［基本］OK.　［戦闘］OK.　［戦闘:エイド1］OK.　［戦闘:エイド2］OK.　［戦闘:エイド3］OK.　［取引］OK.　［スキル］OK.　

八日目

「やりすぎちゃったかな？」
「これで一体！」

　梅楽園で、オレたちに倒された動く梅の木とやらは、今では横たわって動かない梅の木になりはてている。倒木を避けるようにして奥のほうに行くと、なにやらアマいにおいがする売店があって、そこにはガキが二人店番をしていた。と、空から突然ピンク毛をしたジョシコーセーが現れて、ガキどもが売っている団子を買うと満足したらしく唐突に姿を消してしまう。何が起きたのかまるで分からなかったが、ガキどものやり取りをぼーぜんと見ていたオレは、少し力が湧いてきたような気分になる。

「つまり、なんだったんだ一体」
「あれがロストってやつなのかな？」
「あいつらの願いを叶えてやれってことか」

　フミと楽タローと三人で顔を見合わせる。どういう理屈かまるで理解できないが、少なくともオレたちの目的のひとつは、これを続けていくことにあるようだ。ベースキャンプから離れて調査範囲を広げながら、得られた情報からいくつかのポイントに行く。一人二人でできるようなコトではなく、ざっと千人規模の人間がこのハザマ世界に連れて来られているのも納得できる。

「それってようするに人海戦術ってことか？俺たちはその中の一人になってくれと」
「まあ勇者さまって柄じゃないけどねー」

　楽タローの言葉に、フミがオレたちを等分に眺めながら言う。別に否定はしないが、くさしているわけでもない。大勢いるというのは、誰かのミスを誰かがカバーできるということだ。スーパーマンが一人でなんでもしてくれるよりも、大勢がヒーローになろうとする世界の方が健全に決まっている。この趣味の悪い夢のような世界に、健全なルールがあるらしいことにむしろ安堵したくなる気分だ。

「めずらしくマトモっぽいこと言うのはいいけどさ。これからどーすんの？ベースキャンプに帰るって話だけど」

　次元タクシーとやらに乗って出発したばかりだったが、早々に帰ってあらためてポイント調査に加わろうと思う。それがオレの意見だった。

「だったらなんで出発したんだよ」
「知りてーか？」
「ああ」
「深く考えてなかったからだ」

　完璧な理屈で楽タローを論破してみせる。オレたちの実力を考えれば、何が出るかわからない未踏査地域を歩き回るよりも、ポイント調査に参加したほーが、人海戦術の頭数の一人にはなりやすいだろう。どうやら歩き回る組は、疲労を回復させるための相応のメンバーがいた方がいいらしく、それがいないオレたちはピンポイントの調査に集中したほうがリスクが少ないのではないかと思える。

「いいからさー。それならそれで出発しようよ」
「いやそれがそうもいかなくてな」
「なんで？」
「久しぶりにアンジニティのお客さんらしーぜ」

　もともと勝てるとは思っていないのだが、アンジニティの「侵略者」たちは少数なだけに強い連中が揃っていていっそ感心させられるほどだ。オレとしては引き分ければ最高、生きて逃げ延びればOKというくらいのつもりでいる。
　そんなトクもないことを承知で、機会があればアンジニティとの遭遇は拒まないつもりでいるのだが、理由は簡単で、強い連中の相手をしておかないと、オレたちが調査を進める中でいずれ手詰まりになることがわかりきっているからだ。少しでも強くなる方法を知りたいなら、強いヤツらを探すことが一番だろう。

「そんなことを言って、実際は深く考えてないんだろ？」
「もちろんだぜ。だから早いトコ逃げられるように祈ってくれ」
「はいはい無駄口たたかないで。来たよー」

　いかにもヤル気のありそうな、三人組が近づいてくる。どーか無事でいられるようにと、オレは信じてもいないカミサマとやらに手を合わせて十字を切ったような気分になっていた。

解析LV を 3 DOWN。（LV5⇒2、+3CP、-3FP）

領域LV を 10 UP！（LV5⇒15、-10CP）
防具LV を 7 UP！（LV50⇒57、-7CP）

楽タロー(1285) により ItemNo.15 花びら に ItemNo.16 羽 を合成してもらい、何か柔らかい物体 に変化させました！
　⇒ 超絶合成！［ 2 3 3 = 8 ］不発！
　⇒ 何か柔らかい物体／素材：強さ10／［武器］治癒10(LV20)［防具］命脈10(LV25)［装飾］防御10(LV20)

楽タロー(1285) により ItemNo.12 花びら に ItemNo.13 花びら を合成してもらい、駄物 に変化させました！
　⇒ 超絶合成！［ 3 1 2 = 6 ］不発！
　⇒ 駄物／素材：強さ10／［武器］攻撃10(LV50)［防具］活力10(LV50)［装飾］体力10(LV50)

ItemNo.14 良い石材 から防具『ロブスターテイル』を作製しました！
　⇒ ロブスターテイル／防具：強さ134／［効果1］防御15 ［効果2］－ ［効果3］－


おぺら(269) とカードを交換しました！

強撃 （ハードブレイク）


マナポーション を研究しました！（深度0⇒1）
マナポーション を研究しました！（深度1⇒2）
マナポーション を研究しました！（深度2⇒3）

ツインブラスト を習得！
インディグネイション を習得！
ディスインフェクト を習得！

◇通常獲得：各CP･FPが5増加した！

フミ(961) は 鉄板 を入手！
マッケンジー(1144) は 鉄板 を入手！
楽タロー(1285) は 石英 を入手！
フミ(961) は 毛 を入手！
フミ(961) は 毛 を入手！
楽タロー(1285) は 赤い薔薇 を入手！

▼エイド化候補（基本行動にてエイド化可能）
マッケンジー(1144) のもとに チンピラ がものすごい勢いで駆け寄ってきます。
マッケンジー(1144) のもとに ホスト が恥ずかしそうに近づいてきます。

チナミ区 D-2（ベースキャンプ）に戻りました！
体調が全回復しました！

『チナミ区 E-5：チェックポイント《出発地》』へ採集に向かうことにしました！
　　 - マッケンジー(1144) の選択は チナミ区 E-5：チェックポイント《出発地》

MISSION!!
ヒノデ区 E-4：海鳥カフェ を選択！
　　 - マッケンジー(1144) の選択は ヒノデ区 E-4：海鳥カフェ

［787 / 1000］ ―― 《瓦礫の山》溢れる生命
［347 / 1000］ ―― 《廃ビル》研がれる牙
［301 / 500］ ―― 《森の学舎》より獰猛な戦型
［75 / 500］ ―― 《白い岬》より精確な戦型



―― Cross+Roseに映し出される。

　

　

　

　　　ザザッ――

　

画面の情報が揺らぎ消えたかと思うと突然チャットが開かれ、

時計台の前にいるドライバーさんが映し出された。



　





　







　




　

チャットが閉じられる――

ヒノデ区、海鳥カフェ。

眺めの良い海辺･･･とは、ハザマではあまり言えないが、

お店自体はイバラシティでの様子とあまり変わらないように見える。

　

･････ある点を除いて。

　






　

一切の鳴き声をあげず、カフェの周囲を飛んでいる。

その目は既にこちらを捉えており、巨体が静かに近づいてくる･･･