「う」
小さな呻き声に振り向くと……まさに魚紙が倒れる瞬間だった。
飛びついてその身体を抱き止めると同時か、魚紙が子供のように大声を張り上げて泣き始めた。
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七坂 「おい!サカちゃん!しっかりしろ!おい!! …………!!」 |
同期される記憶から魚紙に何が起きたかを知る――
http://lisge.com/ib/talk.php?dt_p=2559&dt_s=337&dt_sno=19249019&dt_jn=1&dt_kz=20
……このままでは戦える状態ではないと判断するのに時間はかからなかった。
一緒に流れ込んできた俺の感情は……無視した。俺にはそれができる。
大丈夫だ。魚紙の情緒における緊急時対応方法……精神の封じ込め方法については俺でもできるようにされている。
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「……じゃあ、アリカいらなくない わたしとフーとレンと銀貨とサカだけで充分じゃない?」 |
(こんな時によ、思い出さなくったっていいんじゃねえの!)
思わず乾いた笑いが漏れてしまう――焦っていると自覚できる。まだ、俺はやれる。
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七坂 「頭首!暇してませんか!?」 |
どこへなくとも叫ぶ。
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蛇目 縁子 「よぉ~七坂の息子。随分大変そうじゃないか。暇だよヒマヒマ。」 |
積極的に干渉はしないと言っていたが――この人間には一族には甘い所がちゃんとある。
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蛇目 縁子 「お前ぐらいだぞぉ、私を呼びつける者なぞ。」 |
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蛇目 縁子 「ま、お前の考えはわかっている……代わりの戦力を入れておいてやろう。」 |
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七坂 「! ありがとうございます。」 |
魚紙を抱えてベースキャンプへ走る――
俺にできることは、本当に少ない。
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蛇目 縁子 「でも我が戦うのは嫌だの~」 |
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蛇目 縁子 「ピコーン!七坂を連れてくればよい!」 |
銀貨(321) から
5 PS 受け取りました。
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銀貨 「僕らの財力もここに持ち込めたら良かったのにね?」 |
エナジー棒(30 PS)を購入しました。
すごい石材(400 PS)を購入しました。
エナジー棒(30 PS)を購入しました。
エナジー棒(30 PS)を購入しました。
エナジー棒(30 PS)を購入しました。
武術LV を
5 UP!(LV0⇒
5、-5CP)
装飾LV を
5 UP!(LV45⇒
50、-5CP)
銀貨(321) の持つ
ItemNo.3 すごい石材 から装飾『
石のカフス』を作製しました!
煉(661) の持つ
ItemNo.13 すごい石材 から装飾『
Wi-Fiアンテナ』を作製しました!
ItemNo.2 石英 から装飾『
ツーハンクォーツ』を作製しました!
⇒ ツーハンクォーツ/装飾:強さ90/[効果1]地纏10 [効果2]- [効果3]-
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蛇目 縁子 「ちょちょいのちょい」 |
煉(661) により
ItemNo.14 すごい石材 から射程1の武器『
バブリーなジュリアナ扇子』を作製してもらいました!
⇒ バブリーなジュリアナ扇子/武器:強さ180/[効果1]体力20 [効果2]- [効果3]-【射程1】
りりぃ(85) により
ItemNo.12 ビーフ から料理『
炭火焼き牛串』をつくってもらいました!
⇒ 炭火焼き牛串/料理:強さ27/[効果1]活力5 [効果2]体力5 [効果3]防御5
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りりぃ 「えっと…食べやすいかなと…串焼きにしてみました」 |
アイリ(893) により
ItemNo.14 バブリーなジュリアナ扇子 に
ItemNo.1 駄物 を付加してもらいました!
⇒ バブリーなジュリアナ扇子/武器:強さ180/[効果1]体力20 [効果2]攻撃10 [効果3]-【射程1】
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アイリ 「駄目なんかじゃあないわよ。立派に役立ってね」 |
リリィ(494) とカードを交換しました!
アミティエに届け!
(サステイン)
レッドショック を研究しました!(深度0⇒
1)
レッドショック を研究しました!(深度1⇒
2)
大爆発 を研究しました!(深度0⇒
1)
ストライク を習得!
レッドショック を習得!
フロウライフ を習得!
アイアンナックル を習得!
◇通常獲得:各CP・FPが5増加した!

[770 / 1000] ―― 《瓦礫の山》溢れる生命
[336 / 1000] ―― 《廃ビル》研がれる牙
[145 / 500] ―― 《森の学舎》より獰猛な戦型
[31 / 500] ―― 《白い岬》より精確な戦型
―― Cross+Roseに映し出される。
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白南海 「うんうん、順調じゃねーっすか。 あとやっぱうるせーのは居ねぇほうが断然いいっすね。」 |
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白南海 「いいから早くこれ終わって若に会いたいっすねぇまったく。 もう世界がどうなろうと一緒に歩んでいきやしょうワカァァ――」 |
カオリ
黒髪のサイドテールに赤い瞳、橙色の着物の少女。
カグハと瓜二つの顔をしている。
カグハ
黒髪のサイドテールに赤い瞳、桃色の着物の少女。
カオリと瓜二つの顔をしている。
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カグハ 「・・・わ、変なひとだ。」 |
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カオリ 「ちぃーっす!!」 |
チャット画面に映し出されるふたり。
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白南海 「――ん、んんッ・・・・・ ・・・なんすか。 お前らは・・・あぁ、梅楽園の団子むすめっこか。」 |
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カオリ 「チャットにいたからお邪魔してみようかなって!ごあいさつ!!」 |
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カグハ 「ちぃーっす。」 |
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白南海 「勝手に人の部屋に入るもんじゃねぇぞ、ガキンチョ。」 |
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カオリ 「勝手って、みんなに発信してるじゃんこのチャット。」 |
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カグハ 「・・・寂しがりや?」 |
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白南海 「・・・そ、操作ミスってたのか。クソ。・・・クソ。」 |
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白南海 「そういや、お前らは・・・・・ロストじゃねぇんよなぁ?」 |
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カグハ 「違うよー。」 |
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カオリ 「私はイバラシティ生まれのイバラシティ育ち!」 |
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白南海 「・・・・・は?なんだこっち側かよ。 だったらアンジニティ側に団子渡すなっての。イバラシティがどうなってもいいのか?」 |
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カオリ 「あ、・・・・・んー、・・・それがそれが。カグハちゃんは、アンジニティ側なの。」 |
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カグハ 「・・・・・」 |
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白南海 「なんだそりゃ。ガキのくせに、破滅願望でもあんのか?」 |
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カグハ 「・・・・・その・・・」 |
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カオリ 「うーあーやめやめ!帰ろうカグハちゃん!!」 |
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カオリ 「とにかく私たちは能力を使ってお団子を作ることにしたの! ロストのことは偶然そうなっただけだしっ!!」 |
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カグハ 「・・・カオリちゃん、やっぱり私――」 |
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カオリ 「そ、それじゃーね!バイビーン!!」 |
チャットから消えるふたり。
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白南海 「・・・・・ま、別にいいんすけどね。事情はそれぞれ、あるわな。」 |
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白南海 「でも何も、あんな子供を巻き込むことぁねぇだろ。なぁ主催者さんよ・・・」 |
チャットが閉じられる――
PL / elec.