射程1】

フレイムインパクト を研究しました！（深度0⇒1）
フレイムインパクト を研究しました！（深度1⇒2）
フレイムインパクト を研究しました！（深度2⇒3）

☆コンフィデンス を習得！
☆ディープフォレスト を習得！
☆クラウト を習得！
☆初習得ボーナス：各FPが6増加した！

◇通常獲得：各CP･FPが5増加した！

次元タクシーに乗り カミセイ区 H-4：チェックポイント《森の学舎》 に転送されました！


れいか(38) に移動を委ねました。

カミセイ区 H-3（沼地）に移動！（体調30⇒29）
カミセイ区 G-3（沼地）に移動！（体調29⇒28）
カミセイ区 G-2（沼地）に移動！（体調28⇒27）
カミセイ区 F-2（森林）に移動！（体調27⇒26）
カミセイ区 E-2（森林）に移動！（体調26⇒25）

［787 / 1000］ ―― 《瓦礫の山》溢れる生命
［347 / 1000］ ―― 《廃ビル》研がれる牙
［301 / 500］ ―― 《森の学舎》より獰猛な戦型
［75 / 500］ ―― 《白い岬》より精確な戦型



―― Cross+Roseに映し出される。

　

　

　

　　　ザザッ――

　

画面の情報が揺らぎ消えたかと思うと突然チャットが開かれ、

時計台の前にいるドライバーさんが映し出された。



　





　







　




　

チャットが閉じられる――